2018年12月31日月曜日

今年はさらに一段と淡々としたお正月になりそう。ポストモダンじゃけ



大晦日なのにワタクシの周囲はたいへん静かで平らである。最近のクリスマスは盛り上がらないなあ、などと話をしていたら、おせちを通り越していきなりカレー、みたいな雰囲気になってしまっている。



しかもサラダなどなし。テーブルのそれぞれの前にはカレー皿が一枚づつ、みたいな平凡な暮らしの日常が今日、大晦日も繰り広げられている。いつもフラフラと飲み歩いているばかりの吉田類(69)にはとうてい知り得ない極みだろう。



平凡な暮らしには昨日も今日も明日もなくて、時はただ淡々と流れてゆく。未来に向かって確実に一歩一歩前進している実感はなく、1日1日の積み重ねが1週間に、その1週間の積み重ねが1ヵ月に、そして1ヵ月の積み重ねが1年にとなってゆくのは、ただ暦を見たときにだけ確認される。



戦後最長の好景気? なにそれ? なのでクリスマスも正月もない、というフトコロ具合の問題もある。こんな状況で1年ごとに区切ってなにごとか整理を付けることに意義はあるのだろうか? たぶんない。世間さまもそう気付いている。(↓)





◆『アサ芸プラス』2018年12月29日配信
【まったく注目されない「レコ大」にTBS内部から“潮どき”の声?】

《 12月30日に放送される「第60回 輝く!日本レコード大賞」(TBS系)だが、これがまったく注目されていない。

「今年は話題性からいって、DA PUMPの『U.S.A.』が大賞をとれば誰もが納得となるでしょう。しかし、ノミネートこそされていますが“外国曲のカバーソングはNG”という、かつて同じ理由でノミネートされなかった西城秀樹の『YOUNG MAN』の例に当てはめれば、大賞は考えづらい。そうなると、本来は米津玄師と乃木坂46の一騎打ちになるところですが、米津は生歌唱に消極的で特別賞が決まっていることから、順当にいけば乃木坂が受賞することになるでしょう」(音楽関係者)

しかし、もはやCDの時代さえ過ぎ去ろうとしている中、“レコード大賞”という冠のついた2周遅れのタイトルは、アーティスト側にとってもメリットは少なそう。もう、とっくに時代の役割を終えていることは、レコード大賞、TBSサイドもわかっているようだ。

「かつては各賞のノミネート歌手のパフォーマンスがあり、最優秀新人賞や大賞の発表というのが番組の流れでした。しかし現在、それでは間が持たず、過去の名場面集を混ぜ込む番組構成になりつつありますからね」(芸能記者)

そうした中、もう賞レーススタイルを終了し、「フジやテレ朝の年末特番のような“音楽祭スタイル”に完全移行したほうが出演者も華やかになり視聴率も上がる」との声が、局内からも高まっているという。

「ただし、そのためにはレコード大賞を牛耳ってきた大手プロをいかに納得させるかという課題がある。“平成最後を一つの区切りとしたい”というのが、TBSのホンネでしょう」(前出・芸能記者)

もしかすると今年が最後になるかもしれないと思うと、少しは興味が湧いてきたりして!?》





お前だって大晦日になってからこの記事を取り上げるなんてどうかしている、とおっしゃられるかもしれない。けれども、どうせ昨日も今日も明日もないのだからいいじゃないのー。実存主義、構造主義、とかなんとかでポストモダンがやってきて、つまりなんでもありの時代といわれて久しく、ようやくワタクシたちの眼前の平凡な暮らしにも実体としてその光景が姿を現したのである。



「第60回 輝く!日本レコード大賞」は、この記事が指摘していた通り乃木坂46の、曲名だけはスピリチュアルのクリシェとなって久しく、さらにPOLICEで聴き馴れているのと同じ「シンクロニシティ」に決まり、そのうえ「それでは間が持たず、過去の名場面集を混ぜ込む番組構成になりつつありますからね」という指摘にも対応して60歳のピンクレディーが歌い踊り、最優秀新人賞は新人過ぎてどこの誰だかわからない兄ちゃんに決まった。



一歩一歩なにかをつくるたびに前進していくのではなくて、過去の作品やイメージとのバトル、悪戦苦闘がポストモダンである。中古品も取り扱うオーディオショップの店頭のようだ。いまや息も絶え絶えのパイオニアの新製品が、逆に肩身が狭そうに同社の過去のオーディオブランド「EXCLUSIVE」と並んでいたりする。過去の自分と競合しているのである。



必死に前進しようとバタバタともがいても、バトルしても、ただ過去の名残を掻き回しているだけ、のような昨日、今日、明日。年が明けて徳仁親王が天皇になっても、この後ろ向きな気分は、はなはだ僭越ではございますが、なかなか拭えないだろう。とワタクシは思う。



ただ1人、雅子妃だけが最近活発に見えるような気がするのは、もちろん次期皇后の責任感に背中を押されてのことだろうけれども、人間心理の奥深さも感じさせる。ようやく、ほんとうにようやくようやく再び社会との接点がもてる喜びを無意識のうちにも感じているのだ。と思う。しかしこれだけのことにいままでどうして気付かなかったのか、ということには触れないでおこう。



おっと、次期天皇、徳仁親王といえば美智子皇后がつくった「ナルちゃん憲法」のもとで育てられたプリンスであった。憲法を最高の決まりごととしてほとんど誰も疑わなかった時代のお話である。いまどき秋篠宮紀子が「ヒサちゃん憲法」などといい出したら眉をひそめる方々は少なくないだろう。



淡々と続く昨日・今日・明日、リキホルモ〜(by小野薬品)の底で前進しているのか後退しているのか、政治は確かに大きくうねっている。気だるい正月気分をくぐり抜けたら、もう少しはマジメに「平凡な暮らしの日常」をやろうと思う。



それではみなさま、よいお年を。ごきげんよう。(了)




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2018年12月30日日曜日

辛酸なめ子の不思議で不気味な世界に目覚めてしまった



昨日ご紹介した『TOCANA』の辛酸なめ子(44)インタビュー(2018年12月28日配信)。12月29日配信の続編があって、こちらもおもしろかった。辛酸なめ子の名前はもちろんずいぶん前から知っていたから、いましがたまで忘れ物をしてしまっていたような気分である。一部を抜粋してご紹介しよう。



タイトルは第1回目と同じく長くて【イルカの守護霊、スピリチュアル、陰謀論、タロット、UFOチャネリング…辛酸なめ子が小説『ヌルラン』の世界を語り尽くす!】だ。



《 〜 略 〜

■ イルカとの不思議な因縁

――ところで、本書はイルカの守護霊「ヌルラン」の話でしたが、なめ子さんは、イルカがもともと好きだったのでしょうか?

なめ子 そうですね。小さい頃からけっこうイルカの絵を描いていたのです。アメリカで売っていたイルカのキャラクターグッズもわざわざ取り寄せたりしていました。静岡にイルカを飼っているプールがあって、そこでちょっとイルカに触ったりしたこともありました。あとはこの間、天草でドルフィンウォッチングをしました。100頭以上のイルカが来てくれましたね。

――イルカに会うだけで元気になったりしますか?

なめ子 イルカのスピリチュアル系の本を読むと「イルカは人間のいろいろなバランスを調整してくれる」とか書いていますよね。なので、若干元気になった感じはしますけれど。

――なめ子さんの守護霊であるヌルランとは時々やりとりしているんですよね。

なめ子 そうですね。ドルフィニストの綾子さんも、『ヌルラン』の小説のなかで「ヌルランの箇所は、ヌルラン自身がメッセージを送ってきてくれている」と、おっしゃっていましたね。たまに、「この店に入ったら面白いものが見つかるよ」というヌルランの声が聞こえてきて、その店に入ったら本当に良い物が見つかるということとかあって、ちゃんと導いてくれているんだなと思う事はあります。

あと、私は髪の毛のクセに悩んでいるのですが、先日コスメショップでヌルランに「この中で髪がまとまるメーカーはどれ?」と聞いたら「これだよ」と教えてくれた感じのがあって、買ったら今までで一番髪がまっすぐになって驚きました。全部妄想だろうと言われてしまうかもしれませんが……。


■ なめ子の神秘体験

――すごいですね!ヌルランとチャネリング。小説『ヌルラン』の執筆中は不思議な体験などありましたか?

なめ子 守護霊的な存在か何かはわからないのですが不思議な声はよく聞こえてきます。書いている最中のことだけではないのですが、UFOは今でもたまに見ますよね。部屋の中で反物質みたいな感じのドローンみたいなのが偵察に来て、じわじわと消えていったということもありました。八ヶ岳に行ったときには、UFOが円を描いて飛んで消えていくのを目撃しましたね。

――すごい、そんなにしょっちゅうUFOをご覧になっているんですね! では、宇宙人に出会ったことはありますか?

なめ子 寝ていたら 宇宙人なのか何だかわからないのですが、いきなりエステレン・ピーポッドとか名前を名乗ってきて、「私の星では女性は劣化しません」みたいなことを言われたことがありました。


■なめ子タロット

なめ子 あと、AGARUTV(アガるTV)というネット番組「あまから秘宝館」のなかで、タロットカードを作ったことがあったんです。そのタロットに、私が瞑想中や現実世界で見えた妖怪や宇宙人的なものをモチーフに描きましたね。

――すごく不思議な存在ですね。これが出て来た意味はわかったんですか?

なめ子 意味はわからなかったんです。でも、これに合いそうなタロットの意味に当てはめて描きました。実際にどういう存在かもわからないんです。あと、部屋の壁にバックベアードみたいなものが一瞬見えたことがあったので、これもタロットの図柄で描きました。好奇心が旺盛な妖怪のイメージだったのですが、タロットカードは悪魔にしました。

――自身が見たものが存在するのかどうかを、実際に確かめたことってあるんですか?

なめ子 いえ、まだ確かめたことはないのです。でもバックベアードみたいなのに関しては、不思議なことはありました。これを見てからしばらく後にいった水木しげる展のグッズ売り場に、これとそっくりの妖怪のグッズが置いてあったんです。

――それは、水木しげる展に行かれることを予知していたのかもしれませんね(笑)。

なめ子 どうなんでしょうか。予知能力はないと思うんですが(笑)。


■『ヌルラン』を読むと神秘体験する!?

――『ヌルラン』を刊行されるにあたって、売れるために祈願されたことってありますか?

なめ子 これまでもそういったことをちゃんとしたことないんです。でも、今から思えばしておけば良かったなと思います。紫式部は執筆する前に石山寺に籠もって『源氏物語』の構想を練っていたそうです。私もそういった由緒ある古寺にでも籠もっていれば……と思ったことはあります。

――書いていて、霊的な感受性がより高まったというのはないですか?

なめ子 もしかして高まったのかもしれません(笑)。

――となると、『ヌルラン』を読んだ人も神秘体験しやすくなるのかもしれませんね(笑)。》



少々長くなってしまったが辛酸なめ子の独特なおもしろさ、おかしさを感じ取っていただくためにはこれくらいは必要だろう。ご容赦いただきたい。



「愚直」というのはバカ正直、愚かなくらい正直だという意味だ。辛酸なめ子は紛れもなく愚直の人であり、であるから見るからに愚かしいモノゴトに対しても真っ直ぐに向ってしまう。おちゃらけて冷やかして終り、ということをしない。



それをさすが東京都千代田区出身と唸らせる都会人のおっとりした慇懃さで語るところが、たぶん辛酸なめ子のおもしろさなのだろう。辛酸なめ子というフィルターを通して微妙に揺らぐ景色が見えてくる。もっとも、そんな話し方の幾分かにはインタビュー音声の原稿起こしの拙さも影響しているかもしれない。



愚かしいモノゴトに向って真っ直ぐ突撃してしまえば、とうぜん騙されたり酷い目にもあわされたりする。そしてそれをおもしろがるマスコミや視聴者のせいで名前が出はじめのころの辛酸なめ子には突撃体験レポーターみたいな印象しかなかった。わざわざ痛い目に遭いにいくので辛酸なめ子か、と思ったりしたものだ。



ペンネームのほんとうの由来は高校時代に周囲から「薄幸そうに見える」としばしばいわれていたからだそうで、それにしても当たらずといえども遠からずだなや。



そういう「痛い人」の印象と、それからたいへん失礼ないい方で申しわけないけれども、お顔に少し統合失調症の気配が見えた感じがしたので、これまでワタクシは遠ざかっていた。なおさら痛々しいものは見たくない。



いやいや顔の造作が失調しているといっているのではなくて、ちょっと内斜視なところ、犬っぽい雰囲気などが統合失調症の症状が現れるときを連想させてしまうのだ。そしてそんなことが1992年に自殺した漫画家の山田花子(享年24)を思い出させるのも苦痛だ。



で、いま辛酸なめ子が突撃体験レポーターという痛い立場から脱却しているように見えるのは、スピリチュアルやオカルトを対象にすることで体を張らなくてもやっていけるようになったからだろう。あんまりないい方だが。



たとえばテーマが痩身法だとか美容術だとかであればまずは体験しなければお話にならず、しかし愚直に向っていっても相手は人間なのでかわされたり逃げられたりすることもある。辛酸なめ子というこちら側のキャラクターに反応して態度を変えることもあるだろう。



これだと結局そうした取材対象と辛酸なめ子の葛藤のほうにばかり目がいってしまって、辛酸なめ子というフィルターを通した景色の面白さはあまり浮かび上がってこない。辛酸なめ子にはスピリチュアルやオカルトといった「動かないもの」のほうがふさわしい。



もしかするとこれは辛酸なめ子のほうが四六時中いつも微妙に揺らいでいるからなのかもしれない。というか、辛酸なめ子は対象をもすべからく揺らしてスピリチュアルやオカルト的世界に引き込んでしまう術を身につけているのだ。これをご覧いただきたい。





◆『サイゾーウーマン』2018年4月30日配信
【小室圭さんの母・佳代さんが“上流階級にあこがれる”ワケ――「バブルの価値観」と辛酸なめ子談】

《 〜 略 〜

■ 妙なフェロモンが漂っている“魔性の女”

