後藤真希(33)の不倫に対する世間の反応がユニークだ。好評というのはいいすぎだろうが、受け容れられている感じがある。あまり叩かれないで済んでいる、お目こぼしをいただいているというレベルではない。男にはセクシー人気が爆上がりし、さらに女からは共感を集めているらしいのだ。
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とりあえずはそれを報告したこの記事からご覧いただこう。
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◆『NEWSポストセブン』2019年3月25日配信
【後藤真希の不倫、“逢瀬に漂う生活臭”で大バッシング回避】
《 かつてアイドルとして一世を風靡した元「モーニング娘。」のゴマキこと後藤真希(33)。3月14日発売の『週刊文春』で、彼女の“ドロ沼不倫”が報じられた。
記事によれば、2児の母である彼女の不倫は、至って“生活臭”がするものだった。相手の男性とはオンラインゲームを通じて交流を深め、連絡手段はSNS。デートの舞台は「ららぽーと豊洲」というファミリー御用達のショッピングモールだった。
後藤と不倫相手は平日の昼間に「ららぽーと」内のシネコンで映画を観た後、男性が宿泊するアパホテルに移動し、2度ほど肉体関係を結んだという。また不倫発覚の“証拠”のひとつは彼女が運転する自家用車のドライブレコーダーの記録だったとされる。
芸能人の不倫密会といえば、会員制のラウンジや高級ホテルを舞台としたゴージャスなものが多い。しかし国民的アイドルだった彼女の不倫には「SNS」「平日の映画館」「ビジネスホテル」という、庶民的なキーワードが躍る。
だからなのか、今回のスキャンダルに対して世の既婚女性たちからの反発はあまり聞かれない。自宅に芸能人の不倫相手を招き入れていた、同じ元「モー娘。」の矢口真里(36)の時の集中砲火と比べれば、その違いは歴然だ。主婦たちの中には、後藤にある種の“共感”を寄せる声すらあるようだ。都内在住の30代主婦はこんな言葉を口にした。
「ゴマキが不倫しちゃった気持ち、痛いほどわかります。私たちが時々感情のタガを外してしまうのは、ふと家事や子供の世話などの日常に疲れてしまったとき。何も不倫相手には特別さやリッチさなんて求めていないんです。本当に気を許せる相手なら、『普通』のシチュエーションのほうが一線を越えやすい」
彼女の“禁断の逢瀬”は、「等身大の主婦」の“理想”を体現していたのだ。》
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なーんか、最後のしめくくり部分の視点が微妙にズレて男の都合のいい願望が潜り込んでしまっている。いちおう「都内在住の30代主婦」のコメントなのにね。
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もう少し女の立場からの意見を聞かせてもらえれば、たぶんこういうことになるのだろう。(↓)
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◆『デイリースポーツ』2019年3月17日配信
【上沼恵美子 結婚後、男は女として扱わなくなる…後藤真希の不倫心理を分析】
《 上沼恵美子が17日、読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」に出演し、元モーニング娘。でタレントの後藤真希が元カレと不倫したことに関連し、「男の人は結婚したら女として扱ってくれない。男性の方、気を付けて」と呼びかけた。
番組では後藤の不倫についてトークを展開し、番組独自で「思わず元カレを求めてしまった瞬間」としてアンケートを実施した。その中に「今の彼氏と遠距離になって近くにいる元カレが恋しい」「子供が独立して寂しくなった」などの声があった。
上沼は「結婚したら男の人は女として扱ってくれないのよ。男性の皆さん、ほんま気を付けて下さい」と男性がとってしまいがちな行動を指摘。「それでちょっとさびしくなったのよ。同じ壁を見て同じ洗濯をして同じベランダで。鳩がよく飛んできてピーコちゃんて名前まで付けて。そんなことしてたらオモロないからちょっと魔が差すの」と女性の心理を訴えた。》
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ベタベタのベタで古いけれども女が後藤真希の不倫をわが身にひき付けて解釈しようとすると、いまでもこういうことになるのか、という見本だ。ちゃんといいわけも用意されている。しかしまず基本に欲望があるのよ。それを誤摩化しちゃいけません。そこのところに後藤真希の不倫を評価する立場があるのでしょうよ。
