2017年4月10日月曜日

千秋45歳、「学歴は大事」らしい。時はひどく残酷なもんす



『日刊スポーツ』(2017年4月9日配信)によると、“子役女優”芦田愛菜(12)が慶応義塾中等部に入学したらしい。わざわざ『日刊スポーツ』を引き合いに出したのは、ただ“子役女優”という表現が二重に演技するみたいでおもしろかったからである。



しかしよかったのう。ここ数年の芦田愛菜の嫌われ方は、まさしくアタマのよすぎる子どもが陥る苦境の典型に見えたので、ようやくいるべきところに落ち着いた感じがする。たとえば、こまっしゃくれている、あざとい、わざとらしい、可愛げがない、オトナの顔色を盗む、などなど週刊誌などに書かれていたものである。



子どもなのに見えすぎるわかりすぎるから、本人に作為はなくても傍のオトナの目にはそう映ってしまうのである。求められる子役像というものもわかってしまうので、それを演じているように見える。いやどうしても演じてしまう。これは本人にとってもジレンマなのである。いつもどこかで子どもを演じている。子役女優である。『日刊スポーツ』のまぐれグッジョブ!!



「それならこっちのやり方のほうが速いんじゃないですか?」、などと小学生にもなるとつい先回りすることもあったりするから教師にも嫌われ、やがてそのうち自分を出さないようになり、結局まっすぐに伸びないケースも多い。となると最悪、悲劇である。



正直、芦田愛菜にはそんな心配までしていたのである。しかし「今年2月、見事に複数の都内超難関中学に合格。いずれも偏差値70以上の中学だったが、その中で芸能活動もできる慶応中等部を選択した。」(「日刊スポーツ」) おかげで、これからはさすがねー、やっぱり違うねーと掌返しの称賛がとうぶん続くのである。それはそれでイライラするけれども。



それにしてもあのNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国~』(2011)の子役で世間を驚かせた芦田愛菜がもう中学生、とありがちな感慨に耽っていると、もうひとり時の流れを感じさせるヤツが現れたのである。こちらの時の流れは残酷である。『トピックニュース』(2017年4月9日配信)から抜粋しよう。



あ、そういえば「もう中学生」、どうしているのであろう? おかもとまり(27)と瞬間付き合ったのだか実は付き合ってなかったのだかの煮え切らないヤツ。あ、丸田典幸? 34歳? あのまま? こりゃまた。



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【千秋が学歴の意義を指摘「就職する前に結果を出したのかが計れる」】

《9日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、千秋が、学歴の大切さを語った。

番組では、ロンドンブーツ1号2号・田村淳が“学歴社会”に異議を唱え、ネット上で話題になったことを取り上げた。淳は3月25日、自身のTwitterアカウントで、学歴重視採用社会ではなく人間力重視採用社会に変わって欲しいと主張していた。

この主張に意見を求められた千秋は「学歴は大事だと思う」とキッパリ。「日本に生まれたら全員が平等に勉強できる。その小中高の結果が大学だと思う」「就職する前に結果を出したのか、出してないのか計れる」と、学歴が採用決定の判断材料のひとつになる考えを示したのだ。

また、淳の「中卒でも高卒でも優秀な人はいる 大卒でも優秀じゃない人もいる」との意見について、千秋は「割合でいうと高学歴の方が仕事できる人が多いと思う」と指摘。続けて、「(受験者の素質は)面接だけでは分からない」と採用側に理解を示し、「だとしたら親としては子どもに武器(学歴)を与えた方がいいと思う」と、子どもを育てる母親目線で語っていた。

なお、淳は学歴を否定しているわけではなく、何を学びそれをどうコミュニケーションに生かせるのかを評価してほしいとも、Twitterで説明していた。》

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千秋(45)も教育ママかあ。それはそれで勝手にやっていただければいいのだけれども、それを「学歴は大事だと思う」といまさら一般化しないでいただきたい。迷惑である。学歴をめざすことそれ自体はスポーツの全国大会で優勝をめざすのと同じでけっこうなことである。それぞれが目標を決めて頑張ればいいのである。



学歴が「武器」になるなどとと考えるのも、その「武器」を手にするためのリスクと天秤にかけておっしゃっているのであろうから、ご勝手にである。しかし世のなかどこへいっても落ちこぼれはいる。どんなに優秀な集団でもだいたい2割くらいは落ちこぼれている。逆に優秀で意欲的な人間も2割いる。これを「組織の20・20・60の原則」といったりする。



必死に勉強してその学歴にふさわしい場所にたどり着いて最終的にその落ちこぼれの2割に入ってしまっては目も当てられないではないか。今日び待っているのはなだらかな下り坂などではなく崖である。そのときになって失ったものに気付いても遅いのだ。繰り返しになるけれども、学歴が「武器」になるなどと考えるのは勝手である。しかし一般化しないでいただきたい。



千秋の発言でもっとも問題なのは「日本に生まれたら全員が平等に勉強できる。」というあまりにもの認識不足である。目をぱっちり開けてちょ。日本はそんなパラダイスではない。経済格差が学歴格差を生んでいる実態をご存じない? 学習する環境、受験情報にも金はかかるのだ。2013年に文部科学省が調査した結果でも、小学校、中学校とも、調査対象となったすべての科目において、社会経済的背景が高い家庭の子供の方が、そうでない子供と較べて成績が上だったという結果が出ている。



“社会経済的背景”というのは家庭の所得、父親の学歴、母親の学歴の3つを総合したものをいう。親の学歴が高ければ自然、教育熱心にもなろうというものであるけれども、一方では教育熱心になりたくてもなり切れない経済的事情もある。こうして格差が固定化されていくのである。



そんななかで逆境にもめげず頑張って進学したとする。しかし日本学生支援機構の調査(2014年度)によれば2014年度末時点で、返済しなければならない奨学金を抱えている者が362万4706人、そのなかで1日以上の延滞者が32万8386人、3ヵ月以上の延滞者が17万3190人もいるのである。事態は奨学金制度そのものが危ぶまれるところまできているのである。



子どもは親を選べない。生まれてくるところを選べない。したがって千秋のいう「全員が平等」などということは絶対にありえないのである。こういうヤツがいるかぎり日本はよくならないのだろうなあ、と思う。あ、最初っから自分と子どものことしか考えていないのか。だったらよそさま世間さまのことにはクチを挟まないことである。



あの「ポケットビスケッツ」の、そして日本板硝子で社長、会長を務めた父親をもつ千秋がこうなってしまうのはほんとうによくない。ただアタマが悪いではすまされない。(了)



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