バーニングプロダクション社長・周防郁雄(75)の名前を頻繁に目にするようになった。しかも動向がらみの記事が多い。気のせいであろうか? 気のせいにしてもどうしてこんなに気になってしまうのであろう? 片思いなのだろうか? とりあえず内容を要約して並べてみよう。
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◆『週刊文春』(2016年11月3日号)
——— 三代目JSB 1億円でレコード大賞買収の「決定的証拠」
【2015年「日本レコード大賞」を「三代目J Soul Brothers from EXILE TRIBE」の「Unfair World」が獲得した裏で、「バーニングプロダクション」が、三代目が所属する「株式会社LDH」に対して1億円を請求していたことが明らかになった。掲載された請求書の但し書きは〈年末のプロモーション業務委託費として。〉】
◆『週刊現代』(2016年11月16日号)
——— バーニング社長・周防郁雄氏が初めて語る「芸能界と私」
【周防郁雄はじめてのマスコミインタビュー。中身は版権ビジネスなどの思い出話が中心。前出“レコード大賞1億円買収疑惑”での悪印象を回復させようとしての登場という説がある。】
◆『デイリーニュースオンライン』(2016年12月1日配信)
——— 梨園の妻に窮地?藤原紀香が”芸能界のドン”からまさかの門前払い
【片岡愛之助(44)との結婚で藤原紀香(45)は長年世話になった周防郁雄の不興をかってしまった。周防郁雄は結婚式にも披露宴にも出席しない始末。慌てた藤原紀香は片岡愛之助とともに何度も謝罪のために周防郁雄宅を訪れているけれども門前払いされ続けている】
◆『週刊文春』(2016年12月8日号)
———「紅白」凋落と「バーニング帝国」崩壊
【周防郁雄が家族会議でバーニングプロを解散することを話し合い、息子2人も後を継がないことで意見がまとまっている】
——— 夏目三久「妊娠報道」日刊を屈伏させた“ドンの一声”
【『日刊スポーツ』(2016年8月24日)が《有吉の子供 夏目三久 妊娠 熱愛!! 結婚は未定》と題して夏目三久(32)と有吉弘行(42)の交際、妊娠を書いた後日談。記事にした根拠は“バーニングの周防郁雄の関係者”から「間違いない。書いて大丈夫」といわれたからで、業界では「バーニングからOKが出たものは、個別に確認する必要がない」という暗黙の了解があるのだそうだ。
しかし掲載から数週間後、周防郁雄が突然「どうも違ってたみたいだな」といい出して大慌て。夏目三久が所属する田辺エージェンシーの田辺昭知社長(78)に詫びを入れ、11月24日付紙面に謝罪文を掲載した】
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これらの記事で最も気になるのはやはり最後の『週刊文春』《夏目三久「妊娠報道」日刊を屈伏させた“ドンの一声” 》である。「バーニングからOKが出たものは、個別に確認する必要がない」という暗黙の了解が崩れ去った瞬間を伝えているからである。
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これまで「バーニングからOKが出たものは、個別に確認する必要がない」といわれていたのは、“テレビに出ている芸能人のうちの7割はバーニング傘下にある”といわれる圧倒的覇権と、それにともなう情報力のためであろう。 バーニングからOKが出たものは間違いではないし、業界の7割方の利益を損じるものでもない、ということである。
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そんな周防郁雄が突然「どうも違ってたみたいだな」とデキの悪い週刊誌記者みたいなことをいい出すはずはないのである。そもそも『日刊スポーツ』が周防郁雄からの“OK”を確認し間違えたのではないか、という疑問がわくけれどもこれも違う。『日刊スポーツ』は第1報の直後、田辺エージェンシーが主になって完全否定のコメントが出てからも、その翌日に第2報を打っているのである。よほどの確信がなければできない。
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夏目三久は社長・田辺昭知にとって特別な存在なのであるから、田辺エージェンシーとしては全力で記事の抹消を試みるのはあたりまえといえばあたりまえである。たとえそれがバーニング社長・周防郁雄お墨付きのネタであったとしても、つまり周防郁雄に逆らうことになり、恥をかかせることになっても、やらなければならないのである。恋する男は一途なのである。
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周防郁雄の立場から見れば、夏目三久が“田辺昭知物件”であり田辺昭知がたいへん強く執着していることは先刻承知である。業界ではすでに有名な話であったし、多くの業界人を傘下に抱える周防郁雄の耳に入ってこないわけがない。そのうえで『日刊スポーツ』に対して“OK”を出しているのである。なぜ? どうして?
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ここからは完全に推測である。しかしこうでも考えなければツジツマが合わない。夏目三久が有吉弘行の子どもを妊娠しているらしいというネタの相談を受けたとき、バーニング社長・周防郁雄は太田プロダクション所属・有吉弘行潰しを思いついてしまったのではないのか、と勘繰ってしまうのである。以前から不愉快に感じていた有吉弘行の存在と発言に鉄槌を下すチャンス!! しかもいまなら田辺昭知にそれをやらせられる。自分の手は汚さずにすむ。
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そう考えながら『日刊スポーツ』第1報のタイトルを改めて眺めると、気のせいかそんな周防郁雄の意図が反映されているような気もするのである。それは、繰り返しになるけれども冒頭に有吉の名前がまず出てくる以下のようなものである。
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《有吉の子供 夏目三久 妊娠 熱愛!! 結婚は未定》
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「有吉の子供」「妊娠」と黄色の文字で大きくタテ2行にレイアウトされ、そのあいだに「夏目三久」が紺色で挟まっているのである。あまりに“有吉の子供”が強調されていやしないであろうか? この内容の記事のタイトルをつけるとすれば、ふつうは
《夏目三久 有吉弘行 熱愛!! すでに妊娠か 結婚は未定》
くらいのものではないのであろうか?
