ジャニーズがテレビ朝日に対して、予定されている『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)の放送中止を“直訴”したらしい(「ビジネス・ジャーナル」2017年10月27日配信【ジャニーズ、香取ら3人の『72時間テレビ』放送中止を要求…テレ朝が拒否】)。
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しかし中止しろといわれてもすでに進行中のこれだけのプロジェクトを簡単にチャラにできるわけもなく、「妥協案としてテレ朝は、『72時間~』の宣伝になるようなことは行わず、ニュースとして扱うこともしないという約束をしたようです」なのだそうである。AbemaTV の内情を知る関係者が明かしたのだそうだ。
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AbemaTVはテレビ朝日の関連会社であるけれども、同時に視聴者を奪い合うライバルでもある。わざわざジャニーズ事務所にいわれなくても『72時間ホンネテレビ』の事前パブリシティを行うことはない。テレビ朝日のスポンサーもそれではおもしろいわけがない。ないないない。というわけでジャニーズに対するテレビ朝日の対応は、実質的には“妥協案”の提示でもなくてただの拒否なのである。
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ジャニーズ事務所としては「退所組3人を起用して話題をさらっていることが気に入らないということだけでなく、生放送とあっては3人が何をしゃべるか、ハラハラして仕方がないのでしょう」らしいけれども、稲垣吾郎(43)がテレビ東京、香取慎吾(40)がNHKと地上波テレビでの新規開拓が進むなかでの“横ヤリ失敗”は、ただひたすらジャニーズ事務所の焦りを感じさせる。
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かといってジャニーズ事務所がいうことを聞かないテレビ朝日に対してなんらかの報復措置をとれるかといえばそれもムリ。そんなことするなら「サンデーLIVE !!」から東山紀之(51)を引き上げるわよん!! と脅しをかけようとしたところでテレビ朝日は痛くも痒くもない。報道ワイドショーでどれだけ数字を稼げるのか未知数の東山紀之を押し込んだのはジャニーズ事務所側であろう。
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民放各局は、今回の“『72時間ホンネテレビ』横ヤリ未遂事件”を横目で眺めて、稲垣吾郎、草彅剛(43)、香取慎吾の起用に一定の踏ん切りをつける。そして威張っていたってこちらが強気に出ればたいしたことないじゃん、という認識が広がればジャニーズ事務所の凋落は一気に加速する。これは見た目以上に影響の大きな事件だと私は思う。ジャニーズ事務所、思いっきりヘタを打っちゃったわけさ。
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こうしてジャニーズ事務所衰亡のさまを眺めているいまこのときにも、実はたぶん横浜市保土ヶ谷区あたりで私の想像を絶する光景が繰り広げられているのである。かもしれない。それがアタマから離れない。それ、とはこれである。
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◆『女性自身』2017年10月26日配信
【剛力彩芽 25歳の今でも「父親とお風呂入る」発言に賛否の声】
《10月24日、女優の剛力彩芽(25)が情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)にVTR出演。そこで明かした家族エピソードが賛否を呼んでいる。
テーマは「家族の『常識』」。剛力は「さすがにしょちゅうではないですけど」と前置きしたうえで、「家族とお風呂に入るとか……。母親とはしょっちゅう入るんですけど、父親も全然」と発言したのだ。
さらには「父親は長風呂なので『急いで』と言ったら、『いいよ、入ってきて』って言われて、全然一緒に入って」「旅行で貸し切り風呂にいったときは、みんなで入る」とも明かしたことで、スタジオ中がビックリ。
女子レスリングの吉田沙保里(35)は「すごーい!」「それくらい仲がいいってことで」と拍手を送るも、司会の加藤浩次(48)は「すごいね、お父さん……」と絶句していた。
そんな剛力と父親の“仲良し”エピソードについて、Twitter上も大騒ぎ。
≪ムリムリムリ≫≪ありえなくない!?≫≪きもちわるい≫と否定の声が続出するいっぽうで、≪正直うらやましい≫と25歳になっても父親と仲が良いことを肯定的に捉える意見もあった。 ちなみに父親は俳優の浅野忠信(43)に似ているそうで、剛力にとっても好きなタイプの男性のひとりとのこと。以前も「家族で出掛けると手を繋ぐほど仲がいい」と発言し物議をかもしていたが……。これがホントの“友達より大事なひと”なのだろうか。》※原文ママ
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剛力彩芽の父親はたしか本人とは26歳違いの51歳のはずである。51歳の父親と26歳の娘が一緒に風呂に入る!! 剛力彩芽んちの風呂がどれだけ広いのかは知らないが、なにかの拍子に互いの体が触れることもありえるだろう。湯船の縁をまたぐことだってあるはずだ。痩せた太った脱毛した、と身体の変化も目につくだろう。ああー、イヤラシい。
