2018年2月28日水曜日

混乱と葛藤そのものの田中みな実のこれからを案じる



なあ。ボルトっていうのはネジを切った棒状のほうのことだろ?



◆『スポニチアネックス』2018年2月27日配信
【田中みな実、婚約指輪は「ボルトでもいい」 結婚相手の条件は…】



これをいうなら「ナットでもいい」だろ? なあ。ボルトを指につけてどうするの。ギプスでもあるまいし。そんなことよりも田中みな実(31)が結婚相手の条件を語るというところがもうゲンナリするほどクドすぎるし。世間の関心なさすぎるし。『スポニチアネックス』はネジ、ナットが緩んでいるといわざるをえぬ。



◆『アサジョ』2018年1月26日配信
【マネるな危険!? 田中みな実の好感度アップに男たちから警鐘】



田中みな実の好感度アップとは自虐発言連発からの「根暗」・「闇」・「こじらせ」・「病」キャラ確立ということであるらしい。これに好ましい反応を示したのは、主にそれまではアンチ田中みな実が多かった女たちらしい。で、男たちが鳴らした警鐘は以下の通り、らしい。



《 しかし、こうした流れに困惑しているのが世の男たち。つまり、自虐キャラも田中のルックスがあってこそという声が大半なんです」(女性誌記者)

事実、「そのへんの子が同じ性格なら勘弁」「可愛くても何でも深刻に考える女子とは長続きしない」「一般人で田中みな実のマネは危険でしょ」など、にわかに巻き起こった“こじらせ女子ブーム”に警鐘を鳴らす男性は少なくない。》



ねえ。『アサジョ』バカなの? 女たちの反応からいきなり男たちの反応にお話が飛び、しかも「田中のルックスがあってこそ」といっておきながらすぐに「可愛くても何でも深刻に考える女子とは長続きしない」になる。挙げ句の果てにありもしない“こじらせ女子ブーム”をでっちあげてまでツジツマの合わないままにまとめてしまおうとする。



「根暗」・「闇」・「こじらせ」・「病」キャラの田中みな実に好印象を抱く女たちは自分自身の悩みを見ていて、男は付き合う対象としての女を見ている。ベクトルがまったく異なっている。ここに出てくる一般の女たちは男に好かれたいために「根暗」・「闇」・「こじらせ」・「病」なわけではないのである。なあ、それでなんで「男たちから警鐘」になるの? ありがた迷惑である。『アサジョ』のナットもそうとう弛んでおるといわねばならぬ。



さて、その田中みな実とはいったい何者であるか? 田中みな実がめざす理想をいってみれば、人気アナウンサーとか人気タレントとかそういうものであろう。しかし現実の田中みな実の資質はまったくそれ向きにはできていない。であるから葛藤が起こる。世間の人気者になりたいという夢を捨てられれば、田中みなみはひたすら暗くても穏やかに生きていけるはずなのに。



世間の人気者になりたいという夢は田中みなみに演技を強要する。そうした演技は現実の自分からかけ離れているほどやりやすい。ほんとうの自分ではないという安心があるから。ひとり仮装大会、ハロウィーンである。かくして社員アナウンサー時代のあざといばかりのぶりっ子が誕生する。



そーんな田中みな実はまた一面でたびたび人を裏切る。自分以外のものへの徹底した不信がそうさせる。信じてもいないものに対して信義を尽くすのは滑稽なだけである。そんなわけで田中みな実、まったく付き合いづらい人間である。



自分の本質にそぐわない夢を捨てるか宗教に走るか、たぶん田中みなみにはこのふたつのうちのいずれかの道しかないような気がする。こういう人間にこそ宗教は役立つのであろうし、さらに田中みなみにとって自我の放棄は魅力であろう。





◆『日刊サイゾー』2018年1月19日配信
【田中みな実の“ネガティブ”が止まらない!? 「エッチをすれば寿命が縮む」など意味不明な発言も……】

《 フリーアナウンサー・田中みな実の精神状態が心配されている。TBS時代は「ぶりっ子キャラ」で人気だったが、最近はバラエティ番組で、やたらネガティブな発言をして“心の闇”を感じさせることが増えているのだ。

「誰にも電話できないって思ったときに、涙がすっと出てくる」

「将来に不安しかない。何も楽しみがない。どんどん老いていくだけ」

「とにかく毎日の不満をパソコンに打ち込んでいる」

「子どもは欲しいなという欲は出ていますけど、お父さんいなくてもいい」

こうした発言には「また新たなキャラ作りか」と疑う向きもあるのだが、TBSの元同僚に言わせると「実は、当初は、ネガティブキャラだった」という。

「局に入ってきたばかりの頃は、ぶりっ子キャラではなくて、もっとピュアな感じでした。言われたことを素直にやるような感じ。ただ、お酒の席で『基本的に他人を信用していない』『自分のダメなところばかり気になる』とかつぶやいたりして、先輩アナに『もっと自信を持ちなよ』と諭されていたこともあったんですよ。結局、ぶりっ子キャラでブレークしてからは周囲への態度も変わって、正直、タレント気取りになって不快に思われていたところもありましたから、局内ではあまり打ち解けた人はいなかったように見えました」(同)

そんな新人アナ時代、その美貌ゆえ言い寄る局員男性も多数いたというが、当時の田中アナは「男は基本ウソつき」と口にすることもあったとか。

「酒の席でセックスの話になったとき、彼女が『できればしたくない。相手の男を信用しきれないから』みたいなことを言っていたのを覚えています。『エッチすればするほど寿命が縮む気がする』なんて意味不明なことを言っていて、そのときは周囲が笑って終わりましたが、よくよく冷静に思い返せば、ちょっと病んでいた感じもしますね」(前出の元同僚)

その後は、オリエンタルラジオの藤森慎吾との交際でハッピームード一色になり、そんなネガティブキャラも過去のものとして忘れられていったようだが、元同僚の話が事実であれば、田中アナの本質は変わっていない可能性もある。

最近、田中アナが話題になったのは、昨年9月に雑誌「anan」(マガジンハウス)の表紙に掲載された初セミヌード姿。美乳の“肘ブラ”には男性のみならず女性からも絶賛の声が集まったが、この際にも彼女のネガティブぶりが垣間見えるエピソードがあったという。

「あの企画が持ち込まれたとき、田中さんは『肉体改造に半年間ほしい』と雑誌側にお願いをしたそうですが、関係者の誰にも場所を言わずにひとりでジム通いをして、インストラクター以外の誰にも会わない日々が続いたそうです。その理由が『仕事を口実に誰にも会わなくて済む時間が作れる』という、ネクラなものだったそうで」(出版関係者)

これまた心の闇を感じさせる話ではあるが、田中アナ自身がヌード仕事を受けた理由については「このままでは自分の体を嫌いになっていくと想像したら怖くなった」と、またネガティブな理由を明かしている。やはり彼女の本質はダークなのか……誰もが羨む美人ながら、そのメンタルな部分は闇が深そうだ。》





「エッチすればするほど寿命が縮む気がする」は孤独が深まる、という意味であり、「仕事を口実に誰にも会わなくて済む時間が作れる」というのは、周囲から解放されたい、という意味である。矛盾している。



生来の資質とは相反する理想の自分。そして徹底的な周囲への不信。分裂と拒否。矛盾とアンビバレンツ。ここのところのボルトはきっちりと締まっていて緊張マックスである。いくら暗い告白をしても、だからといって誰のことも受け容れてはいないのだ。不信は不信のまま、矛盾は矛盾のまま。



田中みな実、なんでもいいから芸術家になれば草間彌生(88)なんか軽〜く凌駕する。と私は思う。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月27日火曜日

「少女アイドル」をビジネスにするオトナの醜さを叩け



児童ポルノ販売で神田「湘南堂書店」が摘発されたという昨日のお話の続きといえば続き。ロリコンとかペドフィリアについて語るのはメンドくさいうえに不毛な感じがして昨日は途中からスティーブンセガールに話題を移してしまったのだ。しかしやはりスッキリしない。考えを書いておきたい。



またまた折悪しくといおうか折よくといおうか、低年齢化する日本のアイドル事情についてAFP時事が要領よくまとめている記事を見つけたからというのもきっかけのひとつである。



ただしこの記事には「少女アイドル」というものと犯罪行為であるペドフィリアを同一平面において論じたり、「少女アイドル」のビジネスとしての側面つまり売り手としてのオトナが論じられていなかったりでもの足りない部分がある。



要領よくまとまっているのは「少女アイドル」の現象の部分である。考えるきっかけにはなる。しかしけっこう長い文章なのでメンドくさい方は飛ばしていただいてもけっこうでごわっす。





◆『AFPBB News』2018年2月26日配信
【少女アイドルに熱中する日本 「崇拝」か「小児性愛」か】

《 東京の雑多な街角。狭く薄暗い会場で中年男性たちがステージ上に声援を送っている――彼らが熱狂しているのは6歳(取材当時)の少女だ。

「あいちゃん6さい(現在の活動名は「あいちゃん7さい」)」は髪にリボンを着け大人のようなメイクを施しているが、まだ非常にあどけない。

あいちゃんのように小規模なステージで活動する少女たちを日本では「地下アイドル」と呼び、それが問題視されることもない。しかし、ここで見られるある風潮が未成年者を危険にさらしていると人権団体は訴える。日本では幼い少女を性の対象にすることへの危機意識が極めて乏しいというのだ。

日本では児童ポルノの「単純所持」が2015年にようやく摘発対象となったばかり。先進国の水準に追いつかんとするが、子どもの性を商品化するビジネスは法の目をかいくぐり、当局とのいたちごっこが続く。

ある地下アイドルのライブ。セキソウイチロウさん(当時40)は男性ファンの人混みの中にいた。週2回はステージに立つ少女たちを見に来るという。彼自身はアイドルの女の子たちを応援しているだけで何らやましさはないと強調するが、中には彼女たちを性的な対象として見ているファンもいると話す。

「例えば、ここにいるのと歌舞伎町のキャバクラにいるのと本質としてはたぶん変わらない。あとは本人たちがどう捉えるかだけの問題」だと語った。

16歳から活動しているアイドルの姫乃たま(Tama Himeno)さん(25)は、自身のライブに来る男性たちはアイドルを崇拝し、普段はとることのできない若い女の子たちとのコミュニケーションを切望しているのだと語る。

使用済みのパンストを3万円で売ってくれと持ち掛けられたこともあるというが、ファンの大半は「純粋」だと擁護する。

「小さい女の子を崇拝するというのは、確かにほかの国よりはある」と言い、「源氏物語(The Tale of Genji)」を例に挙げた。11世紀に誕生したこの古典文学は、貴族の男性と幼い少女を含むさまざまな女性との恋愛関係を描いている。

男性たちは「どこにでもいるような女の子」と触れ合うことに引きつけられていると話すのは、あいちゃんのマネージャー、大隈秀徳(Hidenori Okuma)さんだ。

■外国人には「異様な光景」

「(ライブに)高校生アイドルが出てくると、行ってしゃべったら楽しい。それでみんな集まってくる」と大隈さん。「今だと小学生グループも出ていて(中略)私は小学生の女の子が好きですって堂々と言う人が多くて。そう言える空間が用意されている」

あいちゃんの母親ヤマザキマミ(Mami Yamazaki)さん(当時26)によると、あいちゃんがアイドルになりたいと思うようになったのはスターの座を目指して努力する少女たちを描いたアニメ「アイカツ」がきっかけだという。

「テレビを見れば子どもたちがドラマやCMに映っていて、子ども服の雑誌を見ればきちんとお仕事としてモデルをやっている子どもたちがいる」、「(あいちゃんがやっていることは)雑誌やテレビで映っている子どもたちとあんまり変わらない」とヤマザキさんは語る。

自身も10代の頃にバンド活動をしていたというヤマザキさんは、娘の活動はアイドルとして成功する道だと考えている。

まれに見る成功を収めたアイドルグループの一つ「AKB48」が示してみせたように、こうした活動は有名になるための手段となり得るのかもしれない。彼女たちが秋葉原の小劇場から活動をスタートさせたとき、AKB48の最年少メンバーは11歳だった。

しかし、地下アイドルのライブに訪れる観客の圧倒的多数は成人男性だ。彼女たちの活動が成功への足掛かりだとするならば、それは少女たちが成人のファンと交流したり、一緒に写真を撮ったり、Tシャツの背中にサインをしたりしなければならないということでもある。

外国人には「異様な光景ですよね」と姫乃さんはいう。一方で、ファンからの性的なアプローチは絶対に「ダメ」だと強調した。

■18歳で価値が下がると少女たちに思わせる社会

日本社会に潜む小児性愛(ペドフィリア)の問題は数字からも見て取れる。警察庁の統計によると、児童ポルノの被害が確認された未成年者の数はこの10年間で5倍に増加した。

男性客に10代の少女と「散歩」するなどのサービスを提供するいわゆるJK(女子高生)ビジネスが日本では買春の温床になっているが、警察は一掃できずにいる。

幼い少女が小さな水着などを着てポーズを取る疑似ポルノ「着エロ」画像も法の網をかいくぐり、インターネット上で容易に見つけることができる。

子ども虐待、性犯罪をなくす会「Think Kids(シンクキッズ)」代表理事で弁護士の後藤啓二(Keiji Goto)さんは、これは法的な問題というよりも社会の問題だと主張する。多くの日本人は幼い少女を性的な対象として見ることをタブーとはせず「グレーぐらいに」しか考えていないと話す。

もちろん、子どもが性の対象にされるという問題を抱える国は日本だけではない。

米国では、子どもの美人コンテストや、こうしたコンテストの様子を追跡するリアリティー番組「Toddlers and Tiaras(子どもとティアラ)」におけるハイパー・セクシュアライゼーション(Hyper-sexualisation、子どもの性的特徴を過度に強調すること)に対し懸念が生じている。フランスでは2010年、米ファッション誌ヴォーグ(Vogue)に10歳の子どもの扇情的な写真が掲載され議論が巻き起こった。これを受け議会は、13歳未満の少女を対象とした「ミニミス」コンテストを禁止する法案を2014年に可決している。

しかし、日本ではこうした問題について公の議論がほとんど行われていない。

小児性愛者の治療も行う精神科医の福井裕輝(Hiroki Fukui)氏は、日本では潜在的な性犯罪者から子どもを守らなければならないという意識が「本当に希薄だ」と指摘し、「日本の状況は普通ではないんだと理解し、変えるべきは変えていく必要がある」と話す。

人身取引や性的搾取の被害者支援を行うNGO「ライトハウス(Lighthouse)」代表、藤原志帆子(Shihoko Fujiwara)さんは、少女たち自身の考え方に与える影響について警鐘を鳴らす。「自分が18歳になると価値が下がるから、お客さんが今自分に夢中なのは自分が子どもだからだろうな」と、日本の社会が彼女たちにそう思わせてしまうというのだ。

「子どもにそんな価値観を植えつける社会に、本当の意味で子どもを守ることはできません」 》





まず前段でもふれたように、この記事では「少女アイドル」から幼い少女が性的被害を受けるペドフィリアの問題に導いて危機感を喚起しようとしている。記事の中でいうと

《「日本社会に潜む小児性愛(ペドフィリア)の問題は数字からも見て取れる。警察庁の統計によると、児童ポルノの被害が確認された未成年者の数はこの10年間で5倍に増加した》

などの部分である。だがしかし「児童ポルノの被害」とはモデルをやらされた、モデルになってしまった、ということであろう。性的暴行のことを指しているのではない。



たしかに非常に残念ながら日本でもときおり幼女に暴行を働く大バカ者が現れる。しかし欧米や南アジアなどの比ではない。「少女アイドル」は盛んであるけれども、幼女に限ればまだ性的タブーは効いている。



ではなにが問題か? やっぱし「少女アイドル」を見る目がヤラしいかヤらしくないかの違いであろうか? いやいや、そんなことより問題なのは「少女アイドル」でやたら稼ごうとする定見のないオトナがいる、ということであろう。性的な搾取と指弾されても仕方のない衣裳を着せ、歌い踊らせ媚を売らせてなんら恥じることがない。



