わかってしまった。ジャニーズ事務所はすでに藤島ジュリー景子時代に入っているのである。しかしそれは“迎えている”というほどおめでたいものではたぶんない。
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創業社長であるジャニー喜多川85歳、その姉で経営の実権を握るメリー喜多川副社長が90歳。いずれも高齢であることから、はるかむかしからの既定路線であるメリーの実の娘・藤島ジュリー景子(50)への世代交代が近く行われるはず、と誰しもが見ていたのである。しかしそれはすでに行われていたのである。えっ? そんなこともう知っていた?
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それでは、どのようにしてすでに藤島ジュリー景子時代になっているのだという結論に達したか、をご説明させていただきたい。みなさん漠然とご承知のつもりにはなっていても、その根拠まではしかと明らかではないと思うので、そこにトライしてみようという大それた魂胆である。
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最近のジャニーズ事務所は態度が柔軟になった、とよくいわれる。テレビ番組内での所属タレントの発言も、それから芸能マスコミによる扱いにも自由度が増している。結果としてキャンダル対応にしてもアタマから強権発動などという事態にお目にかかることはずっと少なくなった。
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これを世間ではSMAP解散に関してのジャニーズ事務所のやり方があまりにも酷く、ファン離れをひき起しているので方針を転換した、と見ている。その通りである。その通りではあるけれどもそれはまだうわべのことで、実際には“方針転換”ではなく、ただひれ伏してしまっていると見るべきなのである。
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最近のジャニーズ、媚びへつらいが鼻につく。では“媚びへつらい”を念頭において、以下、『「ZAKZAK(夕刊フジ)』(2017年4月25日配信)の記事をご覧いただきたい。
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【ジャニーズ異変!キムタクがNGタレントと共演、中居は香取イジりで「子供いたんだってな」】
《SMAPの解散の影響なのか、ジャニーズ事務所に異変が起きているようだ。木村拓哉(44)が、これまであまり交わることのなかったアイドル寄りの男性アーティストと共演し、中居正広(44)も香取慎吾(40)との共演であの疑惑をネタにするなどいわゆる“タブー”が失われつつあるのだ。
21日、主演映画「無限の住人」のプロモーションで、NHK「あさイチ」にゲスト出演した木村。「ある先輩から『自分だけで成り立ってると思っとるやろ、生かされてんのや』と言われた」と明石家さんまからのアドバイスを明かした上で「自分たちが主導だと思ってた」と振り返った。
これに、MCのV6、井ノ原快彦(40)が「それはSMAPのこと?」と切り込むと、木村は「それもあると思う」と包み隠さず答え、アイドルとして頂点を極めたSMAP時代を踏まえてみせたのだ。
そして、そうした意識の変化は、その日のゲストにもう一人、歌手の三浦大知(29)が出演したことからも垣間見えたと指摘する声も。
「三浦の所属事務所にはDA PUMPも所属しているが、このDA PUMPがデビューしたころ、ジャニーズのタレントと共演することは絶対にあり得なかった。それが今回は、木村は三浦に対し、賞賛の言葉すら贈っていた。ジャニーズの態度が柔軟になった印象だ」とベテランの芸能記者は驚きを隠さない。
22日のテレビ朝日系「Sma Station!!」にゲスト出演した中居も自由なトークを展開した。
番組進行を続けようとする香取に次々と仕込んでいたネタをぶつけた挙げ句、「お前、子供がいたんだってな。なんで俺に言わなかったんだよ」と香取の“隠し子報道”をいじる始末。グループ解散後、初共演に息のあったかけあいをみせた。
「これまでならあえて触れない話題だが、中居はバラエティータレントとして求められていることをしっかりとこなしたということ。中居と事務所との関係性が垣間見えてくる。今後、独立したときのことも頭にあったのでは」と芸能プロ関係者はみる。》
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まさにお誂え向きに、たいへんうさん臭い明石家さんまとのベタベタエピソードまで紹介されている。あのコワモテ、トノサマ商売のジャニーズおよび木村拓哉がここまで世間の顔色をうかがってヘコヘコしているのである。ただ世間さまに嫌われたくない一心で、これまでたいへん生意気で申しわけございませんでした、の態なのである。
