『こころの真実』かあ。いきなり“自分なりの真実”だと告白しているようなものだな。後だしジャンケン、身勝手な自己弁護、ともいう。とうぜんサブタイトルにある「23年のすべて」などでは決してない。そもそも「23年のすべて」が1冊の本に納まるわけもない。タイトルまわりから紋切り型の極みで、編集者、やる気なさすぎ。その気持なんとなくわかるけど。なんのことかといえば(↓)これだよ〜ん。
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◆『東スポWeb』2019年3月5日配信
【河野景子が自傷行為、円形脱毛症を告白 離婚の裏に「花田光司」の喪失】
《 5日のフジテレビ系「ノンストップ!」は、元貴乃花親方(元横綱)の花田光司氏(46)と昨年10月に離婚した河野景子(54)の独占インタビューを放送した。
この日、発売した離婚後初エッセー「こころの真実 23年のすべて」(世界文化社)の宣伝を兼ね、取材に応じた。花田氏との結婚生活から離婚まで、すべてを赤裸々に語っている河野は「私の心の真実をきちっとここで活字にしようと思った」と話した。
1995年に挙式し、8歳年上の姉さん女房として支えた。アナウンサーだった河野にとって「全く違う生活」がスタートした。
花田氏は「貴乃花光司」と「花田光司」の顔を繰り返し、引退して部屋を持つころには「(花田光司は)だんだん少なくなってきたというのは正直なところ」と、仕事への比重がどうしても大きくなったという。
国民的スターだった横綱との結婚。華やかな生活の裏で、河野には異変が生じていた。嫌がらせや誹謗中傷の手紙が送りつけられ、精神的に追い詰められた河野は錯乱状態に陥り、壁に頭を打ちつける自傷行為を行っていた。
6年前には、ストレスから円形脱毛症になり、かつらをつけて生活していた。「それがきっかけになって自分の人生を見直そうということになりました」
花田氏はますます仕事にのめりこみ、いつしか、大好きだった「花田光司」を喪失。花田氏の「河野で仕事をしてみたらどうか?」の声がけもあり、2016年に会社を設立して、話し方講座などで全国を回る活動を始めた。
23年の結婚生活にピリオドを打った河野は、紆余曲折を乗り越えて新たなスタートラインに立った心境を明かしつつも「彼は必要だった」「私をつくり上げる一つひとつでありました」と振り返った。》
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「私のこころの真実」とシレッといえるところが河野景子(54)なのだろう。ふつうはとてもそうはいかない。「こころ」、「真実」、こんなに難しいものはないはずなのだけれど、それをこんなにキッパリハッキリいってのけられるというのは、よっぽどの鈍感か間抜けだ。と私は思うぞ。こころは自分自身に対してもウソをつく。でしょ?
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いやそれではあんまりなので子どもっぽい、ということにしておこう。子どもっぽさというのは好意的に見てくれる人にはたいへん可愛らしく映るのだろうけれども、そうでなければただただうざったいか嫌味なだけだ。人を好意的に見ることなどできないへそ曲がりの私はひたすら耐え続ける。
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もうおわかりいただいていることとは存じますが、私は河野景子という人が大嫌いです。これから先、それをご承知のうえでお読みください。
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どういうところをとくにうざったい、嫌味と感じてしまうのか? たとえばこの部分だ。
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「嫌がらせや誹謗中傷の手紙が送りつけられ、精神的に追い詰められた河野は錯乱状態に陥り、壁に頭を打ちつける自傷行為を行っていた」
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そうね、壁に頭を打ち付けての自殺はなかなか難しそうだものね。馬はやるけどね。だから自傷行為。「私はこんなに辛いのよう。どうしてみんな助けてくれないのよう。早く見つけてよう」ということである。人さまに期待しないのであればもっと静かで深刻な方法を選ぶ。
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一般的に自傷行為がなぜ繰り返しおこなわれるかというと、本人としてはその自傷行為の最中にこそ「生きる」ことにフォーカスされるからだ。しかし河野景子の場合は自己アピールに違いないのだ。あああ、こんなに辛い私。そしてそれを後々になって「辛かったの証明」みたいにもち出してくる。デコに大きな傷でも残っているなら別だけれども、イヤだなあ、ホントに。
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しかし残念なことに河野景子が壁にコッツンコッツンやっても、弟子たちは稽古場でガチンコのぶつかり稽古をやっていたのである。ヤワなぶつかり景子にかまっているヒマはなかったのである。口惜しかったら鍛えたその額で瓦割りでも見せてくれ。ボボブラジルのジャンピングヘッドバットでもいいぞ。
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ここもひどい。
「『貴乃花光司』と『花田光司』の顔を繰り返し、引退して部屋を持つころには『(花田光司は)だんだん少なくなってきたというのは正直なところ』」
「花田氏はますます仕事にのめりこみ、いつしか、大好きだった『花田光司』を喪失」
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まるで貴乃花光司と花田光司という2人の人物がいるみたいではないか。ジキル博士とハイド氏か? それは怖い。貴乃花光司と花田光司という2つの面をあわせもつ1人の人間として理解してやろうとどうしてできない? そうしてやるのが最も近くにいる家族ではないのか?
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つまり「私はこんなに辛いのよう。どうしてみんな助けてくれないのよう。早く見つけてよう」の花田景子は夫に対してはきわめて冷淡だったのである。というか夫を理解する余裕も人間性すらももちあわせていなかったのだ。
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あ、「笑顔の中に狂気がありますねえ」(by坂上忍)といわれたように、元親方は確かに急に目を見開いて相手を凝視したりして狂気を感じさせるところがある。しかしそれはそれでまた正直に受け止めればいいだけの話である。「怖かった」と。
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そうではなくて自分が苦手とする『貴乃花光司』と自分にとって都合のいい『花田光司』に夫を仕分けして結婚生活の次第を説明するのはあまりにも身勝手でええかっこしいだと私は思うぞ。そもそも通いの女将さんであったし夫と姑はとっくに断絶したので、私としてはラクな嫁だったと思うのだ。
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でもってこういう女に限って「女は弱い」を前面に打ち出し、凶器にもしてガンガン闘ってくるのである。いやいや、こっちの話ではあるけれど。
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河野景子は『貴乃花光司』と『花田光司』で金を稼ぐ。元相撲部屋の女将さんとして語れることはたぶん多くはないだろう。「弟子は自分の子ども同然ですから」とかなんとかいっているのを聞いたことがあるような気がするけれども、だとしたら箸にも棒にもかからない、いい加減なヤツばかりだったということか。
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元貴乃花親方の妻、元相撲部屋の女将さん、それが彼女のステイタスである。これといった実績を残せなかったフジテレビアナウンサーとしてのキャリアをもち出してもそれほどのポイントにはならない。
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なので、元貴乃花関連での稼ぎがひと段落ついたら次は再婚話ででも世渡りしていくのだろう。こういう人はなんだかんだでけっこうしぶとく生き残る。しあわせになれるかどうか、人に好かれるかどうかは別にして。
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ああ、いったい私になにがあったというのだ? こころの真実はどこに? ではまた(了)
† 里田まい(34)は芸名だが、もともとの表記は「里田米」
†† さくらまや(20)、重本ことり(22)、鈴木福(14)。悪いオトナを見て育つ
††† 林真理子(64)の本のタイトル『美か、さもなくば死を』
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††††† 久保田かずのぶ(39)と「我が家」の杉山裕之(41)が一気飲みデスマッチ。とうぜんいち早くクチが回らなくなって飲むだけの杉山裕之の圧勝だが、ズレているので誰にも相手にされず
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