なので根本的な問題、なぜ大の男が「少女アイドル」に向っていくのかという嗜好の問題についての分析はあまり熱心になされていない。社会現象として見るならその現象を支える客の分析が不可欠であろうと思うのだけれども。ねえ。



たぶんそれは、そうすることで客を遠ざけてしまうかもしれないと怖れているのではないのか? と勘繰りたくもなる。いや勘繰っている。音楽業界も出版界もずいぶんな恩恵にあずかっているわけだし。「少女アイドル」のレベルででっせ、もちろん。



うむ。で、「少女アイドル」を支えているニーズは匿名性というか“仮面”への逃避が生んでいるのではないか、と思うのである。「少女アイドル」嗜好がない私がイメージするのはむずかしいけれども。



つまり相手が少女であれば、あいだに客と売り手という絶対的上位下位の関係性もあり、多少のことでは自分という主体は揺らぎも傷つきもしない、という想像上のラクさに魅かれているのではないか、と疑っているのである。



たとえば「可愛いよー!!」「かっけー!!」などとご本人を目の前にして大声を張り上げてもそう恥ずかしくない、みたいな。逆にいっぱしに大人びた女の子にバカじゃないの? と軽蔑されるのを想像すると萎えるのであろうけれど。つまりいってしまえばコミュニケーション不全症候群の生きるよすがじゃないの。だけどそれも恥ずかしいよ。なあ。



であるからこの場合、記事のタイトル【少女アイドルに熱中する日本 「崇拝」か「小児性愛」か】は【少女アイドルに熱中する日本 「内心の子ども扱い」か「小児性愛」か】に変えたほうがよいのではなかろうか。少なくとも崇拝はしていないっしょ。



「小児性愛」の対象として「少女アイドル」を見ている層がいま現在どのくらいいるのかは見当がつかない。「子ども扱い」から「少女アイドル」に入っていくうちの何人かはやがてペドフィリアになってしまうのかもしれないし、現実に児童ポルノといわれているヌード作品がかなり売買されて所持するだけで罰せられる状況になっているのであるから、いつか雪崩を打ってそちらへ走る日がくるという想像もできる。



社会がペドフィリアを生み出している。記事に書かれているように源氏物語にもあるからといって免罪になどならない。ようやく現代社会において、小児性愛はあってはならないことという認識が得られたのである。オトナの「少女アイドル」商売もいい加減にしておけ、である。子どもの裸でメシ喰うな!(by INU)である。最も肝心なこの指摘が記事にはない。



少女はたしかに美しい。すべての美しいものは少女の瞳のなかにある、という気持もわかる。しかしそれは金でやりとりできるものではないということをオトナは知っていなければならない。ましてや継続的な商行為として行われていることのグロテスクさよ。それは「美」の対極にあるものだ。



もし「少女アイドル」に恋をしたら、しかしそれは初恋までじゃね。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介






2018年2月26日月曜日

スティーブンセガールと仮想通貨、いかがわしすぎる!!



神田の「湘南堂書店」が摘発されたというニュースを見て、懐かしき異界へ突然引き戻されたような不思議な感慨に囚われた。



◆『日刊サイゾー』2018年2月25日配信
【児ポ販売で「湘南堂書店」摘発の神保町古書店街は“治外法権状態”だった? 警察官や政治家関係者も……】



ついいましがたまで「ヘイ! バディー」だとか「アリス・クラブ」だとか(ともに白夜書房)のむかしのロリータ雑誌は汚い古本屋の片隅の段ボール箱の中で埃をかぶって1冊100円、200円で叩き売られているものだと思い込んでいたのである。そう、写真集だってたしか1000円までしていなかったはず。っていつの話だったかと思い返すと、そうさなあ90年代くらいまでかなあ。古い。



興味がないので記憶が更新されず、こちらもアタマの片隅で盛大に埃をかぶっておった。そうなんだよなあ、その二束三文がいまや何万円かの値段を付けて並べられ、っていうのもまだもうひと息古いか、マニアからの要請に応えるべく店の奥に秘匿されていたのだ。



ああ、もうあまりに過去のことで印象がグチャグチャになっている。裏本もまだそこらで売っているような気がするし、裏本とビニ本がひとつの“エサ箱”に納まっていたようすまで目に浮かぶ。それを値段を手がかりに見分けるのである。ビニ本は2000円程度、裏本はたしか4000円からといった感じであった。無造作というよりもたぶんおまわりさん対策であったのであろう。ビニ本なら逮捕されずにすむ。擬態である。中身は、いまとなってはどちらも同じようなものに見えてしまうが。



あの、そうした裏本はもちろんビニ本も普通の書店で売っているわけではなくもっぱら古本屋で売っていたということはご存じか? つまり新刊だからといってふつうの書店には並ばない。まああたりまえといえばあたりまえだが。しかしいまや街の古本屋自体が消えてしまった。みーんなネットの中にお引っ越しをしてしまった。



そういえばいっとき雨後の筍のごとく叢生したリサイクルショップもとんと見かけなくなった。古道具屋、素人経営のリサイクルショップ、大好きだったのに。せっかくリサイクル促進のため誰もが参入しやすくなったと思ったら、みーんなこれまたネットのなかでしかお目にかかれなくなった。



でもって私は流質した品物を売っている質屋に目をつけたのである。まるでハイエナのようである。目利きがイノチの質屋なので掘り出し物はないけれども、ときどき思わぬ懐かしい品物に出会うことがある。とはいえこの質屋もどんどん減ってきている。



あとは定期的に開かれる古道具屋の市。ただしこれは原則古道具屋(古物商)でなければ参加できないので、同行してくれる質屋の知り合いの都合まかせである。ああ、そういえば古い写真集や古雑誌などをこの市にもってくる方々もいらっしゃったっけ。あそこにはまだ少し“闇”が残っている。



とかなんとか考えていたら、そんな私にまるで呼応するかのようにこのニュースである。





◆『ギズモード・ジャパン』2018年2月25日配信
【スティーブン・セガール、ビットコイインの親善大使になる】

《 タネーミングやばい。

何がなんだかわからないニュースです。最近ではセクハラ疑惑で名前が挙がっているアクション俳優のスティーブン・セガール氏が、どういう経緯かとある仮想通貨の親善大使を務めることとなりました。仮想通貨にはあれこれ種類がありますが、セガール氏が顔となる通貨は「Bitcoiin」。いいえ、スペルミスではありません。Bitcoiin、iが2つ。ビットコイインです。

Bitcoiinとは、さて? どうにも説明できません。だって、今まさにICO(新規仮想通貨公開)をしている最中で、まだ存在していない通貨ですから。Bitcoiinの取扱い元は、送金コストは10分の1、マイニングも2倍3倍と、どこをとってもBitcoinよりも優れているとアピール。さらに、オリジナルBitcoinに乗り遅れた人は今がチャンス!とあおりまくっています。ただ、技術面などの詳細は一切明かされていません。

今、世界が大きく注目する仮想通貨。当たれば大きいけれど、そのぶんリスクも高い。まだまだ怪しいものを見る目を向けられる仮想通貨ですが、ビットコイインというネーミングは胡散臭さを倍増させています。そこに加えてセガール氏…。日本では、コインチェックのCMに出川哲朗さんが出演していましたね。今、仮想通貨の世界はまさにカオスです。》





スティーブンセガール、ついに自らパチもんの証明、生きるバッタ屋の面目躍如である。なあ。合気道七段で関西弁を操り、アメリカ、セルビア、ロシアの国籍をもち、アクション俳優としてはアーノルドシュワルツネッガーやシルベスタテースタローンより有名だとうそぶき、ゴールデンラズベリー賞で最低監督賞を受賞したほか最低主演男優賞、最低助演男優賞、最低作品賞、最低主題歌賞などに軒並みノミネートされた65歳である。



娘・藤谷文子(38)はとりあえず女優、小説家、エッセイストであり、息子・剣太郎セガール(42)は俳優らしい。過去から現在までに合計4人の妻がいて、うち最初と2番目の妻とは重婚状態であったという男であるからほかにも子どもはいるだろうけれども虚しいので細述は避ける。



あ、そうだ。誰かのライブでギターを弾きながら歌っているお姿を拝見したこともあった。たしかフーチークーチーマン(Hoochie Coochie Man)。おお、いま確認したらアドリブまで披露しておった。ジョニーデップ(54)よりは落ちるけれどもそれなりの上手さ。



付け加えさせていただければ、つねに前面天一坊スタイルのヅラを装着しているのも特徴である。天一坊スタイルとは「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ)に出ていた金髪の催眠術師・川上剛史(50)とお揃いのスタイルである。小倉智昭(70)のエリ足をびろーんと伸ばした感じといってもいいであろう。というか、スティーブンセガールと小倉智昭、加山雄三(80)のヅラはほぼ同タイプに見える。エリ足は関係なく。なにをいっているのであろう。



こんなスティーブンセガールなのであるから、日本が世界に誇るアクションスター、サニー千葉(Sonny Chiba=千葉真一、79)と仲よしというのも深〜く頷けるお話である。類は友を呼ぶ、“るいとも”という言葉を説明するのにこれ以上ぴったりの人選はないであろう。



そんなヤツがBitcoiinの親善大使になるといわれてもますます怪しさが増すばかりである。しかし仮想通貨事業「SPINDLE」の大城ガクト(Gackt、44)とはきっと気が合うはずである。あ、2018年のバッタ屋はネット上のこんなところにあったのか。カオスというよりパチもん。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月25日日曜日

SMAP独立騒動の最終章が、平昌オリンピック後に幕開け!!



平昌オリンピックも今日の最終日を残すだけになった。メダル数13(金4、銀5、銅4)、うち8個が女子。長野の10個はもとよりソチの8個も超えられないと惨敗を予想をしていた私はまず深く深く謝らなければならぬ。とくに女子の底力を侮っていた感は否めない。申しわけない。



競技以外にも各自それぞれの戦いやドラマがあっていろいろ考えさせられた。いま最も心に残っているのは、やはり昨夜銅メダルを獲得したカーリング女子の明るさ、笑顔でごいす。可愛いは正義である。ああいう姿を見ていると戦争など絶対に起こしてはいけない!! と思うのである。マジで。トシをとったのかなあ。



世界で活躍しているBABYMETALを見てても、やっぱり平和じゃなきゃいかん!! と強く思うのよ。もちろん歌やダンスの中身では一切そういうことにはふれていないのに、私にとっては愛と平和の強力なメッセージになっているのである。



ふむ。男子が仲よくモグモグしていてもただそれだけであいる。平和や愛について感じないのは、やっぱりそれが女子の領分だからなのであろう。私の場合。微妙なところで蔑視と捉えられかねないのであるけれども、「女は愛嬌」という言葉にも肯定的な意味はあるわけよ。笑顔で闘いを止めさせられるのは女と子どもたちだけ。私の場合。



子ども、子どもはほんとうにいつからか私の天敵みたいになっていて、街で見かけたりするだけで胸が切なくなって困るのである。共感性が強すぎるというのか妄想が激しすぎるのか、とにかくいい人生を生きてくれ、と祈るような気持になる。やっぱりトシをとったのであろうのう。



そういう子どもが大きくなって万が一にも上西小百合(34)みたいになるかもしれないと想像すると貧血を起こしそうになるけれども。



でもって平昌オリンピック終了後たぶん慌ただしくなると思われるのが、中居正広(45)の周辺である。国会周辺もそうだろうけど。平昌オリンピックでのTBSのメインキャスターというひと仕事が終われば、中居正広周辺は必ずザワザワしてくる。ちなみにこの間の日当は200万円らしい(「FLASH」2018年2月20日号)。



すでにこんなニュースが出ていた。





◆『東スポWeb』2018年2月24日配信
【中居正広TBS平昌キャスター笑顔の裏で深刻事態・独立再燃】

《 〈— 略 —〉
2004年のアテネ五輪以来、夏季・冬季合わせて8大会連続でメインキャスターを務める中居は、まさに「TBSの五輪の顔」。今大会もキャスターとしては手慣れたもので、選手や解説者との軽快なトークで大会放送を盛り上げている。

「野球好きで知られる中居さんですが、スポーツ全般が好きなんですよ。もともとSMAPのSはスポーツのSという意味ですからね。『平昌五輪、チョー楽しみ』と言っていたぐらいです」(芸能プロ関係者)

だが、そんなテンションの上がる仕事をしていても、最近は笑顔の裏にある中居の異変を指摘する声が相次いでいる。

「様子がおかしいんですよね。何か投げやりになっているというか…。これまで必死に高めてきた好感度を自ら“壊そう”としているようにしか思えないんです」(制作会社関係者)

「常にイライラしているんです。ちょっとしたことでも怒る。ほとんど眠れない日もあるとか。あんな中居さんは見たことがない。何か悩みを抱えている様子ですね」(放送作家)

そのイライラが募り、ついに暴言を吐くまでに至ったというからコトは深刻だ。

司会を務めるTBS系「なかい君の学スイッチ」で自身の結婚について語った際「1ミリも思ったことない」と発言。しかも、近づいてくる女性に対しては「みんな、金目当てとしか思えない」と畳みかけ、ネットが“大炎上”したのは記憶に新しい。

「放送直後からSNSをはじめ、ネット上に『中居はサイテー』『女性をバカにしている』『人間失格』『うぬぼれている』『自分がモテるというのはただの勘違い』などとバッシングの嵐になったんです」(事情通)

本来、こまやかな気遣いができると評判だった中居に、いったい何が起きているのか。その背景としてささやかれているのが、ジャニーズ事務所からの独立説の再燃だ。

「実は今年秋までにヨソの事務所へ移籍するとの話がまたしても飛び交っているんです。というのも、数年続いたあるCMが3月末で契約が終了するから。これで中居君のCM契約数はゼロになります。元SMAPの木村(拓哉)さんが新CMに抜てきされていることを考えると首をかしげてしまう。中居君なら継続しない理由がないし、別の新CMが決まってもおかしくありません」(テレビ関係者)

要は、ジャニーズ退所への準備をしているのではないかというのだ。それだけではない。

先に同事務所を退所した元SMAP3人のレギュラー番組が、草なぎ剛の「ブラタモリ」(NHK)のナレーションを除いて、将来的にすべて消滅すると言われ始めたことも少なからず影響しているという。

ある芸能関係者は「SMAPが独立を画策したとき、それを主導したのは中居でした。なのに“裏切り者”の木村とともにあえて残るという決断をした。それには複数の理由がありますが、一つはやめた元メンバーにジャニーズ事務所が“嫌がらせ”をしないための防波堤になること。でも結局は、香取、草なぎのレギュラー番組が消滅し、防波堤にはなれなかった。だったら事務所に残る理由はない」と分析する。

では、退所した3人と合流するかというと、それは違うようだ。
「以前からささやかれている老舗の大手芸能プロ入りが有力だ」(同関係者)

中居は、ついに決断してしまうのか。日本代表選手らの熱戦を伝える水面下では、着々と独立の準備が進んでいるのかもしれない――。》





稲垣吾郎(44)、草彅剛(43)、香取慎吾(41)は昨年9月8日にジャニーズ事務所の契約を満了している。契約を継続するか否かは満了の3ヵ月前までに意思表示をすることになっていて、それを受けたジャニーズ事務所が正式に3人の退所予定を発表したのは6月18日のことであった。



中居正広(45)が昨年9月の時点で何年間の契約を結んだのかはわからないけれども、単年契約であればそろそろ退所に向けての動きが表面化してくる。記事にある3月末でCM契約がゼロになる、というのは有力な手がかり。



「笑顔の裏にある中居の異変」と『東スポWeb』が書いているのは、要するに仕事が荒れているという程度のことで今後の進退とは直接は関係がないと私は思う。逆にこの記事の裏にあるジャニーズ事務所へのソンタクが感じ取られて気持が悪いくらいだ。



おそらく中居正広は事務所のサポートや風当たりの変化にイラついているのであろう。ほぼ実権を握っている藤島ジュリー景子副社長(51)が中居正広に対して是々非々、ニュートラルな態度で対応ができるようには思えないし。



すると中居正広としてはこのままズルズルとジャニーズ事務所に居続けてもハラスメントされる状況をつくっているだけ、ということになる。だから独立、なのか、それとも独立するから雑に扱われるのか、その順番はわからない。しかし中居正広が独立することは決定的だ。でしょ。



事務所内でグチグチやられるよりも飛び出てそのあとの対応が独占禁止法に抵触しないか、場合によっては公正取引委員会の監視を求めるというやり方のほうがよほどスッキリする。中居正広をモデルケースにできれば公正取引委員会にとってもフリーランスの労働契約に独占禁止法を適用するという判断を周知徹底させられるメリットが大きい。



そんなようなことで、これからは舞祭組、Kis-My-Ft2など中居寄りといわれている所属タレントの動向にも要注目。いっぽうジャニーズ事務所のほうはSME乃木坂ビルを購入して本格的になってきた大家業が注目される。あとはアレアレ、メリー喜多川(91)とジャニー喜多川(86)の健康状態。



ジャニーズ物語、いよいよ佳境だよん。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月24日土曜日

あまりにどうでもいいネットニュースがなぜ配信されるか?