眞子さまと圭さんが婚約内定となり、メディアの前に姿を見せるようになった佳代さん。なめ子さんは、その印象を次のように述べる。

「ゴミ出しをする佳代さんの胸元から、谷間が見えている写真を見たとき、“世の中の真面目な普通のお母さん”とはちょっと違うんじゃないかな、と思いました。オンナ感が強いというか、妙なフェロモンが漂っているというか。最近は、スーツのような皇室を意識したファッションになっているようですが、それでもやっぱり生脚やサンダルといった格好もしていて、50代女性の落ち着きが見えないんです。“現役感”を感じてしまいますね」

なめ子さんいわく、漫画家・根本敬氏の作品によく出てくる“魔性の女”を彷彿とさせるとのこと。

「妖気に近いようなフェロモンを発していて、一度ハマると逃れられなくなる女性なのではないでしょうか。決して美人ではないと思いますし、怖いんですけど、佳代さんの写真をなぜか見続けてしまうんです。わかりやすい美人じゃない方が、男性は一度ハマると抜けられなくなるのでしょうか。根本先生に、佳代さんを描いていただきたいですね」

確かに佳代さんは、元婚約者に、「別の男性からも同時期にプロポーズされた」と語ったことがあるという。彼女は“モテる女”なのかもしれない。

■ メールで自分のことを「Jenny」と表記

婚約内定時、佳代さんはパートをしながら、圭さんを女手ひとつで育てたよき母として報じられていた。しかし、圭さんの経歴と照らし合わせると、「パートのお給料だけでは、圭さんの教育費が間に合わないのではないかと思っていたんです。遺産や遺族年金以外に、何かしら、資金源があるのかなと。ご実家も資産家ではないようでしたし」と、なめ子さんは、当初から違和感を覚えていたのだという。

佳代さんは、どこか身の丈に合っていない生活を送っている、上流階級にあこがれて背伸びをしているのではないか――世間で言われる佳代さんの人物像について、なめ子さんがその根拠となるエピソードをあげてくれた。

「例えば、『うちの子はバイオリンの天才なの』という発言。また、元婚約者の方が、皇族と間接的な知り合いだと知ると食いついたといった話や、圭さんの交際相手の家柄や経済状況にこだわりを見せていたという話もありました。それから、元婚約者の方とのメールのやりとりで、自分のことを『Jenny』と書いていたり、『クルージングパーティー』に興味を示すなど、そういった点に、上流階級にあこがれる一面を感じました」

特に違和感を覚えたのは、婚約内定にあたり、佳代さんが宮内庁を通じて書面で出した“コメント内容”だという。

「『主人亡き後、息子は自発的に物事に取り組み、努力を重ね、ご尊敬申し上げる方々からのご指導のもと、人生の要所要所を固定概念にとらわれることなく決断してまいりました』と、息子である圭さんのことを褒めているんです。普通こういう場合、謙遜するのではないかと。母と息子が一体となっている、関係が深いと感じました」

■ 佳代さんはバブル期の感覚を引きずり続けている

では、なぜ佳代さんは、そうした女性に化したのだろうか。なめ子さんは「佳代さんは紀子さまと同世代なのですが、やはり“バブル世代”の影響が大きいと思います」と語る。

「ブランドを大切にして、お金持ちに見えるかどうかを気にしていたり、元婚約者の方もまるでアッシー、メッシーのような扱いをしています。また、学芸大前の人気のスイーツ店で働かれているのも、イメージを気にしているのかなぁと。バブル当時の女性の感覚や価値観を持ち続けている気がします」

男性にお金を使わせることに何のためらいもない点も。バブル世代の女性に見られがちな感覚だろう。

「佳代さんは、男性からお金を引き出すことを、もはや“仕事”と感じていたのかもしれませんね。元婚約者の方の証言を見るに、あまりにも手馴れていたので。決算書のようなものを提出させたり、生命保険の書き換え指示をしたり、恋愛感情はなく、ビジネス的にやられていたのだと感じます。金融業界などでその能力を発揮できたのでは」

また、コンプレックスによって、上へ上へという気持ちが強まったのではと続ける。

「佳代さんは昔、ある寮に家族全員で住みこんでいたと報じられていました。狭い場所での暮らしに、“いつかはここから出て行きたい”“本当はもっといい生活をしていいはずだ”という思いを募らせていったのではないか……と想像してしまいます。私も実家が狭かったのでわかります」

そんな佳代さんにとって、“息子が皇族と結婚する”ということは、筆舌に尽くしがたい栄光だったはずだ。しかし、自身の金銭トラブルで、今では結婚延期どころか破談の可能性まで浮上している。

「佳代さんが皇室に結婚一時金の前借りを申し入れたという報道もありましたが、みんなが助けてくれることに慣れきっているのかもしれませんね。もちろん母子家庭は大変だというのもわかるのですが……。そういえば、出版関係の方に聞いたのですが、小室さん親子の問題を特集すると、週刊誌の売り上げがいいそうです。その儲かった分を、小室さん側に少しでも還元してあげれば、400万円くらいの借金はすぐに返せるのにな、と思います。ブームになっていても、小室さん側が何も得るものがないのはつらいですよね」

なめ子さんは「圭さんと佳代さんは、絶対に結婚を諦めないと思う」と言う。宮内庁は、「2020年まで延期」と発表しているが、そのとき佳代さんは笑っているのだろうか。》





あまりに配役がハマり過ぎていて気が引けるけれども、読んでいるうち小室佳代(52)がとてもこの世のものとは思えなくなってくるではないか。不思議な才能である。ひとつワタクシもあやかって辛酸なめ郎と名乗ってみようかと思ったけれども、漁師料理の名前みたいで間抜けなので止めた。エステレン・ピーポッドに部屋にこられても困るし。(了)




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2018年12月29日土曜日

辛酸なめ子が語るネット、SNSのオカルト噺



『TOCANA』(2018年12月28日配信)に、【「ネットは霊界と近い、電磁波は霊を呼ぶ」「インフルエンサーは現代の貴族」辛酸なめ子が“意識高い系”に警告! 小説『ヌルラン』出版記念取材】というやたらタイトルの長い記事があった。興味を引くのは「ネットは霊界と近い、電磁波は霊を呼ぶ」の部分だ。



とはいえネットを現実世界とパラレルに存在する「異界」として借定する物語などはすでに無数といっていいほどつくられているだろうし、それが「霊界」だったとしても目新しさはない。



しかし「ネットは霊界と近い、電磁波は霊を呼ぶ」と語られるとき、ネットはただのプラックボックスではなくて、たとえば自然や生き物のように「自律しているなにか」に格上げされたような印象を受ける。記事から該当する部分を抜き出しておこう。



《 ――『ヌルラン』とても面白かったです。主人公のレミはインスタグラマーでスピリチュアルにハマっていくという設定でしたが、スピリチュアルとインターネットには親和性があるのでしょうか?

なめ子 トカナさんもそうですが、インターネットは、情報を広めるのには便利なテクノロジーですよね。

だからですかね、インターネットって、本当に半分霊界みたいな感じがするんですよ。現実と別次元の間みたいな場所で、そこにいろんな人の念が渦巻いていて、そこにはまっちゃっている人がいて……ということを考えると霊界に近いと思います。

だって、実際にネットで怖い話のページを見ると、来ちゃったりする感じがあるじゃないですか。たとえばラップ音が鳴るとか奇妙な現象が起こりますし。なので、ネットの世界には、霊とかも住んでいるんじゃないかと思うんです。》



辛酸なめ子もあまりに辛酸をなめ過ぎてついにこんなところに漂着してしまったか、と深く感じ入るとともに、ついに来るべきものがきた、という印象がある。「なめ子」表記はキノコみたいで可愛いが。



また辛酸なめ子はこういう発言もしている。



《 ――なめこさんもインスタグラムをされているんですよね。

なめ子 やっていたんですが、1月から何も投稿していないです 。

――やめたきっかけというのは、何かあったのですか?

なめ子 私の場合は、クローズドでやっていたんですけれども、 そのほんの数十人のフォロワーたちから「何かコメントでも付けていないかな?」と思ってチェックし始めたんです。そのうち、たった数十人の「いいね」でさえも自分の承認欲求を刺激して、依存症になってしまうような気がしてきたんです。

そうやって、どんどん頻繁にチェックするようになって 、すればするほどインスタグラムにエネルギーをどんどん吸い取られる感覚がしてきて疲れてしまったんです。

Twitter だったり LINE だったり Facebook だったり、いろいろなSNSをチェックしたり、他の人の投稿を見たりしていくうちに、自分の人格がどんどん分散化していく感覚もしますよね。》



さらに辛酸なめ子はこんなことにまで言及している。



《 ――インスタグラムのこういった承認欲求まみれの世界って、たとえば5年後10年後はどうなっているんでしょうかねえ?

なめ子 ツイッターも気がつくともう10年続いていますよね。なので、もしかしたらずっと続いちゃうのかも知れません。

最近の10代や20代の若い子達はカフェに集まっても会話を交わさず、その代りに写真や動画と撮ったり画像を見せ合ったりして楽しそうに笑って楽しんでいます。でも、上の世代から見ると、ちょっと虚しいんじゃないかなと思うんですよね。より視覚を重視するようになっていって、センスは磨かれるかもしれないんですが、ちょっと言語能力とか思考が心配です。

――思考が心配(笑)!

なめ子 そうなんです。この間気づいたのですが、以前はコンビニにたくさんあったはずの「クロスワード雑誌」がなくなっていて 、代わりに「まちがい探し雑誌」が増えていて驚きました。そういうところにも、SNSや視覚優先社会がちょっと現れているのかなと思いました 。

――SNSについては「発信しなきゃ!」という使命感が生じるのも面白いですよね。

なめ子 その使命感は「誰々と仲がいい」といった人間関係をSNSで見せつける行為にも繋がっていくのだと感じます。特に女子のスクールカーストヒエラルキーは大人になっても続いている。大人のイケてる人たちグループによる、“見せつけるようなインスタ”をずっと見ていると「自分が充実していないんじゃないか?」と疎外感や不安や覚えるようになってしまいますよね。誰と仲良くするかなんて見せつけなくてもいいのに、いい年をした大人がいくつになっても仲良しグループ を続けている。そういうところに精神的な未熟さを感じますし、IQ とかも心配ですよね。》



それほど荒唐無稽にも感じられないところが怖い。そもそもワタクシ的に見れば「ネット空間」だの「電脳空間」だの「空間」づけする呼び方からしてなにやら呪術的なのである。ただの電気信号の働きに過ぎないのに。



とはいえ考えてもみれば、もともと日本は八百万の神々がおわしますアニミズム(animism)の国ゆえ、一木一草にも魂が宿り、したがってパソコンにも魂が宿り、なんだかわけのわからないネットにはますます大量に魂が宿ってしまい、ついに「空間」が形づくられてもおかしくはないのだろう。



「スピリチュアルとインターネットには親和性がある」といういいかたにならえば、「日本とインターネット絡みのオカルティズムの親和性は高い」。



霊は川や海など水のある場所に集まりやすい、というむかしからのいい伝えと「ネットは霊界と近い、電磁波は霊を呼ぶ」という話にも通底するものがある。辺境、異界との境のイメージだ。



「本当に半分霊界みたいな感じがするんですよ。現実と別次元の間みたいな場所で、そこにいろんな人の念が渦巻いていて、そこにはまっちゃっている人がいて……」という辛酸なめ子のおもしろがりはしかし、コンピュータに支配される社会へのワンステップかもしれない。



AIを使っての予言や透視などインターネット絡みのオカルティズムが隆盛するのはほとんど時間の問題にさえ思えるし、実際にネットに「霊」らしきものを呼び込むのも簡単だ。



マサチューセッツ工科大学で開発された「Nightmare Machine」は、入力した画像を自動的に完全ホラーな画像につくり変えてしまう。これで処理された人間の顔はほんとうに怖い。そんなものがもしパソコンに溢れんばかりになってしまったらどうする? 逆に天使が現れたらどうする? 両掌を合わせて拝む?



