2018年12月19日水曜日

「子宮系女子」の気持はなんとなくわかるけれど、私は玉系男子だ!!



「玉系男子」。玉の声を聞き、それに従えばなにもかも上手くゆく、と信じる男たちのことだ。「子宮系女子」に対抗すべくついいましがたワタクシがデッチ上げた呼称である。



ふつうに考えれば「子宮系女子」には「睾丸系男子」「精巣系男子」、あるいは「金玉系男子」「ふぐり系男子」などが対義語として想い起こされるけれども、いずれもスケールが小さい。「ゴールデンボール系男子」などはバカっぽすぎてまったく論外だ。相手はときとして宇宙にまで譬えられる子宮である。対抗するには玉しかない。



「玉系男子」が具体的にどういうものかについては、まず本家「子宮系女子」についてお知りいただくと早いだろう。↓





◆『アサジョ』2016年6月3日配信
【子宮にパワーストーン!? 小林麻耶が休養前に関わっていた怪しすぎるカルト集団】

《 フリーアナウンサーの小林麻耶が、体調不良により当面の間、休養することを所属事務所が発表した。小林は5月19日、レギュラー番組「バイキング」(フジテレビ系)を途中退席し、そのまま検査入院していた。そんな彼女が休養前、怪しげな集まりに参加していたという。

「小林は『子宮系女子』と呼ばれる一派と関わりを持っていたと言われています。『子宮系女子』とは、自分の子宮の声を聞くことで、人間関係や健康が良好となり、お金から何でも手に入るという思想を持った女性のことです。小林は、それらの考えを広める関係者達による瞑想会に参加しており、写真などもブログにアップされています。そのため一部から、心の病からカルトに傾倒していたのではと心配されていたのです」(芸能記者)

小林は根が真面目のため、仕事も無理をしてがんばるタイプだったと言われる。そんな中で友人も少なく、孤独を抱えながら生きていくうちに、スピリチュアルな世界と関わってしまったのだろうか。

また一部で、数年前から「子宮系女子」らが布教する、あるパワーストーンが問題になっているという。

「『子宮系女子』といえば、女性の秘部に挿入すれば、子宮が宇宙に繋がるという数万円のヒーリングジュエリーを広めていることで知られています。しかしそのジュエリーに関しては、秘部から出てこなくなったり、炎症を起こすなどの危険性が、様々な医療関係者から指摘されており、昨年も高須クリニックの院長がツイッターで『腹膜炎起こすぞ! すぐにやめなさい』と警鐘を鳴らしたことが話題となりました。そんな怪しい商品を広める団体と小林が関わっている可能性があるため、ファンからは体調以外にも、精神的な部分を心配する声が上がっているのです」(前出・芸能記者)

休養前、「週刊文春」で連載しているコラムに、なぜか札束の写真を載せ「私、お金に恋しています」「眺めることにハマっています」など、不可解な様子を見せていた小林。もしかすると、それらの言動も「子宮系女子」の影響だったのだろうか。》





いまだに女は女であることで理不尽な負担や犠牲を強いられている。12月18日、世界経済フォーラム(WEF)が各国のジェンダー不平等状況を分析し発表した「世界ジェンダー・ギャップ報告書(Global Gender Gap Report)2018」によれば、「すべての女性が輝く社会づくり」に励んでいるはずの日本は、分析の対象となった世界149カ国中の110位だ。もちろんこれはジェンダー不平等が少ないほうから上の順番である。



110位というのは先進7ヵ国のなかではまったくお話にならないダントツの最下位であり(次はイタリアの70位)、中国(103位)の下、韓国(115位)の上である。日本はジェンダー格差がものすごーく激しいのである。



そんな状況で、「子宮系女子」によれば言葉は悪いがこれまではときとしてお荷物になっていた「女であること」、その象徴的な存在である子宮が、一気に立場を逆転して魔法の剣エクスカリバー(Excalibur)並のパワーを発揮するというのである。しかもことは子宮であるから男には逆立ちしても真似ができない。もしほんとうにそんなことがあれば、こりゃたまらん、まさに夢のようなお話だ。



とりわけ小林麻耶(39)のように自己肯定感を得にくいタイプには強烈なインパクトがあったであろう。彼女自身は否定しているけれども記事にあるように瞑想会で写真を撮られたりしているし、「子宮系女子」といえばやはり名前が出てくるのは致し方のないところだと思う。



「子宮系女子」なる奇妙奇天烈なものが人口に膾炙するようになったのには、そんな「すべての女性が輝く社会づくり」日本の状況が大きく影響している。上手く考えたというべきか、偶然の一致か。しかし悲しむべきことに「子宮系女子」の主張は荒唐無稽で漫画以下でしかなく、これに釣られて財産を失ったり健康を損ねたりしては本末転倒だ。



だからといって子宮をもたない男子のワタクシが「子宮系女子」を批判するのはあまり面白くない。なので、ここはワタクシ男子としてもその声を聞き、忠実に生きることで「人間関係や健康が良好となり、お金から何でも手に入る」男のパーツを選定し、崇め奉り、皮肉りたくなるではないか。それが「玉」なのである。「玉系男子」爆誕である。



とはいえ現実問題として睾丸の要求に忠実に生きればたいへんな、まったくシャレにならない事態を招来しないとも限らない。ここはあくまで穏便な信仰の対象としての、自分の肉体とはまた別個の「玉」、「金玉」を見つけ出さなければならぬ。



これがあるのである。いや正確にはあったのである。我らが『大金玉教』である。かつてラベンダーで有名な北海道美瑛町の白金という地域のダム建設予定地に教団施設というか秘宝館のようなものを建てていた。



施設の中には、ヤクザ兼土建屋の教祖が相撲取りやら武田信玄やら軍人やらその他諸々の人物に扮した写真パネルとか、ハンドルを回して睾丸を押し潰すどこぞの国の拷問具やらがありがたく展示されていたのを、ワタクシはパンレットで見た記憶がある。



白金の近所に住んでいたことがあるという知り合いから譲り受けたこのパンフレットは家宝として大切に大切に、としまっておいたらどこにしまったのかわからなくなってしまった。見つけ次第データ化してお見せしたい。まあ、だいぶ前にも同じようなことを書いた記憶があるけれども。



『大金玉教』は「オオガネタマル教」と読む。つまり信仰のご利益は金儲けだ。実は教団施設もダム建設による立ち退きの補償金目当てに建てられたという噂がある。やはりそうでもしないと大金は貯まらないのであろうか。



また、こともあろうにヤクザ兼土建屋兼教祖がピストルの不法所持で逮捕されたりするなどして、活動はもう十年以上も前にパタリと沙汰止みになってしまったらしい。施設も放火によって焼失してしまったそうだ。



ワタクシとしてはこの『大金玉教』を再興したい。再興がなった暁には『大金玉教』中興の祖として「大金玉委員長はれる」に改名しよう。もちろん「子宮委員長はる」に対抗してのことである。でもって「金玉をあたためると健康によい」とか「ケツにパワーストーンを入れると宇宙と繋がれる」とか適当なことをいってはお布施集めをしよう。



いやあホントまじでやりたい。『大金玉教』は法人登記されているのだろうか? まずはここからだな。(了)



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