テレビ朝日で毎週土曜日の夕方６時から『人生の楽園』という30分番組がある。それまでの都会暮らしを止めて田舎で暮らしはじめた実年というのか、およそ60歳前後の方々を紹介している。古民家カフェとか古民家レストラン、古民家民宿などに取り組んでいる方々が圧倒的に多く、ときおり営農者がまじる。
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先日（３月９日）は日光のダム湖の畔で古民家民宿を営んでいる63歳と61歳のカップルが登場した。客は１日１組限定だそうだ。素人目で差し出がましいようだが、経済的には余裕があるとは思えない。しかし画面上は楽しげだ。
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印象に残ったのは、このカップルはご夫婦ではなく“パートナー”だということだった。同棲するようになったのはまだ田舎暮らしをはじめる前からで、これで約11年になるという。その経緯について番組で明かされることはなかったけれども、ときどき男のほうの北海道の親戚から食材が届くそうだから（このときはスケソウダラを干した棒ダラ）、ムリヤリ駆け落ち同然に、というわけでもなさそうだ。
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こういう落ち着いた内縁関係もあるのだなあ、と妙に感心していたらこの人たちのことを思い出した。
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◆『東スポWeb』2019年3月12日
【ゾゾ前澤社長と剛力彩芽、破局へ向け協議との情報…共に仕事不調、ゴールなき交際に限界か】
《 3月6日、女優・剛力彩芽が東京・表参道で行われたイヴ・サンローラン・ボーテのスペシャルイベント『VOLUPTE LAND』オープニングセレモニーに登場し、そこで自ら語った“SNS炎上の理由”が話題となっている。
剛力が報道陣の前に姿を現したのは、ZOZOTOWN運営会社のZOZO・前澤友作社長との交際報道以後、初めてのこと。この日のセクシーなドレス姿と豪華な会場が「インスタ映えするのでは？」と取材陣に聞かれ、こう答えたという。
「1年前まで事務所に許可を得て投稿していたのですが、もうちょっと自分のタイミングで上げたいなと思うようになって、いくつか上げたら見事に炎上しました」
同時に、久しぶりに公の場に姿を見せたことについて質問されると、「休んでいたわけではないけれど、充電期間を大切にしていきたい」と、苦笑いする様子も見せたという。
「実は、剛力と前澤社長が破局に向けて話し合いを始めたという話があるんです。本人も自覚しているように、“自分のタイミング”でアップした前澤社長との交際を匂わす投稿が炎上し、剛力さんはそれ以降、仕事が減ってしまった。かといって、前澤社長は“結婚しない男”として知られ、婚外子が3人いることも認めています。剛力さんが仕事を失ってまで前澤社長との交際を続けたとしても、結婚してくれるわけでなない。そのことが、今になってジワジワとダメージになってきているようですよ」（芸能関係者）
この関係者によれば、前澤氏のツイッターアカウントのプロフィールから「剛力彩芽さんが彼女です」という一文が消された1月の時点で、2人の関係はすでによくない方向に向かっていたという。
「前澤社長が何かと話題を振りまいてはきたものの、今年に入ってからZOZOの業績も落ちてきてしまった。派手な印象がある前澤社長ですが、仕事に関しては実業家としてストイックな面もある。今は仕事に打ち込む時期と判断したようです。剛力さんも、もともと真面目な性格ですから、恋愛を経験したことで一皮むけて、女優業で開花してくれるんじゃないかと、制作関係者の間では2人の破局を前向きにとらえる声も多いですよ」（同）
2人は今年の春をどう迎えるのか――。その決断に注目が集まる。》
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「ゴールなき交際」かあ。やっぱり結婚というゴールがあっての正しい交際ということなんでござんしょね。世間さま的には。official。しかしもうofficialになったその瞬間から熱が引いていく、という方も中にはいらっしゃるようで。それがたぶん結婚しない主義の前澤友作（43）なのかな。だとしたら前澤友作、獣なみに欲望に忠実だわ。
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世間の大多数には、とりあえず法律でお互いを縛りつけていないと安心できないという気分がある。と思う。老後はどうすんのよ、の問題もあるし。
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その点、人間なんて気まぐれだから、つまりひと皮めくればみんな浮気性、と見定めて否が応でも簡単には別れられないようにしておけば、またそのうち互いのいいところが見えてくるようにもなる。
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わかるなあ、トシとともにだんだんわかるようになってくる。それがいいことか悪いことなのかはわからないけど。
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それにそもそも現実問題として入籍しない生き方はいちいち説明が面倒臭そうだし、なによりずうっと結婚するのが当たり前の環境、精神風土で育ってきているのでなにかにつけアジャストしづらい。
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でもってそういう生きづらさや、やりずらさは、もっぱら女のほうにかかってくる。ここ大事。社会からの同調圧力。男は、いいなあ結婚しなくてもいいなんて、と羨ましがられるくらいがせいぜいだろう。
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したがって、自分は結婚しない主義でさらに認知した子どもが３人いることをあらかじめ包み隠さず伝えて諒承されていたにしても、相手の女が喜んでそれを受け容れたと考えるのは浅はかというものだろう。自分がそういうのでしかたなく同意しているのだ、と考えるのがあたりまえだろう。
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ここに前澤友作（43）のズルさ、冷酷さがある。お前はあのときそれでいいっていったんだから、は通用しないのよ。恋愛はビジネスじゃないんだから。もっといってしまえば恋愛気分に舞い上がった小娘の心につけ込んだわけよ。
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だが一方で、はじめのうちは結婚しなくてもイケると踏んだ剛力彩芽（26）も甘すぎる。結局持ちこたえられなくなっているじゃん。それは芸能人としても人としても、自分で考えるよりも遥かにチカラ不足だったからだ。鈴木京香（50）を見てみい。女優としての地位を確立しているから、葛藤はあるにしても外見的には淡々と事実婚でいられている。
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剛力彩芽の場合は前澤友作と別れてなにが残るのだろう? たぶんそれなりの手切れ金のほかはなにもない。それに気がついていまさらながら焦ってしまっているのが実態でしょ。自業自得といえばそうだけれども、オトナと子どもなのである。十分な恋愛経験があり、剛力彩芽がそうなるかもしれないと十分に予見できていながら、意図的に自分の都合のよいようにしかあしらってこなかった前澤友作はたいへん悪い。悪質である。
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ZOZOの経営を見ても傲り高ぶり調子にのって失敗するタイプのようだし、失敗したとしてもイザとなれば裸一貫、みたいな自分本位の考え方しかできていないような気がする。なあ、人には人それぞれに思いや人生ってものがあるわけよ。前澤友作にはそこのところの想像力が欠如している。
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こういう男といつまでもグダグダしていてもしかたがないので、剛力彩芽はいまのうちに全力でねだれるだけねだってむしり取っておくべき。私なら、そうさなあ、月旅行10回分で手を打ってやる。１回１人100億円として〆て1000億円。そしてまた裸一貫で頑張ってもらう。（了）
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