2018年3月29日木曜日

フィフィは「安倍総理にお会いできて感激です」なヤツだった



安倍晋三首相(64)はずいぶんな社交家らしく、若手議員だとかマスコミ関係者だとかを招いてのいわゆる勉強会、意見交換会のほか、なんだかよくわけのわからない懇親会、食事会をさかんに主催している。



なかにはふだんはほぼ縁もゆかりもない方々までが呼ばれて馳せ参じることもあるわけで、まるで記念写真撮影会のような様相を呈することもしばしばである。毎年約1万5000人ほどが招待される「桜を見る会」がその最大規模のものといえるであろう。



今年(4月21日at新宿御苑)の「桜を見る会」の目玉、といっても私のごとき野次馬にとっての目玉は、“東海ナンバーワン”の誉れ高き“カリスマキャバ嬢”である。2日で1億円を売り上げたとかで一部では有名な小川えり嬢(30)である。



しかしご本人のインタビューによれば招待の経緯は

「実は私もよく分かっていないのです。友人から“総理の『桜を見る会』に招待されるかもしれないから”と言われて住所を教えたら、しばらく経って案内状が届いたので驚きました。その友人は政府関係者か? いえ、その人の素性もよく知らない(笑い)」

らしいのである。しかもふだんから“色恋”も枕営業もなしなのである。(「NEWSポストセブン」2018年3月26日配信【2日で1億円稼ぐ伝説キャバ嬢 首相主催の桜を見る会参加へ】)



まあ、たぶん担当したスタッフの誰かが自身の密かな願望を滑り込ませたのであろう。おっと、この芳しい話題に元歌舞伎町のナンバーワンキャバ嬢・立花胡桃(36)が乱入していた。「ふざけんじゃない」である。まるで手負いの獅子である。たしかに手負いではあるけれども。



立花胡桃の主張によればここまでの話になると枕とかなんとかはもう関係がなくて、とにかく物理的にムリなのだそうである。「店舗に入らないですもん。お客さんとか在庫が。例えばジンジャエールをドンペリとして売るならあり得ますけど…シャンパンタワーとかでもあり得ないと思います」(「バラ色ダンディ」テレビ東京・2018年3月27日放送)。だよねえ。



安倍晋三の食事会では去年12月15日、松本人志(54)、指原莉乃(25)、古市憲寿(33)、東野幸治(50)と四谷の焼肉店「龍月園」での会食がいっせいに報道されて話題になった。松本人志は12月24日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ)で「雑談でたわいもない話して、割り勘で帰っただけなんですけどね」と語ったらしい。鈍感な男である。



あらら、安倍晋三のスタッフにはほんとうにキャバ嬢大好きオジサンがいるらしい。3月25日に開かれた自民党大会後の懇親会にもこんな嬢が招待されていた。





◆『リアルライブ』2018年3月28日配信
【キャバ嬢モデル・愛沢えみり、安倍首相をSNOW加工でファンから悲鳴「消してください」】

《 現役キャバクラ嬢ながら、アパレル会社の社長も務めるファッション誌『小悪魔ageha』の専属モデルの愛沢えみりが、自身のツイッターで披露した安倍晋三首相とのツーショット写真が物議を醸している。


愛沢が今月25日にツイッターを更新。「安倍総理にお会いできて嬉しかったです」とコメントし、自身と安倍首相とのツーショット写真を掲載したが、よく見ると、写真は画像加工アプリ『SNOW』で撮影されたようで、安倍首相の頭にはウサギの耳、顔にも鼻や髭が描かれてしまっている。愛沢は「写真撮ってもらったらsnowになってました すみません」と故意にしたことではないとしつつ、「凄く優しい方でした 尊敬 宝物っっ」と喜びをつづっていた。



これまで同世代の女性を中心に、多くの人気を集めてきた愛沢だが、この写真に違和感を覚えたファンも多くいたようで、愛沢のツイートに対し、「安倍総理で遊ぶとか失礼すぎる…」「早く消して下さい!失礼」「消した方がいいと思います。非常識すぎます」と削除を求める声が殺到している。



この日、愛沢は自由民主党懇親会に出席したようで、その際に写真を撮影してもらったそう。タレントのフィフィも同じく懇親会に出席し、愛沢と同じように撮影したツーショット写真をツイッターにアップしているものの、寄せられているコメントは「いい写真ですね」「政治家と実際に会って話せる機会があるっていいですね」と好意的なものばかり。


SNOWは自撮り写真や友人らと使用されるものであり、それを国を代表する首相との記念撮影に用いるのは適切とは言い難く、首相で遊んでいるという印象を抱かれてしまうのは必至。SNOWアプリで加工されていることに気付いた時点でSNSへの投稿は控えるべきだったのかも知れない。》





愛沢えみり(29)、 SNOWで画像加工する前にバリバリ顔面加工してるではないか。顔面でといえばなぜかフィフィもこの会に出席している。前掲の記事にある通りオーヤン(欧陽)ではない。タレント、コメンテーターの、ただのフィフィ(42)である。





◆『J-CASTニュース』2018年3月25日配信
【フィフィ、自民党大会に参加 安倍首相と密着ツーショット...「感激です」】

《エジプト出身タレントのフィフィさん(42)が2018年3月25日、この日開かれた自民党大会の懇親会に出席したとして、安倍晋三首相との2ショット写真をツイッターにアップした。