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まあ、いきなり“有吉の子供 夏目三久 妊娠”と生々しく煽られては夏目三久に惚れあげている男が見れば、そらあんた逆上するというものである。実際に田辺昭知から太田プロへの圧力は凄まじいものがあったようで、報道直後は有吉弘行、それを否定も肯定もできないありさまであったのである。周防郁雄の思惑通り、この一件をきっかけにして有吉弘行の人気は完全にピークアウトしてしまったという評判がもっぱらである。
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しかし田辺昭知の嫉妬だか怒りだかの炎は周防郁雄の予想を遥かに超えて激しく燃え盛ってしまったのである。バーニング田辺である。バーニング田辺ははっきりと『日刊スポーツ』に“誤報”として謝罪させなければ気が済まなかったのである。可愛い夏目三久の手前もある。漢(おとこ)を見せなければならない。
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そこでどういう根拠で、どういう経緯のもとで『日刊スポーツ』はあの記事を書いたのか? といういわゆる犯人探しみたいなことが行われたのであろう。前出の『週刊文春』(2016年12月8日号)によれば、『日刊スポーツ』が第1報を報じる前日に『週刊ポスト』が、夏目三久に有吉弘行との交際と妊娠について直撃していたそうなのである。
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つまり各社入り乱れ、情報が錯綜する状況があったのである。そのときに『日刊スポーツ』が抜け出して周防郁雄にお伺いを立てたということである。田辺昭知がこの事実にいき当たるまでにそう時間はかからなかったであろう。であるから『日刊スポーツ』が第1報を掲載した8月24日から謝罪文を掲載した11月24日までの、このおよそ3ヵ月間は、つまり周防郁雄と田辺昭知とのあいだでの攻防が展開されていたと思うのである。
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田辺エージェンシーはバーニングプロダクションから見れば規模はずっと小さいけれども、業界での影響力は強い。田辺昭知は周防郁雄とともに日本芸能界の4人のドンに数えられてもいる。あとの2人はジャニーズ事務所のメリー喜多川(89)とオスカープロモーションの古賀誠一(74)である。
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で、なんだかんだあって結局、周防郁雄のほうが怒り狂うバーニング田辺に折れたというわけである。そもそも最初に矛先を向けたのは周防郁雄のほうなのであたりまえといえばあたりまえである。周防郁雄の誤算は、それほどまで激しくバーニング田辺が燃え上がるとは予測しなかったことである。いくら規模的には圧倒しているとはいえ、田辺エージェンシーに本気で牙を剥かれれば決して無傷ではすまない。
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でもって「どうも違ってたみたいだな」というマヌケなひとことである。面目丸潰れ、現役引退の気持ちに拍車がかかるというものである。そしてさらに、実はこのとき、周防郁雄の心のなかには藤原紀香のことがあったのではないか、とこちらとしてはゲスい推測までしてしまうわけである。
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周防郁雄とそのグループが完全ボイコットした藤原紀香の結婚式は9月23日、披露宴は9月28日であった。その前の結婚(入籍)会見は3月31日である。この段階ですでに周防郁雄と藤原紀香とのあいだには亀裂が入っていたのである。その理由は、藤原紀香があるときから結婚に向けてバーニングしてしまい、周防郁雄のいうことを聞かなくなったからであるといわれている。藤原紀香、結婚を目の前にして見境がつかなくなったのである。
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結局、女なんてそんなもの。いくら世話を焼き面倒を見てやってももっとおいしい話が転がり込んでくれば、むかしからの恩義などコロッと忘れたふりで掌返し、後足で砂をかけて出てゆくわけじゃ、そうじゃ、そうじゃ。と周防郁雄はしみじみ考えていたのである。オレ75歳、78歳の田辺昭知だってそんなもんだと思ってるに違いないのだ、いまさら若い女に血道を上げるなんてどうにかしてるぜ。
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ところがバッテン、周防郁雄は自分のついこのあいだまでを棚に上げているだけであり、田辺昭和はまだ老け込んではいなかったのである。妻にはモデルの仕事をあてがっておいて、余生は夏目三久とバーニングの予定だったのである。その夏目三久から“私のことは守っていただけないのでしょうか?”とかなんとかいわれてしまってはわれを失うのである。周防郁雄、自分の物差しで相手を測り、もういいトシなのだから女のことくらいでは騒がない、と決めつけてしまったのである。
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というわけで、バーニング社長・周防郁雄の引退劇は、女をめぐるジジイ同士の諍いで幕を開けたのである。そんなもの? うむ世のなかなんてそんなものであると私は思う。で、ときどき世のなかなんて100%そんなものばっかりだ!! と決めつけてしまうところが私の弱点である。(了)
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