ニュースバリュー(news value)とは、報道に値すると認められるニュースの重要性・価値のことである。その、ニュースの重要性・価値はどう見きわめればよいか。ある広報の専門家によれば「新規性、社会性、影響性、唯一性、意外性、人間性、時事性」でチェックするのだそうである。



そういえばある大学が最新の研究設備を導入するにあたっての記者発表で、たぶん新人と思われる全国紙の記者が勇ましく手を上げ「それは地域や社会にどんな意味がありますか? 貢献をしますか?」と質問した場面に出くわしたことがあった。どうやら大学のPRのためにわざわざ呼びつけられたと感じて憤慨しているようすであった。



しかし、大学の広報担当者にしてみれば、ウチは大学なんだから決まってるだろそんなもん、である。ただの宣伝だと思うなら最初からノコノコやってくんじゃねー、上にいわれてやってきたのなら自分で答えを探せ、世の中いろんな都合が絡み合ってまわってんだよ!! である。で、そのつくり笑顔に“大手新聞の名刺をもっているからってエラそうにこの若造が”という思いがデジタルで表示されてしまったのである。



大新聞からきた若造は発表会見の途中で席を立ち、広報担当者はたぶんそのあとで若造の上司にチクリの電話を入れ、私は世間知らずの困った新卒ちゃんのネタができたと喜んだ。ニュースにはならないけれどもバカ話には使える。



でもってニュースサイトにはこの程度の記事が多いなあ、というのが今回のお話である。





◆『デイリースポーツ』2018年2月23日配信
【吉澤ひとみ 1歳長男が原因不明の高熱…40度、病院に行っても問題は無く…】

《 元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみが22日に更新したブログで、1歳長男が原因不明の高熱を発し、なかなか下がらないことを訴えた。

吉澤は「今日もなかなか熱が下がらず…40度」と書き出した。「流石に風邪ではない何か病気なのかなぁと、旦那さんと話て、国立病院へ連れて行きました」と病院へ連れて行ったことを明かした。

色々調べたものの問題は無かったそうで、吉澤は「とにかく元気過ぎる息子を見て先生も笑っていました。突発性発疹?色々と疑いはありますが、とにかく熱が下がりますように」と高熱でありながら息子が元気でいることを記した。

「40度もあるのに走り回る子供って…ありますか??わからない。不思議です」と原因不明の高熱にくびをひねった。》





急にエジプトの壁画みたいな目付きになった吉澤ひとみ(32)の息子が熱を出してもめずらしいお話でもないし、なにかの役に立つわけでも、世間が驚くわけでも人柄がよく伝わるわけでもない。



つまりニュースバリューの7つのチェックポイント「新規性、社会性、影響性、唯一性、意外性、人間性、時事性」ですべからくバツがつく。これがニュースとして流通している。いわゆるママタレが元アイドルの第2の稼ぎどころになっているというのもよ〜くわかるお話である。



私とてこの記事からは、そういえば幼少のみぎりは体温がやや高く、いつも37度はあったという古〜い記憶を思い出したくらいのものである。しかもデイライトのもとでは必ず目が出っ張ったオデコの影に入るという頭の大きさだったので、かなりの年頃になるまでいつもヨタヨタフラフラと歩いていたのだ。たぶん当時の私のほうが40度で走り回る吉澤ひとみの息子よりも映像ニュースには何倍か向いていたはずである。



この記事はいったいなんなのであろう? 『デイリースポーツ』とハロプロはデキているのか? などと思っていたら同じ日にこんな記事も配信していた。





◆『デイリースポーツ』2018年2月23日配信
【保田圭の夫・小崎氏 1月に生まれた息子にアルマーニのベビー服「友人が来るので」】

《 元モーニング娘。の保田圭の夫でイタリア料理研究家の小崎陽一氏が22日に更新したブログに、1月に誕生した第1子がイタリアの高級ブランド、アルマーニのベビー服を着て寝ている写真をアップした。

小崎氏は「日々成長!」と題したブログで、「今日はこれから友人たちが来るので、息子はアルマーニのベビー服!」と写真を掲載。赤ちゃんが来ている服の左胸の部分にブランドのロゴマークが見える。

小崎氏は「寝ておりますが、耳の形がしっかりしてきたなぁ~と!」と成長していることを喜んだ。》





あらあ、アルマーニのベビー服だと、ちょっとお、である。銀座にある中央区立泰明小学校の標準服に採用されて物議を醸しているアルマーニ。ブログで写真を確認してみると、画面のほぼセンター、仰向けに寝ている保田圭(37)の息子の胸にこれでもかとばかりきっぱりとアルマーニのロゴマークが見える。



保田圭は保田圭である企みをもってこの写真をアップさせているわけである。しかも自分のブログだとバッシングがキツいと察したのであろう夫のブログで。保田圭というヤツ、これまではオチ担当の恵まれない可哀想なヤツのイメージであったけれども、いやいや意外に計算高くしたたかな女であった。



でもなー、これ、この息子、カーディガンを着せられているのだけれども、どーもポケットが少しヘタったりして古着っぽいのである。このあたりがご本人のアピアランスに加えてのオチ要員認定の理由なのであろう。そしてこうしたセコい企みに協力して取り組んでいるあたり、夫婦仲は悪くない感じがする。



というわけで、この記事は私に取ってはいささかなりともニュースバリューがあったのである。うむ。つまりニュースバリュー判定においては受け取る側の見方、感じ方が激しく多様化・細分化しているので、発信側の恣意的な選択よりもダラダラとした大量の垂れ流しのほうが的を射る確率が高い、ということがいえるのではないか。などと考えるのである。



でもっていったんニュースを読んだ読者のニュース選好行動は記憶され、自動的に類似のニュースが繰り返し送り込まれる。そして個人の趣味嗜好、世界観は徐々にタコ壷化していく。



しかしするとなにか? 私は吉澤ひとみの1歳の息子が40度の高熱を出しても元気に走り回っているというニュースを面白がるヤツだ、とネットのどこかで判定されているわけか? まあ、たしかに面白がっている。またこんなヤツをよろしく頼むわ。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月23日金曜日

デキ女!! 見事なカーリング女子のメディア対応



もしも橋本聖子(53)が私のゆずゆず(羽生結弦・23)の唇を奪ったら殺す!! と、近所の居酒屋でオバがオダを上げておった。橋本聖子は前回のソチオリンピック閉会式後の打ち上げで、高橋大輔(31)に強引かつ執拗にキスを迫りにいったならず者なだけに気が気ではないのだそうだ。たしかに日本スケート連盟会長&参議院議員という立場をカサに着ての狼藉はひどく醜いものであった。



しかしオバ、もしも自分にもそんなチャンスが巡ってきたら? と聞くと、ヤる!! と躊躇せずのたもうてもおられたのである。スポーツ観戦するオバはふつう息子目線派と彼氏目線派にはっきり別れていると思っていたのであるけれども、このオバの場合は“息子カワイさのあまり……”というタブー派なのであった。



私はスキージャンプの葛西紀明(45)はデビル、フィギュアスケートの坂本花織(17)は往年の演歌系ポップス歌手・安倍律子(現安倍里葎子、69)、宮原知子(19)は囚われの老人・加藤茶(74)、というような楽しみかたである。であるから競技が終わってからも目をさらにしてテレビ画面を凝視しているのである。



で、感じたことがある。インタビューの受け答えが、一部の選手だけとはいえかなりスキルアップしているのである。





◆『朝日新聞DIGITAL』2018年2月22日配信
【カーリング女子、藤沢五月が韓国スキップの印象語る「パーティーの時は…」】

《 カーリング女子は23日の決勝トーナメント準決勝に向け、LS北見と韓国が公式練習に臨んだ。準決勝からは試合で使う八つの石を、与えられた16個の中から選ぶことができ、慎重に滑り具合を確認していた。



それぞれの国で人気が沸騰中の両チーム。LS北見の主将本橋麻里は3回目の五輪だけに「4年に1回のこの感じ、なつかしいですね」と笑い、「他のみんなも注目されても気にしすぎないように心がけていて、普通に生活できています。男女一緒に来られた大会が、日本カーリング界にとって素晴らしい価値のある大会になっていると思う」。



スキップの藤沢五月は相手スキップの金ウンジョンの印象を尋ねられ、「眼鏡を外すと、すっごいきれいなんですよ。(大会後の)パーティーの時は髪を下ろして、眼鏡を外していて、めちゃくちゃきれい。きれいさでは負けるので、ショットで頑張ります」。



一方、韓国チームは練習後の取材を拒否し、コーチが「1次リーグで負けたので今度は勝てるように」とコメントした。選手は重圧にならないように、開幕前から携帯電話をチームに預けていると言い、コーチは「今の人気も知らないので、いつも通りやれると思う」と語った。》





藤澤五月(26)、いささかわざとらしいとはいえ地元韓国の、なんちゅーか鵜の目鷹の目のマスコミやファンも視野に入れたお答えで満点である。今回のオリンピックでは高木美帆(23)、小平奈緒(31)をはじめ女子スピードスケート選手たちのていねいなコメントが目立つ。彼女たちと比較しても藤沢五月は群を抜いている。と私は思う。質問に答えるだけではなく、そこにより望ましい関係性を築くべくすぐれた調整力を乗せてくるからだ。たとえばこんな調子。





◆『スポーツ報知』2017年2月22日配信
【カー娘・藤沢、韓国メディアに「カムサハムニダ」】

《 五輪期間中に、韓国メディアに人気女優「パク・ボヨン」に似ていると取り上げられ、大人気となっているカーリング女子日本代表「LS北見」のスキップ・藤沢五月(26)が21日、江陵カーリングセンターで行われた1次リーグのスイス戦後、韓国メディアから取材を受けた。

試合の感想や、準決勝の相手が韓国であることなどについて問われた後に「韓国で注目されていることについてどう思いますか?」と質問が飛んだ。藤沢はほほえみながら「カムサハムニダ!(ありがとう)」と言い残して、一瞬去ろうとしたが「韓国で注目されていてうれしいです」と丁寧に対応した。

19日のスウェーデン戦後には、韓国人のボランティア数人に囲まれ、記念撮影を求められると、20日の英国戦後には、韓国メディアに取材を受けている様子を写真に撮られるなど、江陵アイスアリーナでは、藤沢フィーバーが沸き起こっている。》





韓国チームとの直接対決はもちろん完全アウェイでの闘いになる。できるだけ好印象を植え付けておこうという戦略にとうぜんなるけれども、それを咄嗟に遂行できるところがこれまでのスポーツ選手とは一線を画している。と、私はまた思う。



藤澤五月は、ふだんは地元の保険代理店で事務の仕事をしているらしい。しかし広報担当者としてもおそらく逸材である。危機管理対応も案外サラっとやってのけてしまえる感じがする。ホメ過ぎかのう。ま、せいぜいスポンサーにはなっていただいて、しかしそっとしておいてもらうのがイチバンではあるが。



藤澤五月は別格として、先ほどもふれた高木美帆や小平奈緒のマスコミ対応を見ていると、おそらく日本スケート連盟から指導があったのであろうと思わされる。高木美帆などは言葉を探しながらでも懸命に答えようとする姿勢が伝わってくる。以前とはうってかわった印象である。もちろんこれならニュースにしやすいし人気も上がる。



スポーツ選手がオリンピックのような国際舞台できちんと自分の言葉で話すことはマスコミやファンを味方につけるだけでなく、国の文化・知的レベルをアピールすることにもつながる。なにかにつけすったもんだしている韓国を見るにつけ、これもひとつの重要な闘いだと思わせられる。



橋本聖子日本スケート連盟会長、なかなかいい仕事をしている、とはあまりいいたくないけれども、いい仕事である。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月22日木曜日

金さえ稼げば松本人志も“天皇”扱いのメディア界



「元吉本新喜劇」の肩書きをもち、戦場カメラマン渡辺陽一(45)に似たライター・新津勇樹(38)が『週刊女性PRIME』(2018年2月19日配信)に【松本人志「食うの遅いヤツ絶対に売れない」を聞いて元芸人が思ったこと】という記事を書いている。





《 〜略〜 かつて私がいたお笑い業界にも、多くのジンクスがある。

以前ある番組で、ダウンタウンの松本人志さんが「食べるのが遅い芸人は、絶対売れない」と話していたが、これもそのうちのひとつだろう。

吉本興業の芸人たちのあいだには、“ご飯は先輩がご馳走するもの”という暗黙の了解がある。そのため、ご馳走してくれた先輩に自分が食べ終わるまで待ってもらうのは当然ながら、御法度だ。後輩は先輩よりも先に食べ終わるのがマナーなのである。

早く食べ終われば、次の店の手配もできるし、お会計の準備もできる。食べるのが早いということは、それだけ周りへの配慮ができているということにつながり、結果的に“空気が読める”という評価も得られる。

それができる芸人は先輩から可愛がられ、食事に呼ばれる回数が増えるばかりではなく、誕生日会や旅行など、プライベートなお付き合いが増えていくことになるだろう。

過去、私が松本さんの食事会に呼ばれた際に『すべらない話』のプロデューサーさんが同席していたことがあった。そこでもしハネていたら、番組に出演するという千載一遇のチャンスを掴むこともあり得たわけだ……。

ゆえに「食べるのが遅い芸人」はそういう機会が与えられなくなり、売れるステージから徐々に遠ざかる。松本さんが言っていた話は、たしかに的を射ているのかもしれない。

そういえば以前、レイザーラモンRGさんとレギュラーの松本さんが、あるイベントの打ち上げに遅れて来たことがあったが、着くやいなや、食べ物を流し込むように口に入れていたのを目の当たりにして驚いたことがある。

おそろしい食欲だと思っていたが、あれは普段から早く食べる習慣が身についているからこそのことなのだろう。 〜略〜 》





このあとお話は大山英雄(47)というベテラン芸人に食事に連れていってもらい、大山英雄はカレーライス、本人はカレーうどんを注文した結果、カレーうどんのほうに麺を茹でる分の提供時間の遅延が出てしまい、案の定「メシは先輩より早く食い終わらなあかんで」と一喝される始末になった、と続いて終わる。



なかなかおもしろいお話である。この一件のあとに大山英雄から食事に誘われたことはないという事実から厳しさも伝わるし、なにより下積み芸人の必死さがひっしひっしと伝わってくる。



しかし私が注目したのは新津勇樹の原稿に松本人志(54)の名前が登場したことであった。実は去年(2017年)8月、新津勇樹が『AERA dot.』に寄稿した【松本人志夫妻を花火大会でボディガードした夜の出来事】という記事が全削除されたという経緯があったからだ。



