2015年12月16日水曜日

ジャニー喜多川に異変!! ついに引退、ジュリー体制へ





ジャニー喜多川(84)のようすが、どうもおかしい。いまいまということではない。振り返ればこの数ヵ月、以前には考えられなかった言動が目立っているのである。ついに痴呆症? いやいやそうではあるまい。ジャニーを囲む環境のほうに変化があったのだろうと思われるのである。






まずはもっとも最近の発言、KAT−TUNの田口淳之介(30)についてのコメントである。淳之介は来春グループを脱退し、同時にジャニーズ事務所を退所することを11月24日に発表しているのである。



まずジャニーは「やめることに大賛成ではない」と前置きしたうえで、「みんな、それぞれ好きな道がある。30代になったら判断していくこと」と語ったのである。なかば肯定したとも受け取れる発言である。


 





しかし、この時点でジャニーは淳之介本人から直接の報告は受けていないというのである。そのせいか「なにをやるか知らない。グループを外れることまではわかりますけど、(退所は)僕には正式にいってきていない。僕はいつでも相談役にもなる」と、やや中途半端ないいまわしにもなっているのである。



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ともあれ、こうした取材にジャニーが直々に答えること自体が、以前ならばきわめて異例だったのである。そうそう、これをさかのぼること約3週間前の11月19日日には、堂本光一(36)の「いずれは家庭を持ちたい。自分をしっかり持っている人」という発言を受けて、「20周年でやっとそういう話をしている。芸能界の人ってかわいそうだなって思います。本人の気持ち次第」と語っているのである。まあ、他人事である。



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堂本光一主演のミュージカル『Endless SHOCK』の制作発表の場とはいえ、単なるリップサービスとして見過ごすわけにはいかないのである。そしてこのいいかた、今年9月に国分太一(41)が結婚したときのコメントと、同じトーンなのである。



太一の結婚のときには、ジャニーは、「奨励するわけにはいかないけど」としつつも「アイドルとはいえ適齢期になったら遠慮なく結婚すべきです。奥さまが必要だし、将来、子供も必要だしね。それは流れとして当然のことで、なかったらかわいそうです。その上で我々は応援するだけです」と、踏み込んでみせたのである。



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ジャニーが所属タレントの結婚について、ここまでオープンに語ったことも、もちろんよしとする姿勢を見せたこともなかったのである。で、業界は驚き、ちょっとしたニュースにもなったわけである。



しかし、これにケチをつけたというか、そうそう一気に雪解けにはならないよ、と知らしめたのが、女が好きで好きでたまりませんね大野智(34)の同棲報道→否定&平謝り会見である。






なにしろ「僕の軽率な行動でファンの皆さまを悲しい気持ちにさせてしまったことを反省し、もうしわけない気持ちでいっぱいです」、「誤解を生む行動をとってしまったことを反省していまして、もう会うことも一切ございません。本当にお騒がせしてすみませんでした」なのである。



もう、心も気持もポッキポキに折られた態だったのである。ついでにあそこも折ってもらえばよかったのである。しかも、スッパ抜いた写真週刊誌が発売された翌日(9月19日)にこれなのである。



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ジャニーズ事務所にもいよいよ春がきたか!! と浮き足立っていたのもつかのま、チャリティでもないのにざっぶり冷水を浴びせるような、無惨な「大野智の晒し者事件」であったのである。であるから、 KAT−TUNの淳之介やKinKi Kidsの光一に対する発言も、いまや、またジャニーが調子のいいことをいっている、程度の受け取り方しかされていないのである。



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で、それでは、なぜジャニーは、こういうものわかりよさげな発言をするようになったのか? である。ここが問題である。一部には「ただの表向きの話」とする説もある。しかし「表向きの話」だとしても、すぐにあとからバレるようなことを、わざわざ口にするとは考えにくいのである。



考えられるのは、まず大前提として、ジャニーが所属タレントの結婚や退所についてどれだけ甘い話をしようと、それに引きずられないだけの、十分な管理運営体制ができあがっているということである。






「ジャニーさん、太一んとき、アイドルとはいえ適齢期になったら遠慮なく結婚すべきです、とかいってたの、あれウソだったんすかー。どーして太一オッケーでオレはダメなんすかー。オレだって適齢期ッスから」などとねじ込まれても痛くも痒くもない体制ができあがっているのである。あるいは、そもそもねじ込まれる心配などない力関係があるのである。



もし万一、ジャニーの発言でぐらつく心配があるのなら、もうすでに、いくら社長でも発言には気をつけるように、とメリーかジュリーかが釘を刺しているはずである。グッサリ、深々と。






逆にいえば、自分の言葉はジャニーズ内部に対しては必ずしも絶対ではない、といういうことを踏まえたうえでジャニーは発言しているわけである。なんのために?



で、ここでポイントになるのが、ジャニーのこうしたコメントには前置きがある、ということである。太一のときには「奨励するわけにはいかないけど」といい、淳之介のときには「やめることに大賛成ではない」、である。






つまり、一方にジャニーズ事務所の方針や意向があることを承知していて、自分の、いってみれば私的な意見を語っているわけである。勝手にお喋りしたいのである。事務所は事務所、私は私。これ、要するにもうお2階に上がったご隠居さんのいいぐさである。ジャニーはもう、実質的には、事務所の管理運営を司る立場にはないのである。






淳之介の脱退、退所についても、ジャニーの話から推し量れば、なにも聞かされないまま決定事項になっているのである。数百人もが所属する事務所だが、KAT−TUNの存在は決してそんなに小さくはない。ふつうなら、ジャニーにも事前に相談があってしかるべきだろう。



2011年に、ギネスブック用に、とはじめて公式な肖像写真を撮影したこと、2014年から滝沢秀明(33)の呼びかけで誕生日会が開かれるようになったこと。これらもジャニー隠居の前触れのような気がするのである。






めっそうもない話ではあるが、ジャニーすでに84歳なのである。いつポックリ逝くか、パッタリ倒れるか知れたものではないのである。どうやら、そのための体制づくりが着々と進んでいて、ある意味「ジャニー外し」が現実になっているようなのである。



そんなことをいえばメリーは88歳だからもっとヤバいのである。であるから、いまジャニーズ事務所ではジュリー(49)への権力の集中がすすんでいるわけである。ますます飯島三智(年齢不詳)マネージャー派のSMAPの立場が危ういのである。



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とはいえ、こういう、もうそろそろと心配される老人に限って、予期せぬ長生きをしたりするものなのである。ジャニーの最近の写真を見る限り、もう生臭い感じも失せているようで、すっかりオジサンオバサン的な感じなのである。周囲に迷惑さえかけなければ、せいぜい長生きしてもらいたいものである。



あれ? むかしっからオジサンオバサン? え? え? あ? そういうタイプ? ……あ? (終)





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