西洋コックリさんのウィジャボード(Ouija board)をネット版にして霊と交流するなどというのも流行るかもしれない。



ゲームレベルに収まっているのならまだいい。たとえばAmazonの子会社「Amazon Web Service」はネットワークサービスのインフラを供給していて、企業向けクラウドサービスでは世界で51.8%のシェアを誇っている。ここが仮にAIを使って人間を支配しようとすれば、それはそれほど難しいことではないだろう。



Amazonの「地球上で最大級の品ぞろえ」に依存し切っている個人や企業はいいなりになるしかない、とかいうお話ではなくて、みんなAmazonのあの不気味なマークみたいな顔になってしまうのである。魂を吸い取られて。そうに違いない。うん。絶対そうだ。(了)




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2018年12月28日金曜日

人権派ジャーナリスト・広河隆一のセクハラの怖さ



いやはや、いったいなにをしてくれているのだ!! という、呆れてモノがいえない!! という、さらに厚顔無恥!! という広河隆一(75)である。おかげさまで「人権派」のダメージは限りなく大きい。きっと将来にわたってボディブローのようにジワリジワジワ、ジワってくる。



10年以上もむかしの話をなぜいまさら? というなら、当時は告発してもスルンスルン(byジャニーズ事務所・手越祐也担当)されるか保守派の陰謀に違いないと逆に叩かれるかくらいがオチだったからだ。



これで保守派というか戦前回帰派がさらに勢いを得て戦争に突入したりなんかしたらおまえのせいだからな、広河隆一!! 人間なんてどうせそんなもの、と深い自戒の念を込めつつ受け取れる人間がいまの日本に何人いると思っているのだ? ワタクシくらいのものではないか、あ、あなたもか。おおっとなんの話か説明するのを忘れておった。





◆『日刊スポーツ』2018年12月26日配信
【今年最後の文春砲!人権派の広河氏が同僚に性暴力か】

《 チェルノブイリや福島の原発取材などで、人権派フォトジャーナリストとして知られる広河隆一氏(75)が、同僚のアルバイト女性に性的関係を強要するなど、7人の女性が性被害にあったと週刊文春が報じ、広河氏は26日、代表取締役社長を務める「株式会社デイズジャパン」のホームページでコメントを発表した。広河氏は「心からお詫び」と謝罪し、代表取締役社長などを解任されたことを明かした。

広河氏は文春の記事について「私は、その当時、取材に応じられた方々の気持ちに気がつくことができず、傷つけたという認識に欠けていました。私の向き合い方が不実であったため、このように傷つけることになった方々に対して、心からお詫びいたします」と謝罪した。性的関係を強要したかどうかなど、細部については触れなかった。

また「今回の報道により、私は、株式会社デイズジャパンの代表取締役を解任され、取締役の地位も解任されたこと、また、認定NPO法人沖縄・球美の里についても、名誉理事長を解任されたことを、ご報告いたします」とした。

週刊文春は、広河氏が「性暴力」をしたと報道。「デイズジャパン」編集部に出入りしていたフォトジャーナリスト志願など7人の女性に対し、性的関係を強要したり、ヌード撮影を迫ったり、セクハラしたりしたとしている。中には大学生アルバイトもいたという。広河氏は同誌上で「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりした」など、強要ではないと反論していた。

「デイズジャパン」はホームページ上で、「広河氏との関係も清算中です。弊社として、広河氏の言説を看過するわけにはいかず、これに与する立場ではないことも鮮明にいたします。広河氏が、自ら本件について誠実な対応を取ることを求めるとともに、弊社としても、弊社の存在意義をふまえ、最後までDAYS JAPANの刊行に取り組む所存です」などとコメントしている。

広河氏は04年に月刊報道写真誌「DAYS JAPAN」を創刊。経営難と後継者不在のため、19年2月での休刊を発表していた。》





まあ、「DAYS JAPAN」があと2ヵ月で休刊になる前に広河隆一に怒りの鉄槌を下したいと考えた人物がいるのかもしれんね。



それにしても広河隆一が度し難いのは『週刊文春』の取材に対し、「(女性たちは)僕に魅力を感じたり憧れたりした」と抗弁&強弁したことだ。これでは「嫌よ嫌よも好きのうち」の悪代官オヤジ丸出しではないか。



なあ。広河隆一よわかるか? いま「悪代官オヤジ丸出し」と書いて「悪代官オヤジ」と決めつけなかった理由を。「丸出し」してはいけないものを我々はみないくつも抱えて生きている、まずそれを認めないわけにはいかない、ただ正義漢ぶって他人事とし、自分とは関係ないといっていてはこういう問題は決してなくならないからだ。



同じようにワタクシのなかにもヒトラー(享年56)はいて、ついでにアウンサンスーチー(73)もドナルド・トランプ(72)もいる。そう考えることがそれらと対峙する第一歩だとワタクシは思う。おまえのように無邪気なバカのなかからは醜い性的バーバリアンが消えることはない。



『東洋経済オンライン』(2018年12月21日配信)に【男女で「セクハラ感覚」がズレまくる根本背景】というタイトルでジャーナリスト・治部れんげ(44)とネットニュース編集者・中川淳一郎(45)の対談が掲載されている。



ここに「性欲の非対称性」という言葉が出てくる。つまり女の性欲は男の都合のいいようにはできていないし、男の性欲は女の都合のいいようにはできていないということだ。言葉は人間を救う。広河隆一よ深く胸に刻んで生きてゆけ。



さらに女の場合にはセクハラとパワハラがタッグを組んで襲いかかってくることがたいへん多い。とお見受けする。これの「根本背景」としてワタクシはもうざっくり「コミュニケーションの非同一性」ということも、あえて危険を承知で申し上げたい。いまの場合、広河隆一の事例では「目上対応の非同一性」といえばわかりやすいか。



たとえば「目上」に対して笑顔をつくるということを男はあまりやらないけれど、女はよくやる。そのように習慣づけられて生きてきている。笑顔、快活で可愛気のある振る舞い、細かな気づかい、へりくだったものいい。これらを男は簡単に勘違いしてしまう。オレに気があるな、と。女に罪はないけれども、さっそくパワハラ&セクハラの2大ハラスメント弾が充填される。



とんでもはっぷんである。女はただただそこらの男なんかとメンドくさいことになりたくないだけなのだ。サラリとスルンスルンしてつつがなく過ごしたいだけ。



たしかに女の笑顔や気づかいは心をなごませてくれるけれども、それはそれだけのこと。のぼせてはいけない。あなたもワタクシもそれほどもてるわけがない。と心得るべし。



繰り返すが広河隆一よよく覚えておけ。「性欲の非対称性」と「コミュニケーションの非同一性」だ。両方とも相手がいることなのに厄介ではある。元も子もない寂しいお話のようだけれども、考えようによってはおもしろくもある。そう考えないと生きていけない。(了)





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2018年12月27日木曜日

スキャンダル帝国・ジャニーズの2018年を振り返って



今年のジャニーズのまとめをしていなかった。正直にいうと、いろいろな出来事を整理するのがたいへんそうで少し億劫な気分になっていた。しかし、それならどこぞのニュースサイトでやっているに違いない“2018年のジャニーズ十大ニュース”みたいなものを参考にすればいいのだ、と気がついた。



さっそく抜き書きしてみた。





◆『gooランキング』2018年12月25日配信
【〈2018年〉一番驚いたジャニーズ衝撃ニュースランキング】

1)山口達也(元TOKIO)が5月に事務所を退所……(187票)

2)滝沢秀明が年内をもって芸能活動を引退を発表……(165票)

3)タッキー&翼が9月10日をもって解散……(97票)

4)渋谷すばる(関ジャニ∞)が年内をもって事務所を退所を発表……(78)

5)今井翼が9月末をもって事務所を退所……(70票)

6)小山慶一郎(NEWS)が活動自粛を発表、報道番組で謝罪……(44票)

7)木村拓哉が娘・Koki,のインスタグラムにシルエットで登場……(40票)

8)松島聡(Sexy Zone)が突発性パニック障害治療で一時活動休止……(38票)

9)岩橋玄樹(King & Prince)がパニック障害を番組で告白、一時活動休止……(34票)

10)手越祐也(NEWS)に未成年女性との飲酒疑惑が報じられる……(32票)

11)岡田准一(V6)に第1子となる男児が誕生……(29票)

12)バラエティー番組『8時だJ』が年末に一夜限りの復活……(28票)

13)加藤シゲアキ(NEWS)が未成年女性との飲酒について情報番組で謝罪……(26票)

13)ジャニーズJr.内ユニット・Love-tuneの元メンバー全員が事務所を退所することを発表……(26票)

15)岡本圭人(Hey! Say! JUMP)がグループ活動を休止、9月からアメリカへ演劇留学……(21票)

16)映画やドラマの宣伝を目的に、ジャニーズタレントがSNSに登場……(17票)

16)KAT-TUNが約2年間の充電を終えて再始動……(17票)

16)ウェブ媒体における所属タレントの写真掲載を一部条件付きで解禁……(17票)

19)ジャニーズJr.公式YouTubeチャンネルがスタート……(13票)

19)ジャニーズJr.内ユニット・Love-tuneが11月末をもって解散……(13票)

21)KAT-TUNのレギュラー番組が動画配信サービス『Paravi』でスタート……(12票)

22)長野博(V6)に第1子となる男児が誕生……(11票)

23)King & PrinceがCDデビュー……(10票)

23)国分太一(TOKIO)に第2子となる女児が誕生……(10票)

25)青木源太(日本テレビアナウンサー)がジャニヲタの過激なおっかけについてツイッターで言及……(7票)





投票してくれるジャニーズファンの気持を慮ったのだろう、各項目について婉曲な取り上げ方がかえって目につく。マイルド過ぎる。



たとえば 第1位に選ばれた「山口達也(元TOKIO)が5月に事務所を退所」は「山口達也が強制わいせつの疑いで書類送検。示談が成立し起訴猶予処分に」でなければならないし、第6位の「 小山慶一郎(NEWS)が活動自粛を発表、報道番組で謝罪」と第13位の「加藤シゲアキ(NEWS)が未成年女性との飲酒について情報番組で謝罪」は「未成年だった女性に飲酒を強要し、 小山慶一郎は活動自粛、 加藤シゲアキは厳重注意処分に」でなければならない。少なくともワタクシ的には。



これらのほかにもジャニーズ事務所のゴシップ&スキャンダルはまだある。



◆ 錦戸亮(関ジャニ∞):「夫と子供がいる女性との“不貞愛”報道。無防備すぎる寝顔」8月

◆ 櫻井翔(嵐):「小川彩佳アナと破局…そして女子大生との新たな噂」8月

◆ 二宮和也(嵐):「伊藤綾子との婚前旅行をキャッチされる」7月

◆ 森田剛(V6):「宮沢りえと結婚」3月

◆ 山下智久:「“テラハ美女”Nikiとハワイ旅行」2月





ここまでで30本だ。

◆ 有岡大貴(Hey! Say! JUMP):「女優 松岡茉優(23)と熱愛報道」12月

◆ 山田涼介(Hey! Say! JUMP):「モデル 宮田聡子(30)と熱愛報道」

といった小ネタまで拾っていけば数はますます増える。



たいしたものであるジャニーズ。まるでゴシップ&スキャンダル工場の様相ではないか。ジャニーズがもし消えてしまえば、その翌日から芸能各紙誌はネタ探しにアタマを抱えるであろう。



音楽業界にかつてのような勢いがなく、ドラマや映画で露出するにしてもその機会は限られている現状において、実はジャニーズ事務所そのものもこうしたゴシップやスキャンダルによって支えられているのだ、という見方もできる。



「岡田准一(V6)に第1子となる男児が誕生」が「〈2018年〉一番驚いたジャニーズ衝撃ニュースランキング」の第11位に、「長野博(V6)に第1子となる男児が誕生」が第22位に入っているのもおそらくはそういうことであろう。すなわち、これまではジャニーズ事務所としてはタブーであったタレントのプライバシーの切り売りがはじまったのである。



したがってジャニーズ事務所の2018年の最も大きな変化は、音楽系から一般芸能プロダクションへのシフトチェンジを鮮明にしたことだといえる。この大切な時期にSMAPの解散・脱退騒動以降、退職が相次いで人的パワーが大きく削られているのは痛い。



次に取り上げなければいけないのは、やはり今年がジャニーズ事務所のデジタル元年であったことだ。去年まではジャニーズのタレントがSNSに登場するなど考えられなかったし、ジャニーズJr.公式YouTubeチャンネルの開設にも少々驚かされた。中身は薄いけれどもジャニーズ事務所公式ホームページ「Johnny & Associates」もひっそりとオープンしている。



ただ、まだまだおっかなびっくりの及び腰で手を出している感じが否めない。豊富な素材をもっているのだからさまざまな活用ができるだろうと思うのだけれども、ここでも人手が足りないのか、それともトップの体質に合わないからか、なかなか前進が見られない。



3番目のトピックは世代交代が進んできたことだ。ここ数年の「嵐」の圧倒的トップの座に翳りが見えはじめている。しかし「嵐」を追い落とす勢いのあるグループがいるかといえばそうでもない。



松本潤(35)が2016年に『週刊文春』にスッパ抜かれたAV女優 葵つかさ(28)とヨリを戻し、なんと結婚するかも、という噂が流れているのも苦し紛れの感じがする。これで人気を取り戻そうと目論んでいるのなら、ほんとうにゲスで失礼な男である。



「嵐」以降は一強による大艦主義ではなく、いくつかのグループによる分散型の体制になっていくだろう。ここでもジャニーズ事務所は大きな転換期を迎えているのである。



ああ、そしてそして、ジャニーズ事務所の2018年最大のトピックは、そう、忘れてはいけない。なにはなくとも、メリー喜多川(92)、ジャニー喜多川(87)姉弟がたびたび不調を伝えられつつも1年間を乗り切ったことであった。まだわからないか。



お2人にはせいぜい長生きをしてもらいたいと思うけれども、強権主義的なふるまいについてはそろそろいい加減にしていただきたい。とはいいつつ、その強権主義の鎧を脱いだジャニーズ事務所の姿がどうしてもイメージできない。たぶんそのときジャニーズ事務所は滅んでいるのだ。(了)




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2018年12月26日水曜日

年末恒例!! 芸能人の駆け込み結婚。バカだなあ



年末の駆け込み結婚が続いた。知り合いによると、あまり騒がれたくない芸能人の場合はニュースネタが他にいっぱいで注意が分散される年末をわざわざ選んで結婚を発表するのだそうだ。



確かに小倉優子(35)は前回の離婚からまだ約1年半しか経っていないし、高橋真麻(37)は独身キャラなので結婚すると仕事が減るのではないかとこの1年間悩み続けたという。あれ? しかしこんなものか? もっとほかにも最近結婚したカップルがいなかったか? たんぽぽ白鳥久美子(37)とチェリー吉武(38)は別にして。



まあ、ともかく、結婚があれば離婚もある。人生そんなしあわせばかりが続く甘いものではないのだ。それになんだか最近の結婚は計算づくが目についていささかゲンナリしてしまう。白鳥&チェリー組についてだけはまったく計算したようすは窺えないけれども。ピュアなお2人はいきなりお祭り状態に突入したらしいから。



というわけでやっかみ半分、離婚は「遺伝」するというお話を見つけてきてあげた。ちょっとヤバいけれども(↓)コレだ。





◆『NEWSポストセブン』2018年12月25日配信
【3代にわたって離婚をした花田家、“離婚遺伝子”の影響も?】

《 「うちも祖父母、父母、叔父と離婚してるわ。しかも全部父の家系」
「でも、3代も続くって…もしかして、離婚も遺伝するのかなぁ」

などと話題沸騰なのは、先日離婚を発表した花田優一(23才)だ。2018年11月、母・河野景子さん(54才)と元貴乃花(46才)が離婚を発表したばかり。

思い返してみれば、貴乃花の母・藤田紀子さん(71才)も2001年に、兄・花田虎上(47才)も2007年に離婚している。3代に及んで離婚が繰り返されたことで、冒頭のように“遺伝”を疑う突拍子もない声が出ているようなのだ。

