少し込み入った仕事をしていたら几帳面な性格が災いしてかバカが本領を発揮してか収拾がつかなくなり、疲れた。こういう疲れを癒してくれるのは、私の場合スキャンダル、ゴシップとおっぱいである。
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おっぱいはグラビアでもヌードでもAVでも、とりあえず胸の膨らみが見えればなごむ。穏やかでくつろいだ気分になる。実物はたいへんありがたいのだけれども、それなりのコミュニケーションが付帯し、かつ興奮がともなう場合もあるのでこうした用向きにはまったく不適である。
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で、ひとときモニター画面をおっぱいとスキャンダル、ゴシップでいっぱいにして甘いお菓子を食べる。ただいまは1個163kcalのロッテ「チョコパイ」である。甘さ申し分なし。お値段お手頃。ただしポロポロ崩れ落ちるのとコーティングしてあるチョコレートがおクチの回りを汚すのとでうっかりするとバカに見える心配がある。不意の来客などに注意が必要だ。無防備に振り向くのは厳禁である。
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おお、今日はスキャンダルもなかなかの漁模様である。ご紹介しよう。
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◆『神戸新聞NEXT』2017年11月13日配信
【不倫で勤務中みだらな行為 西宮市の2職員処分】
《 兵庫県西宮市は13日、兵庫県迷惑防止条例違反の罪で罰金刑を受けた健康福祉局の女性係長(40)と、勤務中にこの女性係長とみだらな行為を繰り返し職務専念義務に反したとして総務局の男性副主査(35)を、それぞれ停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。女性係長は依願退職した。
処分はいずれも同日付。市によると、2人は不倫関係にあったといい、女性係長は昨年8、12月、副主査の妻(32)に「あんたは人情のない人間だ」などと記した文書を自宅や職場に送ったほか、今年1月には妻の携帯電話に無言電話を8回かけたとして芦屋署に逮捕、起訴されている。
係長は市の聞き取りに対し、文書は昨年3月ごろから十数通を送ったと説明。また、副主査の転居先周辺で「前の住居で住民とトラブルがあった」と記したビラを数十枚まいたという。
一方、副主査は今年2月までに少なくとも4回、庁舎会議室などで係長とみだらな行為をしていたという。その際に係長の写真を撮影。無料通信アプリで係長に送信し、消去を求められても無視するなど嫌がらせを繰り返したという。
女性係長は「妻に対する、ねたみや嫉妬があった」とし、男性副主査は「怖い思いをさせて申し訳なかった」と話しているという。》
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他サイト(「ライブドアニュース速報」)を読み合わせると2人とも同市の職員と結婚しているダブル不倫である。女性係長40歳と副主査35歳。うむ。成熟曲線が著しい上昇カーブを描くのに反してフウフウ生活おっと間違いた(by荒木経惟)、夫婦生活はどっぷりマンネリの沼にはまっていくお年頃である。このお年頃が不倫に走る悶々も、想像という意味で理解できなくもない。
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現場が職場の会議室というのはたいへんよく聞くパターンである。私は聞くだけ見るだけいうだけである。もとい。空室状態の会議室は放課後の教室を連想させる。教員同士の不倫・不適切行為の舞台にももちろん放課後の学校が選ばれることが圧倒的に多い。ような気がする。教室・学校・会議室というのはそれなりに刺激的でストレス解消にうってつけの場所、といえるのではないのであろうか。いやそうに違いない。当の教員たちにとっても地産地消で便利だし。
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職場内の不倫カップルの密会現場、ナンバー2は地方限定になるけれどもたぶん車のなかである。これは止むに止まれず、取るものも取りあえず、手っ取り早く、で、敢えていえば切迫感、思うに任せない窮屈さがいいのではないかとは思う。けれども、やはり下等である。ともあれ性交渉がストレスになる人間も多いこのご時勢に不倫とは恵まれた方々である。
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おや? と思うのは、女性係長は副主査の妻に中傷する内容の手紙を送り、男性副主査は自分が撮影した係長のみだらな写真を嫌がる係長に繰り返し送った、というところである。
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女性係長が相手の妻に誹謗中傷の手紙を送るというのはわかる。「妻に対する、ねたみや嫉妬があった」からである。わからないのは、なぜ、いつ男性副主査が「係長のみだらな写真を嫌がる係長に繰り返し送った」のか、である。
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男性副主査の妻へのねたみや嫉妬の手紙は昨年8、12月に送られていて、今年1月には無言電話をかけている。
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つまり女性係長は今年1月の段階では焼きもちを焼くくらい男性副主査にラブラブだったのである。
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2人の関係は「今年2月までに少なくとも4回」である。ここもまだラブラブであろう。ここまでは男性副主査が女性係長に写真を送っていやがらせをする理由がない。
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ほかの報道を読み合わせると、女性係長が男性副主査の妻に誹謗中傷の手紙を送ったなどの容疑で逮捕されたのは今年4月、5月に罰金刑が下されている。
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逮捕・起訴されている最中の相手に自分とのヤラシー不倫現場写真を送りつけていやがらせをするとは考えられないので、送りつけたのは4月以前と考えられる。
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つまり2人の関係は3月を中心にした正味2ヵ月程度のあいだに急展開したのである。なにがあったのか? 男性副主査の妻が警察に訴え出たのであろう。
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誹謗中傷の手紙など本名で書くわけがないので、犯人を突き止めて確定するには時間がかかる。その間、女性係長には任意の聴取が行われる。女性課長はもう男性副主査と付き合うことはできないし、ヤバいことしちゃったなー、と気持も冷める。
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しかし男性副主査は関係の継続を求めて写真を送りつけるなどして脅したのだ、と私は思う。この時点ではすでに妻からさんざん「手紙の送り主に思い当たるフシはないの?」と問いただされているはずなのに。性懲りもなく。
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そのうえ、女性係長としては自分は逮捕までされているのに男性副主査が罪をまったくかぶりそうにないということに不公平を感じる。しかも結局、副主査は妻のもとに帰ったのではないのか? 私の前では「アレは人情のない女だ」とかなんとかさんざん悪態をついていたのに。
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で、一方こちらは夫から離婚を突きつけられて、となればさらに不公平感は高まる。ということで恥ずかしい写真の件の暴露に到る、と。
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こんなふうに考えると、男性副主査はスケベすぎるやっちゃなー、という感じがする。女性係長がすでに依願退職しているのに男性副主査は「停職3カ月の懲戒処分」で済ませられる可能性もある。
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うむ。どうすか? この推理。どんなもんすかもんすかもんすかもんすか。どーれれ。どーらら。どれれ、どらら。(by阿川泰子「Skindo-le-le」)
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ほんとうはもう1件、これも好色おっとまた間違いた(by荒木経惟)、公職にある男女のスキャンダルがあったのだけれども、もうこれで十分に私のアタマはなごんだのでそれはまた次回。これで仕事に戻らせていただく。
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ちなみに今日の癒しのおっぱいはAV「となりの奥さん2 NTR日帰り温泉」であった。NTRというのは、「寝取られ」または「寝取られる」の略である。まったくもって恐縮でござる。(了)
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