しかも記事が配信されたのは8月16日、削除されてるよん、と『サイゾーウーマン』が書いたのが8月22日という素早さだったのである。 ※【松本人志の“タブー”に触れた? 元吉本芸人執筆の「AERA dot.」記事が全削除の怪】



ポイントの部分を抜粋するとこれだ。





《 〜略〜 文章からは、全体的に松本への敬意がにじみ出ており、悪意をもって書かれた内容でないことはわかる。

「しかし気になるのは、松本の“家族ネタ”は、半ばタブー視されているだけに、本人が自ら話す以外では、テレビや雑誌など大手メディアも触れようとしない。松本としても、妻や子どもの話題が勝手に伝えられることに抵抗があるようなので、メディア側が慮っているんです」(スポーツ紙記者)

しかし、今回配信された記事には、こうした“忖度”が一切ない内容というだけに、松本の逆鱗に触れたとしても何ら不思議ではないだろう。

「しかし今回に関しては、松本ではなく、吉本関係者が『こんなルール違反を見逃すことはできない』と、先手を打ってサイト側へ警告を出したそう。そこまでしたのは、松本の話というより、関係者しか知りえない裏話が書かれていたからだといいます。大御所ならまだしも、無名のまま事務所を去った人間が、こうした記事を出すことがまかり通るのであれば、“星の数ほど存在する”元吉本芸人が、好き勝手に楽屋裏エピソードで商売することができてしまいますからね」(出版関係者) 〜略〜 》





いやいや、 新津勇樹は今回また吉本の「楽屋裏エピソード」を『週刊女性PRIME』に原稿を書いているわけである。つまり前回の『AERA dot.』の記事全削除が、ウチを辞めていったヤツに関係者しか知り得ない裏話で商売されちゃかなわん、というクレームからではないということである。



いやいや配信からまだ3日目だからわからんよー、とおっしゃる? しかし前回の記事が全削除という憂き目にあったときに、新津勇樹には『AERA dot.』側からその理由が伝えられているはずである。伝えられていなければおかしい。



そもそも 辞めていったヤツに関係者しか知り得ない裏話で商売されちゃかなわん、という理屈は通らない。これは、ウソがあれば別だが、正々堂々とした個人の実体験でありその発表を他人の都合で止められるのなら世の中真っ黒おっとまた間違いた(by荒木経惟)真っ暗である。ルポものノンフィクションはほとんどアウトになってしまう。『ユニクロ潜入一年』を書いた潜入取材のプロ・横田増生(52)などは直ちに失職である。



そんなことを『サイゾーウーマン』の取材に答えて語ったらしい「出版関係者」、怪しいと勘繰らざるを得ぬ。それともライターの質が悪過ぎというべきか。



で、まあ、そんなこんなで去年の「AERA dot.」が全削除された原因はやはり松本人志への忖度にあった、ということがわかってしまうわけである。そんだらこつならちょっこら読んでみてえ、と思って探したら簡単に見つかった。MSNニュースに転載されたものがタイトルもそのままに残っている。 ※ 後半部分(翌日配信)のタイトルは【松本人志夫妻からフグ料理屋で「犬神家の人々さん」とボケられた時のツッコミは?】



たぶん忖度のポイントになったのはここだ。花見の場所取りが完了して、いよいよ松本人志ご夫妻が登場する場面から。少し長くなるけれどもおもしろいので。





《 〜略〜 生で初めて見る松っちゃんだった! ジーンズに白のTシャツに雪駄にハット。あまりの軽装備で驚いたが、だからこそ人混みに溶け込みやすいのかもしれない。

そして、我々の切磋琢磨して設営したスペシャルシートのテントの前に立ち一言、「逆に目立つんちゃう?」

そう笑いながらテントに入っていった。

その後の事は、とにかく「あの松本人志が私の目の前にいる。彼は今、我々の警備でこうして花火を見ているのだ。どうか安全に帰さなくては」と、完全に要人のSPのような使命感に駆られ、花火など見る余裕などなかった。

ただ、テントの中から聞こえてきたのは、花火を見ながら、ボケる奥様にひたすら笑っていた松本さんの声だった。私の存在は、松本さんには記憶されたであろうか。いや、記憶されていなくても、同じ場所にいられたことが最大の財産だと、そう言い聞かせた。

花火が終わり、夏も終わり、私のお笑い界での生命も終わりかと、何もアピール出来なかった自分に対し、自責の念を抱いていると、松本さんから思わぬ言葉が。

「皆んなで飯いこうか?」

笑いの神様は私を見捨てていなかったらしい。

花火大会の鑑賞にやってきた憧れの松本人志さんを無事、ボディガードした私は、ご褒美なのか、そのご一行のお誘いで一緒にご飯を食べに行くことになった。

しかも、連れて行ってもらったのは、フグ料理屋である。東京駅からタクシーに乗り、六本木へ。本来ならこの行程に、私のような若手が加わるはずがない。しかし、芸人の世界では、先輩に連れて行ってもらえてしまうことがある。だから、勘違いするのだ、若手は。

さて、六本木のフグ料理屋という未踏の地に踏み入れることになった私はその緊張感以上に、松本人志さんとここで正式に顔を合わせることになるため、そのプレッシャーの方が格段と優っていた。

先程までは、要人と警備員の関係のようなものだったので、面白さの必要はない。むしろ正義感があれば良かった。しかし、これからは笑いが必要になる。何故なら、こういう場では必ずと言っていいほど、先輩方は面白い奴かどうかチェックしているからだ。

今をときめく、擬音のスペシャリスト、宮川大輔さんも松本人志さんとの飲み会でのトークが面白いと評判になり、『人志松本のすべらない話』(フジテレビ)に出るようになり、あれだけの地位を築きあげたのだ。また、雨上がり決死隊の宮迫博之さんも、東京に進出したての頃、仕事がなく地獄の日々を過ごしていたというが、先輩との飲み会は全て断らず、毎回笑いを取りに行っていたという。だからこそ、先輩との飲み会は毎回が公開オーディションと言っても過言ではないのだ。

そして私にも、願ってもいない千載一遇のチャンスが訪れたのだ。高級フグ料理屋さんに入ると、松本人志さんご夫妻(当時はまだ交際中)の目の前に私が座ることになる。一番離れた下座と思いきや、まさかの席位置に頭の中が真っ白になった。そんな緊張、丸出しの私の姿を見て、笑う諸先輩方。

しかし、芸人たるもの追い込まれてからこそが勝負だ。今夜はとことん闘おうと決意した。乾杯から始まり、花火の話で盛り上がる中、自己紹介を改めてすることになり、「吉本新喜劇の新人の新津勇樹と申します。よろしくお願い致します」と、人生で一番丁寧で、かつ面白さのかけらもない挨拶をしてしまった。

すると、何故か毎回私の事を「犬神さんだっけ?」と呼ぶ松本人志さん。それにうまく対応出来ず、「新津です。ニイツ」とただひたすら訂正するしかない私。何やら、恐いゲームが始まりだしたように思えた。それに輪をかけるように奥様(当時は彼女)が、「犬神家の人々さん、お醤油取ってもらっていいですか?」と爆弾を投下してきた。

「いや、新津家の人々です。それなら」と返すのが限界だった。その後も、この状態が続き、店員さんにまで犬神さんと呼ばれたり、若手の私が処理出来るキャパを超えていたが、無我夢中でツッコミ続けたのは覚えている。

正直、このボケに対する返しは何が正解だったかは今でもわからないが、松本さんご夫妻にボケられたのは、後にも先にも私だけのような気がする。 〜略〜 》





全削除の理由としては『サイゾーウーマン』の以下の指摘のほうが当たっていたのである。



《「しかし気になるのは、松本の“家族ネタ”は、半ばタブー視されているだけに、本人が自ら話す以外では、テレビや雑誌など大手メディアも触れようとしない。松本としても、妻や子どもの話題が勝手に伝えられることに抵抗があるようなので、メディア側が慮っているんです」(スポーツ紙記者)》



なんなんだろうね、この程度のことで「AERA dot.」も簡単にひれ伏してしまうくらい松本人志は大物なんだね、ボケる奥様、おもしろいのにね、ま、いくらボケても素人は素人、一般人なのだから遠慮しないと、ということだろうね、それにしてもメディアってとことんだらしがないんだね、これがいまの日本なんだね、くらいの感想しかない。



誰かこの私をソンタクしてくれんか!! はよ!!(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月21日水曜日

明石家さんまがそろそろ一気にボケそうな気がする



65歳以上の高齢者人口は3459万人で、総人口に占める割合(高齢化率)は27.3%である(内閣府「平成29年版高齢社会白書」)。またまためっきり超高齢社会である。こうした情勢にあわせて年金支給開始年齢も徐々に引き上げられようとしているし、公務員の定年も65歳に延長が検討されている。あ、これ日本のお話。



なんだろう。数年前はようやく人生の先が見えてきた気分になっていたけれどもまたよく見えなくなってきて、落ち着かない感じがする。寿命は1000年まで伸びるなどとヨタ話も多いし。かといって決して自分が若返っているわけでもないし、たとえば死刑から無期懲役に変ったみたいな気分。おかげで「人生の先行きは短いが1日は長い」というお気に入りのフレーズもいったんここいらで引っ込めねばならなくなった。



高齢者が増えたといってもただジジババの人数が増えたというだけではない。現役あるいは現役感ムンムンのジジババが増えているのである。いつまでもノコノコとしゃしゃり出てくる。



若者と同じくらいに元気で体力があり、雪かきでもなんでも任しときなはれや!! というならもちろん歓迎する。しかし、いつまでも現役タイプのジジババというものは、もうめっきり体力が落ちてねえ、とかいいながらそれなりのポジションに就いている方々が多いので困るのである。



というか、そうでなければ生き残れない。で、そこのところの事情はお互いさまなのでみなで上手く新しいポジションをつくったり、組織を機能不全に陥らせたりする。でもって対策委員会みたいなのをお手盛りで立ち上げる。あー忙しい、なんつって。下にいる若手は面と向かって文句もいえないし。



そんなこんなでたぶん公務員などは実質管理職ばかりになりつつあるのではないのか? あれこれ出さなくてもいい指示を出したり命令したり、それすらもしなかったり、というヤツらばーっかりになってきてるんじゃないの。それでなくてもむかしから病欠多いし。シビアに直間比率どのくらいのものなのであろう? コンパクトに抑えてくれないとね。



自由業という謎の職業ジャンルにいる身からいわせていただくと、さすがに組織に根を張るジジババシンジケートみたいなものはないけれども、いつまで経っても先輩が減らない。先輩は新しいことをやろうとしないし、たとえばITがらみになると急に遠い目付きになって存在を消そうとする。結局ジジババが理解できるものだけが取り上げられたり世の中に出ていったりすることになる。



さらにここにモーロクという問題が絡んでくる点においては、自由業のほうが顕著であろう。ついこのあいだもヨボヨボの医者に口の中を掻き回され血まみれで泣きそうになった。息子がインフルエンザのようでって、むかし取った杵柄って、口の中には臼も杵も入んないんだって。せめて保険医資格に年齢制限を課してくれんもんかのう。



以上、このニュースの前フリであった。





◆『Techinsight』2018年2月20日配信
【【イタすぎるセレブ達】マイケル・ジャクソン遺族、クインシー・ジョーンズの暴言に「認知症はないのか?」】

《 2009年にわずか50歳にして急逝したマイケル・ジャクソン。そんな彼の死をひどく悲しみ「あまりにも突然の悲しいニュースに、ただただ打ちひしがれています。こんなに若いのに、この世からマイケルがいなくなるなんて、悲しくてなりません。80年代に彼と作り上げた音楽は、今でも世界のあちこちで流れています。なぜなら、彼は求められるすべてのものを持っていたから。才能と魅力とプロフェッショナリズム、そして常に全力投球する姿勢を。頂点に立ったエンターテイナーとして、彼の功績は永遠に讃えられることでしょう。可愛い弟のようなマイケルを失ってしまった今日、私の魂の灯もひとつ消えてしまったことを感じます」と追悼の意を表明していたクインシー・ジョーンズ(84)から、なんとも信じがたい言葉がいくつも飛び出した。

故マイケル・ジャクソンのプロデューサーを務めたこともあるクインシー・ジョーンズが『Vulture.com』の取材に応じ、マイケルについて以下のような爆弾発言で音楽業界を激震させた。

「マイケルは、いろんな曲を盗んだんだ。(ドナ・サマーの)『ステイト・オブ・インデペンデンス』もそう。『ビリー・ジーン』だってそうだ。記録は嘘をつけない。無節操ってやつだ。」

この発言を知ったマイケルの遺族は激怒。マイケルのメンター、またコラボ相手でもあったクインシーの暴言にあきれ果て、こう語っているという。

「クインシーは、認知症の初期状態に違いありません。」

またマイケルの父ジョーさんは『NYポスト/Page Six』に対し「クインシーは、マイケルに猛烈に嫉妬している」「マイケルほど才能がある人間と、仕事をしたことがなかったからさ」と述べているが、クインシーにはマイルス・デイヴィス、フランク・シナトラらのプロデュースを手がけた経験もある。しかしジョーさんの言い分は?

「俺の息子が曲を盗んだなんて言っているが、この2曲のプロデューサーはクインシーだろうが。だから誰かが誤ったことをしたのだとしたら、それはクインシー本人だ。」

かつて印税の未払いがあったことで「マイケルに恨みがあったのでは?」などと推測する親族もいるというが、今となっては真相は不明だ。しかしマイケルとクインシーは後にタッグを解消しており、関係は決裂していたという。

なおマイケルの親族のひとりは、このように怒りを露わにしている。

「クインシーを許せるかって? クソめ、マイケルは(この世におらず)もう弁明もできないというのに。でも世界は知っている。マイケルは世界一のアーティストなんだ。誰からも曲を盗む必要なんてなかったのさ。」》





クインシージョーンズは、おっしゃる通りかなりイカれてしまった。記事の中に「マイケルは、いろんな曲を盗んだんだ。(ドナ・サマーの)『ステイト・オブ・インデペンデンス』もそう。『ビリー・ジーン』だってそうだ。記録は嘘をつけない。無節操ってやつだ。」という発言が紹介されているけれども、もしほんとうにこの通りに喋ったのだとしたらまったくツジツマが合わない。



記事には書かれていないけれども、クインシージョーンズはこのとき「ビリー・ジーン」は「ステイト・オブ・インデペンデンス」のリフを盗んだ、と発言している。「『ステイト・オブ・インデペンデンス』もそう。『ビリー・ジーン』だってそうだ。」といういいかたとはあわない。



また「ステイト・オブ・インデペンデンス」の作詞作曲はプログレッシブバンドのイエスのジョン・アンダーソンとヴァンゲリスである。マイケルジャクソンはまったくからんでいない。



そしてこのインタビューでは「ビートルズは最悪。ポール・マッカートニーは最低なベーシスト。リンゴは話にならない」という悪態まで吐いている。84歳のクインシージョーンズ、モーロクしてミソもクソも一緒になってしまったのに違いないのである。汚ですまぬ。



調べてみると最近のクインシージョーンズはこのほかにも同じようなモーロク発言を繰り返しているらしい。



「イヴァンカとは昔デートしたんだ。彼女の方が俺と一緒にディナーをと望んできてね。ずいぶん脚のキレイな女でさ。俺の知る限り、最もキレイな脚を持った女だね。」
イヴァンカとはもちろんドナルドトランプの娘、アメリカのファーストドーターである。(「Techinsight」2018年2月9日配信【クインシー・ジョーンズ仰天発言「イヴァンカ・トランプの美脚はピカイチ 以前はデートした」】)



記憶を勝手に創出さえしているらしいのである。いまをときめくテイラースウィフトの曲もボロクソにコキ下ろしたそうだし、いいたい放題である。大物だからとて誰もそのシワだらけの首に鈴をつけたがらない。



たぶんそのうち日本にもこういう人物が現れるのであろう。あるときおかしいな? と思ったら実はちゃんとモーロクしていた超有名人。実は私にはすでに目星がついているのである。



その第1号は、長年にわたって超多忙でハイテンションな生活をし続けてきたあの男、慢性的な睡眠不足で脳にダメージが蓄積しているに違いないあの男である。明石家さんま(62)。



さんまちゃん完全にイカれている、となったとき吉本はやっぱり60歳で引退させてやればよかった、と悔やむのであろうか? それとも使える年寄りは死ぬまでこき使わにゃ、と開き直るのであろうか? 開き直るだろうなあ。で、さんまも半醒半睡みたいな、けっこう笑えるボケをかますんだろうなあ。ひとりご長寿早押しクイズ。



でもってジミー大西とのお買い得セットを売り歩く明石家さんまに引導を渡すのは、やっぱり若者の仕事なのである。文句ばかりいっていてもはじまらぬ。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月20日火曜日

老舗ギターメーカー・ギブソンがピンチだ!! 中国のせいだ



密閉型ヘッドフォンを装着してとりあえず怨霊おっと間違いた(by荒木経惟)音量を最大にして悪魔のロックを聴くという子ども時代からの悪癖が祟って耳が悪い。



なにしろ小学校から帰ってくるなりレコードをかけ、デカいヘッドフォンを被って踊り狂っていたのだからわれながら呆れる。なかでもお気に入りはアーサーブラウンとクレージーワールド(The Crazy World of Arthur Brown)の「ファイアー(Fire)」とブルーチアー(Blue Cheer)の「ジャストアリトルビット(Just a Little Bit)」であった。これはわが人生におけるほぼ唯一の自慢エピソードである。シヴいべ。



ああ、そんなバカ息子の無音の騒ぎに無視を決め込んでいた母親の哀愁漂う背中を思い出してしもうた。大丈夫だかあさん、あのときかあさんが心配した通り十分イカレたオトナに育ったから。わかってんだろ?



