いまさらジャニーズの異性問題スクープなどめずらしくもない。しかし今回の ジャニーズJr.・阿部顕嵐（20）と私立恵比寿中学・星名美怜（20）の場合はちょっとようすが違う。そしてそれはジャニーズ事務所の内部統制がますます弛んでいることを示し、衰退のプロセスが新しい段階に踏み込んだことを物語っている。ジャニーズ事務所、いよいよダメになってきたなあ、なのである。そのゴシップとは以下の通り。
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◆『文春オンライン』2017年12月2日配信
【ジャニーズJr.・阿部顕嵐とエビ中・星名美怜の誕生日お泊まりデート】
《 12月2日のインターネット生放送「文春砲Live」が、ジャニーズJr.の阿部顕嵐（20）と人気アイドル・星名美怜（20）の誕生日お泊まりデートを報じた。
阿部はバンド形式を強調したジャニーズJr.内ユニット「Love-tune」に所属。今年10月にはZepp DiverCityでの単独公演を成功させた。また現在公演中の舞台「何者」で単独初主演を務めている。
一方の星名は、「ももいろクローバーZ」の妹分である「私立恵比寿中学」の人気メンバー。2012年5月にリリースしたシングル「仮契約のシンデレラ」でメジャーデビューして以降、全シングルがオリコントップ10入り。また、2013年12月にはさいたまスーパーアリーナで単独公演。来年1月4日には武道館ライブを控えている。
取材班は映画館デートなどもたびたび目撃していた。2人の交際は星名の両親も公認のようで、10月13日の夜には、都内でライブを終えた星名が、両親が運転する車で阿部のもとへ向かっていた。阿部もその車に乗り込んだ。
また、11月1日の夜には、ネット番組の仕事を終えた星名が、父親が運転する車で都内の阿部の自宅へ向かっている。星名が再び姿を現したのは、自身の誕生日である翌2日の午前11時。阿部の自宅から自身のソロライブの会場であるマイナビBLITZ赤坂へとタクシーで移動していた。
2016年9月10日放送の「文春砲Live#6」では、星名が女友達とタレント・山形匠（21）の自宅に宿泊したことを報じたが、その際、山形の自宅へ行く前に阿部の自宅に立ち寄っていたことを確認している。
阿部、星名の所属事務所に事実確認を求めたが、両事務所とも期日までに回答はなかった。》
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今回は、まずジャニーズのお相手が違うわけである。お得意さまだったAV女優でもなくお互いさまの年増女優でもない。現役バリバリ20歳の人気アイドルである。20歳と20歳。つまりコレ、言葉が悪くて恐縮でやんすが単なる性欲の処理とはちょっとワケが違うのでやんす。といって恋愛にもどれほどその要素が作用しているのかは知らぬが。
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そんなわけで冒頭でもスキャンダル（醜聞）とは書かずゴシップ（興味本位の噂話）と書いた。格好をつけている場合ではないんでないかい。しかしジャニーズ事務所としてはこちらのほうが遥かにヤバい。AV女優や年増女優を相手にテキトーに遊んだというのと、同い年の恋人がいるというのとではファンの受け取り方がまったく違う。
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ジャニー喜多川なら血相を変えてアイドル失格!! を叫ぶ。と思う。かつてのジャニーズ事務所なら一発退場、即解雇の事案である。これからジャニーズ事務所がどういう対応を見せるか楽しみである。
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もうひとつ驚いたのが星名美怜の父親である。彼氏の自宅に泊まりにいく娘を車で送っている。これだけでも男の私としては信じがたい。車から降りた娘とどういう会話を交わして別れればいいのであろうか? じゃ、頑張れよ!! じゃおかしい。
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ああ、たぶんこの父さんは元ヤンキーなのかもしれないでやんす。20歳の交際を認めて自らの運転で送っていくのであるから、少なくとも貴乃花親方ではない。なにをいっておるのか。いや、ただ貴乃花親方は相撲原理主義の過激派だといういいかたもできる、と思いついたらそのときにいっておきたかったのである。けじめのない体質で申しわけない。
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で、元ヤンキーだとすると星名美怜の父さんは現在40歳そこそこ。想像が勝手に独り歩きしている。ジャニーズ事務所に恋愛禁止という明確なルールはないとはいえ、とくに若いタレントに対してはけじめをつけろ、注意しろ、と指導している、少なくともそういう雰囲気があるであろうことはよくご承知のはずである。
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なのにそのジャニーズ事務所所属の20歳の男にアイドル業の娘をデリバリーしてしまうのである。もしバレて圧力をかけられて私立恵比寿中学の仕事に影響が出たらどうするの? ということは考えなかったのであろうか?
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いやいや、元ヤンキーだからで片付けられる問題ではなくて、やはりジャニーズ事務所の威圧感が世間的にも薄れてきているということであろうと思うのだ。そりゃそうなのさ、９月８日をもって稲垣吾郎（43）、草彅剛（43）、香取慎吾（40）が退所してほぼもう丸３ヵ月、なんら効果的な対抗手段を打ち出せずにいるていたらくを見れば誰だってナメる。
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忖度だのみの遠回しな恫喝を陰で繰り返したところで実行が伴わないことがバレればかえってバカにされるだけである。近藤マッチ彦（53）と契約中のサントリーのノンアルコールビール「オール フリー」のCMに稲垣吾郎と香取慎吾がキャスティングされているのがそのいい例だ。マッチ彦、降りるならご勝手に。
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サントリーとしてはかつてアルコールで警察沙汰を起こした輝かしい実績をもつ草彅剛こそが欲しかったのであろうけれども、それを拒否しつつこの契約に漕ぎ着けたのはさすがのヤリ手・飯島三智（59）といわねばなるまい。
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そんなこんなでどんどん追い込まれているジャニーズ事務所としては、もう櫻井翔（35）を副社長に大抜擢するくらいの思い切ったことをやらないとダメだろう。櫻井翔の父さん・櫻井俊（63）は電通の執行役員である。次はとうぜん取締役を狙いたいところだ。
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であるから櫻井翔としてはジャニーズと電通のパイプを太く太〜くしてCM独占、それで父さんを取締役に押し上げて一石二鳥、加えて親孝行ができて一石三鳥の、いまがチャーンス!! っていうかそのくらい楽しませてくれないとダメだと思うわけよ。思いついたことは何でも書いておこう。
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女帝・メリー喜多川が今度のクリスマスで91歳になることだし、ここで一気に大幅若返りとかなんとかいって誤摩化せば世間的にも通る。かもしれない。最近のジャニーズはもうまったくまともなニュースを発信できていないから活性化の意味でもやる価値はあるであろう。先輩、近藤マッチ彦などブブに乗せて放っておけばいいのである。
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もとい。ここまで追い込まれているジャニーズ事務所の内部統制までがガタガタということになれば内患外憂。ほんとうに危機だらけである。異性問題だけならまだしも所属タレント同士のトラブル、暴力事件などが起きればダメージは計り知れないし、女帝とその弟の健康に影が差せば一気に求心力が失われる。くわばらくわばら。
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栄枯盛衰世のならい。盛者必衰、諸行無常、奢るジャニーズ久しからずや。けど紙おっと間違いた（by荒木経惟）金ならあるんだよなあ、これがまだまだ。（了）
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