海外の王室や日本の皇室のニュースは、以前から伝統的に女性誌マター(matter)とされてきた。しかし今回の『女性セブン』の報道を見ると、それはもはやゴシップの域を超えて具体的な企図をもって書かれているように感じる。企図とは秋篠宮眞子(27)と小室圭(27)の結婚の取り止めである。マスコミが皇室の婚姻問題になにごとか働きかけようとするとは尋常ではないが、どうしてもそう思えてしかたがないのだ。
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ネット上のニュースサイト『NEWSポストセブン』には、『女性セブン』(2018年11月29日・12月6日号)から秋篠宮眞子および小室圭関連の記事が各1本づつ掲載されている。
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まずは小室圭関連から見てみよう。驚くべき記述は末尾部分の約160文字なのだけれども、小室圭・佳代に対する同誌の露骨に批判的な態度もぜひ味わっていただきたく、長めに引用する。省略した前半部分では、小室圭の優雅な留学環境がナナメ目線から描かれている。
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◆『NEWSポストセブン』2018年11月15日配信
【小室圭さん、NYでセレブ生活 母・佳代さんはひきこもり状態】
《 〜 略 〜
フォーダム大学は、トランプ大統領(72才)らを輩出した、全米でも屈指のセレブ大学だ。小室さんのように3年間学ぶには、学費や寄宿生活費用を含め、3000万円ほどかかるとされる。
「大学がわざわざホームページで“プリンセス・マコのフィアンセ”と小室さんの入学を紹介し、VIP待遇での留学生活です。年間700万円ほどの学費は、200人ほどの留学生の中から1人だけ選ばれる奨学金で支払った。日本の弁護士資格も持たず、大学で法律の勉強もしたことのない小室さんをニューヨーク州の弁護士試験に合格させるため、大学側はマンツーマンで教授の指導を受けさせているそうです。これで小室さんが合格したら、大学の評価が上がると考えているのでしょう」(外務省関係者)
授業開始は朝9時。1コマ3時間近いものもあり、終業は夜9時頃。大半は「マッケオン」の3、4階の教室で行われる。勉強の合間にはキャンパス内にあるトレーニングジムで汗を流すこともあるようだ。
「夜には街に出て同級生と食事をしたり、たまに、ニューヨークの社交界で活躍する日本人ビジネスマンの集まりに顔を出すこともあるそうです」(在米ジャーナリスト)
◆母親の現状
「天皇の孫の婚約内定者」という立場のコネクションをフルに使って、セレブ留学生活を満喫する小室さん。その一方で、小室さんの渡米後、母親の佳代さんの姿が“消えた”のは、本誌・女性セブンが報じてきた通りだ。現在は、横浜市内の自宅で引きこもるように暮らしているようだ。
「姿は見ませんが、インターホン越しには、佳代さんの声で応対があります。ただ、玄関先に出てくるのは決まって、佳代さんの父親。佳代さんは一切外に出ずに暮らしているようです」(近所の人)
小室さんの学費などで400万円を小室家に貸しているという、佳代さんの元婚約者の男性が語る。
「今も返済に関して、小室家からは何の連絡もありません。彼女はじっとして、嵐が過ぎ去るのを待っているのでしょう。“劇場型”の性格なので、今は悲劇のヒロインのような気分でいると思います」
他にも佳代さんをよく知る人物はこう語る。
「佳代さんは、かつて反社会的勢力に属していた男性に、亡くなった夫の実家との交渉を依頼したことがあります。その内容は、“圭くんに祖父の遺産を渡すよう頼んでほしい”というもの。その男性は、佳代さんの“お金がなくて困っている”“夫の実家が薄情だ”という涙を見て、協力したようですが、交渉が済んだ途端に、お礼もなく縁を切られたそうです」》
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なにげに書かれている「かつて反社会的勢力に属していた男性」とのコネクション。しかし国民の嫌悪と反感を買うにはこれで十分すぎるほどだ。皇室としてもそこは考えるだろうから、またひとつ眞子と圭の結婚には重大な問題が立ちはだかったことになる。まあ客観的に考えても小室佳代を取り巻くこれまでの人間関係は実に危うく、とても皇室と婚姻関係を結ぶにふさわしいとはいえないだろう。
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ちなみに仕事にいくでもなく自宅マンションに蟄居を決め込んでいるらしい小室佳代の生活費はいったいどこから出ているのであろう? たぶん秋篠宮家からだろうとワタクシは思う。それ以外にどこがあるというのだ?