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ああ、そうだ。もし娘と一緒に風呂に入らなければならない羽目に陥ったら、まずは自分のムダ毛を処理せねばならぬ。あまり身体が汚れていては嫌われるので洗濯の予備洗いの要領で一度予備風呂に入っておかねばならぬ。鏡は意外なものが覗いたりして危険なのでできるだけ目に入らない場所、自分が写り込まない場所にポジションを取らねばならぬ。
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正直に告白すると私は温泉ですら人と一緒に入ることを好まない。温泉地にいっても必ず部屋つきの家族風呂、あるいはシャワーですませる。好まない、などと一丁前の口をきいてしまって申しわけなす。
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むかし小学校1年生のころ、親戚の家の近くの銭湯に母親に連れられていき、そこで嫌々ながら母親と一緒に女風呂に入れられたことがトラウマになっているのである。身体を洗っていたちょっと年増のお姉さんが浴場に入っていく私を見るなり視線をチンチンに据えて「アラ、可愛い!!」とのたまったのである。もしいまそんなことをいわれたら舌を噛んで死ぬしかない。
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私には年ごろの娘と風呂に入るなど、とうてい想像すらつかない危険な離れワザである。近親相姦、近親姦という言葉が即座にアタマに浮かぶ。いや、娘と入ったらそんなことをしたくなるというわけではなく、それほど、タブーに近いほど、遥か彼方に遠い行いだということである。
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ちなみにということでご紹介しておくと、成人同士の近親相姦の場合、日本、中国、フランスは違法ではなく、香港、台湾、イギリス、ドイツ、シンガポール、オーストラリアなどでは違法とされている。アメリカは州ごとに対応が違う(Wikipedia)。法律は原則として属地主義である。剛力彩芽んちの父さん要注意。
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剛力彩芽のあの見たところの天真爛漫さ、明朗さと父娘混浴とは関係があるのだろうか? 私はあると思う。裏と表、陰と陽、光と影、ついでに内と外、剛力彩芽は少なくとも家庭内において裏・陰・光・内の部分が圧倒的に小さいのである。家族に隠しているところが少ない。それがあの天真爛漫さに繋がっているような気がする。
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個が家族という集団のなかによく包摂されている剛力彩芽は、父と母そして姉だったかと一緒に培った感性や考え方に大きなウエイトを置いて生きている。であるからどこをとっても、なんというか複数の人間の最大公約数的な反応や個性しか感じさせない。表現者としてはもちろん、一介のタレントとしてもこれはあまり好ましいことではない。
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いや問題はこんなことではなくて、どうして成人同士の父娘混浴がふつうにできるのか? できるだけでなくふつうのことになりうるのか? であった。もしそこに母親の不在があるとすればいろいろとツジツマは合う。娘が一定の年齢になれば父娘混浴など母親が抵抗しそうなものにも思えるし。しかし剛力彩芽は母親ともしょちゅう、おっと間違いた(by荒木経惟)しょっちゅう、一緒に風呂に入っていると語っている。
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家庭に男は父親1人であとの3人は女という家族構成の影響は、きっとあるであろう。父親の向こう側に一般的な男性性を意識するきっかけが少ない。しかし仮に娘・剛力彩芽はそれでいいのだとしても、51歳の男、父親はそうはいかないと思うんだよなー。おおう、だんだん母親に似てきたなあ、なんてヤラシーことも思ったりしないとも限らないではないか。
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父娘混浴に限らず入浴とは、剛力彩芽んちの場合、公的な行いなのである。そしてひどくあけっぴろげのように見えて、実はそのぶん「私」はきつく小さく固く閉ざされている。剛力彩芽んちは裏・陰・光・内と「私」が小さい。
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剛力彩芽んちにおいては生殖としての性、快楽としての性は厳しく抑圧されている。に違いない。現状の剛力彩芽の一見したところの天真爛漫さはそこからもきている。と思う。あけっぴろげに露出できる以外の性を認められないということは、いつまでも子どもでいろといわれていることに等しいからだ。剛力彩芽んちは裏・陰・光・内と「私」と性が小さい。
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どうしてそんなことになったのだろう? そのほうが、たとえば私のように不純なエロから公共の性までがダラダラと地続きになっているよりもはっきりメリハリがついて楽しいかもしれないけれど。楽しいっていうのもアレだが。(了)
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