久しぶりに『週刊実は』おっと間違いた(by荒木経惟)、『週刊実話』(2017年4月24日配信)がイレギュラーにかっ飛ばしてくれた。まずはタイトルに瞠目していただきたい。
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【ジャニーズタレントで結成された秘密SEXサークル「女子アナ派」】
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スゴいわ。しかしこのタイトルだと「女子アナ派」という名のもとに結束した組織があるように読めるけれども、本文を見ると、どうやらジャニーズ事務所内にそう呼ばれている一群がいる、というだけのことのようである。オレは女子アナ派、オマエはアイドル派だろ? いやんAV嬢派だわよ!! みたいな。
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「秘密SEXサークル」というならサークル結成の経緯なり活動実績なりポリシー、メンバーの資格・会費・規約なりもありそうなものだけれども、これらについての言及もとうぜん一切なし。あたりまえか。『週刊実は』煽り過ぎである。しかしついつい煽られてしまう。
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で、この記事の本題は「女子アナ派」でも「秘密SEXサークル」でもなくて「4月1日付で担当マネージャーから口頭で申し渡された」(同誌)「女子アナ交際禁止令」についてなのである。最初からネタばらしで恐縮。
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のようなのである、というのはほかにもいろいろと枝葉が茂った話であるからだ。この記事、デジタル版としては約2500文字と長文なので、ところどころ抜粋しながら話をすすめよう。
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《業界内でその存在が浮かび上がってきた“女子アナ派”。メンバーと噂される名前を入手した。
「裏は取れていないが、会長は、日テレの水卜麻美アナ(30)、元TBSの田中みな実(30)と浮名を流す“女子アナキラー”の『関ジャニ∞』横山裕(35)。幹事役がTBSの宇垣美里アナ(26)&フジテレビの三上真奈アナ(28)との二股交際疑惑が報じられた『Hey!Say!JUMP』の伊野尾慧(26)だと言われているんです。興味深いのは相談役。元フジテレビの中野美奈子(37)と噂になったことのある中居正広(44)だそうです。他にも、『関ジャニ∞』錦戸亮(32)や『NEWS』の手越祐也(29)、加藤シゲアキ(29)らの名前があるそうです。そうそう、伊藤綾子との結婚話が出ている二宮は平会員ですが、櫻井は“女子アナ派”のメンバーではないようです」(放送作家)》
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ふうん。会長(横山裕)と幹事役(伊野尾慧)は少なくとも女子アナ2人以上籠絡の実績をもち、かつて女子アナとの交際で世間を騒がせた先輩の中居正広が相談役、そして錦戸亮、手越祐也、加藤シゲアキときて、すでに女子アナとステディな関係に落ち込んでいると思われる二宮和也(33)はヒラ。でもって結婚が視野に入った櫻井翔(35)は対象外、というわけである。
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これ、ただの女子アナ好き番付ではないか。だいたい組織がないのに役職があるわけもない。「裏は取れていない」であたりまえである。「入手した」のが不思議である。まあ、きっとここでいいたいことは、こんなふうに女子アナはジャニーズのタレントに人気がありますよ、というくらいのことなのである。
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で、なぜ女子アナはジャニーズタレントにモテるかを『週刊実は』は“ジャニーズ事情通”にこう語らせている。
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「—〈略〉— 最近はモデルやグラビアアイドルらと付き合っても自慢にならないからです。彼女らは本当に簡単に落ちますから。また、多くのジャニタレは、学歴コンプレックスがあるんです。いずれにせよ、女子アナを口説き落とせばジャニーズ仲間内で大きな顔ができる。 —〈略〉—」
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ふむ。これに女子アナはマスコミに対して口が堅い、というポイントも付け加えておかなければならないであろう。というか、いわゆるクロウトといわれる女たちのクチまでがスゴくスゴく柔らか〜くなってしまったいま、この口が堅いという安心感は女子アナに目がいく最大のポイントである。と思う。いやもっとはっきりいおう、女子アナの魅力はここにしかない!! だってすんごくメンドくさそうじゃん。
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次にジャニーズ事務所はなぜ“禁止令”を出すまでに到ったか、である。『週刊実は』はこう書いている。
