そうか、宮沢りえも44歳になったのか。写真集『サンタフェ』から26年。時の経つのは早いものでございます(by仕事先の経理のオバサン)。でもって3月16日にV6の森田剛(39)と結婚したらしい。
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2人の関係は『新潮』が2016年11月3日号でスクープして以来、徐々に公になっていたし宮沢りえは再婚だし、であるから、こうした場合ふつうは“入籍”という言葉をつかうでしょ、と思っていくつかネットニュースを見てみたらすべて“結婚”と書いてある。
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たぶんどちらかが“結婚”表記にこだわったのであろう。8歳の娘の受け取り方を気にした宮沢りえのほうか、あるいは婿に入った森田剛のこだわりか。ああ、母、剛、妹の森田家はいったいこれからどうなるのであろう? ついでに公称で宮沢りえ167cm、森田剛163cmの身長差にはどう対処していくつもりなのであろう? といつものように妄想ははばたく。
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あっ、なるほど!! なるほど逆なのね!! いま通りすがりの知り合いからありがた〜いご指摘をいただいたのである。このふたり、結婚はしたけれど入籍はしていないという鋭い読み!! うむ。宮沢りえが娘ともども森田剛の籍に入るのは考えにくいし、森田剛とて養子になるとは少し考えにくい。
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それならなんだかだとうるさい世間を黙らせるためにも結婚というカタチにしましょうよ、と、フランス婚でいきましょうよ、ということであろう。森田剛はたぶんこういうの受けちゃう感じがするし。
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しかしそれでもいったん広がった妄想の翼は2人の“離婚”に到るまで休むことはないのである。その兆しはさっそく2人が発表したコメントに現れている。われながらなんてこったと思うけれども野次馬なのでしかたがない。コレを見ていただこう。
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◆『オリコン』2018年3月16日配信
【V6森田剛&宮沢りえが結婚 正式発表「豊かに、大切に時を重ねて」コメント全文】
《 アイドルグループ・V6の森田剛(39)と女優・宮沢りえ(44)が、大安のきょう16日に結婚した。同日、ジャニーズ事務所を通じて連名で正式に発表した。2人は「これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思っております」と誓いと喜びのコメントを寄せた。
■森田&宮沢の連名コメント全文
報道関係者の皆様
早春の候、皆様におかれましては益々のご清祥のことと
お慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
本日3月16日に私共は結婚いたしましたことを
ご報告させていただきます。
これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、
豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。
そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思っております。
どうか、温かく見守っていただけましたら幸いです。
今後ともご指導ご鞭撻賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
2018年3月16日
森田剛
宮沢りえ
※以上、コメント全文
2人は2016年8月に上演された舞台『ビニールの城』で初共演し、同年10月には週刊誌で交際が報じられた。その後も、沖縄旅行やゴルフデートを楽しむ様子などがキャッチされていた。宮沢は09年4月に実業家の男性と結婚し、女児をもうけたが、16年3月に離婚成立を発表している。
なお、宮沢の所属事務所によると妊娠はしておらず、今後も仕事は続けていくという。
V6では、2007年に井ノ原快彦(41)が瀬戸朝香(41)と結婚し、16年に長野博(45)が白石美帆(39)と結婚。昨年12月23日には、岡田准一(37)が宮崎あおい(32)と結婚した。森田を含め4人のメンバーが既婚者となり、全員の妻が女優となる。》
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宮沢りえが結婚後も仕事を続けていくのは当然として、かねてから噂だった妊娠はしていなかったのである。いや、そのうち、妊娠はしていないといった事務所、といっても個人事務所の舌の根の乾かぬうちにポンっ(by水野美紀)と生まれてくるのかもしれぬ。油断できない。
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コメントの体裁がまるきり慶弔の案内状、あの厚紙をふたつに折って封書で送られてくるヤツなのも少し奇妙なところである。16日に起稿して同日中にマスコミに着信しているのであるからファクシミリなのであろうけれども、なぜここまで書式にこだわるのであろうか?
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“結婚”という文言のつかい方といいコメントの体裁といい、人さまの視線にいささか神経質なほどの気のつかいようである。ほぼ人生最大のイベントなのだからあたりまえといわれれば私のほうがあたりまえである自信はまったくないけれども。
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「これからは家族としてお互いを支え合い、刺激し合いながら、
豊かに、大切に時を重ねていきたいと思います。
そして、表現者として志高く歩んでいきたいと思っております。」
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で、問題はここ(↑)の部分である。まあ、空疎な言葉が並んでいる。とくに「豊かに、大切に時を重ねていきたい」の部分は自己陶酔の気配すら感じられて、こうした強烈なナルシシズムが宮沢りえという人の本質なのであろうと思わせる。
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これに森田剛の評判の侠気(おとこぎ)と抱擁力がどこまで耐えられるか? なのである。私は破綻するほうに全額ベット(Bet=賭け)!! である。共同生活がある地点まできてわれながらよく頑張ったなあと嘆息し、そしてこれからも同じことが延々と続くのだなあと思いいたるときの絶望感はたいへんに深い。世の奥樣方、旦那樣方たいへんよくご承知であろう。
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あ、あといま妊娠しているのでなければ2人のあいだに子どもが生まれる可能性はほぼない、ということも書いておかなければならないであろう。
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もっと引っかかるのは“家族としての幸せ”と“表現者としての志の貫徹”がなんの衒いもなくごくあたりまえのことのように並んでしまっていることである。表現、芸術とはそんなに甘いものではないいいっ!! 現実を逸脱するところから芸術ははじまるのである。ま、そこまで突き詰めた仕事はしないか。
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そんなようなことで森田剛と宮沢りえはいつか必ず“離婚”する。するに違いない。と私は思う。宮沢りえにとってはずいぶん都合のいい“結婚”のようであるけれども。(了)
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