まずは以下の抜粋を読んでいただきたい。【小久保裕紀監督が「新しい奥さん」と呼ぶ土屋太鳳似美女】(「NEWSポストセブン」2017年4月2日配信)。私はこれで号泣したのである。
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《 —略—
3月22日にアメリカに敗れた侍ジャパンは翌23日に帰国。この日、小久保は成田空港から都内ホテルに移動し記者会見を開いた。3日後の26日には『HERO’S』(フジテレビ系)への生出演も決定していたため、しばらくは東京に滞在すると思われたが、翌24日、小久保はAさんが待つ福岡へと戻った。そして翌25日、Aさんを連れ立って居酒屋を訪れたのが冒頭のシーンである。
世間からバッシングを浴び続けた自分を支えてくれたAさんに一刻も早く感謝の思いを伝えたかったのかもしれない。
前述した帰国後の記者会見で、小久保は今大会をもって契約満了で監督を退任する意向を表明。生出演した『HERO’S』でも「20年の東京五輪まで侍ジャパンの監督を続けてほしい」といったファンの声が届けられたが、小久保は吹っ切れた表情でこう語った。
「もう、命を削るのはちょっと。今回は本当にいい経験をさせてもらった。これがひとつの区切りです」
WBCの大健闘で高まる「続投」の声を自ら断ち切ったのだった。
「今度は侍ジャパンのためでなく、支えてくれたAさんのために時間を使いたいという思いなのでしょう」(前出・小久保の知人)
小久保にとって、Aさんはどんな存在なのか。所属事務所に話を聞いた。
「プライベートは本人に任せているので、お答えできない」(担当者)
「五輪監督の名誉」よりも小久保が望んだ、Aさんとの穏やかな日々。それは逆風を浴び続けた約3年間を常に支えてくれたことに対する感謝なのかもしれない。》
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これを読んで私は泣いたのである。野球ファンでもないし小久保裕紀(45)のファンでもない。それどころか野球に関してはほとんど無知。なのになぜ泣いたかといえばただ涙もろいからとしかいいようがない。もう、ほんとうにあきれるほど涙もろい。まるでお涙ポルノみたいな小田和正の歌で泣く。CMで10秒くらい流れただけで感極まる。で、感極まっているのは胸から上だけで腹の底ではくっだらねー!! と憤っている。自分のことながら多重人格とはこういうものかと思ったりする。
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涙もろいのはもともと若いころからで、20代まではさすがに人前でメソメソするのは恥ずかしく、涙を誘うような映画、ドラマ、報道などなど、すべからく慎重に予防線を張って避けていたものである。しかし最近ではそれも億劫になり、出もの腫れものところかまわず、ただ流れ出るのに任せている。まさか嗚咽まではしないし。
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よくトシを取ると涙もろくなるといわれるけれど、私の場合はごまかし方が雑になり、そのうち遂にどうでもよくなってしまったというだけのことだ。なんだかこう書いてくると涙というより小便の話をしているような気分になってきた。過活動涙腺。目にもアテンド。私の場合、少なくとも“涙は心の汗”などとは決していえない。
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たとえばテレビを見て涙を流すなど、客観的に見れば実にいい人っぽい感じがする。自分でも。では逆にテレビのなかでよく涙を流していた芸能人といえば、德光和夫(76)、西田敏行(69)、織田信成(30)、森口博子(48)、柴田理恵(58)などが思い浮かぶ。うむ。確かにスタジオで取材VTRなどを観て涙を拭うようすは一見いい人っぽい。しかしみなさんなにかそれぞれ深〜い怖〜い暗闇を抱えていらっしゃるようにもお見受けする。いや抱えているに違いない。と思う。
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そういえばジジイ児・リリーフランキーが心が汚れるほど涙もろくなるというようなことをいっていたと思う。なにをいっておるのか私の心はニセコのアスピリンスノーである。おお、アスピリンスノーといえば有名な淫行・児童ポルノ投稿教師を思い出す私の心はやはりジジイ児の指摘通りかもしれぬ。
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もとい。しかし、そもそもどうしてこんなに涙もろいのであろう? ざっくり調べてみた。まず涙には基礎分泌、刺激性分泌、情動性分泌の3パターンがあり、ここでいま話題にしているのは「情動性分泌」である。
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しかしながら、情動性分泌が行われる理由はまだ解明されておらず、とりあえず“ストレスで生じた有害な物質を排出するため”という説が有力視されているらしい。そうか、やはり私はたいへん繊細なのでただ生きているだけでストレスがたーっぷり溜まってしまうのである。可哀想な私。感受性も強いし。
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いや、まじめに振り返ってみると、オトナになってから本気で大泣きしたのはわずかに1回、買っていた犬が死んだときだけである。実の父親が死んでも涙は出なかった。別にこじれていたわけでもないのに。とはいえ飼い犬が死んで大泣きするのであるから冷血でもないし、これはなんという? あ、親不孝に恩知らずか。
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しかし繰り返すようだが、オトナになってからに限れば、そのほかのうれし涙、悲しい涙、くやし涙、怒りの涙などの経験もほんとうにない。そしてもっぱら小便みたいな涙が日常的に出てくる。これはやはりどこか病み疲れているからではないのか? と気にもなる。いちど涙枯れるまで泣いてみるべきなのかもしれない。
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うむ。その場合、想像するに“涙もろいサディスト”というのはなかなか魅力的なキャラクターである。しかし外見上よく似るであろう“涙もろいヒステリー”に転ぶとみっともないことこのうえない。バカ、こういうふうに演技的な企みばかりするからストレスが溜まるのだ。困ったのう。頼まれもしないのに告白などするものではない。(了)
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