「CHAGE and ASKA」のChage(58)は元外人部隊のテレンス・リー(52)に似てきた。相方ASKA(58)の再逮捕でコンビ、もといデュオ再結成の可能性はほぼ100%消滅したし、まったく弱り目に祟り目である。さらにそんなところにこんなニュースまでデッチあげられる始末なのである。『ZAKZAK(夕刊フジ)』(2016年12月3日配信)からご紹介しよう。
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【ASKA 容疑者、Chageを「金目当て」 復活遠ざけた猜疑心】
《覚せい剤取締法違反容疑で再び逮捕された歌手、ASKAこと宮崎重明容疑者(58)。再びクスリに手を染めたことで「CHAGE and ASKA」の復活はまた遠のいた。これまでも復活を願っていたChage(58)だが、それを遠ざけたのは、薬物の影響を受けたのか、ASKAの猜疑心だったという。
「事実だとしたら悲しい思いと悔しさでいっぱいになります」と11月29日、ブログを更新し、心境を明かしたChage。ファンが願っていたチャゲアスの復活は、さらに困難になってしまった。
〈略〉
「人気や収入の“格差”から、たびたび不仲説がささやかれてきた二人ですが、もともとは高校からの親友。気心の知れた間柄なんです。だが、ASKAがChageを遠ざけるようになった。薬物の影響で猜疑心が強くなり、金目当てでChageが再開を呼びかけていると考えるようになったようです」とマスコミ関係者。
それでも、Chageは9月のライブで、チャゲアスの曲を5曲披露。少しずつだが歩み寄ろうとしていたのだが…。
29日の日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」では、逮捕直前の ASKA の肉声が流されたが、ここでもASKA はChageと直接話していないことを明かしている。》
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うむ。デュオチームとしての表記は「CHAGE and ASKA」で、単独の場合は「Chage」になるわけである。Wikipediaでもそのように表記されている。ちなみに本名は柴田秀之(しばたしゅうじ)である。 Chage・リーというのはいかがであろう?
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まあ、おそらくASKAはもっとずっと以前からChageをそんなような侮りと疑いの目で見ていたのであろう、と思うわけである。 Chageはただただ金目当てで自分にくっついているに違いないのだ、と。少なくとも「CHAGE and ASKA」が無期限の活動休止に入った時点(2009年)では、ASKAははっきりとChageを突き放していたはずである。歌唱印税やコンサートのギャラが÷2になるのはたまらん。
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であるから2009年の時点でデュオを活動休止にするのではなく解散にしてしまっていれば、そのあとASKAが不始末をしでかしたときにChageがいちいち引き合いに出されることもなかったはずなのである。しかしChageとしては「CHAGE and ASKA」のネームバリューが魅力だったのであろう。
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それまでASKA 抜きでのChageのヒット曲といえば1984年、「石川優子とチャゲ」名義で発表した『ふたりの愛ランド』しかなかったし。プロとしては「CHAGE and ASKA」の名前の存続はとうぜんの判断ではある。「CHAGE and ASKA」のデビューからの経歴をまとめてみよう。
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1979:「チャゲ&飛鳥」としてデビュー
1989:「CHAGE&ASUKA」に改名
:12月、ロンドンに生活の拠点を移す(〜1990年6月)
1990:「CHAGE&ASKA」に改名
1991:『SAY YES』がダブルミリオンを記録
1992:アルバム『SUPER BEST II』がダブルミリオンを記録
2000:「CHAGE and ASKA」に改名
2000:韓国で日本人初の大規模ライブを開催
2009:デビュー満30周年。無期限活動休止に入る
2012:10月17日、7年ぶりのASKA 名義のオリジナルアルバム
『SCRAMBLE』を発表
2013:1月25日、「CHAGE and ASKA」活動再開を発表
6月11日、ASKAに一過性脳虚血症の疑い
8月に開催予定だった「CHAGE and ASKA」の
スペシャル・ライブ開催の延期を発表
12月12日、スペシャルライブの「完全中止」を発表
10月、『週刊文春』などが違法薬物使用疑惑を報じる
2014:5月17日、ASKA 、覚醒剤取締法違反容疑(所持)で逮捕される
:9月12日、ASKA に懲役3年執行猶予4年の有罪判決
2016:11月25日、ASKA 、覚醒剤取締法違反容疑(使用)で逮捕される
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ASKAがいつごろから違法薬物を使用していたかについては前回の逮捕時に『東京スポーツ』が記事にしている。『東スポWeb』(2014年7月30日配信)から抜粋しよう。
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《覚醒剤取締法違反(所持、使用)などの罪で起訴された「CHAGE and ASKA」のASKA被告(56=飛鳥涼、本名・宮崎重明)が、警察の取り調べに「20年以上前からMDMAなどを使用していた」と供述していたことがわかった。当初は薬物の使用時期について「2~3年前から」としていたが、大幅に“上方修正”。これは本紙が昨年7月に匿名報道した時から、再三指摘している「ロンドン滞在中に(薬物を)覚えた」との証言とピタリ一致する。
〈略〉
帰国したASKA はその後、ヒット曲を量産。91年に「SAY YES」、93年には「YAH YAH YAH」でミリオンセールスを記録した。この2大ヒット曲もクスリの力に頼って生み出されたものなのか…。
(ASKAを知る)前出の音楽関係者は「ロンドンから帰国してからは、(薬物を)やらない時期もあったそうです。2大ヒット曲が生まれた時は、そこまでおかしいとは感じませんでしたね。むしろ『あれ?』となったのは、ヒット曲が出なくなった90年代後半から。歌詞に『ドラッグ』や『シャブ』を連想させる言葉が目に付くようになって…」と話す。
とはいえ、一部で指摘されているように90年代前半の曲にも薬物を想起させる歌詞はある。93年3月に発売された「YAH YAH YAH」の両A面シングル「夢の番人」では「運び屋の白い粉袋の秘密で」と歌っているのだ。また、96年4月発売のアルバムに収録された曲「港に潜んだ潜水艇」には「口の中に薬を撃ち込まれた気分さ あちらこちらの 心臓が一斉に騒ぎ出す」との歌詞も。》