で、そういうガキは中学校に入るとバンドを組んだりするわけである。よくわからん紫色のスナックのマスターに「コードはきちんと押さえないといかん」とかいわれながら。うむ。とりあえず大音量だけをめざしているくせにプロ志向だったのである。



どうしてビートルズやローリングストーンズなんかのコピーをやらずにジミヘンドリックスを10倍くらいラウドにしたような滅茶苦茶な音ばっかり出していたかといえば、耳が悪かったからだ。チューニング? なに? それ、だったし。たまあーにチューニングしようとしたら音程がわからなくて遂に弦を巻き切ってしまったこともあったっす。



そんなようなわけで楽器なんかどうでもよかったのであるけれども、見栄を張ってやがてギブソンだのフェンダーだのをもつようにもなったのである。手に入れたら終り、な感じではあったが。



楽器店に出入りしはじめると、いわゆる楽器エンスーみたいな方々、というか当時はバンドの連中もみなそんな感じでフェンダーならもちろんプレCBS一択、ギブソンの場合はレスポールカスタムなら80年代まで、とかなんとかさらに細かく評価がわけられて喧しかったのである。



そんなことをいわれてもこちとらは耳が悪いのである。アーサーブラウンとブルーチアーで耳を壊した男である。そんな違いがわかるわけがない!! しかもエンスー(enthusiast=エンスージアスト)というのはどこの世界でもそうであるけれども実に細かいところに思い込みが激しい。



ギブソンのギターピックアップ(マイク)は特許出願中(P.A.F=patent applied for)のシールが張ってあるヴィンテージじゃなくちゃ、っていわれてもねえ。木目はセンターから左右対称に広がってるヤツ(bookmatch=ブックマッチ)、っていわれてもねえ。



楽器店の店員に、たとえば正直なところエレキギターの音色にボディの材質はどのくらいかかわるのか? と聞けたのはずっと後になってからだ。お答えは5%ということであった。耳でわかるはずがない!!



でもって、じゃあ弦振動が音として出てくるまでに音にいちばん影響するのはなにか? とこれはあるギタービルダーに聞いたら、ギターアンプ、とのお答えであった。ギターに50万とか100万とか出してそれ? なんだかみーんないい加減な感じがしてくる。しかもギターアンプやスピーカーすらいまは安くて高性能なシュミレーターがあるし。



そんなところにちょっとびっくりなニュースが入ってきた。





◆『J-CASTニュース』2018年2月19日配信
【「ギターのギブソン」経営危機報道に「マジか」 米国の会社側は「事業のスリム化」公表】

《 米国の楽器メーカー「ギブソン」の経営が危機的な状態にあることを、本拠地のある米テネシー州・ナッシュビルの「ナッシュビル・ポスト」や「ナッシュビル・ビジネス・ジャーナル」などが報じた。

プロ・アマチュア問わず愛用するミュージシャンが多い老舗中の老舗とも言えるメーカーの現況に、音楽ファンから驚愕の声が上がっている。

ギブソンは1902年創業。現在のギターのスタンダードの1つでもある「レスポール」モデルを売出し、それ以外にもSG、フライングV、エクスプローラーなどの人気モデルを数々打ち出した老舗楽器メーカーだ。

ジャンルを問わず、数々のミュージシャンが愛用しており、特に人気の高いヴィンテージ品は高額で取引されているものも少なくない。

歴史あるモデル以外にも、自動的にチューニングを合わせるロボットギターなど変わったモデルを発表し、度々注目を集めている。

しかし、2017年にメンフィスの自社工場を売却しているなど、現在の経営状態は順調とは言えない。

ナッシュビル・ポストは18年2月9日(現地時間)、ギブソンは年に10億ドルほどの収入がある一方で、3億7500万ドル(約400億円)の借金が夏に返済期限を迎える上に、それが解消されない場合、別の1億4500万ドル(約154億円)の銀行ローンも支払わなくてはならず、「時間切れ」だと、その経営状態の厳しさを報じた。

こうした報道が日本でも伝えられ、ツイッターでは
「マジか。 ウチのもギブやで」
「有名メーカーだからって安泰って訳でもないんだね」
と、驚きの反応が相次ぎ、一時はトレンド欄にも入った。

ギブソンは報道を受け、15日(米東部時間)にプレスリリースを公開し、事業のスリム化と集中という方針を発表した。

ギブソンは、楽器やプロ向けのオーディオ部門は収益を上げて成長しているものの、以前ほどの水準ではないとし、一般消費者向けのオーディオ機器を扱う「フィリップス」へ注力し、同時に収益性が期待を下回る部門を排除することで、
「来年中にもギブソン史上最高の結果へと導き、数年以内には負債を払えるようになると期待している」
と、今後の見通しについて説明した。

また、ヘンリー最高経営責任者(CEO)は、株や不動産といった分野のマネタイズを推進し、負債を減らし、資金を増やしていくとコメントしている。》





フィリップスはギブソン傘下であったか。まあどんなふうに決着がつくにしろGibsonブランドはなくならないであろう。であろうけれども、こんなことになるのなら早くに中国の模造品メーカーを訴えるべきではなかったのか、と思うのである。



中国製の偽ギブソンはパッと見では見分けがつかないほどたいへん美しくよくできていて、アメリカでもChinese+GibsonでCibson=チブソンなどと呼ばれてなかなか人気らしいのである。もちろんギブソンのはずなのにエピフォンのピックアップがつけられていたりしてそうとういい加減なところもある。



しかしなにしろ本物の20%くらいの値段で買えるのである。でもって腕が短ければあなたもB'zの松本孝弘(56)気分である。耳がぶっ壊れている私にもピッタリだよん。これが通販で全世界的に売られているのであるから被害額も相当に上がるはずなのだけれども、それよりもブランドイメージが安くなってしまうのがマズいよねえ。



ルイヴィトンなどはファミリーレストランのおもちゃコーナーで子ども向けに売っていた偽キーホルダーにもしっかりチェックを入れてくるくらいなのに。こんなところでもブランドを守らなかった現経営陣の責任は大きい、と思うのである。



がんばってね、ギブソン。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月19日月曜日

たわけツイートがお得意の上西小百合もそろそろネタ切れ



上西小百合(34)を覚えていらっしゃるであろうか? 元衆議院議員の、元天神祭「ギャルみこし」キャンペーンガールの、というよりは写真集『小百合』で公衆の面前に悪ふざけをぶちまけた女といったほうがわかりやすいかもしれない。モザイクもかけずに。



あ、あとあたりかまわず噛み付くとか炎上させるみたいないいかたもされているけれども、しかし噛み付き屋とか炎上商法とかいうのには躊躇がある。それらがまだ職業としては成り立っていないごようすであるからだ。



そんな上西小百合だが、格闘技にまでちょっかいを出したというのでついうっかり覗いてしもた。





◆『アサ芸プラス』2018年2月16日配信
【格闘技ナメすぎ!? 上西小百合、RIZIN参戦熱望も「加藤紗里と殴り合えば」の声】

《 新たなジャンルへの挑戦を模索するも、世間からは厳しい声が集まっている。

元衆院議員の上西小百合氏が2月9日、ツイッターを更新。総合格闘技RIZIN参戦に関心があることを明らかにした。上西は女優の真木よう子が総合格闘技の練習でジムに通い、大みそかのRIZINデビューを予測するネットニュースについて触れ、「私はボクシングを始めてまだ3カ月だけど、その前に極真を6年やっていた」と格闘技経験があることをアピール。さらに「話が来てもよさそうなものだけどな。来たら考えるのに」などとコメントしたのだ。

とはいえ、年末の一大イベントとあって、実績がない者がいくら出たいとアピールしてもそう簡単に出られるイベントではないことは明らか。上西としては炎上商法の平常運転的な投稿だったのだろうが、その狙い通りか、もののみごとに炎上。ネット民からは「ちょっと格闘技かじったぐらいで偉そうに言うなや」「真剣にやっている人に失礼」「ボコボコにされるところは見てみたい」「加藤紗里とでも殴り合ってろよ」など、相手が上西ということもあって、ひどく辛辣な批判が殺到した。

「上西がどれだけ本気でRIZIN参戦を望んでいるのかわかりませんが、おそらく実現は難しいでしょう。試合に出たくて人生を懸けて努力している選手たちもいる中で、低レベルな炎上ばかり起こしている上西のようなヤカラを参戦させるようなことがあれば、それこそRIZINの価値がグンと落ちてしまいますからね。それに極真空手を6年やっていたにせよ、とてもじゃないですが、格闘技センスは感じられませんからね」(エンタメ誌ライター)

同じく炎上タレントの加藤紗里にはプロレス団体からオファーが来ていたこともあり、とりあえずは、嫌われ者同士、加藤との殴り合い、もしくは豊田真由子元衆院議員と戦うのなら世間も興味を持ってくれるかも!?》





私見だが、上西小百合とバトるのは加藤紗里(27)よりも三浦瑠麗(37)のほうが適当ではないか。どうでもいいが。さらに2人ともどうでもいいので気を揉まずにすむ。もし万一、加藤紗里と闘い、加藤紗里を必死に応援してしまうようなことになっては自分に申しわけが立たない。ハイヒールリンゴ(56)はババアだし。



ところで話は変るけれども、松本人志(54)のカラダはいったいどうしたというのであろう? まるで漫画のキン肉マンではないか。カッコいい悪いを通り越してフリーキーでさえある。あそこまでやってしまう精神の裏にはなにが潜んでいるのであろうか?



うむ。なんだろうなあ。いまの自分の立場、成り上がり過ぎた景色への恐れがあるのかもしれない。それだろうな。松本人志が吉本の事務所に顔を出すと全員が起立してお迎えをするというし、本来はちょこまかと笑いを取っては喜ぶような性質で世間知に長けているわけでもなく、それほど大物の自覚もないのでビビってしまっているのであろう。と思う。



まあ、いってみれば金正恩(34)の黒電話ヘアーみたいなものである。筋肉という鎧、などというとつまらなくなるけれどもこけ脅しのはったり筋肉。痛々しいことである。



もとい。それでこの『アサ芸プラス』の記事である。上西小百合に対して意外にやさしいのである。話題づくりにあれこれ必死になっているようすを「新たなジャンルへの挑戦を模索するも」とサラリと軽く流している。



えっと、去年の暮れだったかに別れたことになっている50歳代の実業家の彼氏というのも、あれもただの話題づくりであろう。



年末から年始にかけてニューヨーク旅行を計画していたものの、上西小百合が大みそかのAbemaTVへの出演を選んだことが破局の決定打になったといわれているけれども、3年間も交際して婚約までしていてふつうそれはないでしょ。しかもショーン・マクアドール川上(49)a.k.a.ほらっちょ川上に似ているというその人物の姿を誰も見たことがないのである。名前も不明。エア彼氏。



あ、そういえばあのときダイエットのためにはじめたボクシングに熱中する姿などに違和感を感じたようだ、とかいう報道もあったはずである。上西小百合、ボクササイズで格闘技に進出しようというのか?



しかし“テレビに出るだけがお仕事”みたいな方々は、みなさん多かれ少なかれこうした話題づくりに励んでおられるのである。交際を匂わせるツーショット写真の売り込みや、最近ではTwitterやInstagramでの交際相手の存在感アピール、おお国生さゆり(51)の黒い男との偽装交際などという凄まじいものまであった。そういうことを考えるならば、ママドルになれれば育児から自動的に話題が提供されるので有利か。うむ。



既婚者や年齢、キャラ的に男女関係が難しい場合は、いまなら田村淳(44)やオードリー春日(39)の大学受験という手もある。ひとむかし前は家庭菜園はじめました、とか農業はじめましたとかいうのも流行した。近親者の介護の話題にもそんな香ばしい匂いのするものがある。落ち目のタレントはとくにそんなこんな、あの手この手でなんとかきっかけを掴んでテレビに出してもらおうというわけである。 



しかし思うのであるけれども、テレビに出たいと願っている段階で、そいつはもうダメなのではないのか、と思うのである。いまや視聴率2桁いけば御の字の状況で、しかも民放の場合は全国津々浦々までカバーするわけでもない。それで出してやっているヅラをされて延々拘束されてはたまったものではない、と思うのだけれども。



おっと、上西小百合、今度は北朝鮮の「モランボン楽団(牡丹峰楽団)」の団長玄松月(40)に似ていると吹いているらしい。こういうことを呟きながらズブズブと沈んでいくのであろう。こうなったら新宿伊勢丹前でアントニオ猪木(74)を襲撃したインドの狂虎、タイガー・ジェット・シン(73)のごとくストリートファイトを仕掛けるしかないのではないか。



相手はあびる優(31)の夫にして「株式会社サイガ」創業社長のボンボン、あるいは浪速の火の玉ボーイ、才賀気紀左衛門(29)で。なんのことだか。上西小百合について書くといつもこうなる。もうしわけなし。(了)





楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月18日日曜日

真木よう子が覚醒剤で逮捕されるってもっぱらの噂だけどいつ?



