【斉藤由貴「7年不倫」会見翌朝に夫を置いて沖縄へ逃げた】と、『Smart FLASH』(2017年8月7日配信)が後追いしている。会見が開かれたのは8月3日であったから“沖縄へ逃げた”のは8月4日である。
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気になるのはこの記事と同じページにアップされていた【女優・斉藤由貴(50歳)が変わらぬ美しさの秘訣を公開。今のスキンケアに1ステップ加えるだけ…ほうれい線を目立たなくする裏技】という広告である。
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売っているのは株式会社エミネットの「導入美容液『天使のララ ファーストセラム』。これを使うと「シワシワが少なく」「もっちりハリが保たれる」らしい。しかもいまなら通常4860円のものが送料全国無料で980円のキャンペーン中である。
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さて、それでは「導入美容液『天使のララ ファーストセラム』」にとって今回の斉藤由貴と50代医師とのダブル不倫疑惑報道は、プラスなのか? マイナスなのか? である。そんなことはどうでもいい? 毎度ごもっともでござる。
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ともあれ、美容の目的には男から魅力的に見られたいということがどうしてもあるはずである。そうすると“ダブル不倫ができちゃう女優みたいにキレイになれそう”というイメージはおおいにプラスであろう。相手の50代医師のアピアランスがどの程度のものかはっきりしないのが残念であるけれども。
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おっと!! 50代医師の顔写真がネットに上がっているではないか。なんだろコレ、Mr.Childrenの桜井和寿(47)をガッツリ差し歯にして目元を柄本明(68)と交換したような顔である。いまにも噛み付きそうな新米ゾンビみたいで怖い。しかし、だがしかし、それでもご本人のイケてる自負はビシビシ伝わってくる。そんなヤツである。
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アピアランスはさておき、自前のクリニックを経営し、短期ではあるけれどもアメリカ経験もある医師というのは、不倫相手としてはなかなかのアドバンテージであろう。金回りよく話題が豊富でかつ清潔そうな感じがする。私のようなウルトラドメスティックなポンコツ野郎に較べれば月とスッポンである。
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コレつまり新米ゾンビが「導入美容液『天使のララ ファーストセラム』」を使用しての成果、すなわち獲物かもしれないのである。というかなのであることになるのである。なにをいってるだ? そこらによくある使用例、「お客さまのご感想」よりもさらに一歩踏み込んだ実証である。
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お互い配偶者も子どももいる身でのスキャンダルにもかかわらず、やはり、宣伝効果は上がる。ナイスミドルを落としてアバンチュールを楽しめるかもしれないくらいキレイになれちゃうかもしれない「導入美容液『天使のララ ファーストセラム』」である。
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であるから株式会社エミネットとしては、斉藤由貴にはあと1人、2人とお相手を増やしていただいて、「シワシワが少なく」「もっちりハリが保たれる」!! そしてまたまたゲット!! 男性が放っておけなくなるお肌にあなたも!! とやりたいのではないか、と勘ぐるわけである。「いやあ、実際にさわってみたらホントにムチムチで驚きました」とかなんとか男側のコメントもつけて。
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しかしそれでもなお一方では、不倫スキャンダルは主婦層、とくに商品のターゲットであるはずの中高年のミセスに激しく忌み嫌われるという定説があって気にしているかもしれない。不倫をおかした女も男もミセスの敵、それこそまさに蛇蝎のごとく嫌われるのである。スッポン。
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いやしかし、別にここは難しく考える必要はないのである。つまりオモテ向きは「ダブル不倫なんてやーね」ということにしておいて「あらあら、そんなに効果があるのかしら」と影でこっそり愛用していただける製品をめざせばいいのである。名より実である。
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そのためにはもう少しわかりやすくする必要がある。まず「導入美容液」というキャッチを「誘導美容液」に変えよう。意味的には難なくすっとぼけられるけれども、これだけでずいぶん違うはずである。ついでに商品名「ファーストセラム」も「ホールドハンズ(hold hands)」にする。ご存じの通り手を繋ぐという意味である。
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「誘導美容液『天使のララ ホールドハンズ』」。これくらいの変更に留めておけば斉藤由貴ならなんとか誤摩化せるのではないであろうか。「理由はお話ししたくないんです」とボーッとしたようすで語ればそれでなんとなーく通るような気がする。
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商品のお届け伝票に「誘導美容液『天使のララ ホールドハンズ』」や「株式会社エミネット」を明記するのは厳禁である。近所のワケ知り奥様の目がどこに光っているかわからない。あらかじめ購入者に告知して「上沼AB子」みたいな個人名を使うとよい。こうした商品は思いもかけぬ高齢のユーザーがいるのでプリントの文字は大きく。
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マジメなお話、スポンサーサイドの実際の動きはというと、8月5日時点での情報があった。『スポニチアネックス』である。
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【斉藤由貴 事務所関係者が「離婚ないと思う」スポンサーは静観】
《週刊文春に50代医師との不倫疑惑が報じられた女優斉藤由貴(50)の釈明会見から一夜明けた4日、斉藤と広告契約を結ぶスポンサーは静観の構えを見せた。
通信大手KDDIの広報部は、「au」のCMに関して「現在は放映時期ではなく、影響も出ていない。今後については事実確認して検討していきたい」と説明。美容関連商品販売の「エミネット」も「今のところ現状のまま継続します」とした。
一方、所属事務所の関係者は「夫とコミュニケーションを取れているので、離婚はないと思う」と話した。斉藤は3日の会見後にラジオの仕事を終え、横浜市内の自宅に帰宅。会見では「(報道について夫には)怖くて聞けていない」としていたが、自宅で話し合いを持ったとみられる。》
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寛容である。しかし会見は8月3日の夜であり、翌日朝には沖縄に向かっている斉藤由貴であるから、この記事で“所属事務所の関係者”がいうようにまともに「夫とコミュニケーションを取れている」かはわからない。意味が少し異なるけれども「女三界に家なし」という言葉を思い出させる逃避行である。
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しかし女三界に家はなくとも人間いたるところに青山あり。しかも斉藤由貴である。直近まで1週間に4回のローテーションだったのである。真夏の沖縄の空の下、またまた、そしてまた、新しい出会いが待っているかもしれないではないか。一瞬たりとも気は抜けない。
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株式会社エミネットとしては「今のところ現状のまま継続します」といいつつ内心ではほくそ笑んでいるに違いないのである。であるから、さっそく沖縄の滞在先に「導入美容液『天使のララ ファーストセラム』」を送って差し上げるべきである。斉藤由貴なら、きっとその意を汲み取ってくれるに違いない。くだらなくて面目なし。(了)
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