2018年3月12日月曜日

どうしてユーチューバーがもてはやされるのかわからん!!



HiKAKINやはじめしゃちょーなどYouTuberといわれる方々のやっていらっしゃることが私にはちっともおもしろくない。たぶん園児から、そうさなあ、上はいっても小学校高学年生くらいまででなければ相手にしてもらえないようなシロモノに見える。



テレビのお笑い、バラエティ番組もちっともおもしろくないのでおもしろくないものにはすっかり馴れているのだけれども、YouTuberといわれる方々はそのテレビをまたなぞるようなことばかりしている。



にもかかわらず、世間ではYouTuberが人気のようだ。小学生男子がなりたい職業の第6位、中学生男子では第3位がYouTuberというアンケート結果も出ている(ソニー生命保険調査・2017年4月25日発表)。いいのかそれで? と私は思う。





◆『ATLAS』2018年3月11日配信
【芸能プロダクション勢力図が一変!UUUMとNatural Voice Promotionが台頭…】

《芸能界における芸能プロダクションと言えば、長らく大手の事務所がイニシアチブを握ってきた。だが、ここ数年既存の芸能プロダクションとは、一味違う事務所が生まれている。

アトラスでも報じたように大ヒットしたYouTuberチップス仕掛けたUUUM株式会社は注目株だ。

この会社はHiKAKINやはしめしゃちょー、ジェットダイスケなどが所属する事務所であり、人気YouTuberのマネージメントを始め、良質な動画の配信などをコーディネートしており、動画時代の芸能プロダクションといえる。これから注目すべき事務所だ。

また、株式会社Natural Voice Promotionも注目株だ。同社はサイバーエージェントの運営するアメーバブログにおいて人気のあるブロガーたちをマネージメントしている会社だ。これもまた、情報発信能力に長けたブロガーたちを束ねた新なる芸能プロダクションと言えよう。



テレビ番組の影響力が弱くなり、インターネットの力が強くなった現代を象徴するような新しい芸能プロダクションの台頭が見て取れる。

もはやこの流れは止めることができない。大部分の国民がテレビに釘付けになった昭和の時代は遠くなり、それぞれの個人がインターネットを使って動画やブログで情報を入手する時代となった。

このブームに乗り遅れた芸能プロダクションは、時代に取り残される可能性がある。しっかりと先を見据えて生きていきたいものである。》※原文ママ





いやいや、そそれをいうならまずそれは果たして“芸能”なのか、そして“芸能プロダクション”なのか、というお話からはじめなければならないであろう。



直接、間接に客の前に立ち、なにごとかのパフォーマンスを披露してお金をいただくのが芸能の仕事である。YouTuberの仕事の中心は製作することにあって、芸能ではない。



芸能プロダクションの仕事とは芸能者を客やメディアに売り込み、仕事をいただいてくることである。YouTuberが所属している事務所はそういうことはほとんどしない。つまりはマネジメントオフィスである。



したがって従来からの芸能や芸能プロダクションというくくりでこれらを見るのは適当ではない。YouTuberもYouTuberをサポートする事務所も、日本では新しく生まれてきた業態なのである。



新しさはYouTuberの仕事の受け容れられ方にもいえることで、YouTuberの仕事はおそらくスマートフォンを片時も手放さないという方々の視聴習慣とテレビのつまらなさの両方に支えられている。



たとえばスマートフォンでの友だちとのやりとりのあいだにテレビドラマなどを見るのは重くてしかも退屈なだけである。それなら数分か長くても10数分くらいで終わるYouTubeにいったほうがいい。YouTuberの仕事とはスマートフォンのあるライフスタイルがつくり出したニッチである。



また、YouTubeでは、このブログもそうであるけれども、製作者がダイレクトに視聴者にコンテンツを発信する。その意味でたいへんにスリムなメディアであり、裾野の広がりがない。ひとりのYouTuberが成功しても成功の恩恵は原則その個人の範囲に留まる。



この1対不特定多数の図式はYouTuberに対して自由を保障するものではなくて、かえって衆人環視の縛りのキツさを生み出しているように見える。たとえばフジテレビみたいなドジなYouTuberがいたとしたら瞬間で排斥、木っ端微塵に瞬殺であろう。



なにをいいたいかといえばYouTuberの仕事は決して大きな潮流にはなり得ず、これからもネットと既存メディアの可能性を探る努力をていねいに続けていかなければならない、ということである。あたりまえすぎてごめんね。



番組は観たい人間が金を払って観るのがいちばん。(了)




楽天カードでポイントゲット
申込はこちらへ



【通販限定】ヤクルトの基礎化粧品・イキテルの化粧水が半額!



ノッツェ 無料パートナー紹介






0 件のコメント:

コメントを投稿