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ついでにいわせていただければ、小室圭がアメリカへ旅立った直後から約2ヵ月間も所在不明だった小室佳代がどこへいっていたのか、秋篠宮家側が知らなかったわけもないと思う。ちなみにこの時期はこれからお話しする「東宮御所正門」開門事件の直後でもある。
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次はその秋篠宮眞子サイドのお話。たぶん皇族のみなさま方がこぞって眉をしかめられたであろうと推察される大失態である。
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◆『NEWSポストセブン』2018年11月17日配信
【眞子さま 小室圭さんと最後にお会いになった時の行為が波紋】
《婚約が延期となっている秋篠宮家の長女・眞子さま(27才)と小室圭さん(27才)。現在、小室さんはアメリカ・ニューヨークのフォーダム大学ロースクールに留学中だ。
日本とアメリカで離れ離れに暮らすふたり。最後に顔を合わせたのは、8月上旬、小室さんが渡米する直前のことだった。3年間という長い時間を遠距離恋愛で過ごすには、ふたりは若すぎる。お互いの気持ちを確認し合うような最後の挨拶だったのだろう。
実は、そのときに起きたことが、後々、皇室の中で大きな波紋を呼ぶことになったのは、知られていない。
「その夜、小室さんが秋篠宮邸のある赤坂御用地を訪れるという情報は、マスコミ各社も掴んでいました。あるテレビ局は秋篠宮家が小室さんを迎えるために手配した黒いワンボックスカーが、御用地近くの地下鉄の駅の出口で小室さんを拾うところも撮影していました」(皇室記者)
ところが、車でほんの数分の距離なのに、赤坂御用地の「巽門」で待ち構えるメディアの前に、小室さんを乗せた車がなかなか姿を見せない。巽門とは、6つある御用地の門のうち秋篠宮邸に最も近い通用門のことで、宮邸の訪問者のほとんどがこの門を通る。
「皇室記者たちが気づいたときには、すでに小室さんは秋篠宮邸に入っていました。驚いたことに、小室さんの乗った車は『東宮御所正門』から赤坂御用地に入ったのです。その門は、皇太子ご一家が暮らす東宮御所近くにある門で、天皇皇后両陛下や東宮御所の来賓など、ごく限られた人だけが使うことができます。赤坂御用地の中でも最も格式の高い門で、秋篠宮ご夫妻であっても、よほどの理由がない限り、この正門を使うことはないそうです」(皇室ジャーナリスト)
その日、皇太子ご夫妻は夏の甲子園の開会式に出席されるために兵庫県に出かけられており、愛子さまもイギリスに短期留学中。天皇皇后両陛下も公務のために北海道を訪れられていた。
そんな“主人不在”の御用地の正門を、小室さんは誰の許可で通ったのか。
「当初は、マスコミの目を避けるために秋篠宮さまが判断されたものと思われていました。ところが実際は、眞子さまが自ら警備に頼み、正門を通らせたそうです」(前出・皇室ジャーナリスト)
それを知った秋篠宮ご夫妻は大きな衝撃を受けられたという。しかし、娘を刺激したくないご夫妻はその件について沈黙を守り、また、事情を知った皇太子さまも静観されていたそうだ。
「宮内庁関係者の一部でも、“眞子さまのお立場で、いくらフィアンセのためとはいえ、そこまでしていいのか”という声が聞かれました。眞子さまにそのことをはっきりと注意されたのは、美智子さまだったそうです。
両陛下、皇太子ご一家がご不在のときに、お立場にふさわしくない門を使って、人目を忍んで招き入れるようなことは、どのようなときも堂々とされてきた美智子さまにとって、心を痛められた出来事だったのでしょう」(別の宮内庁関係者)
恋に浮かされることは、誰しもが経験する。ただ、“われを忘れる”のは危険なことでもある。自分のことを思い、指摘してくれる人がいることは、幸せなことだろう。》
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皇太子がアクションを起こさなかったのは、かつては兄弟不仲が報道されたこともある弟・秋篠宮への配慮だろう。再び邪推を呼ぶような言動はしたくなかったのだ。しかしながら、それにしてももしそうだとすれば、現天皇が退位した後の皇室の安定感というものになにやら薄ら寒い風が吹いているような気がしてならない。いつまでも母親に頼ってはいられないのだ。
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眞子の浅薄な行動は、同時に秋篠宮の父親としての力量にも疑問を投げかけた。子どもたちの主体性を重んじるリベラルな態度といえば聞こえはいいが実の娘にはっきり意見もできないのか、という皇族各位の声が聞こえてくるようだ。主体性を重んじるのと甘やかすのとでは大きな違いである。かくして秋篠宮の信用も大幅ダウン。メンツ丸潰れ。その原因をつくったヤツのところへなど娘を嫁がせられるものか、となってもおかしくない。
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で、注目していただきたいのは、これらの記事が2018年11月29日・12月6日号、つまり11月15日発売号に掲載されたということである。前回この結婚話に冷や水をぶっかけた小室佳代の420万円だか430万円だかの借金スクープは『週刊女性』の2017年12月26日号(12月12日発売)であった。
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11月15日と12月12日、1年をおいてほぼ1ヵ月のあいだにこれらスクープは放たれているのである。なにかお感じにならないだろうか?
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「東宮御所正門」開門事件は8月上旬のことだったからとっくに報道されていてもよかったはずだ。それがここへきて、これはもっとずいぶん以前の「かつて反社会的勢力に属していた男性」との関係の話とあわせて記事化されている。これはなにか企図があると考えるのがふつうだろう。
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答えは秋篠宮の誕生日である。11月30日。誕生日の前に慣例として報道陣のインタビューがある。去年はそこに娘の嫁ぎ先の借金問題がもち出されることはいくらなんでも避けようというソンタクが働いて12月12日の公表になった。
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しかし今年は誕生日直前の11月15日の公表である。これすなわち今年の誕生日インタビューが行われる前後のタイミングで破談が発表されることがすでに予定されているからではないのか。最後のひと押し、国民への地ならし。去年はソンタクして控えめなタイミングになったけれども今年は逆に積極的にプッシュプッシュ(by髙見山大五郎)のタイミングなのだ。そうに違いない。そうに決まっておるのだ。
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これから2週間以内に結論は出る。ただひたすら待て。(了)
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