勇気をもって告白しよう。最近ちょっとヨタっぽいお話がいくつかあったし、ここでらいちど気持を引き締める意味も込めて自分に素直になろう。素の自分をさらけだすくらい平ちゃらだ。よし。私はみちょぱ(池田美優・19)が好きだ。いいトシこいて。
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いいトシこいて19歳のギャル好きとはなんとヤラシー、スケベだ、ヘンタイだと疑われるのは重々承知しておる。しかし私がセクシーに感じるのはお肉すなわちデブなので、みちょぱはそのゾーンにはまったく入ってこない。
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それでもロリコン、ペドなどという言葉が広くいき渡っているいま、遥かに年齢のはなれたみちょぱがええのうと公言するのは危険なふるまいではある。芦田茉菜(13)を好きだというよりもはるかに危険である。芦田茉菜の場合は演技という確立された芸能カテゴリーに突出した才能をもっているからそれが好きなのだ、といういいわけがたつ。
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しかしみちょぱにはそれがない。モデル、タレントであって芸能者ではない。芸能をもたないタレントは、多くの場合バラエティショーである概念やイメージの窓口として機能する。貧乏だったり金持ちだったりバカだったり、葛藤を抱えた夫婦だったり。みちょぱの場合は“ギャル”である。
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しかし、そんなものはいいわけである。それがテレビを通してであれ、人が人を好きになるということは理屈ではない。パッと見や偶然耳に飛び込んできたひとことで人は掴まれるのだ。
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みちょぱの場合、私の心を掴んだのは「ヒルナンデス」(日本テレビ)2018年3月6日放送分「格安コーデバトル」だとかでファッションプロデューサー・植松晃士(年齢非公表)の「 若い子って不幸よね。楽しいもの知らなくてね」という発言に「それでも楽しんでます」と即座にしかも真剣にやり返したことであった。
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おっとロックじゃないのー。夏木マリ(65)の数千倍はロックだわよ。みちょぱ、バカでもないじゃん。で、少し過去の発言をマイニング(mining=採掘)してみたわけである。みちょぱマイン。
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—— 自分がイマイチ売れない理由を五七五でお答えください
「世の男 ギャルメークより 清楚系」
—— 芸能人に誘われない理由
「ちゃんとお付き合いとかしてからじゃなきゃ女子っぽい面を見せないんですよ。(飲み会などで)アピールしようとは思わないですもん」
「結構『クソ』とか普通に言っちゃうので、グイグイ来られづらい」
—— ギャルについて
「ギャルってやっぱマインドなんです」
「モテようと思ったらギャルはやってない」
「“本当の”ギャルは、同世代の子より礼儀がなってるんです!」
「ギャルは姑に好かれやすい」
「ギャルは親を大切にする」
「ギャルは男に一途」
「一生モデルをやりたいので、やっぱモデルの先のことを考えると、やめたほうがいいんだなってわかるんですけど、でも自分が一番好きなのこれだし、バラエティー的にもこっちのほうがいいだろうし。それでどうしたらいいんだろうっていう」
—— スタッフからの無理な要求
「若者用語をバンバンいってとか、台本にそれっぽい言葉を仮で書いてくれているんですけど、すごいギャル語だったりする。こんな言葉使わないし、ちょっと昔なんですよ。マジで無理がある」
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みちょぱ、いわゆる男前というヤツである。ギャルは礼儀正しくて一途で姑に好かれるという主張は、同世代の同性と比較してずっと豊富な経験値と世間知を感じさせる。スマートなのである。これはヤンキーなど不良全体のなかのひと握り、自分のアタマで考えられる方々に見られる特徴である。
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20歳前で豊富な経験値と世間知を身につけていてさらにコミュニケーション能力も高い、となると、まあちょっとしたクラブの嬢20人のうち1人いるかいないかのエリートな感じなわけである。20人に1人いるかいないかといえばナンバーワンクラスだもの。
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いや嬢が好き、ではなくて、みちょぱもいまのところその段階かな、と思うわけである。先ほどの植松晃士に吐いた「それでも楽しんでます」というひとことも、まだとりあえず自分を押し通すという不良の常套戦術の尻尾を引きずっているのが見えるし。
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そこから脱皮できたら間違いなく化けるはずである。けれども、いまはここまで。のう。しかし少なくともミッツ・マングローブ(42)にはすでにゆうに手が届いている感じがする。
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そこのところを示しているのがこれである。
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◆『リアルライブ』2018年1月31日配信
【〈有名人マジギレ事件簿〉「ヤリマンみたいになってる」人気モデル・みちょぱが友人に激怒!】
《 1月26日に放送されたバラエティ番組『必殺!バカリズム地獄』(AbemaTV)にて、“みちょぱ”こと池田美優が激怒エピソードを明かした。同番組ではまず元AKB48の松井咲子が、芸能界に入った後、成人式などで体験したエピソードを披露。
それによると、「全然仲良くなかった子が『友達だったよねー?』みたいな感じで来たのはちょっとイラッとしました。そういう子に限って『私の友達AKBなんだよね』って言いふらしてる」と、有名人だからという理由で近づいて来る人間がいたことを明かした。
すると、出演者の池田が「元カレや経験人数が勝手に増えてたりとかしますよね」と発言。彼女によると、今まで交際した男性としか深い関係になっていないにもかかわらず、「なんか地元でヤリマンみたいになってるんですよ。勝手に! ちゃんと付き合った人としかやってないのに『俺もやったよ』みたいに回ってるから『え! なんで?』っていう」と胸中を明かしたのである。
そんな池田といえば、2017年11月8日に放送されたバラエティ番組『徳井と後藤と麗しのSHELLYと芳しの指原が今夜くらべてみました』(日本テレビ系)の激怒シーンも注目を集めた。番組では、彼女が後輩モデルの“ちゃんえな”こと中野恵那と“れいぽよ”こと土屋怜菜と3人で食事会をする様子を放送。しかし開始早々、2人はニヤニヤしながら遅刻してきただけでなく、後輩の愚痴を言い始めたことで、池田は「後輩にナメられてんじゃないの!? ナメられたら終わり」と一喝。
そして、中野の「ギャルは好きだけどナチュラルもやってみたい」という迷いの発言に対し、ギャル命の池田は「あんたギャルではないよ! モテに走った女だよ。私のマジで嫌いなタイプ! マジであざとい女嫌いだもん!」とマジギレしたのである。さらに、土屋に対しても「絶対人気出ると思ったんだけどな。なんか思ったよりだったもん。れいなって結構チャンスがあったと思うの、何度も何度も。色んな企画に呼んでもらったじゃん。で、それをなんかとりあえず淡々とこなすだけで、そこから何も生まれなかったじゃん、実際。だから今、多分中途半端に終わってるんだと思うの」と痛烈なダメ出しをして、食事会の空気を凍りつかせていた。
とはいえ、番組を見ていた若者からは「みちょぱは正論」「間違ってはいない」と共感するコメントがネットで飛び交い、彼女のサバサバした性格が同年代の女性にも受け入れられているようである。》
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どや? 後半部分の洞察と発信力は素晴しいではないか。タレントよりも裏方にまわったほうが、とさえ思わせる。そんなわけでみなさんもぜひこれからのみちょぱにご注目いただきたい。
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ギャル道を征くみちょぱに気の小さな軟弱男は不適。私の気はまったく引き締まらずふんにゃふにゃのままだ。(了)
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