気温を見るとそうでもないが、冬だという先入観がそう感じさせるのか寒い。とくに丸刈りの頭が寒い。丸刈りなのでせいぜい5mmから1cm程度刈っただけでめっきり寒い。とくに後頭部から首筋にかけてがスースーして落ち着かない。頭頂部からハゲていくO型ハゲ(磯野波平タイプ)だとこういうときに温かくていいのかも、と考えたりする。
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ワタクシはハゲではない。全体に毛量が少ないだけだ。以前にも書いたが、かつて体重が100kgを超えたときに2ヵ月で20kg落したら髪の毛も一緒に落ちた。ちょうど相撲協会の八角理事長(55)のサイド部分が全体を覆っている感じだ(notカンジダ)。
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八角理事長というのは胎児みたいな顔をした相撲協会のエラそうなヤツ。ワタクシの頭頂部はあれほどは薄くなく、ほぼ全体が均一。正直、この“均一”でかなり救われているとは思う。
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なので、たぶん適切な手当をすればかなり回復するのではないかと思う。思ってはいるけれども、髪の毛を取り戻すために努力するつもりはない。メンドくさいし“均一”で救われているし、「素で勝負」が漢でカッコいいではないか。いや、もう2度と毛量は戻ってこないと最後通牒されるのが怖いからでは決してない。
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いまごろヅラを外して寝ているはずの小倉智昭(71)も少し寒いだろーなー。今度出てくるときはあんなインド人のターバンみたいなヤツではなくてもう少しマシなヅラにしてもらいたいなー。そうかヅラは冬温かいというメリットがあったか。
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かといって船越英一郎(58)みたいに若かりし頃のチャーリー・セクストン(50)やカジャグーグーみたいになるまで盛らなくてもいいと思うんだよなー。アタマに毛があるということがそんなにうれしいのか? ニセなのに。性淘汰の結果だとでもいいたいのであろうか? ニセなのに。ただの付け毛のクセに。あ、性淘汰というのは異性を奪い合うなかでの進化ということでごわす。
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いいではないかハゲならハゲで。他人の毛をかぶったり砂鉄みたいなのを振りかけたりしなくても。ハゲこそ性淘汰の結果かもしれないではないか。そんなことはないか。いや、ハゲのよさはトシをとってからのほうがよくわかる性質のものだ。ババアにわかってもらっても仕方ないかもしれぬが。
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どうしてカツラだの植毛だの育毛だのがこれほどの商売になるのか? それはだいぶ以前にも書いた。マーケティングに乗せられてしまっているのだ。なんとなくハゲはカッコ悪いと思わされてしまっている。
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そりゃたしかにハゲていてはいまブームらしいグレイヘアにもシルバーヘアにもできないが、それがなんだというのだ。お陽さまの「遠火の強火」(焼き魚の基本)が実感できるし雨を察知するのも早い。シャンプーもリンスも買わなくていいし、抜け毛を部屋に散らかす心配もない。いいことづくめではないか。広告で生きているマスコミには絶対に語れない真実だろう。
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あのドナルド・トランプ(72)の惨めたらしい綿飴ヘアがいかにアメリカのイメージを貶めているか、考えてみればいい。おかげで政治が欲の皮の突っ張り合いにしか見えなくなった。
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とはいえ、やっぱしハゲの悩みは世界共通に深いらしい。こういうお話もある。↓
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◆『アサ芸プラス』2016年11月4日配信
【ウォッカで毛が生えた!ロシアの若者に流行る驚きの増毛法とは?】
《 「フレーバード・シャンプー法」という増毛法が話題を呼んでいる。ロシアの薄毛の若者の間で効果抜群だと人気が広がっているというのだ。
やり方はいたって簡単。シャンプーに50度以上のフレバード・ウォッカを6対4の割合で混ぜて洗髪するだけ。ロシアの事情に詳しいツアーコンダクターの菊池明子氏が言う。
「ウォッカに含まれる高純度のエタノール成分が頭皮の皮脂を分解し、毛根を刺激して太くする作用がある、という理由で、薄毛の若者の間で流行っていると聞きました。半年でフサフサになったと言っていた人もいます」
ウオッカは、言わずと知れたロシアの国民酒。原料は大麦、小麦、ジャガイモ、ライ麦などの穀物だ。原料を発酵させたあとで蒸留し、白樺の炭で濾過して作られる。無味無臭で透明な酒だ。含まれるエタノールは「酒精」とも呼ばれる酒類の主成分で、アルコールの一種。ヘアーコンサルタントで美容師の五十嵐淳夫氏が解説する。
「ほとんどの育毛剤には、高濃度のエタノールが含まれています。理由は、高い抗菌効果と成分の吸収効果を高める作用があるから。エタノールそのものには、発毛効果はありません」
前出・菊池氏があとを引き取って言う。
「ウォッカにはいろいろな種類があります。ウォッカにフルーツやハーブなどを漬け込んで作られるのがフレーバード・ウォッカ。育毛効果を得るにはフレバード・ウォッカを使用すると、ロシアの若者たちは言っています」
例えば、ハーブの一種で滋養強壮、覚醒作用があるとされるバイソングラスを漬け込んだのが「ズブロッカ」。また、発毛効果のあるカプサイシンを含む唐辛子を漬け込んだ「ペルツォフカ」もフレーバード・ウォッカだ。育毛効果のあるシャンプーとフレーバード・ウォッカの組み合わせなら、エタノールの作用で成分がどんどん浸透し、発毛を促進してくれるのかもしれない。ただし、度数の強いアルコールだけに、皮膚への刺激は強い。試してみたい人は自己責任で、ということか。》
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あと、南米やドイツでは牛に舐めさせるという方法もあるらしい。牛の唾液には発毛・育毛に効果があるとされるシアル酸が多く含まれているのだそうだ。実際に名古屋市立大学でのマウスを使った実験で育毛効果があることは確認されている。牛にアタマを舐めさせるだけなら、「スカルプD」にも配合されているミノキシジルみたいに副作用を気にする必要もない。
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「スカルプD」とは草彅剛(44)と香取慎吾(41)の衝撃的トレンディエンジェル・たかし(32)風ビジュアルで評判の育毛・発毛剤のシリーズである。
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ハゲのネタはたくさんある。毛根は少ない。なにがいいたいのかわからなくなってきた。人さまの身なり風采におせっかいなクチを出すとこんなことになる。みなさん好きなようにすればよろし。しかしそれでもカツラはカッコ悪いと思うんだけどなあ。(了)
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