猛暑、酷暑、極暑、獄暑が続いております。みなさま方におかれましてはいかがお過ごしでしょうか? ワタクシは後ろから前から(by畑中葉子)おっと間違いた(by荒木経惟)内から外からお腹を冷やしてダルさにいっそうの拍車をかけてしまい、なすすべなしの態でただただボーッとしております。
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毎日5分間はボンヤリしろといわれましても、ほぼ全日ボーッとしているのですから、焼け石に水、いや泥棒に追い銭、いや釈迦に説法、いやただ無意味というものでございます。
※『レコードチャイナ』2016年10月24日配信【「毎日5分はぼんやりしましょう」=政府機関が大まじめに提言―中国】
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それにしてもお上からいわれないとわずか5分間すらムダにしない中国人民とはなんとアクティブな方々なのでしょう。起きている時間はすべて仕事、遊び、おしゃべり、食事な感じで生きているということですね。畏れ入ります。ご立派です。どうぞお先にいらっしゃってくださいませ。
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そんな、体はダルくアタマはボーッとしているワタクシの前にまた現れてしまった小さな違和感がコレです。
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◆『デイリースポーツ』2018年7月26日配信
【剛力と交際の前澤社長 なぜSNS?の問いに「影響力持ちたいから」】
《 女優・剛力彩芽との交際で注目を集めるスタートトゥデイの前澤友作社長が26日深夜、インスタグラムを投稿。SNSをやる理由について、「影響力持ちたいから」と説明した。 剛力と前澤氏は、W杯ロシア大会の決勝戦を前澤氏のプライベートジェットで観戦しに行ったとみられる投稿をしたことで、批判や苦情が寄せられ、剛力は24日未明にそれまでの投稿を全て削除した。
今回の騒動に関し、ネット上などでは「なぜSNSをやるのか?」「SNSはファンのためでは?」などの声も上がっているが、前澤氏は「なぜ自分はSNSやってるんだろう?なぜわざわざ発信するんだろう?って自問自答した答えは、影響力持ちたいから、だった。」と率直に説明した。
前澤氏は25日、「勘違いや誤解も多いようですので、私たちの考えを後ほどこの場できちんと説明しますね」とツイート。同日深夜には再び「SNSは引き続きマイペースに利用することにしました。何が起こるか分からないのがSNSだね、って結論になりました。ですので、やりながら考えます。正解はないと思いますが、どうせなら楽しく発信したいです。それが私たちの考えです。」と記した通り、改めて自分の言葉で説明した形だ。
なお、25日、前澤氏と同時刻にインスタを更新した剛力も、同じ内容の書き込みを掲載。さらに「(同時に同じ文面を彼もツイッターに投稿しています。今後の私たちのSNSに対する考え方です。)」と付け加えていた。》
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ああーん!! いったいどーすればいいのー!! 前澤友作(42)がなにをいっているのか、最初ワタクシにはまったく理解できませんでした。影響力をもちたいから女(剛力彩芽・25)とのプライベートを公開するってなに? SNSはなにが起こるかわからない? なにが起こるかわからないけれども続けるってどゆこと?
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あー、ついにワタクシもバカになってしまった、と思いましたね。ちっともアタマのなかがフォーカスしません。バカになったらなったで風邪も引かずにいいでしょうけれども、そこは粘着野郎の本能が働いて、無意識裡にもなんとかこの問題にしがみつこうとするわけです。
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実業家としての影響力をもちたいのならインスタグラムで遊ぶのではなくて経営や経済、政治に関する発言をもっと積極的にするべきではござんせんか? インフルエンサーでいたいのなら、あのナマズみたいなドジョウみたいな髭からなんとかすべきではござんせんか? 金持ちのライフスタイルを発信してもただそれだけでは社会に対して前向きな影響を与えないのではありますまいか?
