2018年3月26日月曜日

劣化・老化の指摘が厳しい木村拓哉の“出口”は退所だけ



木村拓哉45歳。客観的に見れば年相応の外見のようにも思えるけれども、やはりこの1、2年の急速な変化は否めない。メディアでお目にかかるたび、劣化、老化という芳しくないフレーズがアタマに浮かぶ。今日はそれを、木村拓哉はなぜ急激に老化してしまったのか、を正面から考えてみたい。





◆『Business Journal』2018年3月25日配信
【木村拓哉「急激老化」の原因が明らかに? 工藤静香の「センス」に批判と心配が】

《 主演ドラマ『BG』(テレビ朝日系)が最終回視聴率17.3%で有終の美を飾るなど、いまだ強い存在感を示した木村拓哉。今後も主演ドラマの仕事は安定的に得られる道筋が見えたと大きな話題となっている。

全盛期の頃ほどの数字ではないものの、20年以上主演ドラマに出演し続け、現在でも他の俳優とは一線を画す数字を維持できている点は、やはり驚異的といわざるを得ないだろう。各テレビ局からの信頼が厚くなるのも至極当然といえる。

ただ、昨年末あたりから、木村の"容姿"についてはいろいろといわれており......。

「昨年末『フライデー』(講談社)の独占取材を受けた際、『ずいぶん老けたな』という声は多かったですね。実際に『BG』出演中にも『やっぱり年取った』という意見は多かったですね。もう45歳ですし当然のことですが......」(記者)

天下のキムタクも、寄る年波に勝てないのは当然のこと。むしろ年齢を考えれば「若々しい」と捉えるのが通常のような気もする。過去との比較はあるが......。

その一方、木村が「最近急激に老けた」といわれる理由の一端が、先日明らかになったとも......。

「妻である工藤静香さんは自身のインスタグラムに手料理をアップする機会が多いですが、最近はサラダやカルパッチョを上げているんです。それが『切って盛り付けただけ』『センスがない』と酷評されています。白米を見たことがないなんて意見も。

『キムタクが作ったほうがおいしい』『キムタクの健康は大丈夫か』なんて意見もあります。老化の原因かは別として、食生活を心配する声はありますね」(同)

食事は基本、ではあるだろうが、工藤に関してはやっかみのような気もする。》





たいへん失礼してしまった。申しわけない。これでは工藤静香(47)の料理を貶しているだけである。それでもまあ、木村拓哉の容姿の衰えが衆目の一致するところであることは再度ご確認いただけたであろう。



木村拓哉と同年代、45歳のほかの芸能人はどんな感じかというと、ざっとこんなふうである。



中居正広、マツコデラックス、さとう珠緒、櫻井淳子、市川染五郎、深津絵里、中山忍、加藤紀子、島崎和歌子、椿鬼奴、品川祐、常盤貴子、高橋尚子、日村勇紀、ゴリ、石田ひかり、ケンドーコバヤシ、ワッキー、谷原章介、児嶋一哉、藤木直人、はるな愛、喜多嶋舞、小林綾子、貴乃花光司、西田ひかる、梅宮アンナ、土田晃之、渡部陽一、中村獅童、宮川大輔、渡部建、真木蔵人、長野博、堀江貴文、松雪泰子、高岡早紀、井戸田潤、武田真治、寺島しのぶ



やはりみなさん年齢に比して若い。このなかでは木村拓哉はたしかに老けている部類に入る。それにしてもなんだかひどくねじくれたリストである。ひと悶着ふた悶着あった感じの方々ばかりではないか。癖が強い!!(by千鳥・ノブ)。たぶん芸能マスコミが事細かにゴシップを追うようになってから登場した方々だからであろう。いろいろと恥ずかしい過去がこちらにインプットされている。



木村拓哉はなぜ急激に老けたのか? まず顔が濃く老化がオモテに出やすいタイプだということがある。それから生活習慣においても長年にわたる喫煙(LUCKY STRIKE)があり、アウトドアとくにサーフィンを趣味にしていた時期があった。これは老ける。工藤静香もその好例であろう。老け夫婦。そんなこんなでここへきてついに保てなくなったのである。



体がやや貧弱で肩幅が狭く、顔が大きく見えてしまうところに父ちゃん坊やみたいな違和感があり、それがさらに老けた印象に拍車をかけているという事情も考慮に入れておこう。



フィジカル(physical)な面以外でも木村拓哉は特殊な事情を抱えている。それはつねに過去の、若いころの自分と対比される宿命だ。かつてのキムタクの印象が鮮やかであればあるほど現在がくすんで見える。



それだけなら芸能人誰にでもあることかもしれないけれども、木村拓哉はとくにアイドルの呪縛に捉えられている。素の木村拓哉と芸能人としての木村拓哉のあいだにもう一人、アイドルとしての木村拓哉がいて、オトナへの脱皮を許していない。



どういうことかというと、たとえば鈴木亮平(34)が西郷隆盛を演じている。芝居が終われば素の鈴木亮平に戻る。鈴木亮平は本名である。しかし木村拓哉が同じように「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日)で島崎章を演じ、その芝居が終わって戻るところはキムタクなのである。素の木村拓哉ではない。



木村拓哉が本名であるかどうかは不明だけれども、ともかく素の本人、役者にさえ戻ることはない。木村拓哉はアイドル・キムタクを経緯して島崎章を演じているのである。必ずワンクッションが入る。



したがってどんな老いぼれの役をやったとしてもオトナの俳優になったというふうにはとらえられず、それはアイドル・キムタクの仕事なのである。終わればキムタクに帰る。最近はそのアイドル・キムタクへの着地点が少しずつズレてきているのでやれ劣化しただの老化しただのと喧しくなじられる。



で、さらに悪いことにはアイドルの仕事にはバラエティが大きな比重を占めていて、ほかの歌手や俳優といった方々に較べて性格や人となりがより表に出てしまっていたのである。より全人格的といおうか。そこで仕上がってしまったアイドル・キムタクのイメージを払拭するのは容易ではない。



こうしたアイドル像はSMAPが最初につくったものである。あとに続く「嵐」なども近い将来、木村拓哉と同じようにオトナになれない悩みを抱くようになるであろう。なりつつある。それでもキムタクほど厳しくはない。櫻井翔(36)の演技は櫻井翔の演技であり、決して“翔ちゃんの演技”とは見られない。演技が終わって帰るところも素の櫻井翔(本名)である。



アイドルとはもともと幻想である。“キムタク”とは、いまや本人とファンとジャニーズ事務所がつくりあげた他に類を見ない強大な幻想なのだ。SMAPのほかの元メンバーたちといえども、キムタクほどの強烈なジレンマには囚われないと思う。



強大なアイドル・キムタクを打ち倒してオトナの、原寸大の木村拓哉を表すにはどうしたらいいのであろう? とりあえずは自分の考えや感情を自分の言葉で語ることであろう。



けれども、それはジャニーズ事務所のタレントプロデュースのセオリーにはない。ジャニーズ事務所にいてメリー喜多川(91)や藤島ジュリー景子(51)のいうことを聞いている限り木村拓哉はアイドル・キムタクから抜け出せないだろう。



うむ。やはりとっとと退所することである。そしてSMAP解散に到ったあのドタバタについて「キムタクがやったことさ」とうそぶけば一石二鳥ではないか。ついに洗脳から醒めました、みたいな。どや? (了)



洗脳すなわち少年王国の魔術。(了)




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