2017年10月7日土曜日

すでに“旧派”のイメージ強いジャニーズ、最後の秘策



10月4日放送の『おじゃMAP!! SP』が好調だったようだ。『スポーツ報知』などの報道によると『おじゃMAP!! SP』の視聴率は9.6%、前回から3.9ポイントの大幅増である。



カレン(CULEN)に移った香取慎吾(40)、草彅剛(43)が直後から活躍!! なのであるからジャニーズ事務所はとうぜんおもしろくない。しかもカレンはファンサイト「新しい地図」でジャニーズ事務所とは違う道を行く、と宣言しているのである。それが好感と期待をもって受け容れられているのを目のあたりにするのは心中穏やかではないはずだ。



マスコミでジャニーズ事務所幹部といえばまず名前が上がるようになった藤島ジュリー景子(51)は、9月22日に「新しい地図」が立ち上がった段階ですでにキーキーしていたらしい。51歳のキーキーは怖い。





◆『日刊ゲンダイDIGITAL』2017年10月3日配信
【SMAP3人再始動で勃発 ジャニーズ版「仁義なき戦い」の行方】

《「『なにこれ、冗談じゃないわよ!』と、金切り声が響き渡り、怒り心頭のようです」(ジャニーズに詳しい関係者)

元SMAP3人衆の動向に、ジャニーズ次期社長とされる藤島ジュリー景子副社長(51)が激怒しているという情報が業界を駆け巡っている。稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)が、昨年のSMAP独立騒動を牽引した元チーフマネジャーの飯島三智(59)と合流、公式ファンサイト「新しい地図」を先月下旬に開設したときのこと。

「ジャニーズを退社後、当面は静かにしていると思っていたところ、蓋を開けてみたら、3人そろって大っぴらに再スタートを切っている。しかも、ジャニーズではご法度でタブー視されているネットを最大限に活用しての戦略だったことで、ジュリー副社長の機嫌がめちゃくちゃ悪くなりました。旗振り役の飯島さんにしてみれば、ジャニーズのやらないところをやっているんだから問題ないでしょ、という言い分なのでしょう。ですが、副社長には、飯島さんが自分とジャニーズに喧嘩を売っているとしか思えない」と、ジャニーズに詳しい関係者が言うのだ。

 〈— 略 —〉

「飯島さんは付き合いがあったり、SMAP時代からのゆかりの著名人に対して、片っ端から番組出演のオファーを出している。タモリさんら大物も返答待ちというし、決まれば芸能マスコミが大々的に報じるに違いない。スポーツ紙では、ジャニーズ担当ではない記者が飯島派担当として新たについている。報じないよう横やりを入れることもできないでしょう」と、キー局ワイドショー芸能デスクがこう続ける。

「ファンクラブの有料会員の人数は、20万人とも30万人ともいわれていて、年間にすると軽く10億円もの運営費を持っているのが飯島さんと3人衆の事務所。年会費を更新する来年秋ごろ、次の会報にライブの情報を掲載します、とでもやるのでしょう。そうなればまた、有料会員はエサに飛びつくように更新していく。コンサートを材料にしたファンクラブ会員の集め方はジャニーズ事務所の十八番でありお家芸。ジュリーさんは間違いなく面白くない」

もともと飯島氏とジュリー氏はライバルで、ジャニーズを二分する勢力であった。組織が別々になったことで、飯島元マネが大胆不敵に仕掛けた芸能界版女の仁義なき戦い。“音”が鳴るのは時間の問題か》





「『仁義なき戦い』の行方」と煽っておいて「“音”が鳴るのは時間の問題か」で締めくくるなんていやん。



ファンクラブ会員数が曖昧なのは非公開措置がとられているからである。ファンサイト開設から3日間でほぼ10万人に達していることは付与される会員番号などで確認されているから、それからさらに10日以上経ったいま現在では20万人でも30万人でもおかしくはない。



同様に会員番号から推定されたジャニーズグループのファンクラブ会員数を見てみると、ダントツの「嵐」がどうしたわけか200万人!! 日本国民全員(約1億2700万人)の64人に1人!! なわけがないので、これにはすでに退会したり退会 → 再入会を繰り返したりの会員もカウントされているのであろう。コンサートチケットは会員でなければ入手できないのでこの傾向は顕著なはずだ。であるからもちろんキャリアが長いほうが有利。



で、以下順番にKinKi Kidsと関ジャニ∞が50万人前後、Hey! Say! JUNPとKis-My-Ft2が40万人前後、V6とNEWSが20万人台、Sexy ZoneとKAT-TUNが10万
人台後半ということらしい。



したがっていまのところは稲垣吾郎(43)、草彅剛と香取慎吾の3人ではあるけれども、すでにカレンはファンクラブ会員数でSexy ZoneとKAT-TUNを上回り、V6とNEWSに拮抗していることになる。



ジャニーズ事務所とカレンが対立関係にあることは一般にも広く認識されていて、さらにジャニーズ事務所のこれまでのやり方やSMAP解散 → 退所に到る一連の経緯から、ひいきはカレンに傾きがちである。これでさらにカレンに移籍するタレントが現れてくるとなると、事情はジャニーズ事務所にとっては一気に緊縛おっと間違いた(by荒木経惟)、緊迫してくる。



ジャニーズ事務所に打つ手はあるのであろうか? これからネットやSNSを開拓し活躍の場を求めるにしても、覇権を誇ってきた地上波テレビとの整合を図るのは難しい。



キーキー声が聞こえる。うむ。ジャニーズ事務所が得意にしていてカレンがなかなか手をつけられないものといえばタレントの発掘 → 育成であろう。とするとJr.をどんどんデビューさせて低年齢層のファンを掴むのが当座としては有効と思われる。



それ以外は、いろいろ考えてみると、なにをやるにしても過去のしがらみが少ないカレンのほうが圧倒的にフットワークが軽く優位だ。というわけで、やはりジャニーズ事務所にはお稚児さん。宿命である。伝統芸能としてでもなんとか生き残っていただきたいものだと思う。(了)




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