今回は、昨日から思いつきでスタートした「私撰 2015年のすぎた女たち」の第2回目の予定でしたが、すみません、さっそく割り込みです。「叶姉妹“頭脳”美香入院 機能停止中の芸能活動 長引けば存続危機も」という、もう、どうしても食いつかずにはいられないタイトルの記事を見つけたからです。(ZAKZAK/夕刊フジ12月3日 17時9分配信)
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妹の美香(48)が頭脳なら、姉の恭子(53)はなに? ってふつうは思いますね。オッパイ? え? オニク? え? 異物? え? え? とか。そういう意味でこれはたいへん底意地の悪いタイトルなのです。「頭脳」がやられて「機能停止中」というのも、いわゆる寝たきり状態をほうふつとさせて、美香が入院している現状ではあまり上等なジョークとはいえません。そのぶん気はひきますが。
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叶美香が原因不明の重度のアレルギーから呼吸障害を起こし、緊急入院したのは11月23日のことでした。それを恭子が姉妹の公式ブログで報告したのが、およそ10日後の12月2日朝。その夜にまた更新があって、症状の簡単な説明などをしています。
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しかし入院から約10日も時間が開き、そのあいだなんのアナウンスもなくても支障が起きないなんて、芸能活動のほうはよほどヒマということなのでしょう。
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その恭子が更新した病状の説明は「美香さんは急性アナヒラキー(※原文ママ)のショック症状で一時的に呼吸困難になってしまいました」「検査によりますと咳止めの中に入っている成分が美香さんの急性アナヒラキーによるショック症状をおこしたらしいです」、というものです。
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また、現在の心境について「美香さんのいないわたくしは、とても心細く、まるで、お魚のいない海のように空虚な心です」とも述べています。たしかに恭子、頭脳のほうはちょっと残念です。正しくは「アナヒラキー」ではなく「アナフィラキシー」です。急性穴開きー!!
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でもこれ、「お魚のいない海のように空虚な心」という不思議なフレーズは、なんとなく「水から上がった魚」という常套句を無意識に下敷きにした感じがしますね。いまの恭子自身が水から上がった魚のようになにもできない、という気持ちとついゴッチャになってしまったのではないでしょうか? そう考えると、なかなか憎めない性格なのかもしれません。
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もしそのとき「水から上がった魚」ではなくて、「陸に上がった河童」が恭子の頭に浮かんでいれば、「河童さんのいない川のように空虚な心です」になっていたのに。
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そんな恭子ですから、翌3日に代理人弁護士が姉妹の公式ブログでマスコミなどに向け、自宅の撮影中止を求めたのには、少し驚きました。マスコミ陣が押しかけはじめて丸1日ですから、ずいぶん素早い対応です。しかもその代理人弁護士というのが、無罪請負人とも呼ばれる超一流、弘中惇一郎(70)なのです。
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弘中惇一郎といえば、山路徹(54)とのダブル不倫がバレた麻木久仁子(53)が記者会見に出てきたとき、まさに後ろ盾、用心棒という感じで付き添っていた姿を、私なんかは思い出しますけどね。
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あのときの久仁子の「ほぅーら、私には強いセンセが味方なのよ」とでもいいたげな、旅籠の性悪女将みたいな態度が、おおいに世間とマスコミの反感をかったわけですよ。で、久仁子に惇一郎を紹介したのは、オウム真理教関連のノンフィクションで名前を売った江川紹子(57)らしいのですよ。久仁子、ずいぶんいろいろなところに迷惑をかけまくってしまったのです。
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とにかく、恭子は、芸能レポーターの井上公造(58)にいわせれば「美香さんがいないと、レストランの予約ひとつできない」(「NEWSポストセブン」12月2日18時配信)くらい浮世離れしている人らしいのです。
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その恭子が代理人弁護士を雇っていたり、素早く自宅撮影禁止のメッセージを出させたりするとは、どうも考えにくいのです。あらかじめ美香がこんなときのための手はずをつけていた、という可能性にも首を傾げます。しかも惇一郎ですからね。誰でも彼でもいらっしゃい、で仕事を受けるわけではないのです。きっとお高いし。
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ふつうに考えれば、これは周りにいる誰かのしわざです。しかし姉妹はタレント事務所には所属しておらず、マネージャー役は美香が引き受けている、ということになっています。ああ、そういえば、以前マネージャーをやっていた恭子の実の妹、晴栄(47)が宝石などを持ってトンズラし、捕まったなんてこともありましたっけ。
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さらに恭子の話です。美香が倒れてからは、ムリを承知で自分でホームページを更新し続けていたらしいのです。でも、ついに2日の朝、美香の入院を発表した直後に力つき、38.2度の熱を出して倒れたのです(by井上公造「NEWSポストセブン」同上)。恭子、パソコンに倒される女です。
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まあ、レストランの予約もできない、そんな恭子なのですから、惇一郎への速攻対応の手配などはやはりムリです。いうことは、どうしても遠巻きに見守っている誰かがいるということになります。
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さて、ここまでくれば、見守っているのは誰か? という疑問とともに、叶姉妹はどうしてあんなにお金持ちそうなのか? とか、どうしてあんなに顔が広そうなのか? とか、つまり素性はいったいなになのか? 、という疑問に突き当たってしまいます。
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むかしドゴール空港で入国拒否を食らったことがあって、その理由が「国際売春婦」として手配されていたから、というぶっそうな噂もあります。
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過去の経歴はネット上にだいぶ詳しく載っていますから、知りたい方はそちらを覗いていただくとして、問題はいま現在の話です。で、ここからのお話はまた別ものとして読んでいただきます。
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外国人向けの高級売春婦、という人たちは実在します。私が知っている人物は、最初は外国人向けのホームパーティのようなもの、の手伝いということでメンバーの女に誘われたそうです。
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ここで外国人というのは、ある商社が招聘する各国の権力者、企業幹部や研究者などです。ギャラはパーティの手伝い3〜4時間だけで、1晩というか1回5万円。場所は六本木のとある一戸建て。で、何回か顔を出しているうちに話がまとまったりしてプロになっていく、というわけです。
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絶対の秘密なので身元がしっかりしていないとダメ、バカじゃ話し相手にもならない、もちろん英語は必須とか本人はいってましたけど、そんなもの女を売り買いしてちゃなんの自慢にもなりません。
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でも、なにがどこでどうつながってそんな話になるのか、もし日本が戦争に巻き込まれたらいちばん最初に潜水艦でハワイに逃がしてもらえるのだそうです。ほんとうであれば羨ましい話です。たぶん太平洋に棄てられたりするんでしょうけど。
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で、まあそいつの話によると、叶姉妹は商社系ではないみたいです。なんだか外食産業の話みたいですが。で、キャリアが長いので個人的な人脈がすでにできていて、いまは基本フリーじゃないか、と。
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それに加えて、とある宗教団体と某政治評論家がついているようないないような、らしいです。ほんとうかどうかは知りません。もしかすると、今回はそういうところが動いたのかもしれません。
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それにしても、ガイジンのお偉いさん相手に商社が自国の女を差し出している図を想像すると、ゾッとします。彼女たち、まさか日本のために頑張っているつもりなんでしょうか? そんなことないでしょうね。デビ夫人(75)なんかそこのところ、どう考えているんでしょう? 野村沙知代(83)も。
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「私撰 2015年のすぎた女たち」の次回分は、今日か明日中にアップします。いましばらくお待ちください。(終)


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