昨日は斉藤由貴のW不倫相手のパンツかぶり、すなわち斉藤由貴のパンツかぶられについてアレコレ書いた。そのなかで私自身はパンツかぶりにまったく興味がない、とささやかにカムアウトしたところ、読者の方から「フザケてやったことある人は結構いるんじゃないか」「私も昔かぶって当時の彼女に写真とってもらったことはあります」というコメントをいただいた。
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ズベン!! グラ〜リ、男の自信、いや自信などという大それたものではなく自己肯定感など他愛のないものである。たとえば仲間うちで温泉に入って自分よりデカいヤツを発見したときのようなものである。なんとはなし、もう絶対、無条件に頭が上がらないような気持になってしまう。とくにそれがしばしば有益なご指摘をいただいている方のコメントなので、なおさらである。
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おお、もしかすると私は男としてたいへん味気なく寂しい人生を送ってきたのではないのか? パンツかぶりの楽しさも知らず。人さまと比較することではないとはいえ、うかつにも自分の不幸に気付かぬまま生きてきてしまったのではないのか?
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やがて自分自身に対するそうした懐疑の念は、そういえば私はそんなふうに、つまりパンツをかぶり写真を撮影してふざけあうほどおおらかな仲になったことはない。一度もない、一人もない、なんとつまらない!! なんと窮屈な人生なのであろう!! あの生き人形のごとき差し歯丸出しの50代医師・卓馬紳にも劣る、と自嘲・自責の海に沈んでいくのである。
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しかしいつまでもクッタリと首を垂れへたり込んでいるわけにもいかない。パンツかぶりは 世のをのこの いかほどがすなるものか をぜひ知りたい。できれば いかほどのめのこがパンツをかぶらせられているかも知りたい、と願ったのである。
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そんなデータがあるわけがない、となかば諦めつつ探してみるとあったのである。調査対象は全国の20代から60代の男女1340人。内訳がまったくわからないものの、すがりつく思いで握る藁くらいのありがたみはなんとかある。『しらべぇ』というサイトの2017年9月12日配信、【斉藤由貴と不倫の医師、「パンツかぶり写真」が掲載 「変態仮面」と厳しい声】という記事に収載されている。
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《性年代別・交際相手の下着を頭からかぶった経験》
◆ 20代
男:9.8%
女:9.8%
◆ 30代
男:11.9%
女:6.0%
◆ 40代
男:8.1%
女:3.7%
◆ 50代
男:9.8%
女:0.7%
◆ 60代
男:4.4%
女:3.0%
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トータルすると全体の6.7%がパンツかぶり人であるらしい。男9.8%、女0.7%と他の年代に比べてバラつきが大きく、かつ男女差の激しい50代は60代も含めて回答者数がきわめて少ないと窺い知れる。それにしても斉藤由貴のパンツかぶりで同じような疑問を抱いた人間はけっこう多かったのである。
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男に限ってみれば20代9.8%、30代11.9%、40代8.1%と、ほぼ10人に1人の割合と考えてよさそうだ。たしかに少数派ではある。けれどもただちに変態と呼ばれるほどのめずらしさではない。かといってごく一般的な生活習俗というレベルでも決してない。微妙である。
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10人に1人。ふつうの、ちょっとイケメン、ちょっと可愛い、という男女くらいの割合であろうか。うむ。これを偏差値でいうと63くらいである。高校でいえばまあそこそこの進学校、大学でいえば6大学の下のほうくらいであろう。
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変態のようで変態でない、あたりまえのようであたりまえでない。そしてなんとなく、これからでも頑張ればいいセンいけそう、とぱっぱをかけられそうなおもしろい位置である。だからといって一生懸命パンツをかぶればいいというものではない。
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私の立場からいわせていただければ、パンツをかぶったことがなくても悲しむことはないともいえるし、また、パンツかぶりは、こんな傲慢なこといっちゃいけないんだけど贅沢以外のなにものでもない(by卓馬紳)という思いもある。偏差値63を下から見ればそう見える。
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パンツをかぶる意味についてコメントをくれた読者は「大半が「すげえかぶりてえ。興奮する」っていうものではなく、単なるボケ(ウケ狙い)」と、つまり2パターンあると指摘されておられた。その通りである。そして「単なるボケ(ウケ狙い)」でそれをやれるパンツかぶり人と彼女との関係は、やはりただただ激しく羨ましいのである。
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なんだか途方に暮れる。(了)
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