マリリン・マンソン(Marilyn Manson・48)がステージセットの下敷きになって病院に搬送されたと聞いて(「AFPBB News」2017年10月1日)、さっそくYouTubeをチェックしてみた。
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上がっとる上がっとる。聴衆が撮影した映像がすでに数本。2丁のピストル型のオブジェが左右に銃口を向けてステージ中央にあり、それに上がろうとしたマリリン・マンソンが足を掛けたときに全体が倒れかかったのであった。
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オブジェは高さが3〜4mほどありそうだけれども、フレームで組まれていて走り寄ったスタッフがほぼ1人でひき起こせるほどの重さだ。マリリン・マンソンは落下したのではなくその場に倒れただけのように見える。しかし御年すでに48歳。極端な話、自宅で転倒して亡くなるケースもあるので実際の怪我の程度はわからない。くるぶしだかかかとだかを骨折したという情報もある。
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コメント欄はザマーミロ!! とお大事に!!、と銃を規制せよ!! みたいなジョークが盛りだくさん。ロシア語圏からのメッセージもかなり。ちなみに事故が起きたのはニューヨークのハマースタイン・ボールルームである。
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そうそう、マスコミはついこのあいだまでくーだらない口喧嘩をしていた、いまや信仰者のジャスティン・ビーバーのところへぜひお話をいただきに伺っていただきたいものである。
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それにしてもメジャー・デビューから23年、おどろおどろしいアンチ・キリストの1キャラでよくここまでやってきたものだと感心する。いまにも振り切るように見せかけてぜんぜん振り切らない23年。それでも飽きないファンたち。私には理解できない。
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お話は変わるけれども、彼の国にはひどいビール腹になってもいまだ現役を続けるパンクロッカーがたくさんいるし、そういうPunk But Goodies専門みたいなクラブもあるらしい。なんというのか、この肯定する力の強さというのか、力強く肯定するバカさというのかはアメリカならではである。
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ああ、パンクロックに限らない。往年の人気バンドがいま現在もライブに奮闘してけっこう動員しているようすをYouTubeでよく見かける。いろいろなバンドのヒット曲・有名曲を演奏する「THE CLASSIC ROCK SHOW」も人気がある。この人たちはメンバーの入れ替わりが激しいけれどもたいへんお上手で、サンプリングかシュミレートかで音色もそのまま再現。The Who、RainbowからFleetwood Mac、Steely Dan、Toto、なんでもござれで聴かせる。
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でもって往年のファンも大満足。ローカル・サーキット中心のバンドだろうから、オラが町にもやってきたらつい観に行ってしまうかもしれぬというクォリテイだ。フィナーレ、Lynyrd SkynyrdのFree Birdでは、それまでお行儀よく椅子に座っていた見るからに田舎のジイサンバアサンたちが立ち上がり潤んだ目で盛大に拍手をしていた。
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この曲が発表された1973年はベトナム戦争が最終局面を迎えていたときだ、この町にもベトナム戦争やロックはやってきたのだろうか、と考えたら不覚にも涙がチョチョ切れた。おっとよく見たらこれはイギリスでのコンサートではないか。とにかく、力強く肯定するバカさも大切よ。
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Led ZeppelinやAC/DC、Pink Floyd、Iron Maden、Black Sabbathなど、それぞれ専門のカバーバンド(Tribute Band)も活発に活動している。なかでThe iron Madensという女ばかりのバンドが私はスキである。理由はギタリスト・COURTNEY COX(28)をご覧いただければおわかりになるであろう。んもー、アメリカ女である。テクニシャンでほかのバンドのライブにもいろいろ顔を出している。
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いったんは完全に過去のものとなりつつあった曲なりバンドなりがこうして再び表舞台で脚光を浴びているのを見ると、ほんとうにロックは死んだのだなあと痛感する。マリリン・マンソンが生きながらえるほどロックは死ぬ。そんなもんざんず。ちびっとはGG Allin(享年36)やWendy O. Williams(享年48)をみならえ。
