SMAP関連の話題は約4週間ぶりである。これからのSMAPがどうなっていくのか、そのなりゆきがほぼ見えたので遠ざかっていた。結論が見えているのに書いてもつまらない。最後に書いたのはたぶん木村拓哉(44)のマネージャーに工藤静香(46)が名乗りを上げたというニュースについてである。そんなわけで、いまの興味はSMAP単独でどうこういうことではなくて、ジャニーズ帝国がどのようにして崩壊していくのかを見きわめる、ということにある。
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で、今回『週刊新潮』(2016年12月15日号)が木村拓哉を除く4人のメンバーが新しい事務所に集結するというひとつの節目となるべき記事を書いたので、この4週間のおさらいの意味も兼ねて取り上げてみようと思う。まずはその記事の抜粋を『デイリー新潮』(2016年12月7日配信)からご覧いただこう。
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【SMAP、解散後に「木村以外」で新事務所 飯島マネージャーも参加】
《大晦日をもって解散するSMAP。ジャニーズ事務所との契約が切れる来年9月に、木村拓哉(44)を除く4人のメンバーが独立し、芸能オフィスを立ち上げる動きがあるという。
新事務所には、SMAPの育ての親であり、解散騒動でジャニーズ事務所を去った飯島三智マネージャーも参加する。中居正広(44)を「顔」に据え、他のジャニーズ所属タレントたちも加わる計画であるという。
紅白の出場歌手に名を連ねることなく、「スマスマ」最終回の生出演も拒み続けているSMAP。飯島氏の“置き土産”である草なぎ剛(42)のドラマを除き、木村以外の4人の来年はまったくの白紙状態だ。》
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そして、まだここにその具体的な内容は書けないけれども、記事の最後には
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《12月8日発売の「週刊新潮」では、飯島氏の「詫び状」と「退職金」を巡るトラブルと併せ、詳しく報じる。》
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とある。飯島三智(58)とジャニーズ事務所とのあいだにトラブルがあったとすれば新事務所の設立は飯島三智が中心になってのものか、と勘繰るのがふつうだと思うのだけれども、どうもそうではないらしい。『LITERA』(2016年12月8日配信)はこう伝えている。
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《本サイトの情報源であるジャニーズ関係者にこの中居=飯島の独立の動きについて確認すると、「何をいまさら。だから独立の計画は消えてないとずっと言ってきたでしょう」と皮肉を口にしつつも、この動きの中心は飯島氏ではなく、あくまで中居だと解説してくれた。
「『新潮』も少し触れていましたが、お金も中居さんが出すと聞いている。中居さんは自分が独立したいというより、他のメンバーやキスマイの状況を見かねて、新しい事務所をつくるしかない、と考えたようです。飯島さんにも、中居さんのほうから協力を求めたと聞いている」》
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もちろん飯島三智のほうも意欲的なのだそうだ。『週刊新潮』(2016年12月15日号)のほうには“芸能関係者”のコメントとしてこういう記述がある。
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《「来年の9月、ジャニーズ事務所との契約切れを待って、木村以外の4人で独立し、そこに飯島も満を持して参加する腹づもりのようです。最近、彼女と話した人によれば、“アイディアが本当に湧いてくるの”とやる気満々、興奮を抑えきれないって感じだったそうですよ」
「新しい事務所の『顔』には中居を据える。飯島自身、“ジャニーズ事務所内での彼の求心力はとても強い。だから、キスマイなど所属タレントだけじゃなくジュニアの男の子たちも付いてくる。その数は20人じゃきかない”と話していたんです」》
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こうなってくるとSMAP4人組の独立というよりもジャニーズ事務所の分裂というニュアンスに近づく。少し大げさか。ともかく大がかりなことではあるので、飯島三智はすでに数ヵ月前から準備にかかっていたようである。
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《実際、「週刊新潮」は7月にも、SMAP独立の際に後ろ盾になるといわれていた田辺エージェンシー・田邊昭知社長と飯島元マネージャーが渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで密会していたという記事を掲載している。
また、飯島マネージャーの活発な動きについては、「フライデー」(講談社)も報じている。やはり7月には、電通系の有力キャスティング会社と接触していたこと、そしてキスマイの玉森裕太と丸の内のホテルの中華料理店で密会していたというのだ。》(「LITERA」2016年12月8日配信)
