2015年8月8日土曜日

それでもテレビを見る私。あいかわらずは、うつみ宮土里も同じだよ





まずは、私はバカではないか? という話の続きである。私はテレビが好きで、子どものころから毎日約8時間ほども見続けてきた。当時はとくにワイドショーが全盛であり、学校の休業期には朝から夕方までワイドショーを見ていたものである。



しかしいま振り返ると、そんなに執拗に見たはずのワイドショーも、記憶には司会者くらいしか残っていないのである。ここらあたりから、アタマのなかに危険な匂いが漂いはじめるのである。



しかも東北大学加齢医学研究所の川島隆太教授(56)の研究によれば、テレビの長時間視聴で子どもの脳の成長が遅れる傾向が出たのだそうである。家庭環境も調査したりして、けっこうまともそうな研究なのである。聞けばイギリスの神経科学雑誌にも採択されたそうなのである。



さらに恐るべきことには、この研究のための調査対象のグループ分けでは、視聴時間の最長は「4時間以上」である。4時間なんて、私にしてみればよほど忙しいときの話である。だいたい8時間なのである。ピンチである。困惑を隠せないのである。



川島隆太教授(56)といえば、ニンテンドーDSの一連の「脳トレ」ソフトの監修者であり、「学習療法」の提唱者である。おいそれと「あのー、テレビで脳の成長が遅くなるってほんとうですか?」などと聞きにいけるわけもないのである。


犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』


ああ、そうだ。1日8時間以上もテレビを見続けてきた者だが研究に協力してやってもいいよ、ともちかけてみればいいのだ。親切ごかしにこちらのアタマを調べてもらえるかもしれない。



しかしいくら上から目線で強がっても、実際に「じゃ、調べてみましょうか」なんてことになったら、ぼっけえ、きょうてえなのである。「これはダメージが大きいですねえ」なんていわれたらどうすればいい?



それで東北大学医学部の講義に見本として使われたりしたらどうする? エレファント・マンみたいに教壇の横に立たせられるんだよー。というわけで、この件に関してはいましばらく時間をいただきたいのである。



朝のワイドショーから昼のワイドショー、午後のワイドショー、夕方のワイドショーと、一日中ワイドショーに首っぴきだった私は、その内容よりも登場する人の顔ばかり見ていた、と前回に書いた。



なぜそんなに人の顔に執着したのかといえば、たぶん空想を働かせるには人の顔がいちばん適していたからだと思うのである。そして人の顔を観察するには生放送のワイドショーが都合がいい。


HP Directplus -HP公式オンラインストア-


で、この男の目つきは、ときどきほんの一瞬、ある角度でだがとても鋭くなる、だからテレビでは穏やかなふりをしているが、家に帰ればさんざんに威張り散らしているに違いない、とか、こっそり痴漢をしてそれがもう常習になっている、とか、もうすでに人を殺して埋めていて、被害者は別れ話がもつれた浮気相手の学校教師である、というふうに思いをめぐらせるわけである。



こんなことを小学生から高校生までじっとり続けていたのである。別に無人島の独り暮らしだったわけでもないし、誰かに疎んじられていたわけでもない。ただ暇があるとテレビの前でぼーっと空想していたのである。やっぱりバカか?



しかしこうして私は「人は顔、顔は人」の全顔思想にたどり着いたのである。全顔思想とは、人は見た目である、ということである。身に着けているものなどは重要ではなく、その人そのものの見た目である。服装が貧乏臭いか金持ちっぽいかなんてことは、ほとんどどうでもいい。



人相学や占いの本は読んだことがない。なににつけ本気、やる気、根気がないからも理由だが、なによりテレビの中の人間の運勢や性格を占って当たり外れを確認するなどということには興味を持てないのである。自分の空想と遊んでいたほうがずっと楽しいのである。



全顔思想は空想遊びのなかから生まれてきたのである。詳しくいうと、空想遊びの中で、各人物に少しずつキャラクターが想定されてくる、そのいわば断片から自然に実際のその人物の人格や生き方についての仮説が立ち、検証を経て、ひとつの定理に到るわけである。このプロセスそのものが遊びであったのである。


ASICS ONLINE STORE アシックスオンラインストア


たとえば、眉と眉のあいだが広ければ陽気、逆に狭ければ陰気などというのは、たぶん人相学の最初の一歩みたいなものであろう。しかしいくら眉のあいだが広くても激しく落ち込むときはあるし、眉のあいだが狭くてもすこぶるご機嫌麗しいときはあるのである。



いやこの人物の根本は陽気なのだが、いまはたまたまいろいろな問題を抱えていて……、とかなんとか解釈するのだろうが、では、根本が陽気な人物と陰気な人物の、激しい落ち込みかたの違いをはっきりさせなければならないのである。



眉と眉のあいだが広ければ陽気、逆に狭ければ陰気などというのは、いってみれば見た目そのままである。経験則である。ずる賢そうな目、淫らそうな口許、こんなものが人相占いで通るなら楽なものである。



大切なことはそこから先、つねに変化する人の顔に、その理由と過去と未来を空想することである。もちろん、化粧、美容整形を含め、さらに乗り越えてである。いわば全顔思想は、「人は顔、顔は人」の「人」の理解に本分があるのである。ここまできて、人は見た目そのまま、といえるのである。



ところで話は変わるが、芸能人のクライアントが多いという弁護士の佐藤大和(32)が、名前は明かせないが、ある大物タレントの調査をしたところ、前妻とのあいだの2人のほか、合計6人の隠し子がいたとテレビで発言したらしい。




調査を依頼をしたタレントの妻はその報告に爆笑したあと「やっぱりあの人やってたわね」と漏らしたという。タレントは相続問題を抱えていたようだという。さて、問題はこの「大物タレント」がいったい誰なのか? である。手がかりを並べてみよう。



6人の子どもがいるわけだからかなりの年齢、どんなに若くても40歳台以上であろう。バツイチ。前妻とのあいだの2人の子どもは計算上、隠し子6人の中に入っているのか入っていないのかは不明。それから、報告を受けた妻の態度が一般感覚と微妙にずれている。「タレントは相続問題を抱えていたようだ」が、そのこととタレントの隠し子探しとのつながりが理解しにくい。



おわかりいただけたろうか? これは私のまったく勝手な推測だが、「大物タレント」とは、先日亡くなった愛川欽也(享年80歳)である。「タレントは相続問題を抱えていたらしい」とは愛川欽也自身の遺産についてである。すでに故人であっても、その遺産でもめているのであれば、このいい方で完全に間違いとはいえない。



愛川欽也とうつみ宮土理の結婚は略奪婚と騒がれたが、前妻とのあいだに、一男一女をもうけている。なにより、大和からの報告を受けて、爆笑したあと「やっぱりあの人やってたわね」と漏らした、というのは、いかにもうつみ宮土理(71)そのものではないか。



佐藤大和といえばこの男、大酒飲み女優、佐藤仁美(35)にテレビで告白されて受けた男である。イケメン弁護士だそうである。東京弁護士会所属、レイ法律事務所代表弁護士である。宮城県の実家の蔵には鬼だか人魚だかのミイラがあるくらいのお坊ちゃんなのだそうである。これからも体に十分に気をつけて頑張ってもらいたいものである。宮土里の嫉妬にもな。 (了)




ソニーストア

HMVジャパン

デル株式会社

エプソンダイレクト株式会社






0 件のコメント:

コメントを投稿