「はあちゅう」が「しみけん」と結婚しました。ひらがな同士の結婚です。「はあけん」または「しみちゅう」なんていう名前に変るのでしょうか? ってそんなわけはまったくなくて、名前も変わらない、伊藤春香(32)と清水健(38)のお二人の事実婚です。
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人の不幸は蜜の味、人の幸福は煮え湯、でございます。しかも幸福といってもその内容が「結婚」ですから、とうぜん見る目は厳しく、当たりは強くなります。一人では実行不可能というところに嫉妬の壁がそそり立っているわけです。
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新郎といっていいのか、一方の清水健といってもこちらの「しみけん」は約20年のキャリアをもつAV男優。元讀賣テレビアナウンサーの清水健(しみずたけし・42))」とはまったくの別人です。また大麻で2回、覚醒剤で3回、合成麻薬で1回の逮捕歴をもち、さらに脱法ハーブで体調を崩して救急搬送されたこともある清水健太郎(65)とももちろん別人です。
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「はあちゅう」についてはまったく知識がないのですけれども、「しみけん」についてはたいへんによく存じ上げております。腕一本でのしあがる、といういいかたがあります。そう、しみけんはチンチン一本でのしあがった男です。ですからもちろんたいへんマジメで仕事熱心。日々呆れるほどストイックにAV男優の道に励んでおられます。
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そんなですからもちろん体もよく鍛えていて、身長が若干低いために(公称164cm)ときどきゴム人形のように見えるところを除けば、男としてほぼ完璧、とワタクシは思います。「AV男優はベンガルトラより少ない」というTwitterでの至言がきっかけでAFP通信やインデペンデント紙にも取り上げられた、ワールドワイドな斯界の第一人者です。
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二人の結婚は、ネットニュースではおおむねこんなふうに取り上げられています。(↓)
◆『modelpress』2018年7月15日配信
【人気ブロガー・作家のはあちゅう、AV男優しみけんとの結婚を報告】
《SNSやオンラインサロン等で活躍するブロガー・作家のはあちゅう氏が15日、Instagramにてセクシー男優であるしみけんとの結婚を報告した。
はあちゅうは2ショットと共に「結婚しました(事実婚です)。先月、お付き合いして4年になるAV男優のしみけんさんと事実婚の手続きを取りました」と報告。ツイッターでは「芸能人でもないのにわざわざ表に報告することか?とも思いましたが、これまでの活動の中でプライベートも含めて応援してくださっている方に、ちゃんと私から報告したいと思って書きました」と発表の理由も明かした。
さらに「『事実婚って手続きあるの?』って結構聞かれるので書いておきますね」とし「区役所で職員さんがお互いの本籍地に電話して、独身であるかどうかを確認し、確認後、住民票の続柄に妻(未届)という記載をつけてくれました&保険証の世帯主氏名に彼の名前が入りました。証明書とかは特にないみたいです」と事実婚についても記載している。》
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なんともいいようがなし、な感じですね。ゲスな好奇心を剥き出しにするわけにもいかず。剥き出せばいいのに。
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ワタクシがこれを見て考えたのは「結婚する必要があるのかなー、どうしても好きだから、というならわかるけど」ということと、「はあちゅうっていう人はこれで犬山紙子の斜め上を行ったことになるのかな?」でした。はあちゅうと同じブロガーである犬山紙子(36)の夫はよくわからないですけどメンドくさそーなパンクバンド「神聖かまってちゃん」のマネージャー・劔樹人(39)なので。ちなみに犬山紙子は炊飯器からオトナ用オムツまでお任せ、のアイリスオーヤマの親戚ですね。
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「結婚する必要があるのかなー」は、いうまでもなく、誰にとってもない!! とワタクシは思っています。必要のあるなしでいえばなし!! ただし子どもを産み育てたいという場合は事情が異なってきますけど。「はあちゅう」も「結婚という形にはこだわっていなくて、人生を一緒に歩んでいくパートナーが欲しいと思ったんです。」(『SOLO』インタビュー)と語っておられます。
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なのになぜそこで結婚するか? ですよ。モンダイは。結論からいわせていただければ、子どもを産み育てたいという意思があってのことではないのなら、それは、人間は弱い、ということではないのでしょうか?
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どこまで突き詰めても自分のモノになんかなりはしない他人(=相手)を自分のモノしたいと願ってしまうのも、なんとなくの空気みたいな世間への通りをよくしたいと思うのも、ただ結婚というイニシエーションを通過しないと気がすまないというのも、それはすべて弱さでしょ?
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先の「結婚する必要があるのかなー、どうしても好きだから、というならわかるけど」の「どうしても好きなら」は、「どこまで突き詰めても自分のモノになんかなりはしない人間(=相手)を自分のモノしたいと願ってしまうなら」ということですね。
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つまり、ワタクシが申し上げたいのは、結婚するのはリクツとして正しいからする、ということではなくて、感情の部分のモンダイでしょう、ということです。ああ、理にはかなっていないけれども利にはかなう、とおっしゃる方もあちこちに散見されます。たしかにね。けれどそれはワタクシ的には超長期的な売春契約というほかありません。
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最近とくに、感情の部分のモンダイであることが恥ずかしいことのように思われる傾向が強まっているように思います。別にいいんじゃないでしょうか、結婚くらい。そういう弱さをもっているということを忘れさえしなければ。なにか妙な小理屈をこねて正当化しようとするよりもよっぽどマシだと思います。
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カッコよく見せたいのか、バカじゃないといいたいのか、小理屈が多過ぎて世の中どんどん窮屈になっているでしょ? それに小理屈をこねても弱さに流されてもやっていることは同じなのですから。なあ。
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「事実婚」というものについては便利なWikipediaから引用しておきます。
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《 事実婚(じじつこん)とは、婚姻事実関係一般を意味する概念。「事実婚」の概念は多義的に用いられ、婚姻の成立方式としての「事実婚」は「無式婚」ともいい要式婚(形式婚)と対置される概念であるが、通常、日本では「事実婚」は法律婚(届出婚)に対する概念として用いられている。
したがって、事実婚は広義には「内縁」の同義語・類義語としても用いられるが、講学上において「事実婚」という概念を用いる場合には、特に当事者間の主体的・意図的な選択によって婚姻届を出さないまま共同生活を営む場合を指すとし、届出を出すことができないような社会的要因がある場合をも含む「内縁」とは異なる概念として区別されて用いられることが多い。この点を強調して「選択的事実婚」あるいは「自発的内縁」などと呼ばれることもある。
また、先述のように「事実婚」の概念は多義的であることから、法的概念として「事実婚」の語を用いることを避け、法律婚に対する事実婚については「自由結合(union libre)」という概念を用いる論者もいる。》
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もし「事実婚」が「自由結合」という名前で呼ばれることにでもなったら、希望者はガックシ減るでしょうねー。(了)
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