2018年12月26日水曜日

年末恒例!! 芸能人の駆け込み結婚。バカだなあ



年末の駆け込み結婚が続いた。知り合いによると、あまり騒がれたくない芸能人の場合はニュースネタが他にいっぱいで注意が分散される年末をわざわざ選んで結婚を発表するのだそうだ。



確かに小倉優子(35)は前回の離婚からまだ約1年半しか経っていないし、高橋真麻(37)は独身キャラなので結婚すると仕事が減るのではないかとこの1年間悩み続けたという。あれ? しかしこんなものか? もっとほかにも最近結婚したカップルがいなかったか? たんぽぽ白鳥久美子(37)とチェリー吉武(38)は別にして。



まあ、ともかく、結婚があれば離婚もある。人生そんなしあわせばかりが続く甘いものではないのだ。それになんだか最近の結婚は計算づくが目についていささかゲンナリしてしまう。白鳥&チェリー組についてだけはまったく計算したようすは窺えないけれども。ピュアなお2人はいきなりお祭り状態に突入したらしいから。



というわけでやっかみ半分、離婚は「遺伝」するというお話を見つけてきてあげた。ちょっとヤバいけれども(↓)コレだ。





◆『NEWSポストセブン』2018年12月25日配信
【3代にわたって離婚をした花田家、“離婚遺伝子”の影響も?】

《 「うちも祖父母、父母、叔父と離婚してるわ。しかも全部父の家系」
「でも、3代も続くって…もしかして、離婚も遺伝するのかなぁ」

などと話題沸騰なのは、先日離婚を発表した花田優一(23才)だ。2018年11月、母・河野景子さん(54才)と元貴乃花(46才)が離婚を発表したばかり。

思い返してみれば、貴乃花の母・藤田紀子さん(71才)も2001年に、兄・花田虎上(47才)も2007年に離婚している。3代に及んで離婚が繰り返されたことで、冒頭のように“遺伝”を疑う突拍子もない声が出ているようなのだ。

だが、この疑惑、「ない」わけではない。実は欧米では、結婚生活と遺伝の関係についての研究が進んでいる。

2008年、スウェーデンの研究チームが発表した論文によると、「AVPR1A」という遺伝子に、ある特定の変異をもつ男性は、妻に不満を持たれている割合が高かった。さらに、過去1年以内に離婚や結婚生活の破たんを経験した男性の割合は、他の男性の2倍以上だったという。ちなみに、女性はこの遺伝子変異による影響がみられなかった。

慶應義塾大学教授(行動遺伝学)の安藤寿康さんが解説する。

「この遺伝子『AVPR1A』は、バソプレッシンというホルモンの生成をコントロールする役割があります。バソプレッシンは俗に父性愛のホルモンといわれていて、妻子への愛情や、妻子を守るための縄張り意識に影響を与えることがわかっています。このホルモンが多いと一夫一婦制が維持しやすい。この研究で遺伝的変異がみられた男性は、バソプレッシンがうまく生成されず、妻や子供との関係が悪化しやすくなり、離婚に結び付く傾向があるのかもしれません」

離婚の原因というのはさまざまだ。子供や妻に愛情はあっても浮気を繰り返してしまったり、浪費癖がある人もいる。それらも遺伝が関係しているという。

「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30~50%の遺伝の影響があります。離婚の原因となりやすいアルコールへの依存体質や暴力的な性格なども遺伝的ですので、それが子供にもみられると、間接的に離婚しやすい傾向になる。しかし、男女の仲にはたくさんのきわめて複雑な要因が関与していますから、親が離婚しているからといって子も離婚しやすいとは思わないでほしい」(前出・安藤さん)

花田家の場合は果たして!? 》





さすが遺伝子!! さすが親子!! というのであれば、全国屈指のビニ本コレクター・谷村新司(70)とトイレ盗撮が得意なその息子、とか、夜遊びが激しすぎる元フィギュアスケート選手の小塚崇彦(29)と教え子への強制わいせつで訴えられたその父、なんかも入れておきたい。



ワタクシの周囲を見回すと、意外なことに知人関係に離婚経験者は1人もいない。なにをいっている、そもそもオマエに友人知人などいない、あるいはいてもごく少数ではないか、というご指摘に予めお応えしておくと、これは母数約30名ほどのデータだ。向うがこちらを知人だと思っているかはわからないけれども。



一方で親戚関係には離婚経験者がけっこう多い。2人揃って離婚した兄弟がいるし、ワタクシの妹も離婚している。妹に「父性愛のホルモン」バソプレッシンのお話は関係ないかもしれないけれども、「人間のあらゆる性格、行動の個人差には約30~50%の遺伝の影響がある」という恐ろしいご託宣を聞けば、なんとなくわかるような気もする。



トシをとってようやく客観的に見られるようになったワタクシの両親はなんとなく愛情の薄い人々であったからだ。結果、姉は絵に描いたようにヒステリックないかず後家となりワタクシは放蕩息子となり、そして妹は守銭奴になった。これらの性格も過ぎればとうぜん離婚の理由になり得るだろう。実際、妹の離婚もいまから考えると実に計算づく、あざといくらいのタイミングであった。



愛情の薄い両親についてワタクシは「血の薄い人」というイメージをもっていた。しかしきっとその血は濃かったのである。もっと具体的にいえば、薄情さを遺伝するチカラが濃かったのである。



こういうふうに遺伝情報が解き明かされると、またぞろ「血筋」だの「血統」だのという差別が息を吹き返してくる恐れがある。「あそこン家は離婚する血筋だから娘はやれぬ」というふうに。しかも今度はそれに科学的らしい裏付けがついているので始末に悪い。最初のほうで「ちょっとヤバい」と書いたのはここのところだ。



うむ。こんなことになるのであれば、たとえば若いころに駆け落ちした祖父がいて、気がつけば自分もその祖父と同じ年齢で、同じ地方出身の相手と駆け落ちしていた、とか、聖職者と凶悪犯罪者が各世代ごと交代に現れる家系とかいう、ユングに端を発する家族的無意識のお話のほうがはるかにロマンチックである。



そうなのである。これからの結婚は、たぶん遺伝とどう付き合うか、極端にいうと遺伝をどう選択していくか、という問題になるのだろうと思う。たかだか年末に入籍したくらいで「計算づく」といっているようではもうお話にならない。



人類は知ってしまった。もはや「遺伝の選択」から逃れられない。それは難しいことでもなんでもなく、履歴書や釣書や顔写真、ご親族ご一統さまの紹介みたいなものからでもある程度の判別はつくであろう。予め回避できるかもしれない貧乏くじを誰がすき好んで引く?



こちらはいつもグズグズと体調がすぐれず、仕事も続かず金もなく、ヤツらはいつまでも元気で長生き大金持ち、なんて事態への恐怖が「遺伝子の選択」を迫る。



そんな結婚によって社会の階層化はいっそう強固に峻厳になる。少なくとも小倉優子(35)や高橋真麻(37)の子どもがオトナになった時代にはそうなっている。ご結婚おめでとう。人生の墓場、そしてディストピアへようこそ!! (了)




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