2015年8月15日土曜日

テレビの将来は暗い。切られたチンコは痛い。前科を背負ったら法律家はムリ




テレビ離れである。総務省の統計によると、テレビの平日利用時間の平均は168.3分(2013年、リアルタイム視聴)である。前年よりも約9%も減っているのである。対してインターネット利用時間の平均は77.9分である。こちらは逆に前年に比べて約9%増えている。



テレビの平日利用時間の平均が最も長かったのは、2005年の227分である。しかもそれまでの40年以上、一貫して180分を切ることはなかったのである。2010年の利用時間平均はまだ221分であるから、テレビ離れはここ数年のうちに起きた現象なのである。



一方のインターネットは、2012年末時点での国内利用者数9652万人、人口普及率79.5%である。利用時間こそまだテレビの約半分だが、確実に主要メディアとしての存在感を増してきている。実際問題、インターネットを利用していれば動画コンテンツに不足はない。


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テレビはこれから先、いったいどうなってしまうのだろうか? 以前おなじ話題になったときには、インターネットやソーシャルメディアなどと合体して総合端末のようなものになってしまうだろう、というような、まああたりまえの見通しで終わったと思う。



つまりテレビ局がインターネットやソーシャルメディアを取り込んだビジネスモデルを開発できれば「テレビ」は残る。しかしそれは、タダで、スイッチひとつで、いつまでもなにごとかをダラダラと垂れ流してくれるいままでの「テレビ」とは、少々異なるものになるに違いない。



将来も「テレビ」が生き残ったとして、おそらく私にとってはつまらないものになるだろうなあ、という予感がある。私が関心があるのは突き詰めれば人の顔だけなのだから、コンテンツがどんなであろうと人の顔さえ映っていればよさそうなものなのだが、たぶん違うのである。


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たとえば、テレビで見る人の顔とネット上の人の顔では、それが同じ人物の同じシーンの顔であっても、イメージ喚起力がまったく違うのである。私が見ているネットの画質がよくない、画面が小さい、という制約を差し引いても、ネット上の人の顔はつまらないのである。



それは、たぶん、「ネットのなかの人」には「テレビのなかの人」のように、何度も繰り返し、違った状況で、というか違った番組で会うことがまだないからである。何度か繰り返して顔を見ているうちに、その人物のいろいろなものが見えてくるのである。



いろいろなことが見えた人が大勢いるテレビの中は、それ全体ですでにひとつの世界が構築されている感がある。しかしネットの中はまだ人通りのとても少ない街のようである。ネットの中がにぎやかになってくれれば、この問題は解決するかもしれない。



もうひとつ、「ネットはサブ」という我知らずの先入観も影響していると思う。「サブ」はサブカルチュアのサブ、サブスティテュート(補欠、補助)のサブである。テレビがメインでネットがサブ、テレビが1でネットが2、テレビが表ならネットが裏なのである。


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やはり人の顔を真剣勝負で突き詰めたいときには、表舞台で対峙したいのである。たぶんそういう気持ちが働いているのである。ときどき裏のほうが楽しい場合もあるが。とかなんとかいうわけで、私にとってのテレビという磁場はまだまだ強力なのである。



唐突に話は変わるがギロチンコ事件である。男性弁護士(42)の性器を切断したとして、慶応大学院生(24)が傷害で逮捕されたのである。被害者はたいへんに悲惨な目に遭っているのだが、なぜか同情的なニュアンスはあまり伝わってこないのである。



たとえばネット上では「体の一部」「下腹部」「局部」「性器」と、メディアによって異なった表記のしかたが話題になるといった具合である。ついには「枝切りばさみで切ったのだから陰茎が適当」なのである。




切断された陰茎は素早く縫合すれば元に戻るらしいのだが、直後に水洗トイレに流されており、まだ発見されていないのである。ここでも「KABA.ちゃん(かばしまえいじ、46)のお下がりをもらえ」なのである。ひどいのである。それにしても、下水から探しだして写真を撮ってやろうという根性のある週刊誌はないのであろうか?



かつての、どこか沙漠の国の話である。不倫をした男は広場の真ん中の立て杭にチンチンを釘で打ち付けられて、錆びたナイフをもたされる、という話を読んだことがある。晒し者になりたくなければ自分で、しかも錆びたナイフでゴシゴシ、ギロチンコしろというわけである。書いたのはたぶん澁澤龍彦(享年59)である。嫁は澁澤龍子である。太田んちみたいなものである。



またまたかつて宮沢りえ(42)と婚約解消騒動を起こした貴花田(後の貴乃花、花田光司、42)が、父親である先代貴ノ花(花田満、享年55)に「マゲを切るかチンチンを切るか」と非情なほど厳しく叱られたというのは、一部では有名な話である。ただそれだけである。すまね。 (了)




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