昨日(2月17)の夜、不思議なニュースが配信された。さっそくご覧いただこう。

◆『週刊実話』2018年2月17日配信
【秒読み!突如逮捕説が浮上した大物女性芸能人】

《「完全な常習者でもうクスリとの縁が切れないようです。以前から痩せすぎの傾向でしたが、さすがに、まさかクスリのせいだったとは仰天です」(週刊誌記者)



このところ、芸能界での薬物事件での逮捕者が出ていなかったが、ここに来て、ある大物女性芸能人が当局からマークされているという情報が飛び込んで来た。



「おそらくですが、デビュー前、飲食店でアルバイトしていましたが、その時、客から教え込まれたのでは、と言われています。芸能界入りしてからはがっぽり稼げるようになり、稼ぎをクスリにつぎ込んでいたのでは。以前は大手芸能プロに所属していましたが、現在は個人事務所で活動。事務所を離れたのも、クスリが原因だったのではと言われています」(同)



その芸能人に関してのヒントだが、今年に入ってからプライベートで大きな変化があった。



その変化についてだが、クスリを常習していたとすればさもありなんといったところ。



「当局としては、彼女を逮捕することで購入ルートなどを一気にたたこうとしているようです。そのため、逮捕までのある程度時間をかける必要があったようです」(全国紙社会部記者)



いずれにせよ、逮捕されれば芸能界に衝撃が走りそうだ。》





名前が伏せられていても、誰が読んでも真木よう子(35)のことだと察しがつくであろう。土下座ツイート、コミックマーケットでの自主出版・販売がらみの炎上騒動、映画出演のドタキャンなど、このところの奇行は薬物の影響をうかがわせるのに十分だ。また今年1月末にはそれまでの所属事務所「フライングボックス」が契約の満了を発表している。



みえみえである。しかも去年12月の段階ですでに「重大スキャンダル」の噂が報道されているのである。





◆『ビジネスジャーナル』2017年12月8日配信
【真木よう子、マスコミが追う「重大スキャンダル」…事務所独立へ】

《「一部マスコミが今、真木よう子の“ある重大スキャンダル”を追ってるという噂が業界で流れています」

こう話すのは、芸能事務所関係者だ。

真木といえば11月10日、所属事務所が「現状の体調、コンディションでは長期に渡る撮影が難しく、また映画製作側へのご迷惑をかけかねない状況を考慮して、止むを得ず降板させていただくことになりました」と発表し、来年公開の篠原涼子主演の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の降板を明らかにしたことから、その体調が心配されていた。

「真木は今年の夏ドラマ『セシルのもくろみ』(フジテレビ系)で主演を務め、そのタイミングで始めたツイッターの投稿がたびたび物議を醸していました。その上、8月にはクラウドファンディングでフォトブックを制作しコミックマーケットで販売すると表明したことで炎上。その頃から、『真木さんの様子がおかしい』と周囲がざわついていたんです」(同)

「体調不良のため」と発表された映画の降板についても、「週刊女性」(主婦と生活社)は真木自身が「降ろさないで!」と監督とプロデューサーに直訴していたとも報じているが、果たして週刊誌が追っているスキャンダルとはなんなのだろうか。

「その内容とは、最近の真木が激やせして喜怒哀楽が激しく、さらに『セシルのもくろみ』の撮影をドタキャンするなど仕事をすっぽかし、さらには一部で報じられている育児放棄と関係があるようです」

そんな真木だが、所属事務所からの独立に向けた準備を進めているとの報道も出ているが、週刊誌記者は言う。

「10月に『女性自身』(光文社)が真木の恋人だと報じた男性が、独立後の真木の面倒をみる方向で進んでいるようです。しかし、この飲食ビジネスを手がける男性にはお金に関するトラブルなども多いとみられており、真木の今後を心配する声もあります。一方、真木の所属事務所としては、完全にイメージが悪化し、加えてコントロールがきかなくなった真木を守る気はないようで、独立は決定的だとみられています。ちなみに、真木の子どもは現在、離婚した元夫の実家で育てられていますが、こうした真木の振る舞いが“育児放棄”とみなされれば、さらなるイメージ悪化を招き、独立後の仕事のネックになっていくでしょう」

演技力には定評があるだけに、一日も早く女優復帰を果たしてほしいものだ。》





これを、なぜふだんはもっぱらエロ中心の『週刊実は』おっとまた間違いた(by荒木経惟)『週刊実話』がこの時期に意味ありげに配信するのであろう? あまりにぶっきらぼうな書き方からは、もうわかってるよね、という雰囲気と取り急ぎで告知のみ、な感じが伝わってくる。



前所属事務所のイヤがらせというのもピンとこない。わざわざ足を引っ張るような真似をしなくても、真木よう子、すでに十分に足腰が弱ってきているからだ。そうすると、やはりもう逮捕は目前に迫ったということなのであろう。そのXデーは平昌オリンピック終了後の2月最終週〜3月アタマ、であろうか。見せしめ効果を考慮して。



いやいや、もうあれっす。正直なところこうした予想には自信がなくなってきたのっす。平昌オリンピックで日本は惨敗!! メダル数で歴代1位の長野(10)、2位のソチ(8)を超えることはない、という予想を立ててはみたものの、あと1週間も日程を残してすでに金1、銀5、銅3の合計9個も獲得してしまっているのである。たいへんお恥ずかしい次第でござんす。



だども、あれっす。金1、銀5というところが、実は日本は大会の主役ではないことを雄弁に物語っているわけっす。一生懸命に頑張ってもよくて2番手の感じ。日本を中心にゲームが回っていたといえるのはフィギュアスケート男子くらいのものでござんしょ。



単純に獲得金メダルの数で並べてみても今大会の日本はいまのところ世界12位。つまり日本は世界の中心ではない、と、このあたりの、あたりまえではあるけれども非常に冷え冷えとした感覚を伝えたかったのでござんす。



ずいぶん手間のかかったいいわけだったこと。面目なし。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月17日土曜日

他薦・大谷翔平の嫁を勝手に探してみた



昨日(2月16日)放送のTBS「爆報!THE フライデー」で野村克也(82)が亡くなった妻・沙知代(85)の経歴をすべてウソだったとバラしたらしい。



「ええ格好したかったんじゃないの?」だそうだ。で、「いいほうに考えりゃ、嘘をついてでも俺をゲットしたいと。そういう愛情の変換でそうなったんじゃないの。そういうふうに取った」と。



スゴい話である。たぶんこれがほかのカップルであれば素晴しい愛情物語に聞こえたのかもしれないけれどもまったくそう感じないのはいったいなぜであろう? ほんとうに故人には申しわけないけれども。



そういえばあの男、大谷翔平はどんな女と結婚するのであろう? たしか23歳だから結婚するのはまだ少し先かもしれぬ。しかしスポーツ選手は早めに結婚したほうがいいというし……、とボンヤリしていたらこんな記事があった。





◆『アサ芸プラス』2018年2月15日配信
【旬の美女アナ「オトコ争奪バトル」を火花実況 大谷翔平をめぐるバトルが勃発】

《 〈— 略 —〉 さらに、フジの局内では「球界の至宝」を巡って、より激しい“内紛”が繰り広げられているようだ。フジテレビ関係者が語る。

「火種はメジャーリーグのエンゼルスに移籍した大谷翔平(23)です。『大谷選手の嫁になりたい』と、うちの女子アナたちがバチバチと火花を散らしています」

その一人が、現在「めざましテレビ」でスポーツコーナーを担当している久慈暁子アナ(23)である。

「出身がともに岩手県奥州市で同郷の仲。入社前から大谷と面識がある久慈が『最も大谷に近いアナ』と言われています。彼女自身も自覚していて、先輩社員から『大谷とつきあっちゃえば?』という軽口に『そのつもりです』とニッコリ笑って返していました」(前出・フジ関係者)

いまだスキャンダルがない久慈アナに熱愛発覚となれば、局にとって一大事かと思いきや、

「女子アナにとって、華のあるスポーツ選手と近しい関係になることはマイナスではありません。業界の“ニュースソース”になることで、仕事に生かせる可能性も出てきますからね」

とは女子アナウオッチャーの丸山大次郎氏。この指摘を裏づけるかのように、局をあげて久慈アナをプッシュしているようで、

「上層部も久慈に大谷への接近を期待していて、メジャーリーグ開幕に向けて、渡米して単独取材を行う企画も進んでいます。会う機会は増えていくでしょう」(前出・フジ関係者)

片や、嫁候補の対抗馬と目されるのが三田友梨佳アナ(30)だ。

「昨年末、西武の金子侑司選手(27)との破局が報じられましたが、三田アナもエンゼルスの本拠地・アナハイムでの大谷取材を直訴していたようです。三田アナは青山学院大学時代に野球部のマネージャーを務めた生っ粋の“野球選手好き”。高校時代から大谷にたびたびインタビューを行い、早くから『大谷ウオッチャー』を公言していました。金子との破局から『大谷狙いに切り替えた』と見るムキもありますね」(芸能記者)

世界が注目する二刀流だけに、久慈アナと三田アナの一騎打ちでは収まりそうにもない。

「フリー転身して『スポーツLIFE HERO’S』でMCを務める加藤綾子(32)も黙っていないでしょう。ダルビッシュ有(31)らメジャー選手とのパイプもあるのでバカにはできません」(前出・芸能記者)

大谷のメジャーでの活躍に、華を添えてくれそうだ。》





「バカにはできません」とはシドイ。加藤綾子(32)もいいツラの皮である。しかし『アサ芸プラス』は『週刊文春』を読まないのであろうか。 2017年12月14日発売号である。それによると大谷翔平の両親は結婚の相手にはアスリートが望ましいと考えており、女子アナや女優とは結婚させないと釘を刺しているらしいのである。でもってご本人も納得しているとのこと。



というわけで『アサ芸プラス』に名前を挙げられた方々は残念ながら全員失格である。ここにはいないけれども薄〜い噂になった中京テレビ放送の市野瀬瞳(33)もアウト。アナウンサーは半公人扱いで書きやすいしなんとなく派手な感じもするのでマスコミ的には望ましいのであろうけれども。



あ、記事にある名前でも金子侑司(27)だけはオーケーだよん。そういえばまたまた超絶大記録&記憶を残しそうなゆずゆず、羽生結弦(23)はどうするのであろう? ちょうど同い年だし。なあ。



さて、まじめに考えよう。『週刊文春』によると現在女っ気はゼロ。そうなると大谷翔平の結婚相手は“アスリート”だけを手がかりにあてずっぽうにピックアップしていくしかない。



性格的にはやはり気が強く自立した感じが望ましいであろう。なにぶん大谷翔平はあと2年間日本国内でプレーすれば100億円ともいわれる契約金を捨てて大リーグに渡った男である。なにより自分の意思を優先し、頑固である。したがってなんとか結婚したいと下心みえみえで近づいてくる女はそれだけで敬遠される。ノーピッチングで申告敬遠。



女のほうから近寄っていけないとなると大谷翔平はアメリカで忙しいし、出会いのきっかけはたいへん限られてしまう。しかも、もちろんアスリートでなければならない。結局、見合いというか誰かの紹介で出会うということになるのであろうか。



じゃあ誰を紹介してやろうかなあ、と考えて見つけたのである。誰かコイツをボクの翔平(by栗山英樹)に紹介してやっておくれ。



佐藤千尋(28)、大谷翔平と同じく岩手県出身の女子プロ野球選手。以下ウイキペディアから。



「金ケ崎町立第一小学校3年から第一スポーツ少年団でソフトボールを始める。金ケ崎中、一関一高時代は遊撃手として活躍、高2秋の新人戦では主将を務め優勝し、春の全国選抜に出場した。
北海道教育大学岩見沢校に進学。マネージャーとして野球部に入部するが、プレーへの思いが抑え切れず2年春に選手に転向。同大学初の女子プレーヤーとなる。2年秋には二部で初安打を記録、2季経験した一部での出番はなかったが、4年秋の二部最終戦では「9番二塁手」で先発フル出場した。
2011年の日本女子プロ野球機構第3回トライアウトに合格した。
大学在学中に中学と高校の体育教諭免許を取得。今後はプロ選手の活動と並行して通信教育で小学教諭の資格も目指す。
2011年12月23日、兵庫スイングスマイリーズへの入団が発表された。背番号は26。」



どや? ぴったしではないか。身長は160cmだがなんとかなる。しかも同郷、野球選手であるという以外にも大きなアドバンテージがある。なんと大谷翔平の母・加代子(52)に雰囲気が似ているのである。髪の毛がもっさりしているところとか。私の観るところマザコンではない男はいない。うむ。地元のマスコミ関係者の方々、ひとつ骨を折ってくれんかの。



でもってダルビッシュ有&山本んちに負けないプロスポーツ一族を形成してもらえんかの、と気分はブリーダーである。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月16日金曜日

みんなホラー好きなのは本能を刺激されるから



どういうわけか仕事中の音楽が邪魔になってきた。しかしもともと集中できるタイプではないので気休めになるものはほしい。というわけでYouTubeを音を消して流している。こうした場合、美女および心霊動画などが音がなくても内容が伝わるので都合がよい。



しかし、あの一般人が投稿する態の心霊動画のたぐいはなんとかならぬか。やたら画質が悪く暗く、意図的に見づらい。なかにはほんとうに何度繰り返し見てもどこのなにを怖がっていいのかわからないものまであった。



しかも、そんななかようやく登場してくるものといえばモヤモヤした黒い霧のような影とかコープスペイントに白い衣裳の学芸会風、あるいは隠しようもない合成ばっかし!! こんなのでよければ大量生産してあげようじゃないの、といいたくもなる。



そこで思いついてホラー映画の予告編を見ることにした。なかなかよい。2分程度のあいだに凄まじき阿鼻叫喚、怪人怪物が暴れ顔が変型し血しぶきが舞い首が転がり家や車が破壊される。まあすっきり楽しいことこのうえない。ひえ〜怖〜い痛〜い、な気分になれる。映画の中身はまったくわからないけれども。



そうなの。とくにスプラッターといわれる血糊使用量の多い映画については、ストーリーなどきっとどうでもいいのである。状況設定も要らない。なにがしか感情移入ができる主人公がいさえすれば、あとはこれでもかとばかり酸鼻なシーンが繰り広げられればきっとそれでいいのである。



このへんの事情はAVにも共通する。わざわざ人妻ナンパとか妹は女子校生、とかにする必要がどこにある? しかもそんなダルい演出をしているうちにブルマや教室、おっとその「女子校生」も「JK」も業界の自主規制の対象になったんだってよ。もともと要らないからどうでもいいけんど。最初から最後まで、ただただ組んずほぐれつしていればそれでいいんじゃないの。と私は思う。



ポルノとホラー、ともに本能を刺激するとてもよく似た者同士である。であるからして自動的に感動を呼び起こすものとして「感動ポルノ」というややこしいいいかたがあるけれども、それは「感動ホラー」でもいいわけである。しかしホラーよりもポルノのほうがなんとなく穏便ではある。



投稿心霊動画には本質にかかわる部分で弱点があるので、すぐに飽きられるのもいたしかたないところはある。それは一般人による(現実の)撮影という態をとっているかきぎり、あまりに現実離れした奇想天外なものはつくれないということである。



突然巨大なバケモノが出てきて前を歩いていたオジサンをアタマからガリガリ齧っちゃいました、なんてことにしたら、齧られたオジサンはどこの誰でそれはいつどこで起こり、警察には通報したのか? みたいなことになってしまう。



なので投稿心霊動画に出てくる異世界の方々はただただぼうっと立っていたりフラフラ歩いていたり、せいぜい鴨居からぶら下っていたりするだけなのである。これは仲間内でやる幽霊話の場合でも同じだ。さもなくば友だちの友だちが……、と伝聞形式に頼るしかない。



日本の怪談話、幽霊話はあまり血が流れない、主人公との闘いに発展しない、という特徴があるといわれるけれども、それは人間の気質の違いからくるのではなくて、ただ、身近なお話であるだけに激しすぎたり主人公の関わり方が深くなりすぎたりすれば物語のリアリティを維持するのが困難になる、というだけの事情によるものではないか、と思う。



その点ヨーロッパの方々はいつも地続きの他国すなわち異界からの侵入者なんかもあったわけで、バケモノの設定を細かく詰めなくても感覚的な怖さは醸し出されたのであろう。



でもっていろいろな予告編を眺めて気がついたのであるけれども、ヨーロッパのホラー映画はエロと結びついているものがいまだに少なくない。残酷とエロでまとめて18禁・15禁。私としてはまったくピンとこないのだけれども需要はあるのだ。



その点ではアメリカのホラーはエロはないし子どもと動物は大切に扱われるしで、たいへん健全である。そのかわりというか狂気はいささか足りない感じがする。なので、いまはまだ阿鼻叫喚のシーンをあの手この手のSFXやVFXで見せてしのいでいるけれども、そろそろ手詰まりの感は否めない。



