2016年9月21日水曜日

片岡愛之助と藤原紀香が離婚するなんて、なにをいまさら



アンジェリーナ・ジョリー(41)が9月19日、ブラッド・ピット(52)との離婚を申請したらしい。AP通信のほか、複数のアメリカのメディアが報じているそうだ(「スポニチアネックス」9月21日配信)。たいへん喜ばしい。ブラッド・ピットは虚構世界に生きる人であり、アンジェリーナ・ジョリーは徹底したリアリストである。現実世界での承認欲求、アイデンティティ確認欲求がきわめて強い人だ。別れたほうがお互いのためである。



それとは別に、これはまったくのいいがかりであるけれども、ジョン・ヴォイドの娘だという理由でアンジェリーナ・ジョリーが苦手である。なぜジョン・ヴォイドが父ではダメかというと、ジョン・ヴォイドは映画『Anaconda』(1997年公開)で、1度オオアナコンダに呑み込まれ、それから胃液で少し溶かされたりなんかしながら、生きたまま吐き出された男だからである。あれは子々孫々にまで祟るシドイ映画であった。私も虚構世界に生きる人間なのである。恥ずかしながら。あ、それから『Unbroken』(2014年公開)を監督したからアンジェリーナ・ジョリーが嫌いだというのではない。



夫はだいたいいつもボーッとしていて妻がガチガチの「私が私が」タイプ、というパターンのカップルは日本にもいる。われらが片岡愛之助(44)と藤原紀香(45)夫妻である。もちろんレベルもスケールもまったく違うので、恥ずかしながら、である。ああ、そういえば最近やけにスッキリした毎日だと思っていたら、きっとこのお二人の噂を耳にしていなかったせいなのである。「どっさり満足ダイエット」(byこころテラピー)くらいにはよく効く生活習慣なのである。



しかし、実際問題としてこんなことでいいのであろうか? この9月28日には帝国ホテルで招待客700人、費用約5億円の結婚披露宴をぶっ放すのではなかったのであろうか? いやいや確かに『ORICON STYLE』(2016年08月30日配信)で、片岡愛之助は次のように書かれているのである。



《(片岡愛之助は)都内で行われた十月花形歌舞伎『GOEMON 石川五右衛門』製作発表記者会見に出席。3月に結婚した女優の藤原紀香(45)との新婚生活について話題が及ぶと「順調です。いろんなことを勉強しながら楽しんでいますね」と幸せオーラを振りまいた。

9月28日には都内のホテルで結婚披露宴を行うと報じられているが、「準備を頑張っている最中です。シンプルでコンパクトにしたいと思います」とにっこり。報道陣から「ピアノの練習とはしないですか?」と意味深な質問を受けるも「アッハッハ…ないです。三味線なら弾けるんですけど、そういったことは一切ないので、あまり期待されても困ります」と笑顔でかわした》(原文ママ)



「ピアノの練習とはしないですか?」ではなく「ピアノの練習とかはしないですか?」であろう。藤原紀香の悪行の仇をここでとられて片岡愛之助、いささか可哀想だったのである。しかしまあ、なんらかのカタチで9月28日に披露宴が行われることに間違いないようなのである。



それにしては静かである。結婚前まではあれほど手を替え品を替えしあわせアピールに余念がなかった藤原紀香が、披露宴に関してはピタリと沈黙の気配である。もちろん公式ブログ『氣愛と喜愛で♪ノリノリノリカ ★NORIKA's sensation★』でもまったくそのことにはふれていない。それどころか夫婦生活、もとい結婚生活についてふれてさえもいない。9月中の夫についての記述は、わずかに9月9日の「主人の仕事の帯同です」と9月11日の「そして1日かけて、主人と検診へ」の2行しかないのである。それだけ。



それにしても「主人の仕事の帯同です」という日本語はない。書くとすれば「主人に帯同されて〇〇へ」とか「主人のお伴で〇〇へ」である。「帯同」はあくまで帯同する側がメイン、主役のものいいである。舶来ミュージカルにうつつを抜かしているヒマがあったらもう少し正しい日本語を勉強していただきたいものである。あ、でも紀香的にはこれで正しいのか。いつもいつも自分が主役で。



ついでに片岡愛之助の公式ブログも覗いたのである。ヒマなのである。こちらも9月に入ってからの藤原紀香への言及は9月10日の「今日は妻と一緒に終日人間ドックです」の1回、1行だけであった。そんなものなのであろうか? 小林麻央(34)が闘病中の成田屋への気配りからの自粛なのであろうか?



