2016年2月14日日曜日
加藤紗里とデキる狩野英孝はバカか? 尊敬すべきか? 憐れむべきか?
加藤紗里(25)はスゴい。おそらく日本芸能史上に名前が残る傑物である。これからはpre加藤紗里、post加藤紗里という時代区分になるのである。21世紀も初頭を過ぎようとしているいま、ようやく時代は動いたのである。
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あ、加藤紗里とは狩野英孝(33)の“本命彼女”である。カッコをつけたのは、英孝が本心からはそう思っていないからである。「結婚を前提に〜」と口説いたところにつけ込まれているのである。紗里、そこを握って離さないのである。それにしても命知らずの英孝である。
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実は、今月10日のこのブログに、加藤紗里について以下のように書いたのである。
《大人気とはいっても、しかし微妙である。みなから愛されるアイドル、憧れのスターというわけではない。すまんのう、いやらしいいいかたで。しかしプロレスでいうヒール(Heel=悪役)人気でもない。まずは中身のほうからいってしまえば、“狩野英孝の本命彼女”のひとことから伝わるイタさが最大のポイントである。》
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しかしそれからわずか4日目の今日、加藤紗里関連のニュースをダラダラと振り返ってみると、驚くべき急成長を遂げていたのである。加藤紗里、芸能界におけるヒール(Heel=悪役)を再定義しそうな気配なのである。いわゆるリアリティものと現実とのさらに中間をいく感じである。このままこのバランスを巧みに操ることができれば、面白くなると思うのである。
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たぶんブログの前日、2月9日に放送された『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)がきっかけになったのである。また過去のブログの引用で恐縮だが、その放送についてブログにはこう書いたのである。
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《そこに、いまがチャンスとばかりにテレビに出まくる抜け目のなさ、そして妙な強気、サバけて繰り返すタメ発言である。なんだコイツは? 気分を煽るのである。ついでに狩野英孝と共演した『ロンドンハーツ』(テレビ朝日、2月9日放送)では、英孝からもらったタイからの帰国旅費20万円が実は半分の10万円だったり、これも英孝からもらったといっていたネックレスが元カレからのプレゼントだったりということがバレているのである。バレても案外、平気な顔なのである。そういうヤツなのである。》
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このとき書き忘れていたが、紗里が英孝をブログなどで「英孝」と呼ぶけれども、英孝、プライベートでは「英孝」と呼ばれたことがないという話もあったのである。で、ウソの数々がバレてもシレッと切り抜けられたことで、紗里、自分の道を掴んだに違いないのである。なんだかやっていけそー、な感じである。
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とはいえ、これまでは共演者側にも油断があったのである。加藤紗里、まだ素人扱いだったのである。とくにトークに関しては、みなまったくのド素人だと思っていたし、実際にそうだったのである。いつもの素人をいじる感覚で鷹揚に構えていたら、おもわぬくせ者であったのである。であるからキャラを読まれたこれからの第2ラウンドが、紗里の正念場である。
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実は川本真琴(42)と加藤紗里との二股が発覚した今月アタマの時点では、新しいヒール像をいままさに切り拓こうとしていると期待させたのは、狩野英孝のほうだったのである。しかし、新しいヒールは紗里のほうだったのである。今月6日のブログにはこう書いてあるのである。引用もこれで最後なのでご容赦。
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《テレビの枠を超えて芸能界全体とその周辺までも巻き込んだこのお笑いのカタチというのは、これからの新しい流れだと思うのです。テレビはむかしから、現実に起きているさまざまなトピックをすくいあげて見せるというのが、番組づくりの主な手法のひとつでした。それがいつのまにかテレビ向けに用意されたものばかりを扱うようになって、つまらなくなったのです。
このあたりのところ、テレビで制作に関わっている人間の嗅覚が鈍くなっているのか、現実がつまらなくなっているのか、おそらくはその両方だとは思いますが、英孝は軽々とその限界を超えているのです。これからは英孝がどしどしトピックを提供していくのです。》
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これを、本人意識してはいないとは思うのだが、紗里がやってくれるのではないかと期待しているのである。本命ヒール。狩野英孝もしかし、そんな加藤紗里に道を開いたということで、少しはエラいのである。
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でもって加藤紗里、着々とやってくれているのである。井上ハム造(59)の部下、駒井千佳子(50)にインタビュー終了後「今別れたら、いくら取れますかね?」と質問したというのである。「いくら欲しいの?」と聞くと、「90万」と即答したそうである。「なんでそんな中途半端な金額なの?」と驚くと、「だって英孝、お金ないから、3ケタ言うとビビるじゃないですか」だったのである。これ、エグいというのか可愛いというのか、ちょっと読み切れないところが絶妙なのである。
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また「FRIDAY」(講談社、2月12日発売号)で22歳のモデルが「狩野英孝はいまも私を口説いています」と告白し、おせっかいなプロインタビュアー・吉田豪(45)氏がツイッター上に「加藤紗里さん聞いてください」とその記事をアップしたのだそうである。すると紗里「それがなにか??もう冷めてるんでお好きにどうぞ」とアカンベーの絵文字つきで反応したのだそうである。
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さらに、ただいま2月14日の午前9時すぎなのでもうすぐ放送がはじまる『サンデー・ジャポン』(TBS)に、「印籠を渡す!!」意気込みで出演なさる予定なのである。引導ではなく印籠である。印籠を渡されては助さん格さん困り果ててしまうのである。バカなのか可愛いのか、そこは受け取り方の問題になるのである。もし、外見がもう少しヒト寄りであったならば、可愛いと判断する人も多かったと思うのである。残念なことである。
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繰り返しになるが、加藤紗里(25)は凄いのである。2016年の台風の目になるかもしれないのである。つい先だってまでは素人だったゆえの馬脚をあらわしても大丈夫なのである。私には秘策があるのである。私にあってもしかたがないので、紗里が目にしてくれることを願いつつここに書くのである。あまり文字には慣れていないようなので期待はしていないのである。
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もし万一、人気が軌道に乗らなかった場合には、加藤茶(72)の45歳年下の妻、加藤綾菜(27)とコンビを組むのである。紗里と綾菜の加藤シスターズである。キャラクターだけならこまどり姉妹とも対等に闘える始祖鳥姉妹である。叶姉妹となら、肉体的にも貧乏さ加減も対照的なのでうまくスイングするはずである。
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それにしても、公称年齢でいえば、紗里と綾菜は2歳しか違わないのである。私が信じる綾菜40歳説に従うとすると、紗里は38歳である。いいところな感じである。しかも紗里には、去年12月に務めていたキャバレーの同僚のカバンから約20万円を盗んだ疑惑も浮上しているのである。ぴったりではないか。
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こどものころから「人は見かけによらない」とか「人を外見で判断してはいけない」とかいう教えのなかで育ってきた私は、いまたいへんに困惑しているのである。加藤紗里も加藤綾菜も、見た目の通りの怪しい人間ではないか。考え方を改めなければならないのである。
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しかも、私は「身元のしっかりした」あるいは「どこの馬の骨かわからない」というような人物評定のしかたを嫌っていたのである。それも改めなければならないのである。人は見た目、身元である。あまり芳しくはないが、それもこれも加藤茶と狩野英孝のせいである。(了)
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