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しかしちょっと危険な揺らぎを再び日常のなかに畳み込むのには、やはりこれだろうなあ。
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えーと、そういう後藤真希の不倫に対する世間の“そりゃマズいけどウエルカム”な反応の要因には、まず第一に、ここには世間の方々を脅かすなにものもないことがある。つまり、妻の立場からすれば仮に夫のまわりに後藤真希がウロウロしていても気にならないという確信がある。と思う。仮にこれが記事中でも引き合いに出されている矢口真里(36)だったらそうはいかないだろう。ヤバい!! と警戒するはずだ。
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それは、矢口真里を「肉食」だとすれば、後藤真希はちょっとなにを食べているのかわからないヤツだからだ。生活臭とかふつうであることとか庶民的であることとかが世間の寛大さの理由にされているけれども、実は後藤真希は自分とはまったく違う世界の人間、決して混ざり合うことのない人間という認識があるから寛大になれるのだ。
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訪ねてくるファンを自宅にあげて遊んだり、甥っ子が17歳になるまで一緒に入浴していたり、夫がもともとは実の弟の友達だったり、というエピソードを聞いても具体的な人物像はなかなか把握しづらい。なにか別世界の人間だ。
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夫は3歳年下の鳶職、弟には窃盗などの前科があり、母親は自殺、とかなり激しさをイメージさせる環境でもある。で、さらに重要なところは今回の不倫相手が5歳年下の元カレだという点。後藤真希は、なにか別世界の後藤真希ワールドから一歩も外に出ないのである。リッチではないらしいのも神経を逆撫でされなくていい。ここには世のミセスを脅かすなにものもない。
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そのうえで「だわよねー、私達だって浮気くらいしたいわよねー」というカタルシスがくる。そのカタルシスのなかで遊ばせる想像は、それほど裕福でもない若妻が日常に倦怠を感じて浮気してみたけれどもそれほどよくなくて、また日常に戻る、みたーいな、なーんかモノクロのフランス映画みたーいな、ヌーベルバーグみたーいな。
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さて、男にとっての後藤真希は、久しぶりに現れたリアルセクシーアイコンである。なんのことだか。つまり具体的にあんなことやこんなことを想起させる芸能人なのである。グラビアモデルだのセクシー女優だの色気を売り物にするタレントはそれこそ星の数だけれども、それはいってみればビジネスセクシーであってリアルではない。
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愛人河村季里(75)と手に手を取って失踪、タイへ逃亡し、そしてなぜかベリーショートカットで現れたころの高橋恵子(64)、売れないミュージシャンの夫に殴られて曲った鼻で記者会見に出てきた夏樹陽子(66)、当時は名前を聞いただけでヤラシー方々がおられました。そうそう、スキャンダルタレントともいうわけですよ。はい。
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しばらく真空地帯だったそこにすっぽりはまったのが後藤真希なわけである。男たちの妄想が一気に日本上空を覆ったのが私には見えたのである。ごくふつうの暮らしをしている後藤真希がフリン!! その後藤真希は元アイドル!! ショタコン!! 変態の匂い!! 痴熟女!!
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モノクロームな夢とはまるで正反対の極彩色の妄想。こうして後藤真希は女と男双方のカタルシスを満足させるたぐいまれな存在になった。こんなことこれまでになかったのではないか?
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そんな後藤真希をこのまま自宅謹慎させる手はない。いや自宅謹慎させつつワケのわからない思わせぶりな詩なんかを書かせれば、男女対応の綱渡りはできる。たぶん売れる。うむ。その際にはぜひゴーストをやりたい。ギャラはパーセンテージで。お願い。(了)
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