いやいやそんなはずはないのである。藤原紀香がそんなタマか? 藤原紀香は3月31日の結婚会見で、「仕事は続けますけれども、やはり私の最大優先順位は、彼の健康面のサポート、そして彼が情熱を注ぎ続ける、歌舞伎界の仕事のサポートなので、私の藤原紀香としての芸能活動はその生活の中での許される範囲」と殊勝らしく語っていたのである(「サイゾーウーマン」2016年5月27日)。



しかしいざフタを開けてみると、以下の通りなのである。少し古いけれども前出『サイゾーウーマン』からの抜粋である。メンドくさいので。もちろんこれらの仕事は着々とこなしてきている。さらに加えてボランティア活動にも精を出しておられるのである。日本語の勉強もせずに。



《「今月に入ってからだけでも、Amazonのオリジナルドラマ『はぴまり~Happy Marriage!?~』出演発表、恒例の芸能イベント『COTTON USA AWARD 2016』出演と、幅広く芸能活動を続けています。また、7月からはミュージカル『太平洋』への主演も決まっている状況です。少し前には露出がめっきりと減っていたものですが、入籍前後の露出アップぶりには『結婚自体がプロモーションだったのでは?』と皮肉の1つも言いたくなるほど。これまでの梨園の妻としては、前代未聞の仕事ぶりです。本格的な梨園の妻デビューは9月の披露宴後ということになりますが、その後も芸能活動をセーブする気はないように見えます」(芸能プロ関係者)》



さて、そうするとこの異様な静けさの理由はいったいなんであろうか? である。もっとも可能性を感じるのは、たいへん申しわけないけれども夫婦間の不和である。今年4月には愛之助が以前付き合っていた女に生ませ、認知までしている息子のDNA鑑定を要求して夫婦二人の底知れぬ黒さを垣間見せたけれども、あの話もあれからどうなったものか、さっぱりアナウンスがない。



この静けさが自粛でないとすれば、理由はただひとつ、梨園の圧力、穏やかないい方をすれば厳しい風当たりということになる。そうした、いってみれば抑圧されての忍耐を藤原紀香がいつまでもできるものか、といえば、これまた答えはNOである。というわけで、すでに予告している結婚披露宴は挙行するであろうけれども、そう遠くない将来、二人は離婚するのである。たいへん不謹慎で申しわけないけれども、二人は離婚する。



そして、すでにそんな亀裂が入っている二人のために大々的な披露宴などもったいない、やる意味がない、というので、片岡愛之助の「シンプルでコンパクトにしたいと思います」発言に繋がっているのである、と邪推するわけである。



さらに、かつては名物であった、健康にはアレ、元気にはコレ、美容にはソレ、みたいな山ほどの蘊蓄や実践報告が最近の藤原紀香のブログからは姿を消しているのである。水素水で懲りたといえばそれまでであるけれども、結婚前のあの愛之助への押し付けがましい生活管理のようすはいまや影も形もない。嫌がられたんだろーなーと思うのである。



しかし、何度も何度も恐縮であるけれども、藤原紀香、嫌がられたから控える、そして控え続けられるという女ではないのである。いくら離婚してしまったらもうその先はない、お終いだとわかっていても、だからといってそのために我慢できる女ではないのである。そのうちにまた押し付けがましい蘊蓄と管理、拘束がはじまるのに違いないのである。片岡愛之助にしても、こと藤原紀香に関しては結婚してからわかること、耳に入ることが多すぎるような気がする。



で、あるから、お約束しよう。片岡愛之助、藤原紀香夫婦は来年中には離婚に向かって歩き出すであろう。フォッフォッフォッ。しかし、しかし、こんなことを書いている自分自身が、いま突然、不憫でならなくなったのである。なんというていたらくであろう。他人の不幸を願うようになっては、人間としてもうお終いである。それもよりによって片岡愛之助と藤原紀香であるとは。(了)



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