だが、この疑惑、「ない」わけではない。実は欧米では、結婚生活と遺伝の関係についての研究が進んでいる。

2008年、スウェーデンの研究チームが発表した論文によると、「AVPR1A」という遺伝子に、ある特定の変異をもつ男性は、妻に不満を持たれている割合が高かった。さらに、過去1年以内に離婚や結婚生活の破たんを経験した男性の割合は、他の男性の2倍以上だったという。ちなみに、女性はこの遺伝子変異による影響がみられなかった。

慶應義塾大学教授(行動遺伝学)の安藤寿康さんが解説する。

「この遺伝子『AVPR1A』は、バソプレッシンというホルモンの生成をコントロールする役割があります。バソプレッシンは俗に父性愛のホルモンといわれていて、妻子への愛情や、妻子を守るための縄張り意識に影響を与えることがわかっています。このホルモンが多いと一夫一婦制が維持しやすい。この研究で遺伝的変異がみられた男性は、バソプレッシンがうまく生成されず、妻や子供との関係が悪化しやすくなり、離婚に結び付く傾向があるのかもしれません」

離婚の原因というのはさまざまだ。子供や妻に愛情はあっても浮気を繰り返してしまったり、浪費癖がある人もいる。それらも遺伝が関係しているという。

「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30~50%の遺伝の影響があります。離婚の原因となりやすいアルコールへの依存体質や暴力的な性格なども遺伝的ですので、それが子供にもみられると、間接的に離婚しやすい傾向になる。しかし、男女の仲にはたくさんのきわめて複雑な要因が関与していますから、親が離婚しているからといって子も離婚しやすいとは思わないでほしい」(前出・安藤さん)

花田家の場合は果たして!? 》





さすが遺伝子!! さすが親子!! というのであれば、全国屈指のビニ本コレクター・谷村新司(70)とトイレ盗撮が得意なその息子、とか、夜遊びが激しすぎる元フィギュアスケート選手の小塚崇彦(29)と教え子への強制わいせつで訴えられたその父、なんかも入れておきたい。



ワタクシの周囲を見回すと、意外なことに知人関係に離婚経験者は1人もいない。なにをいっている、そもそもオマエに友人知人などいない、あるいはいてもごく少数ではないか、というご指摘に予めお応えしておくと、これは母数約30名ほどのデータだ。向うがこちらを知人だと思っているかはわからないけれども。



一方で親戚関係には離婚経験者がけっこう多い。2人揃って離婚した兄弟がいるし、ワタクシの妹も離婚している。妹に「父性愛のホルモン」バソプレッシンのお話は関係ないかもしれないけれども、「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30~50%の遺伝の影響がある」という恐ろしいご託宣を聞けば、なんとなくわかるような気もする。



トシをとってようやく客観的に見られるようになったワタクシの両親はなんとなく愛情の薄い人々であったからだ。結果、姉は絵に描いたようにヒステリックないかず後家となりワタクシは放蕩息子となり、そして妹は守銭奴になった。これらの性格も過ぎればとうぜん離婚の理由になり得るだろう。実際、妹の離婚もいまから考えると実に計算づく、あざといくらいのタイミングであった。



愛情の薄い両親についてワタクシは「血の薄い人」というイメージをもっていた。しかしきっとその血は濃かったのである。もっと具体的にいえば、薄情さを遺伝するチカラが濃かったのである。



こういうふうに遺伝情報が解き明かされると、またぞろ「血筋」だの「血統」だのという差別が息を吹き返してくる恐れがある。「あそこン家は離婚する血筋だから娘はやれぬ」というふうに。しかも今度はそれに科学的らしい裏付けがついているので始末に悪い。最初のほうで「ちょっとヤバい」と書いたのはここのところだ。



うむ。こんなことになるのであれば、たとえば若いころに駆け落ちした祖父がいて、気がつけば自分もその祖父と同じ年齢で、同じ地方出身の相手と駆け落ちしていた、とか、聖職者と凶悪犯罪者が各世代ごと交代に現れる家系とかいう、ユングに端を発する家族的無意識のお話のほうがはるかにロマンチックである。



そうなのである。これからの結婚は、たぶん遺伝とどう付き合うか、極端にいうと遺伝をどう選択していくか、という問題になるのだろうと思う。たかだか年末に入籍したくらいで「計算づく」といっているようではもうお話にならない。



人類は知ってしまった。もはや「遺伝の選択」から逃れられない。それは難しいことでもなんでもなく、履歴書や釣書や顔写真、ご親族ご一統さまの紹介みたいなものからでもある程度の判別はつくであろう。予め回避できるかもしれない貧乏くじを誰がすき好んで引く?



こちらはいつもグズグズと体調がすぐれず、仕事も続かず金もなく、ヤツらはいつまでも元気で長生き大金持ち、なんて事態への恐怖が「遺伝子の選択」を迫る。



そんな結婚によって社会の階層化はいっそう強固に峻厳になる。少なくとも小倉優子(35)や高橋真麻(37)の子どもがオトナになった時代にはそうなっている。ご結婚おめでとう。人生の墓場、そしてディストピアへようこそ!! (了)




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2018年12月25日火曜日

いまや蛇蝎のごとく嫌われる小室圭の2019年を展望する



24日に行われたフィギュアスケート全日本選手権のニュースで宇野昌磨(21)の顔を見ていたら小室圭(27)を思い出してしまった。大失敗である。いまはキッスのジーン・シモンズ(69)かワタクシかというくらいに火を吹く勢いで年内予定の消化に驀進しなければならないのに(not火吹男=ひよっとこ)、ついボンヤリ遠くを見てしまう。いったい2019年の小室圭はどうなるのか?



もちろん小室圭がどうなるのか? といっても勝手にどうにでもなればいいのであって、関心の軸足は秋篠宮眞子との結婚問題がどのように決着するか、にある。そこを踏まえたうえで2019年の小室圭を占ってみた。



◆ 秋篠宮眞子との切り離し作戦をくらう
いまのところ2人の結婚の意思は変っていないようだけれども、2人を分断すればすぐに心は揺らぐ。人間、そんなものである。であるからあくまで本人たちの意向を尊重した上での破談、というスタンスを取りたければまずやるべきことはこれだろう。

※ 分断作戦(1):ハニートラップ
小室圭の浮気の現場をマスコミに押さえさせる。ブロンド美女でも仕込んでアプローチさせればごきぶりホイホイ、イボころりんである。ブロンド美女には小室圭を「My PRINCE」と呼ばせよう。

※ 分断作戦(2):一時金を辞退すれば結婚できるとのニセ情報を掴ませられる
一時金は約1億5000万円。小室家にとっても、ワタクシにとってはきっと小室家以上に大金である。もしこれを辞退するのであれば世間の見る目も変るし、秋篠宮はいますぐにでも2人の結婚を認める、という超極秘の、しかしニセの情報を2人の耳に吹き込む。

秋篠宮眞子としてはそれで結婚できるなら、と直ちに応諾しそうだけれども、小室圭&佳代は絶対にNO!! であろう。間違いない。これはまったくネット上の噂に過ぎないけれども、小室圭が秋篠宮眞子とダブりつつ2012年9月頃まで交際していたといわれる某有名飲食店の社長令嬢との破局の理由が「クレジットカードを貸して」と要求したからなのだそうだ。

まあ、いろいろ仄聞するに小室圭&佳代がこれまでもっぱら他人さまのフトコロにぶら下がって生きてきたというのは当たらずとはいえども遠からじ、の感じがする。それが約1億5000万円を手放すわけがない。ここにスキマ風が吹き込み、あまりの守銭奴ぶりにやがて秋篠宮眞子も愛想を尽かすことになる。という計算だ。ただし、このニセ情報を誰がどうやって掴ませるかについては慎重に計画しなければならない。



◆ 母・小室佳代が約400万円を借りたとされる元婚約者から返済を求めて提訴される
裁判のなりゆきがどうであろうと、これでまた一歩、破談への階段を上ってしまう。



◆ 母・小室佳代および小室圭のいずれか、または両方が逮捕される
あることないことほじくり返していけばいつかなにかが出てくるような気がする。



◆ なぜか度々、交通事故に遭ったり食中毒に当たったりする



◆ 謎の団体から処刑宣告を受ける



◆ 身長が5cm伸びる
ニューヨークにおいて顔の大きさの割に身長が低いことを痛感し、シークレットシューズを愛用するようになる。シークレットシューズにおいて5cmの底上げは最低ラインだけれども、ご本人としてはキャリアと同様、3年計画でさらに高くしていく予定。



◆ 手記を出版する
結婚が正式に破談になれば、そしてその条件としてなにがしかの慰謝料みたいなものを内々にせしめたとしても、小室親子はやはりもっとカネを稼ぐ方法を考える。小室圭はただいまニューヨークで法律を勉強中だが、まだどうなることやら保証はないのだ。というより強欲そうだし。

また手記を出せば、記者たちからの総叩きが目に見えているので決して開けない記者会見に代えて主張を訴えることもできる。小室圭といえども、やはりエクスキューズはしておきたいはずだ。

ワタクシこの手記の予言についてはかなり詳細まで透視できている。手記のタイトルは『眞の愛——MAKOTONOAI——True Love』、出版社はこの手の駄本にはすでに豊富な実績と定評のある幻冬舎。右寄り社長・見城徹(67)も儲けになると思えば秋篠宮の顔に泥を塗るくらい平気であろう。




おもしろおかしく罵詈雑言を書き連ねてきたけれども、ひとつ気になることがある。それは世間やマスコミに対する小室圭、小室佳代の側からのアクションがいまのところまったくないことだ。



おっしゃる通りでなんの異論もございません、ということであろうか? それともここは沈黙を押し通すことが最善と心得ているのであろうか? もし後者であるのならかなりデキる親子である。



小室圭側がなにかを語れば揚げ足を取られ叩かれるとかいう以前に、秋篠宮眞子がこの件に抱いている印象との齟齬や矛盾を露呈してしまう可能性がある。その結果として心境に変化をもたらしてしまえば取り返しのつかない薮蛇である。



つまり、せっかく秋篠宮眞子が圭になびいているのだからそれに水を差す危険のある行動は極力避けよう、という計算ではないのか。こういうところ、この親子はかなり海千山千のような気がする。こういうところ、というのは相手が男であれ女であれ、とりあえずたらし込むところだ。



あーまた遊んでしもうた。それでは急なこととてなんの挨拶もなく恐縮ではあるけれども、これにて。せば。(了)





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2018年12月24日月曜日

皇室の周辺ってこんなにパワーがなかったんだっけ?



今年も残すところあと1週間。どうせこのままダラダラと年をまたいでしまうのだろうけれども、諸君はそれをよしとするのであろうか? 来春には平成も終わる。ここはきちんと総括し、ひと区切りつけておくべきではないのか?



とかなんとかいった舌の根も乾かぬうちに突然脱線してしまう。毎年大晦日に翌年への越境資格検定試験を全国一斉に実施し、成績の悪い者は永遠に前年に留まらせる、つまり死んでいただく、というのはどうだろう? あるいは移民として中東アジアの砂漠地帯にでも入植していただく。



老若男女あわせての合格率90パーセント程度のやさしい試験だが、これを毎年実施すればどんどんバカが減っていき、ぶかぶかで中身のない日本も少しはマシになるであろう。というか日本は数年で滅亡してしまう。



ちなみに最初から越境資格検定試験を受ける資格から外される大バカ者もいる。突然だがついに東大出身であることしか自慢がなくなったらしく、学歴社会のお先棒担ぎに成り果てた堀江貴文(46)などは受験資格どころか検定試験会場から半径1km以内への近接禁止である。2019年は堀江貴文によく似た猪八戒ともまったく無縁ではない猪年だが、2018年以降のキヨキヨしくあるべき日本にはまったくふさわしくない。



エリート独裁国家といわれる日本であるから学歴偏重はなくならないのだけれども、最近その学歴というものの傷みが激しい。それを東大卒資格を取得したとて、たとえてみれば20年、30年のキャリアを積んだヘビーメタルおじさんみたいなものだ。デブ・薄毛・落ち武者長髪と3拍子揃っているのにまーだイケていると勘違いしている。そういう方々が学歴を振り回していまの日本のクリエイティブを担っている。お先真っ暗である。



うむ。先ほど「ぶかぶかで中身のない日本」と書いた。これがワタクシの2018年の総括、ということにいちおうしておこう。そして恥丘おっと間違いた(by荒木経惟)、地球空洞説、南極にある出入り口からナチスのUFOが出たり入ったりしているという地球空洞説というものがあるけれども。ワタクシは日本空洞説を唱えたい。



中身がない空洞の日本なので、2018年はなにひとつ解決できなかったし前進もできなかった。すべからくto be continuedである。いろいろといいわけのための伏線だけは張り巡らしたけれどなにひとつ回収のメドが立っていない、というふうにもいえる。



それを象徴しているのが秋篠宮眞子と小室圭の結婚問題だ。とても納采の儀などできる状況にない、となってからなーんの進展もない。ワタクシはイライラしている。たぶん世間のみなさま方もそうであろうと思う。



この問題でつねに世論をリードしてきた週刊誌各誌の報道が、しかし最近少しヤバイ。キナ臭い臭いを立てはじめている。とワタクシは思う。なにがヤバイバヤイかといえば



1)小室圭の母親、佳代は皇室につながる人物としてまったくふさわしくない。仮に400万なにがしかの借金問題が解決しても、国民はあの母親がいるかぎり婚約・結婚を認めないであろう

2)11月30日の秋篠宮の誕生日インタビューの内容は、言外に小室家側からの結婚辞退の申し出を促す内容であったと考えるべき

3)美智子皇后もこれまでの小室家の態度に激怒している

4)しかし2人の婚約・結婚が取り消された場合、小室家のほうからこれまでの秋篠宮家および宮内庁とのやりとりなどを暴露される危険性がある



とさかんに掻き立てておっとまた間違いた(by荒木経惟)、書き立てていることだ。つまり秋篠宮眞子と小室圭との結婚の可能性はもう完全になくなったのであり、それならなんとかして小室佳代・圭親子の口封じをしなければならない、と説いているわけだ。



ワタクシが「ぶかぶかで中身のない日本」、日本空洞説を感じたのもここに関連している。ワタクシは日本の皇室を取り巻いている環境はもっともっと激しく苛烈なものだと思っていた。皇室には決してオモテには出ない隠然たるチカラがあり、さらに間違っても何事かが起きないように民間の極右過激派、国粋主義者などが目を爛々と光らせている。したがって皇室に楯突くなどもってのほか、だと考えていた。



しかるに現状は小室佳代・圭親子にいいようにあしらわれているではないか。皇族の婚約者としての地位まで利用されて。これでは実は日本は空洞だったと感じてもおかしくない、とワタクシは思う。皇室タブーってなんなの?