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ボーッとダルーく考えるともなく考えていて浮かんできたのは、「影響力持ちたいから」という前澤友作の答えのほうがウソをついている、悪いのはワタクシではない、というはなはだ自分勝手な思いつきでごじゃりました。
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『デイリースポーツ』は「〜と率直に説明した。」などと真に受けてしまっていますけれども、本気で影響力を持ちたいのであればいくらなんでももう少しは社会に対してプロポーザルな内容の投稿になったり、またパブリックイメージにも気をつかうものではありませんか?
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これではまるで女装男子(大島薫・29)とのお付き合いをことさらひけらかすばかりの堀江貴文(45)みたいなものですよねえ。同じく影響力を持ちたいらしい堀江貴文だってそんなことはしていません。
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という具合にグンダラグンダラ考えているうちにワタクシはいつのまにか真理の小島に辿り着いていたのであります。
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前澤友作、目立ちたいだけ。
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ま、注目されていたい、といってもいいでしょうけど、ただそれだけでございます。ですから剛力彩芽は前澤友作からしてみればトロフィーワイフみたいなもの。目立つための道具。一般的にいう愛情というのとはちょっと違うと思いますねん。したがって本人が激しくバッシングを受けていても世間の目を引いている限りはそれはそれでいいのです。
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紗栄子のときもそんな感じではなかったですかい? 紗栄子の魅力などということはまったく関係なくて、世間からの注目度こそが問題だったような。いま思うとそうでしょ?
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でもやっぱり「なぜSNSをやるのか?」と聞かれれば、いくらなんでも「目立ちたいから。注目されたいんだもん」と答えるわけにはいかず、とりあえず「影響力持ちたいから」と繕ったというところだと看て取ったのであります。
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前澤友作の目立ちたい・注目されたい願望はそれほど激しいのです。そしてこれは「SNSはなにが起こるかわからないって? なにが起こるかわからないけれども続けるって?」という不思議を解く鍵でもあります。
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ふつう経営者たるものなにが起こるかわからないものには手を出しませんね。そんなもところにもってきて、さらに無責任にも輪をかけて「やりながら考えます」とはこれいかに。はい。これはあまりに強すぎる「目立ちたい・注目されたい願望」と同時に、前澤友作のコミュニケーション障害、それがキツければ共感性のそうとうな低さをまずは示しています。とワタクシは考えます。
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インスタグラムやツイッターにある投稿をすれば、それがどういう反応をひき起すかくらいある程度は想像がつきます。またもし想像から外れた反応が出てきたとしても後からその原因を推定することはできます。
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そこを「何が起こるか分からないのがSNSだね、って結論になりました」というのは、その前後にまったく想像できていないということです。
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前澤友作のコミュニケーション能力、共感性にいささか難があるのではないかという仮説を補強するエピソードがあります。ZOZOTOWNが一時「無料」になり、それから「自由」になり「一律200円」になった経緯です。
『J-CASTニュース 』2012年10月22日配信の【客に「お前みたいな奴は二度と注文しなくていいわ」 ZOZOTOWN社長暴言ツイートで謝罪】からご紹介しましょう。
《 ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの社長、前澤友作氏(36)が、ツイッターでお客に「暴言」を吐いたとして話題になっている。
批判が殺到し前澤氏は謝罪に追い込まれたが、それでもツイッターユーザーの怒りは収まらないようだ。
事の発端は、あるツイッターユーザーによる、
「1050円なくせに送料手数料入れたら1750円とかまじ詐欺やろ~ ゾゾタウン」
というツイートだった。
