2018年11月17日土曜日

リアルに「人を食った話」が続々押し寄せてくる!!



“dog-eat-dog”とは、共食い、冷酷な仲間争い、骨肉相食む世界、情け容赦のない戦い、という意味だ。しかしそれは人間社会においてもいつも起きていることで、このごろでは世にはばかられるものとして秘することさえ減ってきたような気がする。



優勝劣敗、適者生存、弱肉強食、食うか食われるか……、んだす。文字通り“man-eat-man”の世界まであと一歩、と考えてしまうくらいだ。いや、あいだにカネを挟んでもう間接的にはそんな世の中、という喩えのお話ではござんせん。言葉通りの“man-eat-man”でごわす。



2018年現在で約76億人と推計される人口の急激な増加と食料危機というきびすを接する2つの重大問題も、言葉通りの“man-eat-man”が広く行われれば実に効率的かつ劇的に改善されるのではないか?



「人間牧場」や「人肉農場」という言葉のなんと妖しく甘美な響きよ。本来はヒトに移植するための臓器をブタなどの体を借りて生産する「臓器牧場」といういい方にも、カニバリズムの気配は漂う。



こーゆーロクでもないことを考えているから、ロクでもないニュースが目に留まる。かくしてワタクシも自分の関心のあることだけでアタマをパンパンに膨らませているタコツボ野郎になっているのかもしれない。なっているのかもしれないが、だがしかし(↓)ここまでくるとなんらかのしるし、予兆のような気がしないであろうか。





◆『TOCANA』2018年11月16日配信
【〈閲覧注意・速報〉宝くじ当選のため「悪魔儀式」で4人殺害! 少女塩漬け・拷問・火炙り・バラバラ…血飲み、頭部拝み!=ブラジル】

◆『ニューズウィーク日本版』2018年11月15日配信
【「人肉を食べ飽きた」呪術師らの公判で明らかになったおぞましい新事実】※南アフリカ

◆『AFPBB News』2018年10月31日配信
【「少女で人肉食を試したい」 ダークウェブで「獲物」募った男を逮捕 米】 





これらの記事のうち上の2本は呪術的動機からのカニバリズムでまったく想像し難いというわけでもない。しかし3本目の「少女で人肉食を試したい」男の場合は戸惑ってしまう。以下抜粋。



《 アレキサンダー・バーター(Alexander Barter)容疑者(21)は、ユーザーの追跡が難しい「ダークウェブ」に広告を出し「死体性愛と人肉食を試して、人の命を奪ったらどう感じるのか確かめたい」と記していた。フロリダ州ブレバード(Brevard)郡の捜査官がこの猟奇的な広告に気付き、捜査が開始された。

捜査官は未成年の娘を差し出そうとする父親を装い、バーター容疑者に連絡を取った。バーター容疑者は捜査官の申し出に応じる際、「ごっこ遊びをするつもりはない。本当に彼女をレイプして殺し、その肉を食べるつもりだ」と警告した。

バーター容疑者は今月19日、自分と会うためにテキサスへやって来た捜査官に、抵抗することなく逮捕された。容疑者は自分を抑えきれなくなっていたと供述し、計画を未然に防いでくれたとして警察に感謝さえ述べた。》



ワタクシだって好奇心に負けて豚の鼻の穴にVサインスタイルの2本の指を突っ込んだことがある。最近バラされた小室圭の写真は裏Vだがワタクシはきちんと表Vだった。好奇心は強いがお行儀はいいのだ。



けれどもアレキサンダー・バーターの気持はまったくわからない。たしかに紗栄子おっと間違いた(by荒木経惟)サイコ(psychopath)といって片付ければそれまでだし、そのように扱われるのが一般的なのだろう。



けれどもこうした問題はやはりこの社会と時代の空気を切り離しては考えられない。というか、ワタクシたちにとってはむしろそこにこそアレキサンダー・バーターの存在理由があるのではないか。



