ローカル(福岡・RKB毎日放送)ではあるけれども、昨日(12月1日)ついに元SMAP=現新しい地図の3人(稲垣吾郎・44、草彅剛・44、香取慎吾・41)が地上波テレビに登場したというニュースも聞こえてくる今日このごろ、やはりジャニーズには芳しくない話が絶えない。いまのところ異性スキャンダルではなくて離脱者の続出である。
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どんな状況かちょっと下の記事を見ていただこう。
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◆『週刊女性PRIME』2018年12月1日配信
【ジャニーズ事務所で相次ぐ解雇・退所・活動休止、アイドルを続けるのはなぜ難しいのか】
《 SexyZoneの松島聡が、当面の芸能活動休止を発表した。パニック障害を理由にあげるが、10月にはKing & Princeの岩橋玄樹が同様の理由で活動休止したばかりだ。
11月30日には、ジャニーズJr.内のユニット『Love-tune(ラブ・トゥーン)』の解散とメンバー7人の退所が発表され、ファンの間で動揺が広がっている。
2018年は、元TOKIOの山口達也が強制わいせつによる芸能界引退をはじめ、タッキー&翼の解散と、滝沢秀明の芸能界引退、今井翼の事務所退所。
そして関ジャニ∞の渋谷すばるのグループ脱退と退所、Hey! Say! JUMP岡本圭人の海外留学による活動休止と、多くのジャニーズタレントが新たな道へと歩き始めた一年だった。
〜 略 〜
そんな中での、パニック障害という体調面での相次ぐ活動休止。前出の芸能ジャーナリストは言う。
「かつて堂本剛も過呼吸で一時休養したことがありますが、岩橋も松島も、自らの目標や夢を優先させたのではなく、ファンやメンバーに対して申し訳なく思う気持ちが伝わる形での活動休止でした。SNSでエゴサーチができるこの時代、アイドル活動の厳しさを感じます」
活動休止を発表した岩橋と松島の再開時期は現時点で未定だが、彼らが帰るころに、他の離脱者が出ておらず、安心して戻れる状態であることを願う。》
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また例によってタイトルにある「アイドルを続けるのはなぜ難しいのか」への明確な回答はない。ただ「SNSでエゴサーチができるこの時代、アイドル活動の厳しさを感じます」がわずかに事情を示唆している。
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毀誉褒貶、誹謗中傷、罵詈雑言、あーでもないこーでもない、裏切り者だメンヘラだ、と喧しくあげつらわれているのをエゴサーチしてメンタルをやられてしまう、ということであろう。
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もしこれがほんとうだとして、ジャニーズ事務所は適切な手を打てているのであろうか? どうもそんな気がしない。かつてのジャニーズ事務所ならばSNS禁止!! みたいな強引な策も講じられただろうけれども、いまはそんな強い指導力はない。SMAPの解散・離脱問題を境に内部的にそうとうソフト路線に舵を切ったからだ。同時に人的なパワーもずいぶん削がれている。
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昨日(12月1日)も中島健人(24)が自宅でペットの愛犬2匹とじゃれ合う姿が『メレンゲの気持』(日本テレビ)で放送されていた。ひとむかしまえであればとんでもない話で、自宅公開NG、ペットの公開もNGである。ペットNGはファンが自分に向けられるべき愛情が薄くなると感じるという理由からだったそうだ。
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善かれ悪しかれは別にして、ここまで拘束、見方を変えれば守られていれば少なくとも若いタレントたちのメンタルは守れたかもしれない。こんな時代に鉄のカーテンとさえいわれた情報管理の手綱を緩めてしまったタイミングの悪さをつくづく感じる。
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わからないのは 「Love-tune」というアダルトショップで売っていそうな名前のジャニーズJr.内グループの解散とメンバー7人全員の退所である。グループのメンバー全員が一斉に辞めるというのは前代未聞で、『文春オンライン』(12月1日配信)によれば、以下の通り。
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《 きっかけはSMAP騒動も一段落した、2018年1月10日。Jr.内ユニットSnow Man、Travis Japan、SixTONES、Love-tune、4グループのメンバーが招集されて行われた、事務所とジャニーズJr.が初めて契約書を取り交わすという説明会だった。
説明会では「契約をしても、契約をしなくても、給料や今ある仕事に関しては何も変わらない」という説明がなされたという。それを受けLove-tuneメンバーだけが契約書のサインを保留し、持ち帰ったという。
しかしその後、Love-tuneに対する待遇は一変。仕事が激減し、テレビや舞台への出演もほとんどなくなった。》
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つまりこれだと契約書を導入して管理システムを整備しようとしたものの、肝心のジャニーズ側に契約書導入にかかる対応の準備ができていなかったということになる。契約書を見せられても判を押すのは数日待ってほしい、くらいのことはふつうならザラにある。それをしたことで嫌がらせの方向に動くのなら、契約書はまるで踏み絵みたいなものではないか。
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ジャニーズ事務所はなんだかすっかり時代遅れの、朦朧とした存在になってしまった。Love-tune7人の平均年齢は23.3だ。Jr.という割にはトシを食っているし、たぶん在籍期間も相当な長さになるのであろう。だからデビューの順番をめぐってのイザコザもあると聞く。そういう圧が内部でそうとう高まっている。
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そういった部分のコントロールは滝沢秀明(36)が、と考えてられるかもしれないけれども、滝沢秀明にそこまでの権限が与えられるのはもっとずっと先のことだろう。もとよりメンタルの問題を考慮した制度改革にはまだ手も足も出ない。
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というわけで、これからジャニーズ事務所はいよいよ加速度的に自壊の途をたどるのであろう。ま、今度こそそれを実感できるでしょ。それにつけても、この異様な組織風土をもつ芸能プロダクションに対して自壊を待つしか手のない芸能マスコミのダメさ加減を改めて見せつけられる思いがする。紋切り型ですまね。(了)
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