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ロンドン滞在中から、といえば1990年である。それから2009年の無期限活動休止に入るまでの19年間、ASKA の身近にいたChageはまったく異変を勘づいていなかったのであろうか? 2007年ごろまでは「CHAGE and ASKA」としてのコンサートツアーも精力的にこなしているのである。
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ChageがASKAの逮捕を受けてその都度発表してきたコメントがある。それを比較してみよう。【A】は2014年5月17日、1回目のASKA逮捕を受けて、同日「CHAGE and ASKA」公式ブログに掲載されたもの、【B】は2016年11月26日、2度目の逮捕を受けて発表されたものである。
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【A】***************************
今日までASKAの回復を待ってきましたが、このような事態になり大変残念です。
突然の事でまだ頭の整理はつきませんが、今は現在開催中のファンクラブイベントに僕は全力を注いでいきます。
ファンの皆さま、関係者の皆さまには、ご心配ご迷惑をお掛けした事を心からお詫び申し上げます。
Chage
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【B】***************************
【皆さまへ】
関係者各位
この度はASKAの再逮捕にあたり大変ご迷惑をおかけしており、深くお詫び申し上げます。 昨日のニュースを見て僕自身も初めて事件を知りました。 先ずはファンの皆さまに、とても残念な思いをさせてしまい大変申し訳なく思っております。 報道されている事が事実だとしたら悲しい思いと悔しさで一杯になります。 ただ、今は何も考えられないのが正直なところです。 今後については時間をかけて考えていくしかありません。 本当にご心配をおかけして申し訳ございませんでした。
Chage
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【A】の冒頭にある「今日までASKAの回復を待ってきましたが」という文言は、前年の2013年6月11日に診断が公表された一過性脳虚血症のことを指しているのであろう。
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【A】と【B】とを比較すると、【B】のほうはかなりこなれた印象である。【A】には最初にあるべき宛書きすらないのである。ほんとうにこれだけの文章なのである。ただしことの性格上、2度目だから慣れているなどというふうには考えづらいので、この間、ChageはASKAの再犯について一定の危機意識をもって過ごしていたのではないか、と思うのである。
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で、【B】では「昨日のニュースを見て僕自身も初めて事件を知りました。」とはっきりと違法薬物の使用は関知していなかったと記しているのに対し、【A】ではそのことにはまったくふれていないのである。それでも、「今日までASKAの回復を待ってきましたが」とは、ASKAとはある程度の距離を保っていたという、それとはなしの釈明をしていると読めないこともない。
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【A】はASKAが逮捕された当日に発表したコメントであるから、今後の捜査のなりゆきがどうなるかの予測が難しかったこともあるのであろう。つまりはっきり申し上げてしまうと、前回2014年の逮捕時、ChageはASKAが違法薬物を使用していることを察知していたと思うのである。ああ、そういわれれば……、くらいのことであればないというほうがおかしい。
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しかしもちろんそんなことを公にするわけにはいかない。本音をいえば「知らなかった」で押し通したいのだけれども、のちの捜査で知っていたことがバレては捜査機関に悪印象を与えるし、ファンが抱く自分のイメージにも傷がつく。そこでいっさいその点についてはふれないことにした、ということなのであろう。
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ASKAがしでかした犯罪に関しての、こうしたChageの立場は非常に微妙である。ASKAを庇っていたとも取れるし、なんとか自分の利益を守ろうとしているともとれる。いずれにしてもChageはASKAという王の周りで禄にありつこうと右顧左眄している下っ端の立場に甘んじているように見える。
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いま(2016年12月4日)現在、「CHAGE and ASKA」解散の話は出ていない。それが問題になるのは ASKA へのいちおうの法的処分が下されてからであろう。予測すると、前回分の執行猶予を取り消されて合計6〜7年の懲役刑が科せられる公算が大きい。刑期満了になったときには、2人はすでに60代の半ばである。Chageは「CHAGE and ASKA」のChageとしてその時を待つのであろうか?
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たぶんそうするのであろう。おそらく、たとえ2度と 直接ASKAと顔を合わせることがなくても、Chageは「CHAGE and ASKA」のChageとして人生をまっとうするような気がする。“チャゲアス”のネームバリューのため? もちろんそれも以前から変わらない理由としてあるけれども、もっと大きな理由は復讐のためである。
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いまこそ ChageはASKAの影から這い出たのである。というか這い出ざるを得なくなって、結果ついに対等の立場になったのである。「CHAGE and ASKA」に再活動の可能性が残されているかぎり、ChageはASKAにアタマの上がらない下っ端、腰巾着であった。高校の同級生同士であるのに、そこにははっきりとした上下関係があったのである。これからは自由である。青春を終わらせるのは、ほんとうになかなか難しい。(了)
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