2017年11月5日日曜日

鳩山家のリーサルウェポン・太郎の魅力を解明しよう!!



ものすごく非道ないい方に聞こえたら謝る。鳩山太郎(43)、この人、凶暴な方向に転ばなくてつくづくよかった。身長178cm、そう大きくはないけれども体重は100kgを超えているみたいだし、沸点が低くて突拍子もない反撃に出てくるタイプに見える。いやからかうのが前提ではないけれども。



体重100kg超の根拠はテレビのバラエティ番組だ。『もてもてナインティナイン』(TBS)で「食べ順爆発ダイエット」に挑戦し、2ヵ月で104.4kgから86.5kgまで落としたらしい(−17.9 kg)。でもって必ずリバウンドしているのに違いないので現在体重100kg超。



身長・体重は人によってはWikipediaに記載がある。しかしながら鳩山太郎の場合はWikipediaに自分のページすらない!! 「鳩山太郎」でYahoo!検索をかけるとなぜか弟の「鳩山二郎」が出てくる始末である。写真だけは「鳩山太郎」だけれども名前もプロフィールデータもすべて「鳩山二郎」だ。鳩山太郎、そんなに高度な不可触物件、アンタッチャブルなのか?



しかし私はこの人物が好きなのである。大好物である。そう、私がそういういい方がふさわしい体質であることは否定しない。というわけで、さあ鳩山太郎と遊ぼう!!



鳩山太郎は昨年亡くなった鳩山邦夫・元総務大臣(享年67)の長男である。伯父と曾祖父は総理、祖父は外務大臣経験者。祖母の実家は「ブリヂストン」の創業家一族。ほんとうは、というか世が世であれば根性のひねくれた下衆の小倅が一緒に遊んでもらえるようなお方ではないのである。



しかも母親は元祖ハーフタレント・高見エミリー(62)である。父親がイギリス系オーストラリア人。わざわざイギリス系っていうのもねえ、Wikipedia。まだ十代のときの「風邪にジキニン。ジキになおって!!」とかなんとかいうTVCMを探してご覧いただけばわかるけれども当時たいへんな美少女であった。いまでは女優・藤田弓子(72)を1週間くらいお湯につけたような感じである。



おおっと、藤田弓子の「父方の祖父は不二サッシの創業者」(Wikipedia)なのねえ。どいつもこいつもお毛並みがおよろしくってたーいへん。



イギリス系クォーターのプリンス・鳩山太郎は小・中・高と学習院に通っている。大学は早稲田の政治経済学部。「日本のケネディ家」とまで称される家柄をもってしても東大法学部に入れなかったというのは痛い。父さんだって入れたのに。今回の衆議院議員選挙をともに闘った山尾志桜里(43)、豊田真由子(43)の同級生になれたかもしれないのに。



ここらあたりから鳩山太郎らしさが発揮される。大学卒業後は出版系の流通会社に就職し、しかし早くも半年で退職。いちおう父・鳩山邦夫の秘書を経て2003年、たぶん29歳で東京都議選(文京区)で当選し、しかし2005年の2期目の都議選では落選。その後、ならばもういっちょ!! と文京区長選に落ち、2010年の参議院議員選挙(新党改革)にもこれでもか!! と落ちる。今回の衆議院選挙を合わせると1勝4負である。勝率2割5分。競馬なら外国人騎手真っ青だけれども選挙にこれはいただけない。



衆議院議員選挙での鳩山太郎の立候補区は東京第2区である。文京区全体と港区、台東区の一部からなっている。文京区の皆さん、鳩山太郎唯一の勝ち戦、2003年の都議選ですっかりコリゴリしてしまったのであろう。

それもまたいたしかたなし。なにしろ「鳩山太郎バカ伝説」なのである。





◆『デイリー新潮』2017年10月19日配信
【「希望の党」のポンコツリスト 鳩山太郎のバカ伝説、豊田真由子もビックリの暴言暴力…】

《 〈— 略 —〉

太郎氏は10年、「新党改革」から比例代表で参院選に出馬。選挙運動員によれば、こんなことがあったという。



〈「選挙カーに乗るうぐいす嬢が1人しかいない時は、彼女の休憩中はCDで演説を流し、太郎さんも車の中で休憩。そんな時、例えばCDで“鳩山太郎は日本の道徳教育を推進し~”という部分で、“性教育を推進し~、へっへっへっ”と呟いたり、“子育て支援を~”のところでは“子作り支援を~、うっひっひっ”なんて呟いて1人で悦に入ってるんです。そうかと思えば突然、“なんで普通にカウパーとかって言わないんだろうねぇ”って言い出す。カウパー氏腺液のことですけど、選挙カーの中でいったい何を考えてたのやら」〉



また、太郎氏が佐賀市内で遊説した際、秘書らと入った居酒屋に居合わせた人物によれば、



〈「秘書が“生2丁”って注文したら、いきなり太郎氏が“生生生生、生で入れたい生が好き!”って叫ぶ。なんだコイツと思って聞いていると、秘書の女の子のことを話題にして……」〉