このツイートは前澤氏に返信されたものなどではなく、ただの独り言として投稿されたようだが、前澤氏は「ゾゾタウン」というワードで検索でもしたのか、これを見つけたらしい。
2012年10月20日のツイートで、
「詐欺??ただで商品が届くと思うんじゃねぇよ。お前ん家まで汗水たらしてヤマトの宅配会社の人がわざわざ運んでくれてんだよ。お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」
とそのユーザーに突っかかった。
このツイートを見た人は、前澤氏あてに「送料が高いというのなら、安くする方法を考えればいい。いずれ商品の価格ラインを下げていくときが来るんだから。そうしないと伸代もないよ、、」「送料込みで1750円のものが、なぜ1050円と捉えられてしまったかを考えるべきじゃないですか?企業がユーザーに感謝できる体験を与えるべきです」などと諭すツイートを寄せた。
また、投稿がリツイートされ多くの人の目に触れるようになると、フォロワー以外からも「何と口の悪い社長。ゾゾでは絶対買い物しない」「ゾゾタウンって、お買いあげいただいたお客様に感謝の言葉どころか罵倒する会社なんですね」「実際に荷物を届けたことないのに、ヤマトをダシに語るな。ヤマトにあやまれ」などの批判コメントが大量に寄せられた。また、発端となったツイートをしたユーザーもアカウントを削除してしまった。
批判を受けて、前澤氏は10月21日朝、
「私の未熟さにより多くの方に不快な思いをさせてしまいました。反省しています。申し訳ございません」
とツイート。同じ日の夜にも、
「今回の件につきまして、皆さまから頂いたご批判、ご叱責のお言葉を真摯に受け止め、一人の人間として、一人の経営者として、誠実に品格を持ち、全ての方々に感謝することを忘れず精進して参ります」
「私の軽率な発言により多大なご迷惑をおかけしたお相手の方に心よりお詫び申し上げます。それでもZOZOを利用してくださるという内容のツイートをしてくださったことを知り、改めて自分の未熟さを痛感し恥じるとともに、経営者としても、さらなる顧客サービスの向上に全力で努めて参る所存です」
「最後に、いつも当社を応援くださっているお客さま、取引先の皆さま、株主の皆さま。皆さまの失望と不安を想像すると胸が痛みます。もう一度皆さまに信頼していただけるよう、そして皆さまとのつながりが消えぬよう、必死にやり直します。今後も叱咤激励のほどよろしくお願いいたします」
と謝罪文をツイートした。
〜 略 〜 》
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顧客に対して社長が「お前みたいな感謝のない奴は二度と注文しなくていいわ」と毒づくなどとはまったく常識外の行動で、ここにも前澤友作のコミュニケーション能力のパランスの悪さが現れています。
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そしてそれ以上に、このあといきなり「送料無料」に踏み切ったことに、いまになってワタクシは「目立ちたい・注目されたい願望」、さらに「愛されたい願望」、承認欲求の強さを感じるわけでございます。平たくいってしまえば前澤友作、とんでもなく重度のかまってチャンなのです。
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とんでもなく重いかまってチャン性質は、前澤友作をかえって孤独にしているように見えます。お友だち、仲間とどーのこーのという話は聞きませんし、たぶん異性関係にも影を落としている感じがします。感じがするだけですけれども、きっと剛力彩芽も、なにを考えているのかわからない、振り回されているばかり、と愛想を尽かす日が来ることでしょう。
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前澤友作にとってSNSは、なにを思っているのかは人間と同じようにわからないけれども、そしてときどきは怒り狂うけれども、立ち去っていくことのない友人のようなものです。語りかけることができる相手。ですからこれを止めることはできません。ここで発信しないと自分の存在を訴えられないような気がするし。
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経営者・前澤友作としてみれば、他人の考えや感情がよくわからない、しかし、というかそれゆえか重度のかまってチャンになってしまっていることは、顧客満足を追究する原動力になっているといえるでしょう。その意味ではおおいにプラスに働いています。
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しかし一方で顧客の気持が離れはじめたとき、業績が悪化しはじめたときには突然、すべてを投げ出してしまう可能性もあります。嫌気がさすのが早い。クセがキツい(byノブ)。気にしてくれないのなら、愛してくれないのならやめてやる!! これが経営者としての致命症にならなければいいのですが。と思います。
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突然ですがそろそろまたボーッとさせていただきます。(了)
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