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で、新事務所設立の中心人物であり「顔」でもある中居正広は、資金確保のために所有しているマンションの売却も検討しているらしい(「FRIDAY」2016年11月25日配信)。推定年収6億円、資産総額50億円、しかし生活水準年収300万円クラスともいわれている中居正広である。ただちにマンションまで売って、とはならないであろうけれども、それだけの覚悟をもって、ということなのであろう。
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覚悟といえばもうひとつ、前出の『FRIDAY』が《中居正広の決断! 「SMAPの歌、捨てます」》という記事を書いている。
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《「中居は個人事務所を設立する方向に舵を切ったようです。ただ、1本あたりのCM契約料が9000万円、バラエティ番組の司会やMCにも引っ張りダコの稼ぎ頭をジャニーズもむざむざと手放しません」(広告代理店幹部)
対する中居の「おとしまえ」は権利の放棄―今後、SMAPの歌は歌わない。歌手活動もしない。「アイドル、辞めます」という強烈なものだったという。》
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まあ、あれである。これまでの作品の歌唱印税はいらない、もう歌わない、ということなのである。えええーっと、考えてみれば歌ヘタで有名な中居正広である。こんなことはどうでもいいのである。かえって清々したというくらいであろう。 もうこれ以上、歌えといわれても歌わないと思うのである。であるからこれでおとしまえになればラッキーではある。
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こうして中居正広側は着々と準備を進めている。ではジャニーズ事務所側はただ手をこまねいてそれを眺めているのか、といえば決してそんなことはない。たとえば『日刊サイゾー』(2016年10月12日配信)に突如として飯島三智バッシングとも呼べる記事が掲載されたこともある。一部ご紹介しよう。
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【SMAP“キムタク以外”独立の可能性と、糸を引く「飯島元マネジャー」の悪評とは】
《「独立できるかどうかは別にしても、SMAP育ての親、元チーフマネジャーの飯島(三智)さんが裏で糸を引いているのは間違いないのでは」と話すのは、ベテラン芸能記者だ。
騒動後にジャニーズ事務所を退社した飯島氏の動向はハッキリしていないため、臆測含みの話だが、記者は「ほかでもないジャニーズ事務所の関係者が『メンバーが飯島さんと連絡を取らないわけがない』と言っている」と話しており、飯島氏の動き次第で、一部メンバーがジャニーズ事務所から抜ける可能性はあるわけだ。
ただ、実際に独立したとしても、芸能界でこれまで通り順調にやっていけるかどうかは別の話だ。主要メディアがジャニーズ事務所に気を使うことはもちろん、飯島氏の過去の振る舞いに対して評判が悪いことも大きい。SMAPと長年の付き合いがある番組プロデューサーは「飯島さんほど厄介な取引相手はいなかった」と断言している。
「とにかく口出しが多い。台本から収録現場に至るまで、少しでも気に入らないことがあると、その場で変更させていました。あるバラエティ番組では、お笑い芸人の下品なネタに怒って、その場から退場させ、収録済みの部分までカットさせたほど。ドラマや映画では、台本をSMAPメンバーのキャラに合わせて書き換えまくることでも有名でした。例えば実写版の映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』は、主人公のキムタクが古代進にはまったく見えない作りで、原作の世界をぶち壊し、酷評されました。あれこそ、まさに飯島さんが文句をつけまくって変えさせたからです。そういうことにウンザリしてきた人たちは、SMAPメンバーが独立して飯島さんが面倒を見たとしても、関わりたくないでしょう」(同)
SMAP騒動では、一部ファンがジャニーズ事務所を巨悪のように批判し、辞めた飯島氏こそ正義であるような見方をしていたりもするが、現場評は飯島氏に厳しく、別のテレビディレクターも「飯島さんは一度怒りだすと、しつこく延々と文句を言い続け、関係者みんながひたすら謝るということの繰り返しでした。仕事を与えているのはこっちなので、内心、“なんでそこまで偉そうにされなきゃいけないんだ?”と思ってました」という不満を明かした。
これもSMAP側に立てば、メンバーを守ってきた最大の功労者ではあるのだが、飯島氏がそんな女帝ぶっていられたのは、ジャニーズ事務所という巨大帝国が背後にあったからこそだ。
SMAPは現在、年末の仕事をどうするかでモメている。事務所サイドは華々しくラストを飾る仕事を詰め込みたいが、メンバーらはまったく折り合いがつかず、5人がそろう唯一のレギュラー番組『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)を続けるので十分という様相だ。すでに歌番組のオファーは受け付けず、事務所もテレビ局もお手上げ。
前出のベテラン記者は「飯島さんがいないと5人がまとまらないという状況は、まさに飯島さんの狙い通りで、そうなると、事務所と飯島さんの対立を背景に、亀裂は深まるばかり」と話している。》