さて、AVは女優さえ変われば毎度おなじみの組んずほぐれつだけでいつまでも続けられそうな気がするけれども、ホラーはそうはいかない。ただひとつゾンビものを除いては。



生きるには食べることが欠かせないわけでこれも大切な本能である。そんな「食」をホラーに移植すればカニバリズム(cannibalism = 人肉嗜食)であろう。かたや食欲かたや性欲ではあるけれども人間にヒットするレベルが本能に近く、ホラーの中でもとくにゾンビものとAVが似ているのはまさにこの点である。



であるからこそAVが女優さえ変れば十年一日のごとくやっていけるように、ゾンビ映画も毎年毎年大量につくり続けられて飽きられないのである。主人公が助かるか死ぬかだけで成り立っているようなほかのホラーではこうはいかない。



単純にホラーとしてのSEX、ホラーAVといえば、たぶんコレである。もうひとつのJK=熟年高齢者。あまりに怖いので私は見ていない。





◆『DIAMOND online』2017年3月20日配信
【80代の現役AV女優が語る、長寿時代の「性」】

《 長寿時代は男も女も灰になるまで──人間の三欲の一つである「性」は、老いてこそ手近な“悦楽”として重視される傾向にある。

都内のレンタルビデオ店店員が言う。

「中古AVの購入客はもっぱらシニア層です。1本50~300円でワゴンセールに並べた端から朝一番に来店して買っていく。10本以上まとめ買いをする“おじいちゃん”も珍しくなく、大抵の目ぼしいタイトルは昼までに売り切れますね。若い新人女優よりは素人っぽい熟女モノが好まれ、常連客の74歳男性などは『若い子どものエッチなんて観ても仕方ないだろう!』と、レンタルでも熟女か超熟女タイトルしか手に取りません」

超高齢化社会に突入し、平均寿命が男女ともに80歳を超える現代では、孫や曾孫と同世代の女優より、一~二回り以内の年齢差に需要が集まるのも当然の成り行きか。

その上で、インターネット動画よりDVDの方が馴染み深い世代の男性こそ、AVの“メインユーザー化”する動きは止まらず、事実、7~8年前からは「女子高(校)生」とは異なる、もう一つの“JK”(=熟年高齢者)市場が活性化。インターネットも普及して、AV市場全体が全盛期の5分の1程度に縮小を続ける中、還暦以上の“超熟女”作品の人気とニーズは衰え知らずである。

熟女専門AVメーカーの老舗、「ルビー」の制作担当者が内情を明かす。

「近年では60代の女優モノが人気で、高ルックスの女優の還暦デビュー作がその月の売上ナンバーワンになります。10年ほど前は『五十路』の女優作品がインパクトもあって人気でしたが、これが長寿化に伴いそのままスライドしている格好です」
還暦過ぎの女優作品しか興味を示さない愛好者も多く、熱狂的なファンにおいては発売前から問い合わせを受けることも少なくないという。
「女優と同世代~年上の男性のみならず、『マザコン』とは違う、常に“年上好き”の40~50代男性が支持層で、皆さんからは『50代なんて、まだガキじゃないか!』とも言われます」(同前)。

こうした実情から、業界では“還暦超え”女優の発掘に余念がないが、常時「需要に供給が追い付いていない」状況が続いている。

「『AVに出てみたい』と中高年女性からの問い合わせも増えましたが、ほとんどが50代で、『お金が欲しい』より『プロの技で感じてみたい』や、寝取られ願望を持つ夫に『勧められて』といった動機が目立ちます。70~80代になるとさらに希少性が高まって、確保はより困難を極めるのです」(同前)

というのも、撮影は一日通しのタフな現場で、体力と“丈夫さ”が最も重視されるため。体も硬くなっており体位に無茶ができず、「関節が柔らかい」「心肺に持病がない」など年と共に健康面での出演ハードルも上がるのだ。

 〈— 略 —〉》





生殖ということからいえば虚空で永遠の空回りを続けるしかないJKAV。留まるところを知らず、また行き着く先も見えぬ欲望。ホラーである。でもってこうしてくだらない連想をして仕事を遅らせる私のアタマのなかもかなりなホラーなのだと思う。いいトシして。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月15日木曜日

渡部建の味覚オンチで中身がないところが佐々木希のお気にいり



佐々木希(30)が渡部建(45)と結婚したと聞いたとき、私の胸の奥でなにかがカチッと音を立てたのである。しばらくしてそれが“女嫌いメーター”であることに気がついた。またさらに“嫌い”がすすんでしまったのだ。まるで恋人に手ひどく裏切られた男のように。まあそれくらい私にとってはショッキングな出来事であった。



ちなみに世界終末時計はただいま2分前を指している。世界の終りにこれまでで最接近だ。のぞのぞの結婚のせいである。



それからというもの私は傷心のあまり正面からこの問題を捉えることができなかった。しかしそうとばかりもいってはおられない。そろそろこの問題をなんとか咀嚼・克服しなければ、このいつまでも少年のようにしなやかで透明な心が固く強ばってしまう。Why 渡部(ヒトでなしの)建?



そんな私に朗報が届いた。




◆『日刊ゲンダイDIGITAL』2018年1月7日配信
【特製焼酎は謎の味 グルメ王アンジャ渡部に“味オンチ疑惑”】

《 もはや芸能界のグルメ王として不動の地位を築いたアンジャッシュ渡部建(45)。

しかし、最近こんな疑惑が浮上している。とある居酒屋店主の話。

「若手芸人さんたちを連れてよく来店してくれていました。渡部さんが飲まれるのは必ず芋焼酎。でも、飲み方がちょっと特殊なんです。芋は普通ならロック、濃いのが苦手な方は水割りかお湯割りにするのが一般的です。ところが渡部さんは芋焼酎をウーロン茶で割るんです。米焼酎や麦焼酎と違ってクセの強い芋焼酎は、緑茶でもウーロン茶でもお茶類との相性はよくありません。個性がぶつかり合うからです。

まあ、そこまでは好みの問題でもあるのでいいのですが、渡部さんはさらにそこにレモンを搾るんです。芋焼酎とウーロン茶がすでに合わない上に、さらにレモン果汁はもっと合いません。後輩芸人さんたちは、グルメの先輩の渡部さんが言うんだから間違いないといった顔でみんな同じ飲み方をしてましたが、飲んでみてから内心では『エッ!?』って思ってたはずですよ。試してみれば分かります。芋焼酎&ウーロン茶&レモン果汁がいかにおいしくないか(笑い)」

以前、テレビ番組で糠床を間違った方法で育てていたことがバレて赤っ恥をかいた渡部。お店を何百軒も知っているからといって舌が肥えているとは限らないもの。外食のし過ぎで味覚がバカになったのか。》





渡部建が味のわからないヤツだというのは気づいていたのである。“食”に対するスタンスがあまりにもいい加減だからだ。よく“情報を食べる”みたいなことをいう場合があるけれども、味覚は官能の世界である。なにか知識を吹き込まれただけで味が大きく変わって感じるくらいなら“舌”で勝負する資格はない。



味覚は極端にいえば生き死ににつながる食物の摂取・選択の重要な一端を担っているわけで、たいへん保守的なものなのである。アレコレ無造作に口に入れていればいつか酷い目に遭う。したがって1度食べて死ななかった腹が痛くならなかった、安全だったというのが選好の第一条件になる。



したがって、基本的な味覚は幼児期につくられ、それ以降は好奇心とか社会的志向とかから細々としたオプションが設定されるくらいのものだ。味覚は筋トレみたいに食事の数や量を増やせば鍛えられるというものではない。またトシを取るとむかし子どものころ食べたものが食べたくなるというのもこのあたりの事情を物語っている。



マスコミで仕事をするときには、残念ながら“舌”で勝負することができなければ、調理法や素材、歴史について詳しく研究し、そこからその一皿の価値を評価する方法というものもあるであろう。料理の博物学。なぜこの饅頭はここにあるのか、この饅頭がここにある意味は、と問いかけたりするわけである。“味”ではなく食文化、文化評論に近づく。



ところが渡部建の場合は、バカ中学生のごとく「うめえ!!」と喚くものの味の表現は酷く狭く限られ、「稀少な部位です!」と語るもの突っ込んだ説明はほとんどない。“味”もダメだし文化評論としての“食”もダメ。猛烈に中途半端。薄味。ピョンチャンの空より寒い。のである。



なあ、なにが悲しくて佐々木希がこんな男と結婚せにゃならんのよ、しょーちゃん!!(by金子信雄)。



そう、忘れもしない佐々木希の結婚が発表された2017年4月9日以来、私はこの問題をずうっと抱え込んでいたのである。そしていま解決のときはきた。



佐々木希と渡部建の結婚は「東京第一世代婚」なのである。



秋田生まれ秋田育ちの佐々木希と高度経済成長期に急激に発展した八王子市郊外出身の渡部建。どちらもネイティブ都会人=“東京人”ではない。近郊出身者と地方出身者とどちらに非東京人コンプレックスがより強いかというのはおもしろい問題であるけれども、この場合は2人揃って相当に強い。



そのコンプレックスに正直な佇まい——ご本人はイヤだろうけれどもそれが素晴しいのよ、を見せていた佐々木希に対し、渡部建はもっぱら外見を気にすることで“東京人”への同化を図ろうとしてきたのである。つまり外ヅラ野郎である。いってしまえばグルメを気取るほとんどがこのタイプだけれども、その典型が渡部建めである。好きな漫画家は弘兼憲史(70)だし。



ああ、いまWikipediaで確認中に目に飛び込んでしまった〈渡部希〉の文字。心が痛い。



なので渡部建、佐々木希にとっては緊張せずに付き合える手頃な相手であったのである。店の地理には詳しいし中身がないからどんな融通も効く。主張がないのでウザくない。グルメがダメになったらイクメンでも恐妻キャラでもなんでもやれる。ただし外ヅラばかり気にするところが鼻につきだせば、その瞬間に放り出される。



結婚を契機に佐々木希はそれまでの自信のなさからうって変わって明るく堂々とした印象になった。そういえば、脅威の若年寄リリー・フランキー(54)との初夜のシーンを含む映画「一茶」がお蔵入りになりそうなのは悲しいやらホッとするやら。のぞのぞ、なして? なしてリリー? 独身時代への置き土産にしても。



もとい。佐々木希にとって渡部建はラクで心強い、そしてイメージ上の同郷のアテンダント(attendant =接客係)なのである。



渡部建をして“芸能界のアテンド王”とはよくいったものである。あと20年もすればご本人がマジでアテンドの世話になる。這えば立て、立てば歩け、の逆を地でいくようになる。食べつけないものを食べ続ければカラダに負担がかかって老化は速いのだ。いまに見ていろ。



でもって、いつか子どもが「ねえママ、どうしてこんなスルメ男(byつげ義春)みたいなパパなんかと結婚したの? 」といい出す日がくる。すると「イナカから出てきたママとパパがねえ、お仕事で偶然に知り合ったの」とかなんとか答えるわけである。お昼の稲庭うどんなんか茹でながら。



地方出身者をバカにしているわけでは決してない。このふたりはよそ者としてはじめて東京に根を下ろした「東京第一世代婚」、そしておそらく「東京第一世代」が独特な意味をもつ最後の「東京第一世代婚」だと思うわけである。



理解するとは文字通り“平らげる”ことである。恩讐を超えさせる。しかし渡部建にはもうしばら〜く食欲はわかない。(了)



楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月14日水曜日

舌をベロベロさせて幼児性丸出しのキムタクがイタ〜い!!



木村拓哉45歳、めっきり萎み脚さばきも小幅になって、早くも初老の風情を醸しはじめている。若い時代を知っている目には、キャンプファイアーを囲む友だちの1人に突然悪霊が乗り移ったというホラー的展開さえ妄想させる変貌ぶりである。なぜファイアーかわからないしファイアーする友だちもいないが。



しかし木村拓哉、中身はまだまだ若いのである。





◆『日刊サイゾー』2018年2月13日配信
【木村拓哉のLINEがイタすぎ! “舌ペロ”自撮り&「まぁ~す!」「でぇ~す!」を連発中】

《 元SMAPの木村拓哉が、舌を出した状態での自撮り写真を連投し、「イタすぎる」と指摘されている。

木村が“舌出し”を連発しているのは、主演ドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)の公式LINE。8日、サングラスをかけた木村は「今夜は4話でぇ~す!! 我がBGチームは朝からバッチリ撮影しておりまぁ~す!」と舌をペロリ。

さらに3日後の11日にも、「今日も、ロケからのテレビ朝日に移動して撮影でぇ~す!」と、同様に舌を出した自撮り写真を投稿している。

本来、SNSへの投稿が禁止されているジャニーズタレント。しかし、木村は正月に期間限定で放送された「LINEのお年玉スタンプ キャンペーン」のCMに出演したほか、木村のLINEスタンプが公式でリリースされたこともあり、LINEに限り投稿を行っているようだ。

「思わずギョッとするようなサングラスでの舌出し写真の連投もさることながら、『撮影しておりまぁ~す』『4話でぇ~す』『日差しが貴重な温もりぃ~!!』といったバカっぽい語尾を連発。案の定、『頭悪そう』『イタい』といった声が上がっている。もし、木村が草なぎ剛や稲垣吾郎のように自由にSNSを始めた場合、おそらくこんな投稿ばかりが続くのでしょう。それを思うと、ジャニーズ事務所がNGにしていて“よかった”としか言いようがありません」(芸能記者)

木村といえば、妻・工藤静香のインスタグラムに関しても「自撮り写真がイタい」と話題になったばかりだ。

「工藤は先月下旬から今月にかけて、“どアップ”の自撮り写真を大量に投稿。その“キメ顔”ぶりが『痛々しい』『怖いし、キツい』『山姥みたい』と話題になってしまった。まさに“似たもの夫婦”と言えそう」(同)

痛々しい自撮り写真を公開し続ける木村と工藤。夫婦揃って、SNSには向いていないようだ。》





添付された写真を見ると、なるほどキレイにお手入れの行き届いた舌である。色素の沈着はもちろん舌苔などあるわけもない。健康的な薄紅色でぇ~す。世間の皆さまにお見せしても大丈夫なクォリティは保っている。フケ顔の中で唯一若いともいえるけれども。



しかしだからといって45歳のオトナの男がしばしば舌を出すというのは、やはり考えものである。舌を出して喜ばれるのはキッスのジーンシモンズか妖怪からかさ小僧くらいのものだ。



ああ、そういえば子どものころに見たモンタレー(Monterey)ポップフェスティバルだったかの映画でジミヘンドリックスが舌をペロペロ出していたのを、そうかあれはエアレロレロだったのだ、とわかったときにはもう中学生になっていた。ギターに火を点けるために油をピッとかけた洗剤の容器みたいなのはカッコ悪かった。



木村拓哉、つい最近もテレビ朝日「帰れま10」で回転寿し相手に迎え舌をして顰蹙を買ったばかりなのに懲りない。なぜこんなにペロペロと幼稚なのであろう? とまた頼まれてもいないのに考えて思いついたのは、結局表情のバリエーションが乏しいからではないか、ということである。



木村拓哉のLINEも見てみたけれども、叫ぶようにクチを開けたり歪めたりしている写真もかなり多い。なにかスナップ用に表情をつくらなければならないとなったときに、たぶんその役割はおクチまわりに集中するのである。それしかできない。幼児と同じ。というかそれ以下。役者なのに。



飲み屋なんかでお嬢さまにお若いですねえ、といわれるためのポイントは以下の5点である。



1)快活にふるまう

2)一芸・1ジャンルに通じる

3)世間に斜の姿勢を保つ

4)自信ありげにふるまう

5)ガブガブ飲む



である。しかし、であるからといってモテるとは限らないので気をつけよう。



舌およびおクチまわりでの表情づくりは、オトナの世界では幼稚とはいわれても若いとはいわれないのである。しかしいまの世の中、総じてみな若く見られようとして1)〜 4)の行いに励んでいるのではないか、そしてその結果、若いを通り越してみんな幼稚になってしまったのではないか、と思うのである。加減が難しいのね。



