豊田瀬里奈(トヨダセリナ・27)が哀れだ。いや豊田加露羅(トヨタカロラ)ではない。豊田聖梨華(トヨタセリカ)でも豊田香里奈(トヨタカリナ)でもない。ましてや豊田爽亜羅(トヨタソアラ)でもない。
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村西とおる率いるAVメーカー・クリスタル映像の「豊田三姉妹」に、実は後半ちょろっと四女も加わっていたという事実。それが今回、上の一文のための確認中にわかった。バブル絶頂の1980年代後半、そうそう、トヨタの乗用車の名前がすべてまだ「C」からはじまっていたころの、まったくなんの役にも立たないお話である。
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豊田加露羅(トヨタカロラ)—— この“カロラ”は村西とおるの原稿で“カローラ”ではないことを確認しておる —— の中古ビデオ、『御指導御鞭撻いただきます』は2938円、『女獣』3532円の値段がついている。いつもながらオタク市場のパワーには驚かされる。3000円程度のお話でパワーもどうかだが。でもこれなんの役に立つの? ただ持っていたいの? あ、まあ「豊田三姉妹」にもう1人妹がいたと知って喜ぶのもほぼ同類ではあるけれども。
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豊田瀬里奈である。『FLASH』(2017年11月18日発売)にお笑い芸人&映画監督・板尾創路(54)との“ラブホ3時間休憩”をスッパ抜かれたグラビアアイドルである。
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板尾創路とあまり知られていないグラビアアイドルがラブホテルで3時間休憩しても、もちろんおもしろくもなんともない。そんなところで延長してまで休憩するわけがないやろ!! みたいなツッコミもゲップである。それをまたどうして、といえば、よしもとクリエイティブ・エージェンシー製作、板尾創路監督の映画『火花』が11月23日から公開されるからであろう。
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しかし『火花』にしても巷間それほどの話題にもなっていないし、話題便乗スキャンダルというのもこれまたなんとなくしっくりこない。つまりそうなるとただの『FLASH』の嫌がらせにしか思えないのである。
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あ、いま“ラブホ3時間休憩”関連のネットニュースを見ていたら、こんなものが出てきた。
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◆『デイリーオンライン』2015年6月19日配信
【堀江氏暴露 女優寝取ったSが売れてる】
《 6月限りで2010年から続いた放送を終了する、テレビ大阪「たかじんNOマネーBLACK」の最終回SP(6月27日、午後6・59)の収録が、19日、大阪市内で行われた。
「最後のゲロゲロ座談会」と題して、出演者全員が“衝撃告白”を行った。
不倫騒動を起こした元モーニング娘。の矢口真里(32)とともにゲスト出演した、元ライブドア社長の堀江貴文氏(42)は「僕の友達も寝取られたんですよ」とニヤリ。
堀江氏によると、かつて友人と結婚していた某有名女優は「酒癖が悪くて、僕もピンポンダッシュされたこともある」という。その友人が自宅に帰ったところ、酔って寝ていた妻で女優の携帯メールの画面が見えてしまい、そこには「あしたから旦那は社員旅行でグアムに行くから、おいで」と書いてあったという。堀江氏は「そのときに連れ込んだ男が最近、売れているんですよ。いま一番、売れてる子ですよ。Sです」と暴露した。
これを聞いた共演者は騒然。矢口が「わたし、めっちゃ慰謝料払ったのに!」と叫ぶと、これに司会のメッセンジャー・黒田有(45)が「払わなしゃあないことしたんやろ」とツッコミを入れていた。》
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ここで語られている「僕の友達」はAmeba関連事業とインターネット広告代理店事業を手がける株式会社サイバーエージェント社長・藤田晋(44)であり、寝取られたその妻は奥菜恵(38)であり、2年半前の時点でいちばん熟れているらしい、おっと間違いた(by荒木経惟)、売れているらしい俳優「S」とは、堺雅人(44)であろう。
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これ寝取った男が『火花』主演の菅田将暉(24)だったらおもしろかったのだけれども、2004年から2005年当時のお話であるから菅田将暉はまだ小6か中1である。いくら奥菜恵とはいえどもそれはない。一瞬のぬか喜びであった。残念だ。
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そーんな堀江貴文の“衝撃告白”の場に居合わせた矢口真里と奥菜恵に、なにか共通するものを感じないであろうか? “自宅で浮気体質”はそうなのであるけれども、それは近所の面倒見のいいオバサン体質、と敷衍できるものではないのであろうか?
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おそらく昭和のむかし、入り組んだ町のどこそこにまだこういう女がいたような気がするのである。江戸のころにはおおっぴらに「安囲い」といわれる町内共有の妾がいたというし。こういうこと誰にきけばいいの?
