2018年12月9日日曜日

松下紗栄子を知っているあなたは45歳以上!!



「DMM」改め「FANZA」、アダルトビデオ流通ではダントツのトップ企業が直近1年間の3億5000万人のユーザーデータから抽出した統計「FANZA REPORT 2018」を公開している。



それによると人気女優の第1位はHey! Say! JUMP伊野尾慧(28)とシンガポールのマリーナベイ・サンズでアヘッたに違いない明日花キララ(30)、2位は工業系高専の環境都市工学科出身で小説もパコッてみたりする紗倉まな(25)、3位はNEWS手越祐也(31)とパッツンしたに違いない元SKE48鬼頭桃菜の三上悠亜(25)である。下品ですまぬ。



たぶんここ数年不動のトップスリーであろう。明日花キララと三上悠亜は顔面フルカスタムだし、紗倉まなだって一見すればごくふつうの女子である。なのでこのラインアップを見れば、ワタシだってウチラだってAVスターになれるかも、と夢を見る女子がたぶん後を絶たないだろうなあ、とワタクシは思う。



しかしあーた(by大泉洋)、この3人の忍耐力と思い切りのよさ、あ、根性といえばいいのか、は並ではない。そこのところ、まずはよーくお考えになるべきだと老婆心ながらご忠告申し上げる。



ユーザーの年齢層は第1位25〜34歳:30パーセント、第2位35〜44歳:28パーセント、第3位18〜24歳:18パーセント。第3位だけなんでか区分けのスパンが短い。あっそうか18歳未満はアダルトビデオを見てはいけないのか。



ともあれ18歳から34歳までで顧客全体の76パーセントを占めていることになる。第1位明日花キララ、2位紗倉まな、3位三上悠亜というランキングもこれならうなずける。3人は可愛い系とキレイ系である。



人妻・熟女系のランクインは第8位の君島みおまで待たねばならない。年代別のランキングで目を引くのは、松下紗栄子(28)という人妻系女優が45〜54歳、55〜64歳、65歳以上という年配の3グループでいずれもトップに立っていることだ。実数が少ないので全体ランキングでは20位にも上がっていないが圧倒的といえる。ふ〜ん。ああいうツンとした美人CAみたいのがアダルトなみなさまはお好きなのだな。



さらにこの年代別ランキングでは、そうした年代別の人気女優の傾向がある年代からはっきりと2分されていることがわかる。その境界は「35〜44歳」だ。見づらくて恐縮だが下のランキング一覧をご覧いただきたい。





◆18〜24歳
(1)明日香キララ
(2)紗倉まな
(3)三上悠亜
(4)高橋しょう子
(5)上原亜衣

◆25〜34歳
(1)明日香キララ
(2)紗倉まな
(3)三上悠亜
(4)高橋しょう子
(5)椎名そら

◇35〜44歳
(1)紗倉まな
(2)高橋しょう子
(3)三上悠亜
(4)明日香キララ
(5)君島みお

◆45〜54歳
(1)松下紗栄子
(2)佐々木あき
(3)君島みお
(4)三上悠亜
(5)高橋しょう子

◆55〜64歳
(1)松下紗栄子
(2)風間ゆみ
(3)君島みお
(4)佐々木あき
(5)三上悠亜

◆65歳以上
(1)松下紗栄子
(2)風間ゆみ
(3)波多野結衣
(4)佐々木あき
(5)君島みお





これはいったいどういうことか、と。いわゆる「童顔・巨乳・アニメ声」好きチームと「人妻・熟女」好きチームのあいだにパッコン挟まれた現在35〜44歳の方々にいったいなにがあったのか?



はい。現在35〜44歳というと、1975〜1984年の生まれである。ほぼポスト団塊ジュニア(1975〜1981生)である。で、携帯電話やインターネットの普及がはじまったのは1990年代半ばだ。つまり中高大学生あたりからこれらの洗礼を受けてきた最初の世代がポスト団塊ジュニアであり現在35〜44歳の「FANZA」ユーザー層なのだ。これ以上の層になるといい加減成人してから携帯電話やインターネットにふれている。



つまり、「童顔・巨乳・アニメ声」好きは携帯電話やインターネットの普及によって大衆化した嗜好だといえるのではないか。ただの偶然の一致か? うむ。でもってさらにここに何が見えるのかというと、ポスト団塊ジュニア層以降の「童顔・巨乳・アニメ声」好きチームは45歳以上の「人妻・熟女」好きチームに比較して「物語性」を重要視していないように思えるのである。



諸君、考えても見たまえ。「人妻・熟女」はそれだけで「物語」である。顔は男の履歴書、体は女の履歴書である。いや待て。作品がたとえストーリー仕立てになってはいなくても「人妻」というだけで隠秘でタブーな空気が充満してくるではないか。



対して「童顔・巨乳・アニメ声」はただそれだけである。「童顔」といわれただけではちーともヤらしくない。「巨乳」はちとヤラシイけれども「人妻」のディープさはない。



なにがいいたいのかといえば、ネットワークというものが人々の心から「物語性」への関心を奪ってしまったのではないのか? ということだ。それは単純にアナログではないデジタルだから、とかいうことでは片付けられない重大な問題のように思える。



「物語性」はさまざまな因果、“つながり”の中に生まれる。だとすればインターネットが人と人、人とモノを繋ぎ……などというのは幻想だったのだ、とここらではっきり心得るべきなのかもしれない。(了)



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