本日(4月15日)は故金日成(享年82)・北朝鮮主席の生誕105年記念日(太陽節)だそうだ。で、ご承知の通りアメリカは北朝鮮が6回目の核実験を強行しようとした段階で先制攻撃をかける姿勢を見せている。一方、北朝鮮側は最高司令部が適切と判断した時期にいつでも核実験を実施する、としている。
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アメリカはとりあえず強烈な軍事的プレッシャーをかけながら、武力衝突のひきがねを北朝鮮側に委ねている恰好になっている。中国はそんなアメリカの行動を承認している。
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アメリカはすでに駆逐艦2隻を北朝鮮近海に展開しているし、原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群も今日くらいには朝鮮半島近海に到着するといわれている。駆逐艦2隻のうち1隻は核実験施設がある北東部・豊渓里(プンゲリ)からわずか約480キロしか離れていない海上でスタンバッているらしい。潜水艦もあるでよ。
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さらにアメリカは今月6日、シリアに59発の巡航ミサイル(トマホーク)を打ち込んだ。13日にはアフガニスタン東部のISの地下施設に対して大型爆弾GBU43を使用した。通称「大規模爆風爆弾兵器(MOAB)」と呼ばれるこの特殊爆弾は非核通常兵器の中で最大級であり、実戦使用ははじめてというシロモノだ。その映像も公開された。イスラム過激派を叩きつつの金正恩(33)への脅しである。
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おっとろしいのう。しかしこれだけではない。金正恩の立場で考えればさらに恐いのは、シリアへのミサイル攻撃がドラルド・トランプ大統領(70)の娘のイバンカ(35)の進言によって行われたという報道であろう。イバンカは素人である。素人のひとことでミサイル攻撃が行われる。なんと軽すぎるフットワークであろう。これまでのアメリカとはぜんぜんちがーう。素人の気分次第でこちらも危なーい。と思わせる。
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しかもしかーもこんな大事なとき(4月5日)に発射した中距離弾道ミサイルは約60kmしか飛ばず大失敗である。自転車でも走れる距離である。マズいのう。マズい。
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結局、いまいまの話でいえば、やるのかやらないのかはとりあえず金正恩次第である。そこでまずアメリカは強大な軍事力を見せびらかして勝ち目はないと知らしめる行動に出ているわけである。
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そもそも北朝鮮が世界の覇者になることなどありえないのであるから、核武装はもっぱら防衛と外交のためのものである。「勝てない」が前提なので、それはチラつかせてなんとか生き延びる手立てでしかない。であるからそれを実際に使用するときがくるとしたら、それは金正恩政権崩壊のときしかないのである。使用してしまえばあとがない。これはいまいまの話。
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もし北朝鮮が軍事行動を起こすとすれば、それは追い詰められた金正恩の自暴自棄による暴走しかないと思うのである。アメリカは本気みたいだし、いまさら国民に核武装は止めることにしましたなとどはカッコ悪くていえない。ええい、いっそのこと!! である。まあ、【故金主席の生誕式典前に米朝で激しい舌戦】というニュースのタイトルを見て咄嗟に桂米朝(91)になにかあったか!! と考えた私のいうことであるから、あまりあてにはならないけれども。
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しかし北朝鮮が微動だにせず、なんの変化もなかったとしても、アメリカとしてはこのままにらみ合いのチキンレースをいつまでも続けるわけにはいかない。朝鮮半島の非核化はもう待てないというのがアメリカのスタンスである。これは金正恩もわかっている。アメリカの素人の堪忍袋の緒が切れるのはいつか、とドキドキしながら顔色を窺っている。
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しかしだからといって北朝鮮に次の一手はない。せいぜい外国人ジャーナリストなどが多数入国しているいまは大丈夫なんじゃないのー、くらいのものだ。それも滞在期限は4月28日まで。どうするんじゃろ。誰か命の保障くらいしてやればいいのに。
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というのも、果たして金正恩にチュチェ思想と朝鮮民主主義人民共和国を守って戦い抜く強い決意、モチベーションがあるのか? と疑問なのである。結局は祖父・父親から引き継いだ権力が大切というだけではないか。先軍思想、軍事優先とはいえモノを考えている気配がまったくないし。
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北朝鮮はなにをめざし、なんのために存在しているのかというプロバガンダすらまったく届いてこない。だからユスリタカリのチンピラにしか見えない。そんなようなわけで金正恩、案外あっさりと国を投げ出すような気もする。
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武力衝突を回避するためには、やはり金正恩の命の保障を誰かがしてやればいいのだ。でもなあ、最後は死ぬしかないよなあ。あまりにも人道的な罪を犯し過ぎている。困ったのう。シャレにならぬ。(了)
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