2018年3月16日金曜日

SMAP公開生謝罪の仕掛人失踪!! 部下は自殺!! ジャニーズどうした?



報道された順に並べるとこの約1ヵ月ばかりのあいだに幹部社員が立て続けに左遷、失踪、自殺という非常事態を迎えていることになる。左遷はともかく、失踪、自殺とは穏やかではない。ジャニーズ事務所でいったいなにが起こっているのであろう? まずこれ↓でザックリ知っていただこう。





◆『ビジネスジャーナル』2018年3月15日配信
【ジャニーズ大幹部「自殺」の裏側と「謎の失踪」「左遷」......"帝国内部崩壊"、社内トラブル連発】

《 今月15日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ジャニーズ事務所の関連会社『ジャニーズ・エンターテイメント』役員・伊坪寛氏が「自殺」していたことを報じた。

記事によれば、伊坪氏は遺書を残し、社内で自ら死を遂げたという。その遺書には「個人や会社」に対して一切の不満は綴られておらず、むしろ感謝の言葉があったらしい。

伊坪氏が社長を務めていた同社は、ジャニーズ事務所が設立したレコード会社の1つ。所属メンバーには、KinKi KidsやNEWSなど数々の人気グループが所属している。所属タレント含めジャニーズ全体に与える衝撃は大きいはずだ。

ただ、このような「暗い話題」は今に始まったことではない。ここ数カ月間だけでも、社内では大きな「トラブル」が頻発している。

直近では、メリー喜多川副社長の"側近"といわれる音楽プロデューサー・K氏が「失踪した」と一部で報じられ、大きな波紋を呼んだ。

また今年2月には、同事務所のファンクラブ運営会社「ジャニーズファミリークラブ」の女性幹部が事務所副社長・藤島ジュリー景子とのトラブルにより、退職したことを一部メディアが報じている。事実上の"左遷"なのだろうか。

「自殺」「失踪」「左遷」とトラブルが相次ぐジャニーズ。アイドルを抱える事務所以前に、「会社構造」に問題があるとしか思えないが......。

「不可解なトラブルが頻発しすぎですよね。タレントのトラブルならまだしも、これらの騒動は全て『会社内部』の話。組織的に何か問題があるようにしか思えません。

『レコード会社社長・ファンクラブ・音楽プロデューサー』と、所属タレントだけではなくファンも巻き込んでいますし、会社としての重要なポジションの人物ばかり。一部ファンからは『会社的に崩壊している』とジャニーズ自体に辟易している人も多いです」(記者)

1月末からジャニーズはこれまで守り続けてきた「ネット写真」をついに解禁。今月4日には、動画投稿サイト「YouTube」に公式チャンネルを開設することが発表されたばかりだ。

心機一転を図るその裏で、不可解なトラブル起きているジャニーズ。今まで築き上げてきた「帝国」の内部崩壊はすでに始まっているのか。》 ※原文ママ





ファンクラブ運営会社「ジャニーズファミリークラブ」の女性幹部、通称「つーこさん」の退職をTOKIOの松岡昌宏(41)が「VS嵐」(フジテレビ)の収録中に口にしたとTwitterで拡散されたのは2月12日ごろから。すでにその時点で「つーこさん」はジャニーズの別の関連会社に移っていたらしい。上掲の記事にいう“左遷”である。



「メリー喜多川副社長の"側近"といわれる音楽プロデューサー・K氏が『失踪した』」とあるK氏とは小杉理宇造(70)のことで、その行方不明が『サイゾーウーマン』に書かれたのは3月12日のことである。



『サイゾーウーマン』の記事では、“芸能プロ関係者”のコメントとして「K氏は、同じ携帯番号を10年以上使っていたのですが、電話すると『現在使われておりません』と突然、アナウンスされるようになったんです。ジャニーズ関係者ですら、彼と連絡がつかなくなってしまったことから、マスコミ関係者が『姿を消したのでは』とザワつきだしました」とある。



また、「本来K氏が手がけていた業務を、近頃はメリー氏自らが行うようになっているんです。以前までには考えられないことなので、『ついにメリーさんとKさんは“破局”したのか』なんて軽口を叩く業界関係者もいますよ」との記述も。「メリー氏」とはメリー喜多川(91)副社長。



でもって3月15日発売の『週刊文春』のスクープがジャニーズ・エンターテイメントの役員・伊坪寛(享年62)の自殺である。



ジャニーズ事務所にいったいなにが起こっているのだろうか? と考えてまず思い浮かぶのがメリー喜多川体制から娘の藤島ジュリー景子(51)体制への移行である。



上掲の記事では「つーこさん」の場合はそのものズバリ「藤島ジュリー景子とのトラブルにより」と指摘されている。ほかにも古株の社員が何人か閑職に追いやられたという話もあるらしい。