これまでどれだけ数多くの、それぞれの方法で人類の危機を告げる“カナリア”たちが「サイコ」といって片付けられてきたのだろうか、とさえ思う。そういう色眼鏡で見ると「人肉を食べ飽きた」呪術らの事件を取り上げた『ニューズウィーク日本版』は、なかなかにしてカニバリズムオリエンテッドなのである。(↓)これをご覧いただきたい。





◆『ニューズウィーク日本版』2018年11月1日配信
【ベジタリアンに人肉を提供して殺人が発覚】 

《 その日、タイの首都バンコクにあるベジタリアン・レストランに入った客は、出てきた料理に肉が入っているのを見て腹を立てた。だが、後日肉の正体がわかったときはそれどころではなくなった。肉は人肉だったのだ。

ベジタリアン・レストランで肉を食べさせられた菜食主義者の客たちが憤慨して警察に通報し、発覚したと、シンガポールのメディア「アジア・ワン」は10月29日に報じた。捜査に入った警察は、おぞましい犯行現場を発見した──血が飛び散った調理場に、行方不明だった61歳の男性客の肉片が散乱していたのだ。

被害者の男性、プラシット・インパトムは10月21日にレストランで目撃されたのを最後に、行方が分からなくなっていた。地元メディアの報道によれば、彼はその日、レストランのオーナーと口論になった。男性は口論の末に殺害され、容疑者であるオーナーは犯行を隠ぺいするために遺体を切り刻んで客に食べさせようとした。警察によれば、容疑者は今も逃走中だという。

カニバリズム(人肉食い)の話はたまに表れるが、必ずしも信ぴょう性は高くない。

◆ 東京に初の人肉レストラン?

昨年12月には、世界で初めて人肉を提供するレストランが東京にオープンした、という情報が世界を駆け巡った。日本政府や関係者は、完全なフェイクニュースだと否定した。

ジャパン・タイムズ紙によると、デマの出所について当時のワシントンの日本大使館は、「ある風刺サイトにそっくりの記事が載っているので、それを本気にした人から広がったのでは」と語ったという。

一方、2017年にはロシア南部クラスノダール地方で、少なくとも30人を殺害し人肉を食べていた疑いで実在の夫婦が逮捕されている。英紙メトロによれば、ナタリア・バクシェーエフとドミトリー・バクシェーエフは、人肉ミートパイを作って、地元の飲食店経営者に試食させようとしていたという。

ナタリアを知る地元のカフェ店主によると、彼女はシェフの職を探しつつ、食肉を売りたいとも言っていた。

「ナタリアは快活で、あれこれ聞いてきた。でも質問の大半は、肉や魚の仕入先や、鮮度のことだった。食肉を売りたい、と言われた」と、カフェ店主は事件発覚当時に証言した。「認証を受けた食肉業者としか取引しないと答えた」

士官学校の寄宿舎で生活していた夫婦の家からは、塩漬けされた人肉や袋詰めされた遺体の頭部が、台所の冷凍庫からは人体の一部が見つかった。ナタリアから人肉ミートパイを買った士官学校の学生もいた、とする記事もあった。 》





東京に世界初の人肉レストランがオープンした、という情報が世界を駆け巡ったということは、それを一笑に付さずニュースとして受け容れる素地が世間にもマスコミにもあった、ということである。時代はパーシャルでカニバリズムなのよ。古くて恐縮だが。なあ。



ところで、こんなにズラズラと人肉食案件が並ぶともしかするとゲップが出る、いささか胸焼けする、気分が悪くなったという方がいらっしゃるかもしれない。たいへん申しわけない。しばらく肉が食べられなくなってしまった? おおそれはそれは、重ねがさね申しわけない。



ちなみにワタクシはどんなにグロいお話の後でも肉は案外平気で、むしろトマト系のパスタが食べられなくなる。視覚に引っ張られやすいタイプなのだろう。ガキ喰えば鐘が鳴るなり法隆寺。オーマイゴッド!! (了)





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