中居正広（43）の「結婚ムリ」、つまり結婚忌避がますます激しいようなのである。12月21日に放送された『Xmasスペシャル中居正広が結婚を考える夜。』(フジテレビ)でも、「結婚を考えたことない」、「一緒にいるのが嫌。一緒に寝ることができない」、20年間の結婚生活については「地獄ですね」、義理の両親との同居は「知らないジジイ、ババアと住むのはムリ」なのであった。
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正広はすでに今年３月４日の『ナカイの窓』（日本テレビ）で、「奥さんよりもDVD」という趣旨の発言をして世間をざわつかせていたのである。この件について私の知り合いは、それをいうなら「奥さんよりDVD」ではなく「奥さんよりTENGA」だろう、と憤っていたのである。
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知り合いはつねづね論理に厳しい男なのである。DVDにこすっても気持ちよくはならん!! のである。わかったようなわからないような話である。しかし確かに「奥さん」と「DVD」は同じ並びではないのである。強いてほかに並ぶものを挙げるとすれば「掌」である。冒頭から下ネタですまぬ。
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正広が結婚しようがしまいがどうでもいいことなのである。しかし、草彅剛（41）には「よく泊まりにくるおじさんの友達」がいて、稲垣吾郎（42）も「ヒロくん」というおじさんと半同棲状態であり、さらに香取慎吾（38）には「KABA.ちゃんみたいな親友がいる」というのである。これみんな、それぞれ自分で語っていることなのである。
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で、これに加えて正広が「奥さんよりDVD」であるなら、もはやSMAP総崩れである。キワモノオヤジ集団というしかないのである。トルエン、おっと違いたトレエン×２である（by荒木経惟、75）。イメージ的には、グラビアアイドルからAVへ、というよりももっと激しい転落である。
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あ、木村拓哉（43）のことはすっかり忘れていたのである。拓哉、グループ内での位置はなんとなく嵐の櫻井翔（33）に似ているのだが、最近、すごく影が薄いのである。そのうえ、くすんでいるのである。股関節を外せる女と結婚した拓哉が幸せかどうかは知らぬ。ただ、仕事の上では、拓哉もSMAPも大ピンチなのである。
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SMAPの「P」は“Pinch”の「P」なのである。で、「S」は“そろそろ”、「M」は“間違いなく”、「A」は“飽きられている”である。SMAPすなわち「そろそろ間違いなく飽きられている。ピーンチ!!」である。くだらねー。
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そんななので、司会業でひとり気を吐いている正広に、いまなにかがあってはいけないのである。そこでなぜ結婚を嫌うのか、その理由を考えておかなければならないのである。念には念を入れて転ばぬ先の杖、というよりは、なにかクロいものがないか根掘り葉掘り、である。まずは次に思いつく理由を箇条書きにしてみよう。
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［中居正広が結婚を嫌う理由・候補］
（1）女性関係でひどくイヤな経験をした
（2）厭人癖がある
（3）公私のギャップを見られたくない
（4）遺産相続者を増やしたくない
（5）音痴である
（6）カムフラージュ
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いろいろな書き方はあるが、だいたいこんなものなのではないか。「音痴である」には、ハゲ、眉毛がいびつ、あるいは大きすぎる、小さすぎるなどの身体的な条件もまとめてしまっているのである。
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で、いろいろと考えてみたのである。しかし（1）〜（6）のどの項目についても、決定的と思われる見通しは立たないのである。それでは角度を変えて、これまでに報じられた正広の主な交際疑惑を振り返ってみよう。以下の通りである。
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［中居正広の主な交際疑惑］
●1996年〜2000年：一般女性。妊娠→中絶をスッパ抜かれる
●〜2005年頃：中野美奈子（36）。ジャニーズ事務所およびフジテレビが猛反対
●2007年〜2009年：倖田來未（33）
●〜2012年頃：一般女性。倖田來未との二股疑惑も
●2014年〜：ローラ（25）
●2014年〜：竹内友佳（27、フジテレビ）
↑↓または、あるいは両方
●2015〜：竹内由恵（29、テレビ朝日）
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このほか「主な」ではない交際疑惑には、中澤裕子（42）、島崎和歌子（42）、下平さやか（42、テレビ朝日）などもいるのである。しかしこう書いておいてからいうのもなんなのではあるが、「交際」と「結婚」はまったく別物なのである。加えて正広の場合は「恋愛」という感じさえしないのである。期間が詰まりすぎだし、タイプがバラバラである。
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つまり、正広にとって女というものは、恋い焦がれて付き合うものではなく、いつもそこらへんにウロチョロしているものなのである。これはたいへんにモテる男だけに特有の感覚なのである。