藤島ジュリー景子も母のメリー喜多川に負けず劣らずの超ワンマン体質なのであろう。世代交代の過渡期にあって、それぞれ相応の権力を握る2人の超ワンマンが跋扈するジャニーズ社内は、そりゃもうきっとたいへんなのである。



創業社長から二代目に経営が委譲される際に先代時代の幹部が一掃されてしまうというのはよくある話。ジャニーズがこのパターンを踏んでいるなら粛清の嵐が吹き荒れていることになる。



メリー喜多川は肩書きこそ副社長であるけれども、経営にはまったく不向きなお人好しの弟・ジャニー喜多川(86)社長に代わって長く経営の実権を握ってきた。 そして愛娘・藤島ジュリー景子を溺愛しているのでやりたいようにさせているのであろう。



もともとメリー喜多川の周辺にはつねにイエスマンしかおらず、したがって情が移るようなこともない。「ついにメリーさんとKさんは“破局”したのか」と揶揄されるような関係はまた別かもしれないけれども。



で、こうした経営体制の変わり目にはなにかとつけ込まれやすいのである。いろいろな勢力に。とくにジャニーズ事務所は年間売上高約1000億円といわれるユニコーンカンパニー、超優良企業である。どうにかして喰い込みたがる輩は多いであろう。そんな疑いも頭をもたげてくるほど今回の事態は異常である。



メリー喜多川は戦後最大のフィクサーと呼ばれた大谷貴義(享年85)と偶然にも子ども時代からの知己であったから、裏社会への睨みも効いていた。しかしその大谷貴義が逝去してすでに20数年、大谷貴義を起点に築いた人脈の威光もそろそろ精彩を欠いているであろう。ましてそのメリー喜多川が引退、と考えると不安が残る。



素人然とした二代目の脇の甘さからズルズルと困った輩につけ込まれてしまう、というのもよく聞くお話ではある。



ただいま行方知れずになっている小杉理宇造は、あの悪名高い2016年1月18日放送「SMAP×SMAP」内での“公開生謝罪”を仕掛けた男だといわれている。つまりジャニーズ事務所の裏の事情にもある程度は通じた男なのである。これまでに見聞きした一切合切をマスコミにぶちまけてくれればそりゃもう大騒ぎ間違いなし。



そんな危険物・小杉理宇造の消息がジャニーズ事務所にすら掴めないらしいのだ。しかも小杉理宇造は3月5日早朝に自死したとされる伊坪寛(享年62)が役員を務めていたジャニーズ・エンターテイメントの社長なのである。



1997年に設立されたジャニーズ・エンターテイメントの初代社長は藤島ジュリー景子、二代目社長・メリー喜多川、そして三代目社長が小杉理宇造である。所属タレントには少年隊、KinKi Kids、NEWS、NYC、ジャニーズWESTなどがいる。



1997年といえば藤島ジュリー景子はまだ30歳そこそこ。上智大学を卒業しフジテレビの秘書室勤務を経て、「藤島ジュリー」や「ジュリー・ケイ」の名前でジャニーズ事務所のスタイリストになり、そこからジャニーズ初の自社レコードレーベルであるジャニーズ・エンタテイメントの初代社長に就いている。



というより藤島ジュリー景子に持ち場を与えるべく設立されたのが ジャニーズ・エンタテイメントだといったほうが適当かもしれない。このジャニーズ・エンタテイメントをめぐってなにかがあり、ほぼときを同じくして社長は失踪し(3月12日報道)役員の一人は自殺(3月5日)しているのである。



わかっているのはここまで。しかしこれだけでもそうとうキナ臭い。考えられることといえば藤島ジュリー景子への代替わりにともなってジャニーズ・エンタテイメントでも引き継ぎ作業がおこなわれ、そのなかで社長を巻き込んだなんらかの不正が発覚した、とか、ジャニーズ本体の別働隊として動いた案件で深刻なトラブルが発生した、とかいうくらいのことだ。もちろんこれとてあくまでも推測に過ぎない。



小杉理宇造の身の安全を考えればうかうかしてもいられないのではないか? 失踪届け、捜索願は提出されているのであろうか? 事実関係が明らかでないとイヤな予感も湧いてくる。1日でも早く無事が確認されることを祈る。(了)




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