また、戦後73年も経って朝鮮人徴用工問題を決着できないのも、謝罪したのかしていないのだかよくわからない中途半端にカネだけ出す「謝り方」をしてきたからだ。国内の気分も、極端にいえば日本は太平洋戦争に勝ったとはもちろんいえないけれども、敗戦国というのもなんだかあたらないのではないだろうか、みたいに気持悪く微妙に温まりつつある。これも「ぶかぶかで中身のない日本」、ガワだけの日本だからではないのか。そしてそれは早くも敗戦のあの日から立ち上がっていたのだ。



うむ。週刊誌の論調に戻る。秋篠宮眞子と小室圭の結婚は絶対にない、とすればなんとかして小室親子の口封じをしなければならない。繰り返しこう説くのは、不吉だがモブリンチをそそのかしているようにしかワタクシには思えない。のだけれどもいかがであろう? 思い切って殺ってしまえばとうぜん結婚話はなくなるし、もう2度と口を開くこともない。一石二鳥。日本の右翼はいったいなにをしておるのだ?



しかし冷静になろう。結婚話が破談になって小室家側が秋篠宮家とのなにがしのやりとりを暴露するといっても、暴露されて困るような話がいったいあるのか? である。まあワタクシたちの知らない話といえば、小室家への有形無形の援助くらいのものであろう。もともとは税金で賄われているので若干バツが悪いけれども、たぶんその程度のものだ。日本の右翼のみなさんはこんなところで本懐を遂げようなどとはくれぐれも思わないようにしていただきたい。



2018年は日本が空洞だったことがバレた年、そうしよう。以上がワタクシの総括である。



年明けから購読料の値上げを予定している読賣新聞が、それとタイミングを合わせて超特大スクープを仕込んでいるという噂があるらしい。たぶん「日本音楽史上初弾き語りドームツアー」のお話ではないかと思う。なにしろ空洞なもので。(了)




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2018年12月23日日曜日

まるで異民族を思わせる沢田研二とファンの不思議な関係



事故や事件の被害者に対して「2度殺された」といういい方をする場合がときどきある。1度目は事故の相手や犯人によってで2度目はその後のマスコミ報道によって、という意味だ。このニュース(↓)を見たとき、不謹慎だがその2度目に近い印象を抱いた。沢田研二(70)、終了。である。





◆『NEWSポストセブン』2018年12月21日配信
【沢田研二に悲劇再びか、1月の武道館3デイズが空席だらけ】

《 「騒動後は“炎上効果”でコンサートに観客が殺到し、チケットはかなり売れたらしいんです。懐かしい、席があるなら聴いてみたいと、昔のファンが会場に足を運んだ。しかし、それも一時の特需だったようで…」(音楽関係者)

騒動とは、沢田研二(70才)が巻き起こしたコンサートドタキャンによる一連のゴタゴタのこと。

沢田は2018年10月17日に予定されていたさいたまスーパーアリーナでのコンサートを当日になって中止に。その理由を「客席がスカスカの状態でやるのは酷。ぼくにも意地がある」と本人が釈明したように、座席が7割程度しか埋まらなかったことがスターの逆鱗に触れた。

遠路はるばるやって来たファンに対して失礼などの批判もあったが、逆に世間はジュリーに注目し、この後の公演はのきなみ満席。騒動の4日後の大阪での公演は「満員御礼」の札が出るほどの大人気となった。

しかし、それも束の間。今、一部のジュリーのファンが騒動の再来を不安視している。

「ジュリーは2019年1月19日から日本武道館で3デイズのコンサートを予定しています。チケットは10月から販売されていますが、いまだ席が埋まらないと聞きます。またジュリーがドタキャンするんじゃないかと心配で、遠方から行くんですが、当日のホテルもとれないんですよ」(ファンの1人)

ドタキャンしたさいたまスーパーアリーナの公演は約9000席が販売されたが、2000枚近くが残った。一方の武道館は座席数が約1万4000超。しかもスーパーアリーナは1日公演だったのに対し、今回は3日間もある。

無事、武道館公演は行われるのだろうか。またしても開場直前に“中止”となるのではないか。

「運営側はスーパーアリーナでの反省を生かし、ドタキャン対策として集客に躍起。ファンクラブ会員向けにはがきを送ったり、他のライブでも宣伝に取り組んだり。もっと言えば、今は中途半端に売れるより、空席が目立った方がいい。マスコミが“またドタキャンか?”と騒ぎ立てれば宣伝にもなる。“炎上商法”でも何でもして、ジュリーが心地よく歌える空間を作っていくのでしょう」(別の音楽関係者)

ドタキャンされたくなければ、とにかく武道館に行くしかない。》





芸能人が産み出す価値を以下の3つに区分けして考えてみよう。

1)スキル、才能=芸能的価値
2)ライフスタイル=マーケットリーダー的価値
3)ゴシップ=マスコミ的価値



ふつう、1)「あのコは歌がうまいね」→2)「あのコが着ているものもいつもセンスがいい」→3)「あのコ、人気若手俳優と熱愛中らしい」、というように、まずはコアになる芸能スキルがあって注目され、それから徐々に2)、3)へと関心が広がりを見せつつ移っていく。と考える。

しかしいまではいきなり3)ゴシップ=マスコミ的価値でメディアに登場し、運がよければ2)ライフスタイル=マーケットリーダー的価値、1)スキル、才能=芸能的価値の獲得へとすすんでいこうとする者のほうが多い。いわゆる売名、炎上商法と呼ばれるものである。たとえば女優菜々緒(30)はその成功例として典型的だ。



逆に1)スキル、才能で売り出し、成功を収めた者が徐々に人気を失えばやがて2)ライフスタイル、さらに3)ゴシップへと順にステージを移動していかざるを得なくなる。新製品・新サービスなどのローンチに客寄せとして駆り出されるのは、主に2)ライフスタイル=マーケットリーダー的価値に依存して活動している芸能人であり、それすらも失った方々はかつての名声によって何かの場合にニュースバリューを得る。



したがって「なんだよ、またやってんのかよ」というように3)ゴシップ=マスコミ的価値すらも消費され尽くしてしまえば、それは芸能人としてはほとんど「死」に等しい。そうなる前にいずれかのステージで価値の再生産を続けていかないかぎりはほとんどの芸能人はこの道をたどる。



でもって沢田研二のこのニュースは紛れもなく3)ゴシップ=マスコミ的価値にもとづいているもので、ついに引導を渡されるときがきたのか、と感慨無量だったりするのだ。おそらく「いまがチャンス!!」と反転攻勢に出るあざとさなど沢田研二はもちあわせていないだろうし。



このニュースにはもうひとつ別の感慨もある。沢田研二は2)ライフスタイルの段階をマーケットのインフルエンサーとして歩むのではなく、中高年女のプラトニックジゴロとでもいうような独特な立ち位置を築いてやってきたのだなあ、と思う。



それはなにも沢田研二に限らず杉さま(杉良太郎・74)から「純烈」まで連綿と続いている系譜なのだけれども、沢田研二がひときわ鮮明なのは、ナベプロ時代の楽曲を棄てて、過去とは一線を画した活動をしてきたからだ。セルフプロデュースを宣言した1995年にそのジゴロ沢田研二としての再デビューがあった、と振り返ることができるだろう。



沢田研二のジゴロっぷりを支えるファン、中高年女たちはたいへん鷹揚である。鷹揚でなければ約30年もヒット曲がなく、ここ10年くらいは新曲すら出していない沢田研二のファンでいることは難しい。それと、しかしまあ、白日のもとに引き出されたジゴロはなんとも小っ恥ずかしいのう。



今年10月のドタキャン騒動のときのファンのインタビューを観ていると「ジュリーだからしかたがないわよねえ」的なニュアンスが多かった。このとき若干目線は下方向に向いていて、まるでペットを寵愛しているという風情である。「日本武道館で3DAYSなんて最近おねだりが激しいのよお」みたいな。しかしこれがつまり沢田研二ファンのステイタスなのではないか。



ワタクシ、もともと沢田研二ご本人にもファンの方々にもほとんど興味がなく、テレビに出なくなって以来はほとんど失念状態であったので余計にそう感じるのかもしれない。沢田研二とファンのご一行さまは遥かに遠い、異星に住む人々のようだ。綾小路きみまろ(68)などよりずっとずうっと遠い。



なので、10月のドタキャン騒動のときはからずも沢田研二ご一行さまのお姿を拝見し、まるで異民族を発見したような気分になった。民族とは文化的特徴と歴史的運命を共有する集団である。いや、そんなことより宗教学者・島田裕巳(65)の著書のタイトル『民族化する創価学会』を咄嗟に思い出したのだ。



『民族化する沢田研二とご一行さま』。もう来年1月19日からの日本武道館3DAYSが成功しようとしまいと、また再びドタキャンされようと、そんなことはどうでもいいくらいの、なにがどうなっているのかよくわからないけれどもとても強い紐帯で結ばれた集団である。これもまたなにがなんだかよくわからないけれども、正直羨ましい。嫉妬めいた感情さえ湧く。



沢田研二、モーゼとかハーメルンの笛吹き男とかKING of J-POPとかではなく、男っぽくたいへんプライドが高いらしい自己認識に反してKING of HOST、あるいは婦人科シンガーといったほうがお似合いなのではないのか? ちょっといい過ぎか? いい過ぎだ。すまぬ。また最後に謝ってしもうた。(了)




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2018年12月21日金曜日

今年も街は静かそうで、クリスマスのスペシャル感はどこへ?



もうすぐクリスマスだが、それがどうした? なワタクシである。自分は無宗教で実家は神道。いやそんなこととも関係なく、クリスマスというものがアタマのなかにない。子どものころの思い出ひとつふたつを除けば、ほとんどまったくない。プレゼントを贈った記憶も貰った記憶もない。デートした記憶などさらさらない。



十年くらい前はこの季節になると宝石・アクセサリー関係のショップになんとも不釣り合いな感じの青少年が大勢いたものだけれども、最近はどうなのだろう? このところ外出していないのでよくわからない。ああ、恥ずかしいのでネット通販するか。するよねえ。



一生懸命アルバイトをしてレストランを予約し、プレゼントを買い、当日告白予定だというのに先走りしてホテルまで手配してしまう若年男子はまだいらっしゃるのであろうか? で、午後10時になるとホテル従業員が「揺れるタイム」とかいって休憩に入ったり。



ワタクシの知り合いの女にもそんなふうにして指折り数えてクリスマスを待っていたものの直前になって喧嘩別れしたヤツがいる。ホテルを予約したのは自分だったのでムカつきつつキャンセルしようとしたら、男が「それはオレがやっとく」といったのだそうだ。



で、クリスマスイブの夜、女はひとり悶々としてフテ寝。部屋の電気は消したままだからちょうど外出しているフリもできて一石二鳥。だがそのとき!! ハッと気付いていまごろ楽しく揺れるはずだったホテルに電話を入れてみると、なんと喧嘩別れした元カレと自分がチェックインしたことになっているではないか。



「そんなもんなんですかねえ」といわれても、たしかにそんなもんなので盛大に笑い飛ばすしかない。あれは心の底から楽しいクリスマスであった。あら、クリスマスの思い出があるにはあった。自分のではないが。



しかしまあ、うら若き男女にとっては告白したり確かめ合ったりするタイミングにはなるので、クリスマスの存在意義はある。のだろう。最近はもっぱら消費喚起に余念のない、欲の皮を突っ張らせたイベントごとが多いけれども、そういう意味ではクリスマスはやはり別格なのである。本邦に紹介されてからの日も長く、みんなに親しまれている。ソース・ドレッシング界のマヨネーズみたいなものだ。



なので、齢を重ねていることもあってクリスマスのスペシャル感などワタクシイにとっては遠い遠いむかしのこと。とくに一気にスペシャル感が廃れたのは、どこかの商人が欲望丸出しにして1年365日、毎日がクリスマス、みたいなことをいいはじめた時期からだと思う。



いま、1年365日、毎日がクリスマスといえばラブホテルの謳い文句である。マーケティングコンセプトを世間が消費し陳腐化させていくスピードの速さは頼もしく思えるほどだ。ザマー見ろ。



こんなワタクシのような「クリスマスがどうした?」気分の方々は、決して大きな声ではいえないけれども、可愛いお子さんがいらっしゃる方を除けばほぼ大勢を占めているのではないだろうか。このアンケート結果も、実はそんなことを物語っている。↓





◆『OVO [オーヴォ]』2018年12月19日配信
【男性7割、女性4割が「一人」 平成最後のクリスマスの過ごし方】

《 周囲のにぎやかな空気が、気持ちに影響する季節。婚活総合サービス株式会社IBJ(東京)が独身者を対象に実施した「クリスマスに関する意識調査」によると、男性の約7割、女性の約4割は今年のクリスマスを一人で過ごす予定だが、クリスマスに告白されたら、男性の9割、女性の約8割は受け入れると回答している。

20~50歳の独身男女約924人に実施した調査。クリスマスに抱く感情はさまざまで、楽しい気持ち(39.4%)、寂しい気持ち(32%)、焦る気持ち(13.7%)、幸せな気持ち(10.4%)、悲しい気持ち(4.4%)で、全体として楽天的な感情と悲観的な感情が半々だ。