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《少なくとも『嵐』、いやジャニーズ事務所にとって鬼門ともいうべき存在が女子アナなのだ。そもそも、ここまで女子アナが煙たくなった理由は二つある。
「まず女性の支持が得られないんです。女子アナはある意味、女のハイアラキーの頂点でセレブ。女性からすれば妬みの対象でしかない。しかも、女子アナの大半は局員で、しっかりと会社に守られている。芸能プロのタレントのようにクレームをつけるわけにもいかない。しかも、一流プロ野球選手狙いの女子アナが大半だったのに、最近では将来性を考え、タブーとされてきた“ジャニタレ”というブランドを狙う女子アナが急増してきた。上手くいけば結婚、ダメでも元カレという交際歴を得ることで自慢になるんです」(芸能プロ幹部)
もう一つは、ジャニタレにとっても女子アナと交際することがステータスになっていること。いわば相思相愛といった関係なのだからジャニーズ事務所にとってもやっかいなわけだ。》
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いちいちイチャモンをつけるわけではないけれども、“ハイアラーキー”とはこれまたオッサレな。ハイアラーキー(英:hierarchy)=ヒエラルキー(独:Hierarchie)=階層型の組織、である。
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《「ジャニーズの力をもってすれば、タレントなら確実に交際はなかったことにできる。でも、女子アナはテレビ局と深いつながりがあるからそうもいかない。もし中出しセックスで妊娠してしまったら、結婚を認めるしか打つ手はありません」(芸能関係者)》
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でもなあ、ジャニーズのタレントが女と付き合えばその相手が誰であれファンが離れるのはあたりまえだし、最近のタレントや所属事務所はジャニーズの圧力にそんなに簡単に屈するほどヤワでもない。テレビ局もかつてのように自らすすんでジャニーズの意向を忖度しようとはしない。タレントならまだなんとかなる、という理屈はもう通用しなくなっていると思うのだけれども。
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そこをなぜあえて女子アナ限定で禁止令を発せなければならなかったのか? かつては女子アナに限らず全方位的に交際はご法度であったではないか? それが女子アナ限定で禁止令が出されたということになれば、女性との交際そのものは暗になし崩し的に認めているといっているようなものではないか? であるから、本来ここは女性との交際を自粛せよという一般的な指導でよかったはずなのである。いや、その道義的な妥当性はともかくとして。
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ひとつ疑えるのは、テレビ局側からなんらかの対応を求める声が出たのではないか、ということである。『週刊実は』には冒頭部分に《「なぜ、こんな通達が出たのか各テレビ局の編成や上層部は驚いているんです。過去の例からしても、こんなわけの分からない禁止令は聞いたことがありませんからね」(キー局編成マン)》というくだりがあるけれども、各テレビ局の編成や上層部は驚くどころか深く安堵しているはずなのである。
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これから先また伊野尾慧みたいなヤツがゾロゾロ現れて自局の女子アナに手あたりしだいチョッカイを出されマスコミに騒がれてはたまったものではない。せっかく育てた女子アナのイメージが傷つけられ将来にわたる処遇に不都合が生じるし、さらに出演中の番組があればそちらの視聴率にも影響が出ないとはいえない。それに確実にスポンサーからは嫌われる。
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で、テレビ局からねじ込まれ、さらにいまは折悪しくメリー喜多川からジュリー景子に権限が移譲されつつある時期でもあり、安直にそのまま「女子アナ交際禁止令」として発令しまったのではないか、と思うのである。テレビ局の気持を忖度してのいわれるがまま。メリー喜多川ならこんなヘマはやらないはずである。
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「なぜ、こんな通達が出たのか各テレビ局の編成や上層部は驚いているんです。〜」というコメントがわざわざ挿入された理由はわからない。テレビ局が自分のところとジャニーズ事務所両方のメンツを気にしたからかもしれない。
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いずれにしろ『週刊実話』のこの記事がまったくのデッチ上げではないとすれば、ほんとうのところはテレビ局からの要請であったと私は見る。これまではジャニーズ事務所の専横であったけれども、いまや立場は逆転しつつあり、テレビ局側がものいいをつけるようになってきているのだ。そんな時代の変わり目に出た、どこかバランスの悪い『週刊実は』秘密SEXサークル記事、なんじゃないの。(了)
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