ベッキー(32)と川谷絵音(27)がおかしい。おもしろい、という意味での“おかしい”である。ゲス川谷が9月29日発売のセンテンススプリングに新しい恋人の存在を暴かれたと思ったら、ベッキーは同日の『日本経済新聞』に“背中ヌード”を公開していたのである。
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ゲス川谷のほうからいえば、まずはこれで下げチン決定!! である。新しい恋人といわれているのは19歳のほのかりんというタレントである。しかしセンテンススプリングに、ほのかは未成年ながら酒好きで、2年ほど前から六本木や西麻布の会員制バーに出入りしている、2人の出会いもゲス川谷行きつけの三軒茶屋のバーだった、と書かれてしまっているのである。17歳から会員制バー。
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未成年なのに飲酒。しかもけっこう年季入り。これで現在レギュラー出演中のNHK・Eテレ『Rの法則』を降板させられるのではないか、というのがもっぱらの憶測である。たぶんそのとおり降板であろう。教育バラエティ番組にのんべえ娘はいらない。ほのかりん、ゲス川谷と付き合ってさえいなければ、こんなことにはならなかったのである。
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振り返れば、入籍後わずか約半年で離婚を余儀なくされた元妻、その元妻からゲス川谷を奪い取ってはみたけれどもゲス不倫がバレていまだに本格復帰かなわぬベッキー、そして今度はこれからが嘱望されていたほのかりんに不祥事のプレゼントである。恐るべし川谷絵音、関係をもった女が次々に重大トラブルに見舞われているではないか。これを下げチンと呼ばずしてなにを下げチンと呼ぶのであろうか? いや、ない。反語的表現である。
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ちなみに、ほのかりん、かつてブログに「目標はベッキーのようなオールジャンルをこなせるタレント」と書いていたことがあるそうなのである。現在は抹消されているらしい。そうか、「目標はベッキー」な気持があったからゲス川谷と仲良くなったのか。ある意味目標達成というか、枕を並べて討ち死にというか、いずれにしろ、ほのかりんまでなんだか“おかしい”のである。枕を並べて討ち死に。
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さて、ベッキーの“背中ヌード”である。“背中”の前に“薄い”がつく。薄い背中、貧弱な身体である。ここにあのゲス川谷、キノコ野郎が触れたかと思うと、たいへん不気味である。血の気が引く。消毒粉のDDTまみれにしてやりたい気分になる。うむ。そういう連想をしなければいいのだけれども。
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であるから、見開き2ページで展開したこの写真の下側3分の1、二の腕から脇、背中はただのっぺりしているだけで、小学生の男児と変わらないのである。たぶん“ヌード”、裸であることを強調したいのでこうなっているのであろうけれども、写真としてみれば頭のデカさを調整したうえで下3分の1はカットであろう。シドイ。
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そして、このポーズと構図、撮影のためにバッサリとカットしたというショートヘアーも含め、どこかで見たことがあるのである。しかも何度も。ヘルムート・ニュートンとかハーブ・リッツとかの写真集を開けば、たぶん同じ構図、ポーズ、ライティングの作品を容易に見つけられるであろう。すでにありふれているのである。
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で、イタいことに、この日のベッキーのインスタグラムが「この出会いに心から感謝します」なのである。「より素敵な広告にするために、制作チームのみなさんと相談して、新しい髪型にしました。この出会いに心から感謝しています」。充実感に浸っておられる。エピゴーネン(模倣者、亜流)のくせして。シドイ。
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そもそも“背中ヌード”というどーしよーもない中途半端さが、なんともいかがわしいのである。エロいという意味ではなくて、世間をたぶらかすという意味でいかがわしい。こんなもの小学校のグランドや幼稚園の庭でたまにやっている乾布摩擦を見にいけばいくらでも見られるのである。脱ぐなら正々堂々と坂口杏里(25)とか紫艶(38)とかくらい脱げばいいのである。誰も見ないけれども。シドイ。
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確かにシドイけれども、そこに「この出会いに心から感謝します」などと充実感の自己演出をさらに盛ってくるから、またまたウサン臭さが漂ってしまうのである。またまたベッキーの自滅である。“断髪”と“背中ヌード”でミソギが済んだことにしたいんだろーなー、またスタッフがそういって頭を下げて回るんだろーなー、と透けて見えてしまうのである。残念である。いやウンザリである。