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で、なんだろうなあ、私の場合、矢口真里(34)は好きだけれども奥菜恵は完全にアウトなのである。そんなことを私のような者にいわれてもなんだかな〜であろうけれども、奥菜恵はセコく業突く張りな感じがしてダメなのである。たとえば10万円のやりとりがあったとして、うっかり9万9995円しかもっていなかったとしたら、その最後の五円まで早くよこせとガンガンに責められるのが奥菜恵、じゃいいよ仕方ないから9万5000円で、といってくれるのが矢口真里という幻想がある。困ったなあ、自分。
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あ、そうそう。矢口真里が番組のなかで叫んだ「わたし、めっちゃ慰謝料払ったのに!」には、そのあと「奥菜恵ったら億ガネをもらって離婚している!!」という続きがあるはずなのである。
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本題に戻ろう。ひたすら叩かれている、そして対応がいまいち思うように任せない豊田瀬里奈(トヨダセリナ)が哀れなのである。少しだけネジがユルい。
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◆『J-CASTニュース』2017年11月18日配信
【板尾創路「不倫報道」、お相手グラドルが意味深ツイート 「違うって言ったって...」】
《 お笑いタレントの板尾創路さん(54)の不倫疑惑を、写真週刊誌「FLASH」(ウェブ版)が2017年11月18日に報じた。インターネット上では、お相手とされるグラビアアイドル・豊田瀬里奈さん(27)が報道前に呟いていた「意味深ツイート」が注目を集めている。
「取り返しがつかない。方法がわからない」――。豊田さんは報道の4日前にあたる14日、ツイッターでこんな言葉を呟いていた。
■FLASH取材に「映画を観ていただけ」
板尾さんは1児の父。シュールな芸風と独特の世界観で知られ、11月23日公開予定の映画『火花』では監督を務めた。今回、不倫相手だと報じられた豊田さんは、この映画に出演したことを6月のツイッターで報告している。 「FLASH」の報道によれば、2人は11月上旬にラブホテルに入り、3時間ほど「休憩」した。同誌の取材に豊田さんは、「(ホテルでは)映画を観ていただけで、男女の関係は一切ありません」と不倫疑惑を否定したという。
こうした報道をめぐり、ネット上では、豊田さんが11月14日に呟いていた意味深な内容のツイートが注目を集めている。この投稿では、まず「取り返しがつかない。方法がわからない」と切り出し、
「違うって言ったって、違わなくされるんだ」
と訴えているのだ。続くツイートでは、「おはよう。生きた心地とは 切り替えて今日はナレーション撮りいってきます」としていた。
〈— 略 —〉》
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『FLASH』の裏取り取材を受けて慌てふためいているようすがよくわかる。これでもうすぐ公開の『火花』にキズがついたらどうしよう、なんとかリカバーしたいけれどもどうしたらいいかわからない、どうしよう、どうしよう? 「取り返しがつかない。方法がわからない」は、まるで悲鳴である。「違うって言ったって、違わなくされるんだ」は錯乱寸前。
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申しわけないけれども下っ端のグラビアアイドルなのだからこれだけで消されてしまう可能性も十分にありうる、すでによしもとNGは決定的であろう。自分の商品価値が下がるのも怖いけれどもそういうやんごとなきオトナの事情はもっと怖い。
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いや、だから「私が強引に板尾サンを引っぱりこんで迫っちゃいました」みたいな大胆な開き直りはできないのよ。咄嗟の機転で大博打、なんて生まれてこのかた生まれてこのかた生まれてこのかた(by吉幾三)なのよ。
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でもって必死に「男女の関係は一切ありません」と否定したのである。まあ、このいいぐさも少し一丁前な感じがしてイラッとはするけど。それは仕方がないとして、こちらはなにもなかったことにしようと一生懸命だったのに、板尾創路はそんな豊田瀬里奈(トヨダセリナ)を一顧だにせず、やすやすと不倫を認めてしまうのである。
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◆『東スポWeb』2017年11月20日配信
【板尾創路がグラドルとの不倫認める「想像してください、大人ですので」】
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長くなるので中身は省略するけれどもタイトルの通りである。これでは豊田瀬里奈(トヨダセリナ)の立場がない。しかもあろうことか、コレである。
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《(板尾創路は)“男目線”で見た豊田の魅力を聞かれると、忘れられないのか両手で豊満バストを何度も形づくって「そりゃあ、かわいいしねえ。あの~、水着、着たらすごい映えるし。『ミスFLASH』のグランプリで有望な子だと思いますけど。板尾組の一員だと思っているし、これからも頑張っていただきたいなと思います」と堂々とエールを送った。 》
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豊田瀬里奈(トヨダセリナ)のくやしさいかばかりか。歯ぎしりの音が聞こえてくるような気がする。『FLASH』と板尾創路を束にして燃やせたらどれだけスッキリすることでであろう。
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でもって板尾創路にはお咎めなしである。なんてったってコレである。
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◆『東スポWeb』2017年11月19日配信
【千原ジュニア 板尾の不倫騒動に「奥さまとの絆がスゴイ」】
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よしもとの芸人であるからフォローしておかなければという、これまたやんごとなきオトナの事情であるにしても、あまりにもあからさまである。豊田瀬里奈(トヨダセリナ)のことなどどうなってもかまわん!! という声が聞こえてくる。アンダードッグの悲哀ここに極まれり、である。
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たしかに妻帯者の誘いに乗ったという点では非難もされようけれども、では誘ったほうの妻帯者が無傷というのはどういうことだ? 片方は仕事がすべて白紙になり、そのうえ大炎上。未来も閉ざされようとしているのである。(「デイリースポーツ」2017年11月20日配信【板尾と不倫報道の豊田瀬里奈 仕事白紙、ツイート削除…炎上状態に】)
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そもそも枕営業のつもりだったとしてもこの不平等はない!! とわしが一喝してやろうアホどもめ(by小林よしのり)。いや応援する。であるから豊田瀬里奈(トヨダセリナ)、5人目の豊田妹になるのはちょっと待て。たぶん売れないと思うし。(了)
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