たとえばドナルドトランプに影響されたらしい安倍晋三の朝日新聞批判のしつこさ、結局のところただただあり得るあり得ないの推論同士を闘わせている三浦瑠麗(37)の北朝鮮スリーパーセル大阪ヤバい発言(「ワイドナショー」フジテレビ)とそれへの批判である。おとなげなす。そう、これも“おとなげ”のお話なのである。



ま、確かに関西の都市部は他より北朝鮮のスリーパーが潜みやすい地域だとは思うけれども、マスコミにおいてこうしたデリケートな問題に具体的な地名を挙げて言及してしまうのはポリティカルコレクトネス(political correctness=政治的・社会的に公正・公平・中立的で、なおかつ差別・偏見が含まれていない言葉や用語)的には完全にアウトである。決めつけられてしまう側への視点がない。



さらに「こうした反応になるのは、番組をよく見ていなかったか、よほど、うがった見方をしたのか。理解できません」「仮にこのレベルの発言が難しいのであれば、この国で安全保障について議論をするのは正直、不可能です」、ときた。これをまとめて平たくいうと「バカじゃないの? もういいから!!」であろう。これで37歳である。



もとい。あなた、もしかして舌をベロベロしている木村拓哉が大好きなのではござらぬか? いつまでもそのままでいてちょ〜だい、などと願ってはいないであろうか?  うむ。たぶんそういう方々も多いのであろうと思う。日本は子どもが少ないのでみんなで子どもの役もやらなければならないのである。たぶん人間の群はそういうふうにできている。



それでも、舌先が2つに割れていればおもしろかったのになーなどと妄想と現実の境をウロウロしている私よりはよっぽどオトナで健全であろうの。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介





2018年2月13日火曜日

瀬戸際で自身の人生を救った高梨沙羅の銅メダル



【おはよう句会】
 ◎ 平成三十年二月十三日(火)先負 苗字制定記念日 一

痩せた躯であごを出し 北からの女 虚勢を張る
ただただ 独裁者と生きるは厄介なりとぞ思ふ

〈解題〉
第3代北朝鮮最高指導者・金正恩の実妹、金与正(30)が平昌冬季オリンピックに合わせて訪韓していた。虚勢を張るものの泰然、威風堂々とはほど遠いその風姿からは、独りで大向こうを相手取る切迫感が滲んでいた。しかしその痩せた肩が担う約2500万人の国民の命運を思うと胸を塞がれる思いもする。





たしかに私は去る1月17日、ソチに続き今回の平昌でも高梨沙羅(21)はメダルを取れない!! と申し上げました。銅メダル獲得、おめでとうございます。



改めまして、たいへん失礼な見通しを立てて申しわけございませんでした。けれども、みなさまもういまのこの時点に到れば、なぜあのとき私がメダルは取れないと予測したかがおわかりいただいているかと存じます。インタビューなどを見ておりましても試合が近づくに連れ高まる極度の緊張と孤独の激しさがひっしひしと伝わってきて痛々しいほどでございました。



しかしながらマスコミの論調はとにかく金をめざす、めざせ、の一辺倒、それに異を唱えるわけにはいかないご本人の口調も、最後にはまるで初見の台本のごとき棒読みになっていたのであります。



で、さてめでたく銅メダルに手が届いてからのマスコミは一転してこの4年間の苦しさ辛さを書き連ねねぎらっております。もちろんそれはあたりまえのことでございます。しかし私としましては、いまになって精神的にキツかったであろうよく頑張った、とクチを揃えて褒めそやすより、どうしてそのさなかにいるときにそれを書けなかったのか? と思うわけでございます。



そうしていただければ、高梨沙羅もよっぽとラクになったはずでございます。少なくとも昨日(2月12日)までのような苦悩を抱え込むことはなかったであろう、と。



でもって試合後には4年間の苦労をクローズアップするのもマスコミとしては予定通りで破綻はないけれども、なかなかリアルなドラマは感じられないわけでございます。



大衆に迎合するマスコミ、ここに極まった感じがいたします。もっと前もって高梨沙羅の苦悩がしっかり伝えられていれば銅メダルに感動爆発!! 感涙で日本沈没!! だったのでございます。



まあ、とりあえずこれで高梨沙羅ご本人もだいぶご自分を取り戻したようでございます。平昌ではソチで壊れたこころのカケラを拾えればいいのだ、と詩人のようなナイスなことを書いてしまった私もホッとしております。高梨沙羅のインタビューはコレ↓。





◆『日刊スポーツ』2018年2月13日配信
【高梨沙羅「最後の最後に一番いいジャンプ」一問一答】

《 高梨沙羅(21=クラレ)が銅メダルを獲得した。1回目で103・5メートルを飛び120・3点をマーク。全体3位で臨んだ2回目のジャンプは103・5メートルを飛び、合計243・8点をマークした。着地の瞬間、両手を上げてガッツポーズを繰り返した。ゴーグル越しにもわかるほど涙が流れた。表彰台では笑顔で手を振り、観客に頭を下げた。

表彰式後の高梨の一問一答は次のとおり。

 -銅メダルを獲得

高梨 最後の最後に渾身の、ここにきて一番いいジャンプが飛べましたし、何より日本のチームのみんなが下で待っててくれたのがすごくうれしくて。結果的には金メダルを取ることはできなかったんですけど、すごく自分の中でも記憶に残る、競技人生につながる、糧になる貴重な経験をさせていただいたと思います。

 -2回目のジャンプ、終わった後に笑顔

高梨 正直、最後にいいジャンプが出たのでホッとして、気が緩んで(笑顔が出て)しまいました。

 -他のチームメイトの選手からはどんな声をかけてもらった

高梨 「お疲れさま、すごいね」って抱き寄せてもらった時にすごくホッとして。涙が止まらなくて、日本チームとしてこの場にこれてよかったと思いました。

 -この4年間、世界中の選手から目標にされたプレッシャーもあったのでは

高梨 ソチオリンピックからの4年間ずっと悔しい思いを持ってやってきたつもりですけど、自分は金メダルを取る器ではないということがわかりましたし、やはりまだまだ競技者としてもっと勉強しないといけない部分もたくさんある。周りの先輩達から学んでもっと成長していきたいです。》





うむ。こちらもなかなかナイスですねえ。「『お疲れさま、すごいね』って抱き寄せてもらった時にすごくホッとして。涙が止まらなくて」のところ、癒された瞬間の振り返りは感動的である。つーかもはや私のようなゲスな野次馬が口を挟めるお話ではない感じさえする。“ナイスですねえ”が書けたのでデアル体に戻っているのである。



ご本人も深く納得されているようであるし、これまでは口が裂けてもいえなかった「 自分は金メダルを取る器ではない」というフレーズがこぼれたのもよかった。これでリラックスして新しいチャレンジがはじめられる。と思う。



オリンピック開催地、韓国では高梨沙羅のオルチャンメイクが好評で「美女鳥」と呼ばれ、「ルックスはキムヨナに迫る」とも評されているそうである。ウソかホントかわからぬけれどもカスタム入りの顔に迫るのであるからたいしたものである。



あ、オブセッション(obsession=強迫観念)が強すぎて表情が消えてしまっていた昨日までの顔からそういう連想が生まれたのはむしろ自然なのかもしれない。とするとキムヨナ、顔面カスタムを証明されたことになる。



もうひとつ、今回の平昌オリンピックについては全体として日本惨敗、メダル数で歴代1位の長野(10)、2位のソチ(8)を超えることはない、という予想を立てたのであった。現在3個(高木美帆・銀、高梨沙羅/原大智・銅)、日程終了の25日までまだかなりの競技が残されているけれども、メダルを計算できる種目は多くない。どうなることか。



私の場合、ここ数年でつくづく国に対するロイヤルティが低くなってしまったのう、とテレビを観つつ実感している。(了)



楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介




2018年2月12日月曜日

オリンピックとともにドーピングも進化するので、たいへん!!



ドープ(dope)といえばヤクである。ヒップホップ系の方々のあいだでは「カッコいい」「最高」という意味もある、と「英語部マガジン」に書いてあった。「dope」の語源には2つの説がある。



1)南アフリカの原住民が儀式舞踊を演じる際に飲用していたとされる「dop」というアルコール飲料

2)オランダ語で「濃いディッピングソース」を意味する「doop」



うむ。doppuriの「dop」ではないわけだ。でもって今回は大きな国際大会のたびに問題になるそのドーピング(doping)の世界を覗いてみたいと思う。



覗いた途端に目が合ってしまうのがロシアである。“ロシアはドーピング大国”という芳しからぬ評判が、この私の空白の多いアタマにも摺り込まれておる。



「1968年から2017年までに、ロシア人アスリートから剥奪されたオリンピックメダル数は50にのぼる。その数には、ソチオリンピック(2014)でロシアが獲得したメダル総数33個のうち剥奪された13個も含まれている」
※『INSIGHT』2018年1月23日配信【冬季五輪からのロシアの締め出しで、「ドーピング問題」は一掃できるのか】



まあ、なにぶんこんな実績があるのであるから、不名誉ないわれ方もいたしかたがない。とくにここ2年あまりのロシアは絶えずドーピングに関する問題を起こしてきた。『Number Web』(2017年11月12日配信)【今も続くロシアとドーピング問題。平昌五輪出場への“折衷案”とは。】から見てみよう。



「(ドーピング違反によって)2015年11月、国際陸上競技連盟がロシア陸上競技連盟を資格停止処分とし、リオデジャネイロ五輪(2016)にも陸上で出場できたのは個人資格で認められた1名のみという事態となった。また、リオ・パラリンピックではロシアそのものの参加が認められなかった。

ことは夏季五輪だけにとどまらなかった。2016年、世界反ドーピング機関(WADA)が、2014年のソチ五輪でのドーピング疑惑の浮上によりロシアの調査に乗り出すと発表。2016年5月には、ロシアのドーピング検査所の元所長が、ソチ五輪で組織的な不正が行なわれていたことを証言し、7月にはWADAが、国家の指示のもと、組織的に行なっていたと結論付けた」

こうした結果、平昌オリンピックへの参加は認められなかった。



スポーツにおけるドーピングの歴史は長い。1865年のアムステルダム運河水泳競技での覚醒剤の使用を皮切りに、1886年にはボルドー〜パリ間600kmの自転車競技において、イギリス人選手が興奮剤(トリメチル)使用による最初の死亡事故を起こしている。“近代スポーツ初の死者”なのだそうだ。



かつてアマチュア規定が厳しく、共産圏などで国家丸抱えで育成されるスポーツ選手を「ステートアマ」と呼んでいた時代があった。このあたりの事情はいまもあまり変らないか。



で、これはドーピングというのか、1960年代の東ドイツでは競泳選手の浮力を増そうと空気浣腸までしたという噂が伝わっている。いや推進力ではなく浮力よ浮力。水中での体のバランスが取れず却下されたというけれども、そこまで、である。背泳ぎでもダメだったのであろうか? いやいや笑いごとではなく腸が破裂したという事件も起きたくらい真剣だったのだ。



もしオリンピックで金メダルでも取ればおおいに国威発揚、国家の宣伝になるし国内政治にも利用できる、選手には物質的に豊かな生活が保障される。であるからエアエネマ(air enema=空気浣腸)以外にもありとあらゆる無茶が試されていたらしい。世界の変態さんが喜びそうである。



それにしても思いつきで書いてしまったエアエネマってホントであろうか? われながら。ああWikipediaにもそう書いてあった。よかったす。ついでに浣腸プレイはklismaphilia(クリスマフィリア)なのだそうだ。



オリンピックで正式にドーピング検査が行われるようになったのは1968年のグルノーブル冬季オリンピックとメキシコオリンピック(同年)からである。1960年のローマオリンピックで興奮剤(覚醒剤)を使用したデンマークの自転車ロードレース選手が急死したのがきっかけであった。どうしても誰かが死なないとモノゴトが前にすすまないというのも悲しいのう。



さてさて、もっと最近はどんなかなー、というとこんな感じである。ちょっと旧いか。でもよくまとまっているので。





◆『アサ芸プラス』2012年7月30日配信
【五輪戦士の「黒メダル」25年史(5) 88年ソウル「男子100メートル」金メダル剥奪 ベン・ジョンソンも堕ちた「ドーピング」誘惑 「現在は違法スレスレの体内物質摂取が主流だ」】

《 大記録達成の感動もむなしく、ドーピング(禁止薬物使用)で失格となるケースがあとを絶たない。IOCは厳しい態度で撲滅に乗り出しているが、違反選手の手口も巧妙化している。

禁止薬物の検出で、過去最大級の衝撃といえば、88年のソウルで100メートルを制した、ベン・ジョンソン(50)だろう。9秒79の世界新記録で優勝したが、筋肉増強剤を使用していたことが発覚。金メダルを剝奪され、記録も抹消された。

2000年のシドニーで、女子100メートルなど5個の金メダルを獲得したマリオン・ジョーンズ(36)も、のちに長年のステロイド使用を認め、メダルを剝奪されている。

メダルは剝奪されていないが、陸上女子のフローレンス・ジョイナーや中国陸上の馬軍団など、驚異的な世界記録はステロイドによるものではないかとの疑惑は今も付きまとっている。

とりわけジョイナーの場合、IOCがドーピング検査を厳格化し、抜き打ち検査を行うことを通達するや引退。10年後に38歳という若さで急死し、疑惑は深まる形となった。

「江崎グリコ」でスポーツサプリメントの開発に携わり、トップアスリートのコンディショニング指導も行っている桑原弘樹氏が、現在もはびこるドーピング問題の実情を解説する。

「副作用が大きく、発覚しやすいステロイドはすでに時代遅れです。今はもっと巧妙になっていて、もともと体内に存在する物質などを取り入れるのが主流になっています」

桑原氏によると、持久力を高める体内物質やヒト成長ホルモンの注入、さらには遺伝子治療技術の発展により、遺伝子ドーピングのようなものまで開発されているというのだ。

体内物質をいち早く、巧妙な手口で取り入れたのが、アテネの男子100メートルで金メダルを獲った、ジャスティン・ガトリン(30)。ガトリンが使ったのは、テストステロン。もともと男性の体内にもあるため、ドーピングしたものかどうか区別がつきにくい。

「検査では、同じく体内にあるエピテストステロンとの比率が6倍以上になると、ドーピング陽性と判断される。そのためガトリンは、エピテストステロンも肌から塗り込んで摂取した。比率を6倍以内に収め、ドーピング違反を免れ続けたのです」(スポーツライター)

大胆にも、検査官立ち会いの尿検体を他人のものとすり替えたのが、アテネのハンマー投げで優勝したアドリアン・アヌシュ(39)。

「アヌシュは、細いカテーテルを使って他人の尿を尿道から自分の膀胱に注入し、ドーピング逃れをしようとしたようです。ところが、これが発覚して失格となり、室伏広治選手が金メダルに繰り上がりました」(前出・スポーツライター)

過去の五輪において、日本人選手がドーピングで失格したことがないのは救いである。》





だろうなあ、遺伝子ドーピング。遺伝子注入で育ったスーパーマンがすでにオリンピックで活躍している可能性もまったくない、わけではないのである。公式試合300連勝!! 霊長類(not 人類)最強の男・アレクサンドルカレリン(レスリング、50)、陸上短距離のウサインボルト(31)など、さぞかし狙われていることであろう。吉田沙保里(35)と谷亮子(42)も。



ちなみに アレクサンドルカレリンによればレスリングに強くなる秘訣は「読書」だそうである。カッコええ。



スポーツの世界も黒毛和牛のようにDNAをたどれば、種目ごとに兵庫県香美町小代地区の「田尻号」にいきつく、というようなことになるのかもしれない。いやマジでどうするんだろう? 遺伝子ドーピング。



さてさて競技もたけなわの平昌オリンピックではございますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? 私は趣味は多々ありますが、その中でも、絵を描くことと音楽は幼い頃より親しんでまいりました。休日にはピアノで好きなジャズを弾いております。また、身体を動かすことも好きで、四季折々のスポーツを楽しむこともあります(by小室圭)。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介