肩が触れるほど密着しており、フィフィさんは「安倍総理にお会いできて感激です」と歓喜している。

「フィフィさん、くっつき過ぎ!」

フィフィさんは2ショットを2枚立て続けに投稿。まず「わっ!ビックリしたぁ!!」というコメントとともに、安倍氏と向き合っているもの、そしてもう1枚が、冒頭にあげた密着写真だ。いずれも椅子に座っている。

フィフィさんはワイドショーなどで政治の話題に舌鋒鋭く切り込むことも多い。ツイッターでは「野党のネタにされますよ(笑)」「『忖度だ!』って書かれちゃう(笑顔の絵文字)」など、政治絡みの冗談をまじえた反応がいくつか寄せられた。

また、特に2枚目の写真の密着感から、
「近いッ!」
「フィフィさん、くっつき過ぎ!」
といった声も複数あがった。

このほか、片山さつき・参院議員がツイッターにフィフィさんとのツーショットを公開している。

高木美帆選手、谷村新司さんもサプライズ登場

党大会では政界以外からも著名人が登壇した。平昌五輪スピードスケートで金・銀・銅メダルを獲得し、今季のワールドカップでは日本勢初の個人総合優勝を果たした高木美帆選手(23)がサプライズゲストとして登場。日本スケート連盟会長で自民党参院議員会長の橋本聖子氏とトークし、「何かお願いごとがあればぜひ」と促されると、五輪の成績について関係者に「本当に感謝の気持ちで一杯です」としたうえで、「ぜひ、ウィンタースポーツのナショナルトレーニングセンターを設立していただけたら」と述べ、拍手が起きるシーンもあった。

さらに、安倍氏の演説のあとには、会場が暗転したかと思うと音楽が流れだし、歌手・谷村新司さんが登場。そのまま代表曲『昴』など3曲を歌唱した。歌い終えると谷村さんは、朝7時からリハーサルをしたとして「この瞬間に備えて、万全で谷村、今日やってまいりました」と力強く述べて会場を沸かせた。》





このとき、たぶんスケート連盟会長であり自民党参議院議員会長であり、またセクハラモンスターとしても知られる橋本聖子(53)に引きずり出されたのであろう高木美帆(23)が疲労困憊していてまったく悲惨なようすであったのがニュース動画にとらえられていた。参った狸は眼で分かる。むかしの人はうまいことをいったもんじゃが健闘を褒め称えるのであればまず休ませてやらにゃ。



橋本聖子がセクハラモンスターというのは2014年のソチオリンピック閉会式後に開かれた打ち上げパーティで高橋大輔(32)の唇を力づくで奪っているようすが『週刊文春』(2014年8月20日発売号)で暴かれたからだということは、すでに国民の皆さますべからくご存じのことであると思う。ってか。



さてようやく本論である。自民党総裁・内閣総理大臣すなわち首相は強大な力(force・フォース)である。好むと好まざるとにかかわらず周囲に絶えずなんらかの影響を及ぼす。首相というだけで反発する者もいれば別に下心がなくても引き寄せられていく者もいる。



「瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず」。瓜の畑の中で靴を履き直すと瓜を盗むと疑われる、また、 李 ( すもも ) の木の下で冠を被り直せば李を盗むと疑われる、だからつねに用心深くして疑われるようなことをしてはいけない、というありがたーい教えである。



瓜、李はすなわちフォースである。フォースを盗み、その威を借ると誤解されるようなことは厳に謹まなければならない。とくにメディアに発言の場を得ている人間は。いいいわけはいろいろできるけれども、そのくらいの覚悟は必要だと私は思う。



さらに「桜を見る会」にしろ焼き肉屋での食事会にしろ、誘う側からしてみればライトな踏み絵なのである。ご来臨いただければ少なくとも激しく反発されているのでないことはわかる。



そのことはとうぜん誘われた側も知っている。で、顔を出しておいたほうがのちのちの仕事のために有利か、無難か、などと考えてしまう。で、1度出席したら2度3度、あちらに出たらこちらにも。やがて義理が生じ、そうして多少不本意ではあっても取り込まれていく。構図は暴力団のやり方と同じである。いやなら最初から距離を置くしかない。置くべきだ。



しかしなにをかいわんやコメンテーター・フィフィは自分で首相とのツーショットをツイッターに晒して「安倍総理にお会いできて感激です」である。感激。こんな大ウソつきに会えて感激するなら安倍昭恵に会えてもやはり感激するのであろう。それくらい感激屋なのだ。



2013年、東京オリンピック誘致演説で「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」と騙った安倍晋三の大ウソを私は一生忘れない。



しかも今年の自民党大会の日取りは週が明ければ元国税庁長官・佐川宣寿の森友が食えんおっと間違いた(by荒木経惟)森友学園問題についての証人喚問が行われる予定の日曜日だったのである。夫婦どちらかでも関わっていたことがバレたら首相どころか国会議員まで即刻辞めると大見栄を切っていたのはどこの誰だったのであろう? という緊迫した時期である。フィフィ、バカなのか?



それと同時に、ここにご紹介した2本の記事に共通しているソンタク!! の激しさはいかばかりなものか。とくに前段でご紹介している愛沢えみりによるSNOW写真のツイッター投稿の話題は、これをニュースにすること自体におおいなるソンタクを感じてしまう。



お隣韓国のようにいきなり総叩きに回るのにも違和感はあるけれども、この一部メディアごとの“鈍さ”はいったいどうしたことであろう? とアタマをひねる。首を傾げる。



こうなってしまったら愛沢えみりの確信的犯行、もちあげておいてのディスりであることを祈るばかりである。ムリか。ああ、つまらん。(了)





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