2018年10月2日火曜日

地球温暖化の魔の手が……。台風もその一部



ワタクシの不明のいたすところかもしれませんけれど、近ごろ地球温暖化のお話をとんと聞かなくなりました。少なくとも自由在宅労働者のオヤジの周囲にそういう話題はありません。もうみなさん飽きてしまったのでしょうか?



違いますねー。いよいよその脅威が現実に降りかかりはじめているので、ことさら危機感を煽ることは止めましょう、ということなんじゃないんですか? 自殺現場の映像がニュースで流されないのと似たようなもので。



たとえばここ数年、几帳面の子だくさんみたいにボコボコボコボコ生まれてはやってくる大型台風も温暖化の影響を受けているというのはご存じですよね? ご存じない?



ううむ。そういえばこのあいだ大気中の二酸化炭素濃度増加の原因は石油や石炭の燃やし過ぎ、ということも知らないヤツがいらっしゃいました。化石燃料はなにかの燃料が化石になったものらしいです。鶏肉を「バード」と呼ぶ可愛いヤツですけれども、そんなヤツが世の中には案外たくさんいらっしゃるのかもしれません。



それはですね、気温が上がると海水の温度も上がりですね、すると海水温度が高くなればなるほどたくさんの水蒸気が発生して、台風が発達しやすくなるわけですよ。で、今年みたいに強力な台風がガンガンやってくる、ということです。



また温暖化→大量の水蒸気発生、は巨大積乱雲(スーパーセル)も出現させます。通常の積乱雲は数kmから十数kmの幅ですけれども、これが数十kmにも大きくなってパワーアップします。すると局地的豪雨や落雷の多発がおこります。1時間に100㎜以上の雨が2時間も続けば都市によっては完全に水没するところも出てくるらしいっす。



またカミナリが多発するとその周りに強い電磁波が発生し、カミナリサージという異常電流をつくりだします。でもって電子機器が使用不能になりカミナリサージクラッシュという状態に陥ります。都市機能がマヒしますね。病院なんかタイヘン。クワバラクワバラ。



実はこれらのお話は2016年9月4日に放送された『MEGA CRISIS 巨大危機~脅威と闘う者たち~ 第1集 加速する異常気象との闘い』(NHK)で放送されたものです。当時、マ、マジっすか!! とちょっとした恐慌をひき起した番組です。いまもNHKオンデマンドで見られますから、ぜひあなたものっぴきならない恐怖を味わってみてはいかがでしょう。



しかも、温暖化が進んでシベリアなどの凍土が融け、そこに膨大に封じ込められている強力な温室効果ガスであるメタンが放出されはじめているというお話までございます。



すると、温暖化→温室効果ガスの放出→温暖化→温室効果ガスの放出という悪夢のサイクルが生まれるんですね、これがまた。誰にも止めようのない暴走温暖化ですよ。もう引き返せないその一点はすでに超えてしまっている、ともいわれています。



ですから異常気象の原因は「プーチンの気象兵器」とか、「HAARP(High Frequency Active Auroral Research Program)=高周波活性オーロラ調査プログラム」は地震・気象兵器だ!! とか、見方によってはかなりのん気なヨタ話にうつつを抜かしている場合ではないのです。日々ゲップひとつ、オナラ一発にも気をつけて温暖化の進行を防がなければなりません。



実際に台風や集中豪雨のたいへんな被害が出ているというのに、ワタクシのこの明朗さはいかなる精神がなせるワザなのでしょう? われながら不謹慎を超えてヤケのヤンパチになっているような気もします。



デビッドボウイ(David Bowie)の『ファイヴイヤーズ(Five Years)』のように、ある日ニュースが「私たちにはあと5年しかない」と告げたとして、ワタクシはまったく驚かない自信があります。



たぶんマーケットスクエアにいるたくさんの母親たちは(『ファイヴイヤーズ』の歌詞とは違って)ため息をつくこともなく、いつものように笑って世間話にうつつを抜かすのだろうとも思いますねえ。そうなることはみんなほんとうはもうずうっと以前から知っていたのですから。



うむ。でもって、そんなふうにしていつもと変らず、粛々と人類が滅亡するというのは、淡々と死んでいくというのは、愚かな、バカなバカなバカな人類にたったひとつ残された矜持を保つすべなのかもしれません。怖がらせるつもりはありませんけれども、もう事態はそこまで進んでしまっているのではないでしょうか。(了)





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