2016年12月25日日曜日

もう騙されない。クリスマスに楽しい思い出などないわっ!!



クリスマス? そういえば今年はまだ1度も「ジングルベル(Jingle Bells)」のメロディを耳にしていない。たぶんこのまま今年のクリスマスも終わってしまうのであろう。そんなことはどうでもいいことである。実家は神道だし。ああ、そういえばあらゆる宗教の勧誘に対して「ウチは神道ですから」というひとことはほぼ100%の効き目がある。なぜであろう?



クリぼっち? 「クリスマス」と「ひとりぼっち」を合体させただと? なんと品のない。もっとまともな造語を考えられないものか。考えてやろう。小バカにしようと企む通りがかりの知り合いに対しても私は親切なのである。しかし人が好いだけでメシは食えないのである。



「クリぼっち」をひっくり返して「ぼっちクリ」
ひとりぼっちの「ひとり」のほうを使って「ひとりクリ」or「クリひとり」
クリスマスの「マス」のほうを使って「ぼっちマス」or「マスぼっち」
さらに「ひとり」を使って「ひとりマス」or「マスひとり」



あー、どれもこれもヘンではないか。男用、女用があるみたいではないか。「クリぼっち」を考えだした人間も戸惑い苦悩しつつこれらのワードを通過していったはずだと考えるとやたらおかしい。そんなこんなで今年のクリスマスも過ぎてゆく。



クリスマスのイチバンの思い出といえば男2人で、見回してみればカップル客しかいないレストランで晩飯を食ったことがある。クリスマスイブのバンメシ。ひどい働かされ者だったころ、いわゆる年末進行で徹夜続き、日にちも曜日もアタマから飛んでいるような状態で仕事現場近くのレストランに飛び込んだら、そうなってしまったのである。



イチバン奥の端っこの席に案内され、しかも背の高いプランターをズルッと動かして目隠し。そのときのギャルソンのようすがどうも半ワラのようだったのであるけれどもはっきりしない。



で、こちらも過度の疲労のあまり完全にハイな状態になっていて「そっか〜、キャンセルされたんだあ〜」、「でも男2人組入れなくてもよくなくな〜い?」などといいながらパスタだけを食べて出てきたのである。それからしばらくのあいだ我々2人は近くで見るとものすごーく恐いハードゲイのカップルということになったんだわよ。それにしてもなにを考えているのかわからないレストランであった。



ああ、あのころはおかしなことばかりが起こっていたのである。スタジオの床に蹲って延々と撮影用の小さなブツを並べていた子泣き爺みたいなアシスタントが「できましたあ〜」といって振り返った顔に鼻血が1本垂れていたとか。ああ、やたら笑い転げるほどこれをおもしろがる空気のほうがおかしかったのか、といまなら気付く。



哀しい話もたくさんあった。これはキャンセルしたほうの話である。その男は数ヵ月も前から彼女と一緒に過ごすべくホテルを予約していたにもかかわらず、どうしても仕事が押して取り止めに。で、クリスマスの夜、仕事をしながらその話題になって、「ホテルのキャンセルは彼女がしておくといっていた」というひとことを小耳に挟んだのである。



ピンときたわけである。で、その男をけしかけてホテルあてに電話させてみたのである。案の定その男の名前で予約は入ったままであり、チェックインは少しズレて午前0時頃の予定になっていたのであった。私はスゴく嬉しかったけれども、その男の心中、察するにあまりあるものがあったのである。たぶん。いやいや、私はよいことをしてやったのである。人助けである。そんな不実な女だと早く知れてよかったではないか。



そんなこんなで私にも彼女と2人きりでクリスマスの夜を過ごしたなどという甘ったれた経験はない。いや1回だけあった。しかしそのかけがえのないはずの1回は彼女が飲み過ぎて途中からひとことも発せず微動だにもせず地蔵のごとく座り込んだままになり、あらゆる目論見は未遂のままに終わってしまったのであった。思い出してみるもんじゃのう。なにはともあれ私にもクリスマスはあったのである。どれもこれも貧しい思い出ではあるけれども。