その秘書とは、父親の事務所の美人秘書のことで、“あぁ、あのコにしゃぶってもらいてぇ、あのコとやりてぇ、ナニナニしてもらいてぇ”などと叫んでいたのだとか。あまりに下品で低レベルな鳩山家の御曹司なのだが、下ネタばかりを口走る理由をご本人に聞いたところ、



「メシ食う時まで聖人君子だったら、選挙期間中、持たないですよ」



と開き直るのだった。

〈— 略 —〉 》





えっと、鳩山太郎は“先走り液”とか“ガマン汁”とはいわず“カウパー”と呼べ、と提言していたわけである。選挙期間中に。まったく牛みたいにドデカいアタマをしたCOWパーである。鳩はポッポで太郎はパー。シドイ。



このほか「鳩山太郎バカ伝説」にはクイズ番組『ネプリーグ』(フジテレビ)での「安倍政権の閣僚の名前をフルネームで」という質問に「鳩山由紀夫」、「2014年4月から上がる消費税は何パーセントに?」には「7%」と答えたなどがある。おバカタレントを量産した『クイズ! ヘキサゴン』レベルである。



そんな息子を母親の高見エミリー、おっと鳩山エミリーはどう見ているのであろう? こう見ているのである。





◆『デイリー新潮』2017年11月4日配信
【鳩山太郎、またも落選 母エミリが語る「長男はリンカーン」】

《 〈— 略 —〉

昨年他界した鳩山邦夫元総務相の地盤だった福岡6区を受け継いだ鳩山二郎氏(38)が安定した戦いぶりで圧勝したのに対し、序盤から厳しい戦いを強いられた太郎サン。母のエミリさんは福岡には数日入ったのみで、あとは太郎サンの選挙区に張り付いて全面的にバックアップしていた。



例えば、10月21日、東京・上野公園で太郎サンが行った最終演説。午後7時40分頃に到着したエミリさんは、小雨が降りしきる中、傘も差さずに支援者らと握手を交わし、一人一人にお礼を言って回る。そして最終演説が始まり、



「この選挙戦を通じて、ようやく、父の肩越しに、父の見ていた風景が見えてきたような気がする」



そう太郎サンが話したあたりから、胸を衝かれたのか、何度も涙を拭う仕草を見せたのだった。

「二郎のほうには秘書が6人もおりますし、後援会もしっかりしておりますので、太郎のほうに重点を置いてやってきました」



そう語るエミリさんご本人に2人の息子の違いについて聞いてみると、



「太郎は長男ですから、ちょっとのんびり、ゆっくりですね。二郎は一番下の子だからなのか、ちゃきちゃきしていますね。太郎は体型が主人にとてもよく似ていて、主人のスーツが入る。一方、二郎は主人の靴が入るんですよ」



そんな「タロ・ジロ」が繰り広げる物語は今後、どう展開するのか。特に気になるのは、選挙後の「タロ」の身の振り方だが、



「それは本人が考えるでしょう。別に本人が大統領を目指しているわけでも、総理を目指しているわけでもありませんが、アメリカのある政治家は、ずっと選挙に落ち続けて、フィアンセも亡くなって、それでも諦めなかったんですね。最後当選するんですけど、それがリンカーンです。だから、挑戦するってことは素晴らしいことなんです」

 

 〈— 略 —〉》





うむ。「タロ・ジロ」も酷いけれども、ふやけた藤田弓子の親バカ、COWパーバカもそうとう酷い。浮世離れをしておる。いいよなー金持ちは、選挙の供託金(小選挙区300万円、比例代表600万円)だろーが、希望の党に寄付したらしい数億円だろーが、そんなものなんてことないんだもんなー、という世知辛い皮肉の前に、なんだかわけのわからないポワ〜ンとした境地に誘われる。



そういえば鳩山太郎の姉の名前は華子である。あえて「花子」の字をもってこなかったあたりも含めて「太郎と華子」、かなり香ばしいではないか。たぶんこれエミリーのテイストだと思うのだけれどもいかがであろう? 夫・鳩山邦夫(67)もかなり危なっかしい人物ではあったけれど。



COWパー・鳩山太郎はまた選挙に出馬してくるであろう。いくら落ち続けても本人がギブアップしなければ敗北ではない。そんなことよりいまさら潰しがきかぬ。母堂エミリーさまがまさにインタビューにお答えになっておられたとおり、いまはまだ勝利への途上にいるのである。そう考えよう。



青森県金木町の町長選挙(1976年)から夕張市長選挙(2011年)まで20回近く立候補したもののすべて落選した羽柴誠三秀吉(三上誠三・享年65歳)という素晴しい先達もいる。ぜひ頑張っていただきたいものである。



と、憎まれ口を叩きつつ、次回鳩山太郎が立候補したときちょうど選挙区に住んでいたとしたら1票を投じるかもしれない、という気がしてきた。私も長男、帽子のサイズは63cm超、しかもパーでスケベ、と共通するところが多いし、まったく境遇が異なる金のことについても、投票するといえばもしかしたらエミリーママがお金をくれそうな予感もする。なんとなく。



いろんなことがありつつもおおらかに育った鳩山太郎が私は少し羨ましい。マジで。(了)



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