クリスマスデートスポットとして最も人気が高かったのは、「イルミネーションが綺麗な場所」(56.3%)。クリスマスを感じられる場所として人気のようだ。

一方、クリスマスデートにこぎ着けた場合に「思わず萎えてしまう」こととして最も多かったのは、「会話が盛り上がらなかった」(65.4%)という回答。会話の相性は大切だ。緊張せずに楽しめればもちろんすてきだし、緊張してしまったら、無口にならず素直に「緊張している」と伝えた方が好印象かも~。》





クリスマスに抱く感情として「楽天的な感情と悲観的な感情が半々」というのは「クリスマスがどうした?」ということとイコールではないのか? 今度の週末に対する感情を聞いてもきっと同じ回答傾向になって返ってくるだろう。



さらにクリスマスに初デートして「会話が盛り上がらなかった」というのもすさまじくいつも通りである。「会話が盛り上がらなかった」(65.4%)、これはみんなの通常運転だろう。クリスマスには、もううら若き男女の会話を盛り上げるパワーもないのだ。



したがってクリスマスだからといってヘタなヤツはヘタなんだし、ウマいヤツはウマい。ここのところをよーく胸に刻んで行動していただきたい。まあ、でも、イブの夜を他の誰かに盗られたくない!! という血走った理由だけでアプローチするのもいいのかな。ご健闘を祈る。



でもなあ、そんなこともあんなことも、時間が経てばすーかり忘れてしまうのだよ。少なくともワタクシは。人生ってそんなもんだよう。25日の売れ残りのケーキとチキンが楽しみだよう。(了)




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2018年12月20日木曜日

もはやジャニーズ凋落の勢いは止められない



ただの雰囲気だけではない時代の風とか空気とかいうのは確かにあって、敏感にキャッチできれば情報がなくてもモノゴトの趨勢が見えてくる。しかしワタクシは最近あまりよく見えていない。自宅に閉じこもる日々が続いているからだ。時代の風に敏感になるにはシャレではなくて外の風に当たらなければダメっす。



この感覚をどういうふうに説明しようかといつも考えるけれど難しい。そんなところに、時代の風によく似たものを見つけた。イコールではないけれどもなんとなく掴んでいただけるかもしれない。時代の風によく似たもの、はこのニュースから吹いてくる。↓





◆『日刊サイゾー』2018年12月19日配信
【ジャニーズ弱体化で「横暴」が加速中! マスコミ関係者への“異常な圧力”続々明らかに】

《 TOKIO・山口達也の強制わいせつ事件や、関ジャニ∞のメインボーカル・渋谷すばるの退所、Hey! Say! JUMP・岡本圭人の留学による活動休止、タッキー&翼の解散と今井翼の退所・滝沢秀明の現役引退、さらにKing & Prince・岩橋玄樹とSexy Zone・松島聡のパニック障害による活動休止、Jr.ユニット・Love-tuneの解散・事務所退所決定と、不穏な出来事が相次いでいるジャニーズ事務所。

その一方で、ネット写真解禁や、ジャニーズJr.たちのYouTubeチャンネル開始など、「規制緩和」された部分も多く、時代の流れを感じる2018年だった。

事務所の弱体化とともに進む規制緩和は、良いことに見える。これも大きな犠牲を伴ったSMAP解散騒動により、多くの批判を受け、ようやく少し風穴が開いたということなのだろうか。

だが、ジャニーズの異常な執着心と警戒心は、実にピンポイントな小さなところで、ますますの圧力・強権を発動しているという。

「新しい地図寄りの記事を多く書いていたことから目をつけられたらしく、これまでずっと送られてきていたジャニーズ関連の記者会見の案内が来なくなりました」

そう話すのは、ある芸能ジャーナリスト。このように、新しい地図に近しいスタッフなどが外され、干されたというのはよく耳にするケースだが、こんな不思議な圧力もある。

「ジャニーズが取材NGにしている媒体はいくつかありますが、そうしたところでも私が仕事をしていることがわかり、名指しで取材NGにされました。今後の出入りは一切禁止、もし私を使ったら、その媒体からはもちろん、その会社からも、関連会社からもタレントを引き揚げるという脅しがあったのです。たかだか一芸能記者ですよ? しかも、フリーランスは、さまざまな媒体で仕事するのが当たり前。まして自分の記事が問題になったわけでもなんでもなく、不仲の媒体に出入りしているからというだけで……驚きましたね」(芸能記者)

さらに衝撃的なのは、圧力をかける相手が、マスコミだけではないこと。

「昔から会社がよく利用している行きつけの飲食店があったんですが、ある日突然、店から出入り禁止を食らいました」

そう話すのは、大手出版社社員。接待などを含め、会社は相当な金額をその店で使ってきた「お得意様」だったというのだが……。

「ジャニーズの誰かの熱愛記事が出たとかで、情報を流した犯人探しにジャニーズ事務所は躍起になっていて、タレントがよく通うその店が怪しまれたとか。で、ウチの会社が週刊誌も出していることから、リークしたのはそこの社員の僕じゃないかと疑われてしまったようなんです」

ちなみに、この人物、週刊誌編集部に所属しているわけでもなく、くだんの記事が何を指すかすらわからないという。にもかかわらず、「ジャニーズが今後その店を利用しなくなってしまうから、二度と来ないでくれと店に言われてしまいました」。

事務所内で次々に起こる事件や騒動は、もはや末期的な状態に見える。そうした問題が次々に表面化するなか、根本的な解決に努めるわけでもなく、飲食店や外注スタッフなどの動向ばかりを注視して警戒心を強めるジャニーズ事務所。

力を注ぐべきところは、もっとほかにあるのではないだろうか。》





ここには2つの「横暴」が書かれている。1)フリーの芸能ジャーナリストを名指しで仕事先から干そうとする。2)タレントがよく使う飲食店から客の大手出版社社員をはじき出そうとする、である。熱愛情報の流出経路として睨まれたのらしい。



1)についてはわからないでもない。著名記事を多く書いていればジャニーズ事務所に対するスタンスは自ずと知れるし、仕事先出版社もわかってくる。アイツに仕事をさせるな、仕事先を取り上げろ、となる。露骨に圧力をかけてくるとはとんでもない話ではあるけれども、ジャニーズならやりかねない、と妙な納得の仕方はできてしまう。



問題は2)である。(ここの店で熱愛デートしていたのかあるいは誰かが喋っていたのかはわからないけれども)、とにかくここによく来るらしい出版社のアイツにキャッチされたのに違いない。アイツを出禁にしてくれ。でないとウチのタレントは二度とこの店にはこさせられない。と脅すわけだ。



飲食店とすれば、出版社の社員約1名を取るかジャニーズのタレント何名かを取るかといわれれば、そりゃあジャニーズを取る。ジャニーズ御用達ということになればファンの来店も期待できるかもしれないし。



しかしこれが筒抜けになってしまっていることにジャニーズ終焉の風の音が聞こえてくるのだ。聞こえるでしょ。なんの咎もないのに出禁の理由にジャニーズの名前が出てくる。まるで地回りのヤクザである。



しかも出禁工作は今後また再びこの飲食店で熱愛デートなりタレント同士の噂話なりをやりますよ、といっているようなものでもある。そのうえ出版社の社員を1人出禁にしてもことの次第が筒抜け状態なのだから、監視の眼は確実に増えている。またバレる。それなら最初から自分のところのタレントにあの店は危ないからもう使うな、と指示したほうがよほどスマートでねーべか。



ジャニーズ事務所はいつから素人集団になったのだ? というよりこれがジャニーズの黄昏れの風だ。ジャニーズは素人集団になったから崩壊するのではなくて、崩壊はすでにずっとむかしに決定事項として用意されていて、それが近づいてきたことのひとつのサインとして素人集団化がある。のだ。



ほんとうはこのお話も展開にもうワンクッションあればより実際の風に近いのだけれども、おわかりいただけたであろうか? うむ。あとこのお話の続きの風の見方ポイントとしては、街場のアチコチでやたらジャニーズの名前や噂を耳にするようになったら、それがどういうものであれ、とうとうヤバいと感じるべし、だろう。そこまできている。とワタクシは思う。



しかしそうなんだよなあ、ジャニーズをはじめ芸能関連、それからトレンド予測みたいなものについてはこうして少しはイケるのだけれども、もっと有意義な、たとえば地震などの災害予測については緊張してしまってまったくわけがわからぬ。いつもの通り肝心なところ役立たずですまぬ。(了)



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2018年12月19日水曜日

「子宮系女子」の気持はなんとなくわかるけれど、私は玉系男子だ!!



「玉系男子」。玉の声を聞き、それに従えばなにもかも上手くゆく、と信じる男たちのことだ。「子宮系女子」に対抗すべくついいましがたワタクシがデッチ上げた呼称である。



ふつうに考えれば「子宮系女子」には「睾丸系男子」「精巣系男子」、あるいは「金玉系男子」「ふぐり系男子」などが対義語として想い起こされるけれども、いずれもスケールが小さい。「ゴールデンボール系男子」などはバカっぽすぎてまったく論外だ。相手はときとして宇宙にまで譬えられる子宮である。対抗するには玉しかない。



「玉系男子」が具体的にどういうものかについては、まず本家「子宮系女子」についてお知りいただくと早いだろう。↓





◆『アサジョ』2016年6月3日配信
【子宮にパワーストーン!? 小林麻耶が休養前に関わっていた怪しすぎるカルト集団】

《 フリーアナウンサーの小林麻耶が、体調不良により当面の間、休養することを所属事務所が発表した。小林は5月19日、レギュラー番組「バイキング」(フジテレビ系)を途中退席し、そのまま検査入院していた。そんな彼女が休養前、怪しげな集まりに参加していたという。

「小林は『子宮系女子』と呼ばれる一派と関わりを持っていたと言われています。『子宮系女子』とは、自分の子宮の声を聞くことで、人間関係や健康が良好となり、お金から何でも手に入るという思想を持った女性のことです。小林は、それらの考えを広める関係者達による瞑想会に参加しており、写真などもブログにアップされています。そのため一部から、心の病からカルトに傾倒していたのではと心配されていたのです」(芸能記者)

小林は根が真面目のため、仕事も無理をしてがんばるタイプだったと言われる。そんな中で友人も少なく、孤独を抱えながら生きていくうちに、スピリチュアルな世界と関わってしまったのだろうか。

また一部で、数年前から「子宮系女子」らが布教する、あるパワーストーンが問題になっているという。

「『子宮系女子』といえば、女性の秘部に挿入すれば、子宮が宇宙に繋がるという数万円のヒーリングジュエリーを広めていることで知られています。しかしそのジュエリーに関しては、秘部から出てこなくなったり、炎症を起こすなどの危険性が、様々な医療関係者から指摘されており、昨年も高須クリニックの院長がツイッターで『腹膜炎起こすぞ! すぐにやめなさい』と警鐘を鳴らしたことが話題となりました。そんな怪しい商品を広める団体と小林が関わっている可能性があるため、ファンからは体調以外にも、精神的な部分を心配する声が上がっているのです」(前出・芸能記者)

休養前、「週刊文春」で連載しているコラムに、なぜか札束の写真を載せ「私、お金に恋しています」「眺めることにハマっています」など、不可解な様子を見せていた小林。もしかすると、それらの言動も「子宮系女子」の影響だったのだろうか。》





いまだに女は女であることで理不尽な負担や犠牲を強いられている。12月18日、世界経済フォーラム(WEF)が各国のジェンダー不平等状況を分析し発表した「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2018」によれば、「すべての女性が輝く社会づくり」に励んでいるはずの日本は、分析の対象となった世界149カ国中の110位だ。もちろんこれはジェンダー不平等が少ないほうから上の順番である。



110位というのは先進7ヵ国のなかではまったくお話にならないダントツの最下位であり(次はイタリアの70位)、中国(103位)の下、韓国(115位)の上である。日本はジェンダー格差がものすごーく激しいのである。



そんな状況で、「子宮系女子」によれば言葉は悪いがこれまではときとしてお荷物になっていた「女であること」、その象徴的な存在である子宮が、一気に立場を逆転して魔法の剣エクスカリバー(Excalibur)並のパワーを発揮するというのである。しかもことは子宮であるから男には逆立ちしても真似ができない。もしほんとうにそんなことがあれば、こりゃたまらん、まさに夢のようなお話だ。



とりわけ小林麻耶(39)のように自己肯定感を得にくいタイプには強烈なインパクトがあったであろう。彼女自身は否定しているけれども記事にあるように瞑想会で写真を撮られたりしているし、「子宮系女子」といえばやはり名前が出てくるのは致し方のないところだと思う。



「子宮系女子」なる奇妙奇天烈なものが人口に膾炙するようになったのには、そんな「すべての女性が輝く社会づくり」日本の状況が大きく影響している。上手く考えたというべきか、偶然の一致か。しかし悲しむべきことに「子宮系女子」の主張は荒唐無稽で漫画以下でしかなく、これに釣られて財産を失ったり健康を損ねたりしては本末転倒だ。



だからといって子宮をもたない男子のワタクシが「子宮系女子」を批判するのはあまり面白くない。なので、ここはワタクシ男子としてもその声を聞き、忠実に生きることで「人間関係や健康が良好となり、お金から何でも手に入る」男のパーツを選定し、崇め奉り、皮肉りたくなるではないか。それが「玉」なのである。「玉系男子」爆誕である。



とはいえ現実問題として睾丸の要求に忠実に生きればたいへんな、まったくシャレにならない事態を招来しないとも限らない。ここはあくまで穏便な信仰の対象としての、自分の肉体とはまた別個の「玉」、「金玉」を見つけ出さなければならぬ。



これがあるのである。いや正確にはあったのである。我らが『大金玉教』である。かつてラベンダーで有名な北海道美瑛町の白金という地域のダム建設予定地に教団施設というか秘宝館のようなものを建てていた。