それにしても哀しいではないか。哀しみだらけのクリスマス。そんなところへなんと『弁護士ドットコム』から素敵なニュースがあったのである。2016年12月24日14時42分配信であった。骨子部分をご紹介しよう。



【10年目のクリスマス粉砕デモ「逃げ恥はエセ非モテ」「我々の時代が来た」】

《「クリスマス粉砕」を主張するデモが12月24日、東京・渋谷でおこなわれた。カップルや若者でにぎわうクリスマス・イブの渋谷で「恋愛資本主義に反対!」「カップルは自己批判せよ!」「モテない人間をバカにするな!」といったシュプレヒコールが響き渡った。

このデモは2006年からほぼ毎年開かれている。あくまで、行き過ぎた恋愛資本主義に反対することを目的としており、ヘイトスピーチや卑猥な言動は禁止。主催者の「革命的非モテ同盟」によると、節目の10回目となる今回の参加者は約20人だった。同団体のマーク・ウォーターさん(41)は「小池百合子都知事がダイバーシティ(多様性)を強調する中で、我々の時代がやってきた」と語る。

デモ隊は午後1時過ぎに行進を開始して、渋谷のスクランブル交差点などで「クリスマス粉砕!」「非モテの人権を踏みにじるな!」「カップルは自己批判せよ!」といったシュプレヒコールをあげた。街ゆく人びとの中には、スマートフォンを取り出してデモの様子を撮影したり、「面白そう」「ウケる」といった感想を話す人もいた。》



うむ。参加者約20人。5列縦隊で組むと1列4人である。つまり幅よりも長さが短い渡辺直美(29)みたいな形のデモ隊ができあがる。これでは蛇行はもちろん手を繋いで道路いっぱいに広がるフレンチデモもできないではないか。「花いちもんめ」の遊びになってしまう。



で、よく読むと最初の印象に反してこのデモ、あまり素敵ではない。お遊びのサジ加減がいい加減なのである。皮肉を利かせようとしているらしいのであるけれども、どれもこれも上滑りしている。左翼的言辞を弄するのであればもっと徹底的にやるべきだし、「非モテ」のかわりに「恋愛プロレタリアート」の視点が入ってこなければならない。



「恋愛資本主義に反対!」なのであろう? 資本主義的恋愛に反対!ではないわけだ。そして恋愛資本主義といえば恋愛を搾取する側と搾取される側が存在することになるのである。資本主義に搾取はつきもの。



「恋愛資本主義に反対!」のあとには「恋愛の搾取はやめろー!」「おー!」が続き、「(まだ見ぬ)彼氏彼女を返せー!」があり、「女よこせー!男よこせー!」の大シュプレヒコールにならなければならないのである。異議なーし! 恥ずかしいなどといっている場合ではない。「革命的非モテ同盟」もとい「革命的恋プロ(恋愛プロレタリアート)同盟」と名乗るからには一切の日和見を廃し、その歴史的使命に殉じる覚悟で臨まねばならぬ。



そんなデモ隊が声を張り上げて歌うべき「革命的恋プロ同盟」のアンセムはもちろん岡林信康(70)の「友よ」に決まっておる。けっしてものほしげなケツメイシの同名異曲などではない。歌詞をご紹介しておく。



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「友よ」

友よ夜明け前の闇の中で
友よ闘いの炎を燃やせ
夜明けは近い夜明けは近い

友よこの闇の向こうには
友よ輝く明日がある
夜明けは近い夜明けは近い

友よ君の涙君の汗が
友よ報われるその日が来る
夜明けは近い夜明けは近い

友よこの闇の向こうには
友よ輝く明日がある

友よ登り来る朝日の中で
友よ喜びを分かち合おう
夜明けは近い夜明けは近い

友よこの闇の向こうには
友よ輝く明日がある

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よし。で、歌い終わったあとに



「クリぼっち」ひっくり返して「ぼっちクリ」
「ひとりクリ」ひっくり返して「クリひとり」
「ぼっちマス」ひっくり返して「マスぼっち」
「ひとりマス」ひっくり返して「マスひとり」



とご唱和いただければ完璧である。決してなにかをバカにしているわけではない。ただ欲求不満なのではないかという不安はある。(了)







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