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事務所全体の話に戻すと、中居正広や香取慎吾のゴシップが騒がれた件にしても、その後の流れを見ているとジャニーズ事務所が2人のイメージを傷つけるために故意にリークしたのではなく、情報の漏れに対して以前ほど積極的に収拾に乗り出さなかっただけのように思える。つまりここでも、それを利用するにせよ反対に抑制するにせよ、なにかしら事務所が動けば反感を買ってしまうのではないか、叩かれるのではないか、という怯えが先に立っているのである。
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この痛々しいまでの卑屈さがいまのジャニーズ事務所の姿なのである。で、これはメリー喜多川のキャラクターからはまったく想像もできない。80代の後半になってからも『週刊文春』当時の中村竜太郎(52-53)に「ぶん殴るぞ!!」と拳を振り上げたという女傑である。実権を握っていれば絶対にこんな弱気なザマにはならない。
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つまり、すでにジャニーズ事務所は藤島ジュリー景子態勢になっているに違いない、と見るのである。どや? うむ。先代への批判というか異論から経営方針を転換したといえば高級家具一辺倒から大衆路線に転換した大塚家具のこちらも2代目大塚久美子(49)にも似ていないか?
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そして大塚久美子はおのれの主張を掲げて自ら先代を内部批判したのに対して、藤島ジュリー景子は世間やファンの批判に晒されてそうせざるを得ないと感じ追い込まれて態度を変えてしまったところに大きな違いがある。ジャニーズ事務所の態度が柔軟になったというのは先にも書いたように方針の転換ではなく、ただの腰砕け、意気消沈、ギブアップなのである。まあ、これで中居正広以下が独立していけばさらに売り上げは激減するであろうし、その気持わからないでもない。
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先々まで先回りしすぎとおっしゃられるかもしれないけれども書いてしまおう。大塚家具は久美子社長に交代して2年目の2016年度決算で前年度の黒字から一転、約46億円もの大赤字を出している。藤島ジュリー景子体制のジャニーズ事務所も同じ轍を踏むのだろうなあ、と思う。
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いまのところジャニーズ事務所には新しいプラス材料が見つからないし、なにより媚びの売り方が痛すぎる。とくにそんな「とにかく世間さまファンのみなさまに嫌われないように大作戦」の先陣を切って走らされているのが木村拓哉であるところが悲痛、悲壮、そしてなんとも皮肉な残酷であって正視に耐えないのである。芸能の世界でこれは致命的である。
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木村拓哉としては仲間を裏切ってまで忠誠を誓った事務所のピンチであり、いうまでもなくそのピンチを招いた原因は自分の裏切りに発しているのであるから必死になる。しかしそれはファンが見たがっているもの、望んでいるものとは正反対といっていいほどはるかにかけ離れているのである。ファンはもっときっぱりとした過去(先代メリー喜多川の統治時代)との訣別を望んでいるのだと思う。
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それは具体的には木村拓哉とほかの元SMAPメンバー間の個人的な和解であり、ジャニーズ事務所とSMAPの元チーフマネージャー・飯島三智(60)との公正な提携関係の樹立だと思う。
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一連のSMAP騒動について、世間やファンは自分たちに謝ってほしいとは思っていない。ジャニーズ事務所は盛大な反発を喰らった恐怖のあまり、腰を折り、アタマを下げる方向が間違っているのだ。もともとがお殿さま、お姫さまなのでこうして足元が揺らぎはじめるととめっぽう弱いのであろう。
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藤島ジュリー景子にこうした現状の修正ができるのであろうか? 母・メリー喜多川を乗り越えられるのであろうか? ムリだろうなあ。とすれば母・メリー喜多川がこれに気付いて娘を前に立たせてやることはできるのであろうか? これもムリだろうなあ。困ったなあ、キムタク。(了)
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