施設の中には、ヤクザ兼土建屋の教祖が相撲取りやら武田信玄やら軍人やらその他諸々の人物に扮した写真パネルとか、ハンドルを回して睾丸を押し潰すどこぞの国の拷問具やらがありがたく展示されていたのを、ワタクシはパンレットで見た記憶がある。



白金の近所に住んでいたことがあるという知り合いから譲り受けたこのパンフレットは家宝として大切に大切に、としまっておいたらどこにしまったのかわからなくなってしまった。見つけ次第データ化してお見せしたい。まあ、だいぶ前にも同じようなことを書いた記憶があるけれども。



『大金玉教』は「オオガネタマル教」と読む。つまり信仰のご利益は金儲けだ。実は教団施設もダム建設による立ち退きの補償金目当てに建てられたという噂がある。やはりそうでもしないと大金は貯まらないのであろうか。



また、こともあろうにヤクザ兼土建屋兼教祖がピストルの不法所持で逮捕されたりするなどして、活動はもう十年以上も前にパタリと沙汰止みになってしまったらしい。施設も放火によって焼失してしまったそうだ。



ワタクシとしてはこの『大金玉教』を再興したい。再興がなった暁には『大金玉教』中興の祖として「大金玉委員長はれる」に改名しよう。もちろん「子宮委員長はる」に対抗してのことである。でもって「金玉をあたためると健康によい」とか「ケツにパワーストーンを入れると宇宙と繋がれる」とか適当なことをいってはお布施集めをしよう。



いやあホントまじでやりたい。『大金玉教』は法人登記されているのだろうか? まずはここからだな。(了)



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2018年12月18日火曜日

想いを胸に秘めて。戸籍をもたなかった女の一生



まるで良質の掌編小説のような、あまりによくできている、とつい呟きたくなってしまうニュースに出くわした。おかげで空想の世界に引き込まれて気付けばちょうど1時間も経っている。このニュースである。↓





◆『西日本新聞』2018年12月16日配信
【内縁30年、死んだ妻は誰? 無戸籍か、身元分からず 大野城死体遺棄事件17日初公判】

《 福岡県大野城市内で10月、アパート一室に内縁の妻の遺体を遺棄したとして、死体遺棄容疑で男が逮捕された。妻は「ユミコ」と名乗り、一時は仕事もしていたが、県警が調べても身元を特定できなかった。免許証や住民票もなく、「無戸籍状態」だった。30年連れ添った男も「今となっては、妻がどこの誰だったのか分からない」と話す。

男は住所不定、無職奥田義久被告(74)。起訴状によると、昨年10月下旬ごろ死亡した氏名不詳の女性(妻)の遺体を遺棄したとされる。一部白骨化し、死因は分からなかった。

被告によると、妻とは33年前、北九州市戸畑区にあったキャバレー「太陽」で出会った。妻には4歳ぐらいの子どもがいたが、数年後に駆け落ちしたという。妻の言う通りなら1963年11月27日生まれで、死亡時は53歳だった。

春日署は、キャバレー関係者や区役所に聞き込むなど「手は尽くした」(署幹部)。キャバレー関係者は「似た人がいたかも」と話したが、身元は特定できなかった。取り調べの最終日、捜査員は被告にこう声を掛けたという。「奥さんのことは分からなかった。ごめん」

   ◇    ◇

福岡拘置所(福岡市早良区)で今月11日に被告に面会した。

被告は淡々と半生を語った。2人は大野城市に移り、パチンコ店に住み込みで働いた後に、事件現場のアパートに引っ越した。妻は「奥田ユミコ」として食品加工会社などで働いた。給料は妻の銀行口座に振り込まれていた。不可解なことは多かったが「詮索はしなかった」。

一昨年ごろ、妻は仕事を辞め、被告の年金で暮らしていた。妻は一度も病院に行ったことはなかったが、昨年、目が少しずつ見えなくなり衰弱していった。ズボンや下着を脱がせてあげないと用も足せなかった。

病院に連れて行くため「昔の住所を言ってくれれば身分証作ってくるけぇ。借金してもいい」と何度も説得した。だが、かたくなに拒まれた。

その年の10月下旬。野菜ジュースを飲ませると「あぁ、おいしい」とつぶやいたのが最期になった。冷たくなった妻を前に「頭が真っ白になった」。遺体をベッドに移して消臭剤を置き、そのまま暮らした。大家には「妻は実家に帰った」とごまかした。

アパートの取り壊しに伴う退去期限が迫った今年9月末、遺体を放置して逃げた。「30年も一緒にいた。嫌いになってしたわけではない。『わかってくれ』という気持ちだった」

妻は一体誰だったのか-。捜査関係者は「無戸籍だったとは思うが、妻がうそをついていたかもしれない。真実は分からない」と話す。17日、福岡地裁で被告の初公判が開かれる。

 〜 略 〜》





感じたことを列挙していこう。

◆ 奥田被告(74)の内縁の妻「ユミコ」が亡くなったのは2017年10月。「ユミコ」の言葉にもとづけば死亡時の年齢は53歳。奥田被告も当時は73歳であったはずだからちょうど年の差20歳ということになる。

◆ 2人が出会ったのはいまから33年前(1985年)で、 そのとき奥田被告41歳。「ユミコ」21歳。

◆ すでにそのとき「ユミコ」には4歳ぐらいの子どもがいた。つまり17歳のころに生んだ子ども。

◆ 「ユミコ」が働いていたキャバレー「太陽」があった北九州市戸畑区から駆け落ちした先の大野城市まではわずか約70kmの距離。九州自動車道を使えばほぼ1時間で着く。駆け落ちというには近すぎる。

◆ しかも奥田被告と「ユミコ」はそれから約30年間も一貫して大野城市に住み続けている。発見されることを恐れてはいなかったようだ。奥田被告と「ユミコ」の孤独が覗く。

◆ これらには「ユミコ」の子どもの存在が関係しているのかもしれない。また自らの出生についてかたくなに口を閉ざしていた理由も子どもにあるというふうにしか、現状では考えられない。

◆ 駆け落ちした2人が最初パチンコ店の住み込みとなったのは、当時まだパチンコ店の採用はおおらかで、わけありの人々にとってのセーフティネットの役割を果たしていたからだろう。

◆ 「ユミコ」が亡くなったときに死亡届を出さなかったのは、無戸籍の状態を苦にしたからだろうか。

◆ 暑い九州で腐敗していく死体とほぼ丸1年間も同居するというのはたいへんなことのはずだ。

◆ 戸籍制度があるのは日本と韓国、台湾の3国だけ。うち韓国の戸籍制度は日本による統治時代につくられている。他の国々の多くは出生、結婚、死亡ごとの登録や個人登録、およびそれらが合体した制度を取っている。

◆ 戸籍制度は戦後(1947年)に廃止された「家制度」の名残ともいえる。「家制度」とは「親族関係を有する者のうち更に狭い範囲の者を、戸主(こしゅ)と家族として一つの家に属させ、戸主に家の統率権限を与えていた制度である」(Wikipedia)。





残酷で寂寥感に満ち、かつあたたかくもあるこの2人の物語はワタクシに、たいへん失礼かもしれないけれども是枝裕和監督(56)の『万引き家族』を彷彿させる。あなたならどのようなストーリーを思い描くだろうか。「ユミコ」さんのご冥福をお祈りする。(了)



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2018年12月17日月曜日

いやあ恥ずかしい。剛力彩芽の今年の漢字、「前」



さて、冒頭からいきなりで恐縮だけれども、「前(マエ)」と聞いて連想するものを以下7項目からお選びいただきたい。



1)前科
2)前妻、前夫、前カノ、前カレのいずれか
3)温泉に入ってくるときくらい前を隠せ、の“前”
4)後ろから前からどうぞ(畑中葉子『後ろから前から』)、の“前”
5)まえだまえだ
6)整列



なんだかヤクザな選択肢ばかりになってしもうた。エロなワタクシとしてはどうしても3)になってしまう。であるから同じ3)あるいは4)をお選びになったあなたとならきっとお友だちになれると思う。しかしこんな具合(↓)で「前進」と答えるようなヤツとは絶対に気が合わない





◆『スポニチアネックス』2018年12月15日配信
【剛力彩芽 今年の漢字は「前」 ZOZO前澤氏と熱愛、女優業も「前に一歩進めた」】

《 女優の剛力彩芽(26)が14日深夜放送のニッポン放送「剛力彩芽 スマイル S2 スマイル」(金曜深夜0・00)の生放送に出演。剛力にとっての今年の漢字を明かした。

この日は番組初の生放送で、リスナーからの質問に答える形で進行。日本漢字能力検定協会が発表した今年の漢字が「災」であったことから、剛力自身にとっての今年の漢字は何か?との質問を受けた剛力は「『前』ですかね」と、交際中のZOZO代表取締役社長の前澤友作氏(43)の名前の一文字を挙げた。

剛力は「いろいろご想像する方もいると思うんですが」と前澤氏のことを意識してコメント。そのうえで「私としてはいろいろ今年は話題になりました。本当にちょっとお騒がせもしましたが」と熱愛騒動に触れつつも「役者として、自分を表現する人間として、ある意味、前に一歩進めたかなというものも感じることが凄く多くて、自分の思いというものを前進できたんじゃないかなというのをすごく感じています」とキッパリ。

さらに「やっと前進できたという感じなので、これからもっと前に進んでいかなきゃなと思って、この漢字がパッと最初に出てきた」と「前」を選んだ理由を説明。それでも「いろんな意味もありますが」と前澤氏のことも含んでいることを匂わせ、締めくくった。》





ずいぶんあざといなあ剛力彩芽。むかしはそれほどでもなかったのに前澤友作(43)と付き合うようになってからどんどんイヤなヤツになっている。前澤友作と付き合うというよりはカネと付き合うといったほうが正しいのかも知れぬが。



それと、「〇〇ですかね」という明らかに間違った言葉づかいはいい加減にしていただきたい。しかもこれは元はといえば慇懃無礼なジジイ言葉ではないのか。ウンザリする。はしたなく驕奢に耽るヒマがあったら少しは眞鍋おっと間違いた(by荒木経惟)、学べ。剛力彩芽についていいたいことはこれだけだ。



少し前の話になるけれどもテレビニュースで清水寺の森清範貫主(78)が「今年の漢字」として「災」を揮毫するのを見た。なにをするのだこのフルハゲ!! 2018年という年に罪があるわけじゃなし、それにベタリと忌まわしいレッテルを貼るような真似をするなんておまえそれでも坊主か!! 今年に大切な記念日を迎えた方々も大勢いらっしゃっただろうに。と憤慨してしもうた。



その年の世相を表した漢字一文字は日本漢字能力検定協会が毎年12月12日発表することになっていて、清水寺の貫主はそれを揮毫するだけ? そう。情けな。



しかし日本漢字能力検定協会といえば私的流用その他、不明朗な会計処理で文部科学省の立入検査を受け、にもかかわらず理事長が「記者の態度が悪い」「いろいろな記者会見を見てきたが、どれも最後には必ず謝っている。私は謝りたくないので会見はしない」と暴言を吐き、ついに背任罪で起訴されて理事長と副理事長が実刑判決を受けたいわくつきの団体ではないか。



公募とはいえそういうところが決めた「今年の漢字」に唯々諾々と従わなくてもいいではないか。こんなときだからこそ、もっとホトケのあたたかさを記すべきではないのか?



ちなみに安倍晋三(64)の「今年の漢字」は「転」、藤原紀香(47)は「駆」、紀平梨花(16)は「笑」、滝沢秀明(36)は「行」、東野幸治(51)は「終」だそうだ。そういえば安倍晋三は去年の暮れにトランプ大統領にゴルフ営業をかけたときにバンカーで後方一回転していたし、そのトランプへのお追従ばかりで腰が座らないしで、「転」とは笑える。



あ、ワタクシ? 聞いていただける? ならばワタクシの平成30年は「徒(イタズラ)」とでもしておく。無益なこと、実りのないさまをいう言葉である。自分としてはずいぶん貸しをつくったつもりでいるけれども、世間の誰ひとりはもちろん、神も仏もそんなことにはこれっぽっちも気付いていないように思われる。なんとかしておくんなまし。(了)




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2018年12月16日日曜日

HKT48を卒業する指原莉乃の今後はいったいどうなるのか?