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カレンとジャニーである。いよいよCULENのヨイショ記事が、私が知るかぎりでははじめて登場した。掲載誌はやはりジャニーズ事務所とはあまり仲のよくない『週刊女性』であった。かなり長いので抜粋しよう。
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◆『週刊女性PRIME』2017年10月1日配信
【元スタッフら明かすSMAPのファッション戦略会議と「秘密リスト」の存在】
《『新しい地図』で再始動したSMAP元メンバー3人。それを支えたのは「6人目のSMAP」こと育ての親のIマネージャーだった。ジャニーズ事務所時代から、ジャニー社長にさえもマネができないような愛情の注ぎ方をしてきたという彼女。多忙を縫ってSMAPのためにしてきた、凄味すら感じさせるその中身とは──。
「SMAPのファッションを支えてきたのは、間違いなくIマネージャー。もともとセンスのいい方でしたが、ファッション誌をよく読んでいました。流行をいち早く取り入れ、自分がファン目線になって見たいファッションをメンバーにさせていたんです」
と語るのは元ジャニーズ事務所スタッフ。脱退した森且行とは違う意味で“6人目のSMAP”とも呼ばれ、グループを国民的人気にしたIマネージャーの手腕のことだ。
そんなI氏が『株式会社CULEN』を立ち上げた。ジャニーズを辞めた元SMAP3人が所属する芸能プロダクションだ。ファンクラブ『新しい地図』のホームページを開くと、インパクト抜群の動画が流れ、次々にメッセージが浮かび上がる。
「3人のセンスが生かされているのでしょうね。香取慎吾さんはコンサート演出を手がけ、デザイン的なセンスも持っている。草なぎ剛さんもベストジーニストで殿堂入りしているし、映画好きの稲垣吾郎さんには独特の美意識が育っている」(芸能事務所関係者)
それもIマネージャーによって磨かれたところが大きい。
実は、彼女がジャニーズ事務所時代にSMAPの5人のためだけに作っていた、ある「秘密リスト」があるという。
いったいどういうものかというと──。
〈— 略 —〉
SMAPがいつ、どの雑誌にどういう髪型やファッションで登場し、どんな話をしたかをすべてチェックした緻密なデータをデスクに打ち込ませていたのだ。
「そのデータをもとに5人のビジュアルについての指示をひとりで出していたんです。毎日、スタイリストさんやメイクさんに細かい注文を伝えて。タレントのスケジュール管理はチーフマネージャーの仕事で、それだけでも大変なんですが。ほかに、メリーさんとの打ち合わせや会議もありましたからね」(元スタッフ)
チーフも含めてマネージャーたちはもっぱら現場仕事で、事務所に来ることは珍しかった。が、Iマネージャーだけは毎日、事務所に出社して、それから現場にも顔を出していた。ジャニー社長にもマネできないような、愛情の注ぎっぷり。SMAPがいかに長く、高い人気を保っていけるかだけを考えてのことだ。
〈— 略 —〉
ところで、木村と香取はグループでも一、二を争うオシャレ好きだ。そこにも、Iマネージャーの影響があった。
29日に発売された新刊『SMAPがいた。僕らがいた』には、「これからのアイドルには同性の支持も必要」「いまどきの男の子みたいな服を着たほうがいい」という考えから、Iマネージャーがふたりに英才教育を施した話が紹介されている。
「日本のボーイズファッションをリードするカリスマスタイリスト2人を連れてきて、SMAPを担当させた結果、サーファーとかのアメリカンカジュアル志向の野口強さんが木村さんと意気投合。ヨーロピアンでドレッシーなモード系を得意とする祐真朋樹さんが香取さんと仲良くなったんです」(元スタッフ)
〈— 略 —〉
同書には、香取のこんな変化が描かれている。
《身長などの体型にも恵まれた香取は、おしゃれにどハマリして、どんどんエスカレート。『服バカ至福本』(集英社)というDVD付きの本まで出してしまった。そこには、洋服用に借りているという倉庫のなかでお気に入りの服について嬉々として説明する姿が。洋服に使ったお金は2億円ともいうから、もはや趣味とかのレベルではない。》
世間的にはまだあまり見せていないこうした才能も、今後は大きな武器となるだろう。そう、Iマネージャーはグループを売るだけでなく、メンバーの人間力も養ってきた。事務所に残ったふたりも含め、元SMAPたちは彼女によってもたらされたものを支えにしながら、みずからの道を切り拓いていく──。》
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そんなIマネージャー=飯島三智は『おじゃMAP!!』(フジテレビ)のキャスティングにも参加するようになったらしい(「サイゾーウーマン」2017年10月1日配信【「飯島さんが戻ってきた」フジ『おじゃMAP』のキャスティング介入に「怒涛の勢い」「逆襲」】)。
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視聴率が低迷していた『おじゃMAP!!』の現場はウェルカムだという。飯島三智のスピードとエナジー(by藤原紀香)はスゴい。オラもマリリン・マンソンの真似をするのはもう止めて、みならおう。(了)
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