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このゲス川谷とベッキーのカップル、もとい、コンビがおかしいのは、片方は反省するでもなく、なにかを考えているふうでもなく、ただノンシャランと過ごしてそこそこに仕事の成功を収め、プライベートも楽しんでいるふうなのに、もう一方は必死になってあがき続けても現場復帰すらままならず、さらにどんどん深く墓穴を掘り続けてしまっている、という好対照ぶりである。ベッキー、そのうちサバンナ八木真澄(42)でしか捕まえられない地点にまで到達するかもしれない。
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片や新しい彼女や友人たちと鬼怒川温泉の高級旅館で豪遊、片や孤独な乾布摩擦。あまりにも酷いコントラスト、落差ではないか。憐れむ気持ちは一切ないけれども、ベッキーの薄〜い背中を見ていると、これからイバラの鞭で打たれるのかなあー、くらいの気持ちにはなる。
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そういえばゲス川谷、センテンススプリングによれば、ほのかりんを、かつて元妻と暮らしていた杉並区の別宅に住まわせているらしいではないか。そこですでに半同棲生活を送っているというではないか。どこまでもヌケヌケとキノコ頭エロ野郎である。
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こういう「差」を指して、日本は不倫問題でも女には厳しく男には寛容である、みたいなことがいわれる。違うのである。ゲス川谷はしぶとい、というだけなのである。どうしてしぶとくいられるかというと、世間がいわゆるバカ負けをしてしまうのである。批判する前に呆れてしまう。そしてゲス川谷には作品をつくって発表できるという強みがあるのである。
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これに対してベッキーには帰るべき、そして依るべきホームグラウンドというものがない。テレビ、ラジオからのオファーがなければタダの人である。バラエテイタレントの宿命ではあるけれども、この差は圧倒的である。
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表現する手段も場も持ち合わせていないベッキーが自分の気持なり意思なりを伝えようとすれば、結局は今回のように手練手管に走るしかないのである。肉声で語ることはどうしてもしたくないらしいので。それがあざとさとなってついてまわる。非常に大きなマイナスである。この状態から切り返して再び表舞台に返り咲くにはどうしたらいいのであろう?
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考えたらわかったのである。ベッキー、次のオトコをつくればいいのである。ゲス川谷に負けじとドッカンドッカンとゴシップを量産するのである。少なくとも現状の、これからイバラで鞭打たれる乾布摩擦の園児という、暗く陰惨なイメージからは抜け出せる。そうしてネームバリューを上げておけば、やがて仕事のオファーも転がり込んでくるというものである。
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いやいやマジメである。たとえばこれからしばらくのあいだは舞台の勉強をしてみるかという〈ホームグラウンド開拓〉も時間がないと焦っているのかなんなのかやる気がないらしいし、本音をぶちまけて〈ヨゴレタレント入り〉もしたくないのだそうであるから、残るのは〈ゴシップタレント入り〉くらいしかないのである。
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ベッキーには奇妙な潔癖性があって、それはたとえば、謹慎後初のレギュラー復帰となったBSスカパー! の 音楽番組「FULL CHORUS~音楽は、フルコーラス~」の放送後にツイッターで「お仕事リスタートです」と呟かなければならないというようなものなのである。英語が喋れないのにリスタート? まあ、カッコつけていたいとか、下世話なことがとことん嫌いとかいうことであろう。ゲスは好きだったのに。矢口真里(33)とか加藤紗里(26)とは絶対に絡みたくないんだろーなー。
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であるから、ベッキー、ほんとうに復帰したい、もう一度現場でバリバリやりたいと願うのなら、やれることはたくさんあるのである。オツに澄ましているのを止め、奇妙な潔癖性を脱ぎ捨てて、『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日)にでも出ることである。そういう努力をしないで、あれこれ姑息な手段で批判をかわそう、復帰しようとするから、世間をイライラさせるのである。
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と、いうことで、現状のベッキーに実行可能なギリギリのセンで返り咲き大作戦、「オトコをつくる」を提案させていただいたのである。なかなかいい案だと思うのだけれども、いかがであろうか?
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あ、そうか。こんなことをいってしまうと、ベッキー=サンミュージックの考えないほうがマシチームのことであるから、さっそく熱愛の噂をでっちあげたりするのに違いないのである。ああ、きっともう少ししたらそんなニュースを目にすることになる。クリスマスデート、とか。あっあー、いやだいやだ。でもほんとうをいえば、おもしろい。(了)
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