◆『日刊スポーツ』2017年9月4日配信
【木村多江、返事間違えて結婚?「断るつもりだった」】
《女優の木村多江(46)が、05年に結婚した夫との交際のきっかけは、返事の言い間違えだったことを明かした。
木村は映画「ユリゴコロ」(9月23日公開)のPRのため、吉高由里子、松坂桃李、松山ケンイチとともに4日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」にVTR出演した。
運命的な出来事ついて聞かれた木村は、「旦那さんに『付き合って』って言われて、断るつもりで『お友達で』って言おうとした時に、『私でいいですか?』って思ってる違うことが口から出ちゃって。それで向こうが喜んじゃって、後に引けなくなった」と夫とのなれ初めを明かし、「運命に引っ張られたって感じ」と振り返った。》(原文ママ。本文より)
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木村多江(46)といえばなにしろ“貞子”であって、幸薄い役では右に出る者のない薄幸ナンバーワン女優だ。薄幸美人。それがいまいましいことに実生活ではこんなにほのぼのとしてしあわせなのである。「運命に引っ張られた」ということは夫が運命のパートナーであり、そして私たちはあるべきところに納まったのよ、ということではないか。こなくそ。
あちらでもこちらでも油を注いだようにゲス不倫の火の手がボーボーのこのご時勢に(by宮迫博之の不倫相手)、なんともこころあたたまるお話ではないか。夫君、勤務先は電通であるからとりあえず生活は安定だし。しかもまったくガツガツせずにそれを手に入れたのだ。ええのう。うらやましいじゃろ。
と、考えて、いやまてよ、と思ったのである。「運命に引っ張られた」? つまり運命を信じている。そして「思ってる(こととは)違うことが口から出ちゃって」? なのね。
うむ。木村多江はやはり超常的な(paranormalな)世界に少なくとも親しみをもって生きている。そしてなにものかに取り憑かれているのである。貞子系の、やはりネガティブなチカラをまとっておられる方なのである。
そっとしておこう。こういう方はそうっとしておかなければたいへん危険である。うっかりからかったりすると背後の暗黒世界の扉が開いてもの凄い不幸に襲われるに違いないのだ。くれぐれも敬して遠ざけるべし。
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◆『シネマトゥデイ』2017年9月4日配信
【「絶対美人」アンガールズ山根の奥さんにファン注目】
アンガールズ山根良顕(41)の妻が美人だからどうしたというのだ? しかも添付された写真、ウクレレの練習中ということであるけれども、2人それぞれウクレレにかぶさるようにして座っているので妻どころか山根良顕本人の顔すらまったく見えない。バカバカしい。
妻の顔出しNGはわかるけれども、なぜヨシアキは顔を見せぬ? いややっぱり見せなくともよい。しかしなぜ顔の見えない女を美人と決めつけて褒めそやすのであろう。まるで暴走妄想自慰行為に等しいではないか。なんなのだろうこれは? ああ、ネットニュース全体をコンビニの幕の内弁当だとすれば、これは温められてひどくマズいキュウリの柴漬けのようなものか。山根良顕だけに。
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◆『デイリースポーツ』2017年9月4日配信
【斉藤由貴「子供たちのために離婚は避けるべき」…キス報道に「深く反省」】
斉藤由貴の所属事務所が報道各社に送ったファクシミリの内容を紹介している。
《 — 略 — FAXで事務所側は「斉藤由貴の件で、世間の皆さま、関係各位には何度もお騒がせし、誠に申し訳ございません」と謝罪。「事務所といたしましては、今回は2年前の写真が流出したということで認識しておりますが、驚きと共に非常に残念に思っております」とした。
写真の真偽や流出経路などを含めて斉藤に確認したものの、斉藤の記憶は「曖昧」だそうで、本人のコメントは控えるとした。
その上で斉藤の現在の心境についてFAXで記し、「主人とは『如何なる状況でも、子供たちのために離婚は避けるべき』という観点も含めて話しております。今後は私と共に人生を生きて、私を心配してくださる一人一人に、目を見て謝り、話をしていくつもりです」とした。
斉藤本人は「深く反省し苦しんでおります」としている。》
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最後の一文は事務所が見たところ、ということであろう。
いやいや、「主人とは『如何なる状況でも、子供たちのために離婚は避けるべき』という観点も含めて」とおっしゃいますが、自分が不倫をしておいてそんなことをいわれても、である。これでは“私も残ってやってもいいけどさ”みたいなものではないか。
実態に即していえば、斉藤由貴としては収入もあるし夫と縁を切るのはやぶさかではないけれども、そうすると親権をもっていかれることは確実なので離婚はしたくないのである。つまりここで斉藤由貴がいっていることは徹頭徹尾、自分の都合なのだ。
仮に斉藤由貴に罪の意識があり反省しているのであれば“離婚も致し方ないとは思うけれどもなんとかこれまで通りの家庭生活に戻れるよう”とかなんとかのコメントになるのがふつうだと思うのだけれども、いかがであろう。
もう、申しわけないけれどもはっきりいわせていただければ、このお話のスタート地点をどういうわけか夫とのチカラ関係1対1のところにもってくるところがイヤラシい。「主人とは『如何なる状況でも、子供たちのために離婚は避けるべき』という観点も含めて」というところである。私が感じているところの女のズルさ満開である。
そしてこの先も斉藤由貴はずうっとこうして人間である以前にオンナオンナして生きていくのであろう。
そうそう。ちなみにこの3本がYAHOO! ニュース アクセスランキング(エンタメ・9月4日)のBEST3であった。瞬間なにかのはずみに生まれた真空地帯とはいえニュースらしきものはかろうじて1本のみ。もうただの世間話でいいのよ、暇つぶしなんだから。
(了)
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