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つまりたいへんにモテる男には、大前提として、だいたいいつでもどんな女とでも付き合えるという生来の認識があるのである。ダルビッシュ有（29）なども同じである。私からいわせればピンク色の世界観である。
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ここでようやく、先ほどの冒頭からの下ネタ、「奥さんよりTENGA」が生きてくるのである。そう、ありていにいえば正広や有にとっての女は第一に性欲のはけ口なのである。その意味でTENGAに近いのである。
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であるから、そんなに結婚したくはならないのである。ひとつ買って一生もの、というよりは、新型が出たら買い替えたほうがいいのである。エゲツない話である。エゲツないのだけれども、たぶん事実である。
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しかし魂胆がそこにあれ、正広や有がまだそれほどイヤラシく不潔な感じがしないのは、コレクターではないからである。クリームシチューの有田哲平（44）は日本一のTENGAコレクターらしいのである。
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話はそれるが、ビートたけし（68）が2012年当時、現役東大院生タレントというふれこみの木村美樹（30）と噂になったときに、男というのはみんなたいしたことがないものだなあ、とつくづく思ったのである。結局たけしもそこらのジジイと同じなのである。若さと学歴に憧れるのである。つまらない話。美樹、ぜんぜん美人でも可愛くもないし。
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で、これが仮に私のように最下層の下のまた下の犬の下にいるような人間であれば、万が一、若い娘と付き合っても絶対に結婚してくれといわれることはないので安心といえば安心なのである。さみしいともいうが。
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ところが金があったり顔が売れたりしているとそうはいかないのである。いつまで経っても、いくつになっても、強欲女のカニばさみを避けて小心翼々と生きていかなければいけないのである。ご苦労さまなことである。
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これで半分くらいは、正広の激しい結婚忌避の理由が呑み込めたのである。「奥さんよりTENGA。そしてその買い替えみたいに」ということである。そして正広には、自分を犠牲にしてでも相手に幸せを捧げようとする「恋愛」はないのである。
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残りの半分は、きっと正広なりの学習の結果だと思うのである。つまり、周囲で結婚しているなかの誰ひとりとして、正広を羨ましがらせる男はいない、ということである。どの夫もみな、正広には憐れみの対象でしかないのである。
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ではそれはどういうことか、というと、実に細かなものの積み重ねである。妻が威張る、仕切る、出しゃばる、文句をいう、怒る、しつこい、バカにする、無視する、泣く、喚く、といったことなのだろうと思うのである。正広にしてみれば、TENGAのくせになにをエラそうに、なのである。
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もっと具体的にいえば、夫が食事中に間違って水の入ったコップを倒してしまったとする。そのときその夫がすかさず妻の顔色を窺う、というような光景に、正広は鳥肌を立てるのである。あるいはスーパーのかごに入れた商品を妻に叱られて返しにいくとか、簡単に話の腰を折られるとか、そんなこんなが許せないのである。
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ということはつまり、正広の周りにいる夫たちは、みんなそんな感じのていたらくだということである。拓哉はしらぬが。そんな私の周りもである。考えてみればいまいましいことである。だから藤原紀香（44）みたいな傲慢な押しつけ&押し売り女も出てくるのである。もし正広が紀香なんかと暮らしたら3日ともたずに完全にハゲるのである。
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ということで、完全ハゲを回避するためにも、正広が結婚を忌避するのは、あたりまえのことなのである。妻だか嫁だかのゲスな強要、強制は、その元から断ったほうがいいのである。これは正広が正しいのである。まったく正しいのである。
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そして最終的に中居正広は、藤島ジュリー景子（49）と組み、ジャニーズの経営者におさまる魂胆なのである。SMAP担当の飯島女史など、いまや風前の灯なのである。正広、そのあたりとっくに見抜いているのである。メリーとジャニーがいなくなったとき、正広の出番なのである。結婚はしないが、パートナーになるのである。間違いない。（了）
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