指原莉乃(26)がHKT48を卒業するのだそうだ(↓)。着々と励んでおられた大規模な顔面修整および成型(not整形)も歯の裏側からの歯列矯正の完了でひと段落ついたタイミングでのご決断。慶賀の至りでごわす。



またまた先にお断りしておくけれども、ワタクシは指原莉乃が嫌い。たぶん世のなかの女のほとんどと女に囲まれて育った男のほとんどもそうなのではないか。と思う。指原莉乃が好き、などというのは女を知らないヤツに決まっておるといいたいのである。



ああ、そういえば1世帯あたり約1.7人という兄弟姉妹の少なさが指原莉乃を今日まで生きながらえさせているのかもしれぬ。なぜか憎悪が燃えるなあ、ホント。



したがいましてまことに恐縮ではございますが、これから先、指原莉乃ファンのみなさま方には残念ながらご遠慮いただいたほうがよろしいかと存じます。きっと不愉快になるだけでございます。





◆『ギャンブルジャーナル』2018年12月15日配信
【指原莉乃卒業「二股」など奔放体質......新彼氏発覚間近?】

《 HKT48の指原莉乃が、同グループ卒業を発表した。

指原はTOKYO DOME CITY HALLで行われたコンサートでグループからの卒業を発表。4月28日の横浜スタジアムで卒業コンサート、博多マリンメッセで5月28日に最後の挨拶を行うそうだ。

今後の予定に関しては触れられてはいないが、15、16、17年と総選挙を3連覇しAKBグループを代表する存在として君臨。そのトーク力からバラエティにも引っ張りだこである。

AKBグループといえば、卒業後は何かと仕事がうまくいかない、という情報も多い。AKBという看板があったからこそ仕事があった人物もいるだろう。
 
しかし指原は、すでにアイドルというよりバラエティタレント。今回の卒業が大きなダメージにはならないに違いない。まさに「盤石」と言える。

そして、今回の卒業でアッチ方面の報道も増えそうだ。

「12年に『超肉食』と過去の熱愛が報じられ、後にそれが二股だったという話もあるなど、もともと恋愛に奔放なイメージの指原さん。一時はKis-My-Ft2の千賀健永さんともお揃いスマホケースで疑惑も。今後こうした報道が増えそうですね」

記者も語っているが、 恋愛解禁であるのは確か。芸能マスコミも慌ただしく動きそうだ。》





なぜ指原莉乃が嫌いかというと、キャバスケ体質が鼻につくのである。あ、キャバ嬢のみなさまには申しわけないいい方になってしもうた。つまり、男、なかでもカネと権力のある男にグイグイ媚びて生きていくやり方が、この人の場合あまりにもゲスなのである。もちろんキャバ嬢のみなさまには誠実な方々もたくさんおられると承知しておる。



あまりにもゲス。ゲスというのは、たとえば浅薄な媚でも絶対にバレていないとタカをくくって澄ましているということで、しかしだからこそ逆にカメおっと間違いた(by荒木経惟)カネも権力もない男が見れば浅ましい魂胆が丸見えになるのだけれども、それに対してさえあからさまに冷ややかな一瞥で憫笑する、といった態度である。



ちなみにこういうタイプには生涯はじめてのアルバイト(社会体験)が水商売だったという女が多い。とりあえず世の中カネと力。そういう世界観が形づくられてしまっている。もし身近にこういう媚びる女がいたら一度とぼけて確かめてみ。同じような意味合いで生涯はじめてのアルバイトがコンビニというのもワタクシはあまりお奨めできない。近視眼的な世界観が育まれるような気がする。



それからこのタイプは、ふだんカネと力のある男を相手にさんざん疑似恋愛をしているので、実生活での彼氏はその反動かかなりショボい。場合が多い。ちょっと鏡を覗いて見てみ。



もとい。なんだかんだいいつつもそうした営業努力の甲斐あって、指原莉乃はだいたいここらへん(↓)までボルダリング(bouldering=壁を素手でよじ登るスポーツクライミング)してきたようだ。



《 現在、レギュラーと準レギュラーを務める番組は10本以上で、松本人志やリリー・フランキー、マツコ・デラックスなど多くの大御所タレントたちからも一目置かれる存在になっている。

「指原さんのすごいところは、大御所タレントと2人きりでMCにキャスティングされるところ。とくに松本は指原のことを買っていて、『あいつはまじで頭が良い、賢い』と話しているようです。それに、マツコは『AKB48で生き残れるのは指原だけ』と断言していて、業界で力を持っているタレントを多く味方につけています」(テレビ局関係者)》

※『ビジネスジャーナル』2018年9月29日配信【指原莉乃、若手俳優たちを連れ遊び歩きか…大物人気俳優との「密会デート」目撃談も】



だがしかし、「大御所タレントと2人きりでMCにキャスティングされる」のは、指原莉乃の才覚以上にAKB48のトップという看板があるからだ。なにがなんだよくわからぬ総選挙において2015、2016、2017年と3連覇を果しているのである。そんじょそこらのガヤと一緒の扱いではいくらなんでも運営も白竜(66)と石塚英彦(56)のミックス(秋元康・60)も黙ってはいないだろう。



AKB48のトップメンバーであったことはそういった実際的な利益と同時に、いわゆる光背効果、ハロー効果ももたらしている。ハロー効果というのは「人がもっているある特徴を評価する場合に,その人についての一般的印象やその人のもつ他の特徴によって,その評価が影響を受けやすい傾向」(コトバンク)のことだ。



さて、ではAKB48を卒業すると指原莉乃の今後はどうなるのであろう? 簡単にいえばまあ、ちょっと大きなハコのナンバーワンキャバ嬢が独立してクラブかスナックを開店するようなものである。



最初のうちは「あの店のナンバーワンだった」が通用するけれども、そうしたハロー効果はとうぜんときの経過とともに薄れていく。しかもAKB48は知名度こそ抜群ではあるけれども、実際のところのクォリティはそれほどでもない。



またキャバ嬢時代は「お店の売り上げに貢献しないと」といういいわけができたかもしれないけれども、もちろんその手はもう使えない。「ははーん、そういう手練手管で男を転がしてきたわけだ」とバレてしまえば反転して毛嫌いに変る。一巻の終わりである。



罵詈雑言だらけになってしもうた。しかし、大分市出身で「ハロー!プロジェクト」のオーディションに落ち、とりわけ美人でも可愛くもなく、世間話レベルのトークのほかこれといって他より秀でた技能、スキルもない女のボルダリング人生を眺めるという愉しみは提供してくれるであろう。



記事にあるように指原莉乃の“熱愛”交際報道が出たとして、それは相手の男が指原莉乃に喰われたというゴシップであって、元々超肉食の指原莉乃ご本人にとっては別に痛くも痒くもない。人が犬を噛めばニュースになるけれども、犬が人を噛んでもニュースにならない、つーのと同じ。(了)



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2018年12月15日土曜日

なぜビートたけしはシレッと愛人をつくれるのか?



ビートたけしの現在の事務所「T.Nゴン」の名前の由来についてはまだはっきりしていない。「T」はとりあえず「たけし」の頭文字でいいとして、「Nゴン」とはなにか?



一説には現在の愛人(53)が「〇〇ゴン」という愛称で呼ばれているのでそこから「ゴン」を取り、「N」はその「ゴン」がむかし愛人関係にあったとされる“神戸のラブホテル王”関則之(70)からとったいわれている。そーんなバカな、である。



あ、“神戸のラブホテル王”といっても神戸のラブホテルの超ヘビーユーザーではなくて、ラブホテル運営会社「レジャー計画」の会長なのである。うむ。レジャー計画。ちなみにこの関則之はベトナム人留学生を自身の経営するホテルで違法に働かせたとして、今年7月に入管難民法違反(不法就労助長)容疑で逮捕されている。



もとい。ビートたけしがオフィス北野独立後に『週刊文春』(2018年3月29日号)に発表した短編小説『ゴンちゃん、またね。』の主人公は則之であり、そこでは愛犬ゴンとの生活が描かれている。おそらく「ゴン」がかつて愛人であったことを知らぬまま、関則之と懇意にしているのであろう。



どうしてビートたけしも知らない愛人の過去をワタクシが知っているかといえば、『日刊サイゾー』(2018年11月14日配信)【ビートたけし、オフィス北野からの独立に大きく関与した“愛人の元愛人”逮捕か】を読んだからだ。興味のある方はぜひご一読いただきたい。



ビートたけしが“会長とビッグビジネスをやるんだ”といいはじめたからなにかと思ったら、ラブホテルに置いてある歯ブラシセットの納入の仕事だった、という情けない笑い話もそこに載っている。



「T.Nゴン」の設立は2015年であることからも、「N」イコール 関則之説は怪しいだろう。そもそも「N」が 関則之であるなら、表記は「T.Nゴン」ではなくて「T.N.ゴン」にならなければならない。省略のピリオドがひとつ足りない。



そうするとこれは「Nゴン」全体でで愛人の名前かニックネーム、たとえば「なおゴン」とか「ねねゴン」とかになるのであろうかとも思ったのだが、公表されていないだけで愛人の名前はすでにマスコミによって特定されているのだ。イニシャルが「N」ならとっくにバレている。「たけし、仲よしのゴン」だったら笑うが、案外そんなものかもしれない。なにぶん殿はご乱心中なのであるから。



そうそう、会社の名前の由来も謎だけれども、ワタクシとしてはビートたけしのご乱心、愛人への傾倒ぶりが謎だったのである。18歳年下っつってもいってしまえば53歳のオババである。シワは自分のシワだけで十分という気持にならないのであろうか?



「三十させごろ 四十しごろ 五十ござかき」といってもこれはあくまでも先様のお話。しかも六十になると「ろくに濡れずとも……」ともう崖っぷちなのである。いつもいつも下品で申しわけなし。



で、ヒマに任せてつらつら考えてみるに、ビートたけしは浅草芸人なのだというところにいき着く。どういうことかというと、芸人なんてどうせロクなもんじゃねえ、みたいな世界観が染み付いている、あるいはそこに還った、感じがするのである。



カタギの方々がいろいろおっしゃいますけれどもこちらはまったくカタギじゃないんで、というひとむかし前のアウトサイダーっぽい芸人の姿、それがいまのビートたけしにダブる。



ビートたけしの師匠、深見千三郎は「何度か結婚と離婚を繰り返しており、最後の妻は浅草フランス座の踊り子・紀の川麻里。また子供の有無等については不明」な人物だ。



最期は「1983年2月2日、自宅であるアパート「第二松倉荘」の自室でタバコの火の不始末が原因で火災を起こし、折りしもはしご酒をして泥酔していたために逃げ遅れ焼死」している。享年59歳。このとき最後に酒を酌み交わしていたのはビートたけしであったらしい。 ※Wikipedia「深見千三郎」の参照



こうした浅草芸人の血がビートたけしにも流れていると考えてもあながちマト外れでもないだろう。なので現在の状況は、これまで一方では師匠譲りの破滅型のアウトサイダーであり、また一方ではまともな常識人でありというふたつのキャラクターのあいだを往還してバランスを取っていたビートたけしが、グンとアウトサイダーに寄せてきた、と解釈することもできる。



であるから、ビートたけしにいいトシして女にうつつを抜かすなんてみっともない、などという批判、小言はあたらない。おそらくご本人はやりたいことをやってイザとなったら野垂れ死に、くらいに考えているのではないかと思う。女に入れあげてケツの毛まで毟られても、ま、それはそれでいいか、と。



冷静に、客観的に判断して、そういう事態に立ち至る可能性は大だと思う。いわゆる後妻ビジネスのお得意さまリストに名を連ねるわけだ。なんだか男というものは虚しいのう。他人事だが。(了)



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2018年12月14日金曜日

どーやれば不倫ができるもんだか教えてもらいたいわ!!



「芸能人の不倫バッシングが娯楽になる理由」(『現代ビジネス』2018年12月13日配信)という記事があったので、そうかこれはワタクシのことが書いてあるのだな、と読んでみた。しかし例によってこのタイトルに対しての明確な“受け”がない。回答がない。



ただ不倫が悪とされる理由については以下のように記している。





《人類は共同体のなかで、一定のコストを負担する見返りとして、共同体からリソース(資源)の分配を得て生活しています。たとえば、私たちは税金や社会保障費用を納める代わりに、インフラや医療の恩恵を受けられます。

しかし、なかにはコストを負担せず、「おいしいところ取り」する者もでてきます。これをフリーライダーと呼びます。フリーライダーはアリやハチなどの社会にも見られますが、一定の割合を超えてしまうと、共同体のリソースは減るばかりです。

……たしかに不倫をする人は、フリーライダーと言ってもよいかもしれません。(現在の)社会規範に反しているからこそ「不倫」と呼ばれるわけですから。

フリーライダーがひとたび検出されるとどうなるか。集団内の人が、その人にフリーライドを改めてもらえるよう、何らかのかたちでアラートを発します。アラートの段階で行動が改められない場合、そのフリーライドをなんとか食い止めるため、実力行使してでも制裁を加える必要が出てきます。そうしなければ、集団内の人すべてに「バッシングされないならフリーライドしたほうが得」という戦略が広まり、集団そのものが崩壊してしまうからです。》





で、悪は懲らしめてやらねば、となる、と。このほか



[「不倫バッシング」で快楽を得やすい日本人]の項では、要するに大災害などがあって「集団の結束をより重視する社会に一過性にシフト」しているから、などと書かれている。



さらにこのあとには[危険な男がモテる理由][不倫が悪になったのはいつか][「貞淑」になる遺伝子、「不倫」になる遺伝子][不倫遺伝子が残るか、バッシングが勝つか]などの項立てがあるけれども、肝心の「芸能人の不倫バッシングが娯楽になる理由」については、その周辺をウロウロしているだけだ。つまらん、つまらん、あーつまらん(by 大滝秀治)



そんなもので自分で考えようと思う。「芸能人の不倫バッシングが娯楽になる理由」とは? 「娯楽」になるにはそもそもそれが面白い、楽しい、つまりは快感をもたらすものでなければならない。だよね? では、ここでいう「快感」とはなんぞや? それにはまずはその「快感」の出所を考えなければいけない。この楽しさはどこからくるのか?



人さまを蹴落として爽快、というのはわかるが、その「爽快」はどこから来ているのか? というお話である。クドいようだが、これが「芸能人の不倫バッシングが娯楽になる理由」の核になる。



不倫バッシングによって世間的に何がもたらされるかというと、先の引用にある「おいしいところ取り」をするフリーライダー、つまりけしからんたわけたキャツらの名誉の剥奪だったり職場からの追放だったりする。すなわち、それを拡大してみればワタクシたちの群からの軽〜い放逐である。



これが不倫バッシングの快感の根源だとワタクシは思う。相手はなにしろ芸能人であるから見た目でも経済力でも貧!! なワタクシたちはとても太刀打ちできない。さらに不倫をしているという段階ですでに精力も強いゾー、と証明されている。そんなヤツが一人、世間的に抹殺される、消えるのである。これでもしかしたらワタクシの出る幕、チャンスが拡大したかもしれないのだ。



もちろんそんなことは絶対にあり得ないにしても、ワタクシの遺伝子バラ撒き戦略上のライバルをやっつけられるのである。これを快感と感じなくてなにを快感と感じるのであろう? 鼻もちならない芸能人を正義感を振りかざしつつワタクシたちの群、集団から放逐することができるのだ。



この手のお話はどんどん掘り下げていくとやがて獣の領域に近づいていく。獣の本能として不倫バッシングはやめられないのである。「芸能人の不倫バッシングが娯楽になる理由」は、みんな恋のライバル、っつーよーなことだべ、きっと。



引用にある、フリーライドが大勢を占めるようになるとその集団が崩壊してしまうから、というのはそのずーっとずうーっと後のお話だべな。乱婚というのもあるし。しかしまあ、フリーライド(free ride)、フリーライダー(free rider)とはよくぞいったもんでないかい。(了)




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