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思わず勘違いしそうになるけれども、飯島三智は記事が書かれた10月上旬、そしていま現在も、公的、法的にはジャニーズ事務所とは一切関わりのない一般人なのである。その一般人の過去の仕事ぶりに関してこれほどまで批判的な文章を書くとはいささか首を傾げる。案の定、これが掲載された10日ほどのちにはマスコミ各社に自身の名前と写真の掲出は控えてほしい、という飯島三智からの「警告書」が送られているのである。
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そんなこんなで、中居正広、草なぎ剛(42)、稲垣吾郎(43)、香取慎吾(39)、つまり木村拓哉以外の4人と飯島三智による新事務所の設立が、具体的に動きはじめていることは間違いないのである。
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こうなると木村拓哉にもふれておかなければならないだろう。ここまでのこのブログでは、仲間を裏切った木村拓哉が結局自分の状況を悪化させているかぎりは、険悪といわれている香取慎吾とのあいだも徐々にふつうの状態に戻っていくのではないか、という見通しを立てていたのである。イヤラシイ見方じゃのう。
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しかしこれは希望的観測過ぎたらしくて、木村拓哉と香取慎吾は相変わらず北風吹き抜ける間柄であり、さらには木村拓哉は中居正広ともたいへん激しく対立しているというニュースが伝わっているのである。『リアルライブ』(2016年12月7日)から抜粋しよう。
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【対立激化! 中居正広VS木村拓哉 解散1ヵ月「深まる怨念」】
《いまや完全に修復不可能な関係に陥ってしまったのが、かつて実の兄弟以上に仲がよかった中居と木村だ。2人の関係は喧嘩などのレベルを超越し、互いを憎み、罵り合う怨念の域に突入しているのだ。
「もはや誰も仲裁することはできません。ジャニー喜多川社長でさえ“サジを投げた”と言われているほどなんです。この前も『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の収録が行われた際、偶然、2人はスタジオの廊下ですれ違った。その場に居合わせたスタッフは本当に恐ろしかったそうです。中居と木村は互いを睨みつけ“怨念波”をバキバキ飛ばし合っているのが目に見えたというんです。あの様子を見たら誰も関わり合いになりたくないと思いますね」(芸能プロ幹部)
中居と木村の関係が急激に悪化したのは、ここ2カ月の間。
「事情を聞いても互いを罵るだけなんです。何となく探って見ると、中居は木村に、木村は中居に自分の番組を潰されたと信じ込んでいるんです」(放送作家)》
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原因は、木村主演のドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS)へのジャニーズ事務所の過剰な配慮である。偏愛である。『A LIFE~愛しき人~』は日曜21時からの放送。一方、中居正広が出演するネタ番組は他局、日本テレビで同日19時から21時までの放送の予定であった。裏カブリではなくて問題はなかったはずなのであるけれども、ジャニーズ事務所側は中居正広の特番からそのまま21時からの『行列のできる法律相談所』(日本テレビ)に視聴者が流れる、とクレームを付けたのだそうである。で、中居正広の特番は放送延期。実質的にはお蔵入りである。
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そしてこれに怒った中居正広は、木村拓哉がバラエティへの足がかりとして重視していたといわれる『さんま&SMAP美女と野獣のクリスマススペシャル』(日本テレビ)をボイコットしたというのである。
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さらにこれらの悶着にはかなり強力な前フリがあって、木村拓哉は悲願だったNHK大河ドラマ『西郷どん』の出演条件とされていたSMAPとしての紅白出場を拒否に持ち込んだ中心人物を中居正広だと考えていたというのである。まあ、ここまでもつれてしまえばとうぶん関係修復は不可能である。いまはさっさと袂を分かったほうがいいのだと思う。
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最後にもう一つ、SMAP騒動のここまで、つまり2016年12月9日までの締めくくりとして書いておきたいことがあるのである。見方によれば実に些細なことである。嫁選びを間違えると男の人生とんでもないことになってしまう!! ということである。実に些細だけれどもたいへん恐ろしいことである。きっとこれでまた結婚したくない男が増えているような気がするのである。怖い怖い。日本死ぬ! である(not日本死ね!)。(了)
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