いまやソフトバンクの孫正義(61)に「正直羨ましい」、トヨタ自動車の豊田章男(62)に「僕じゃできない」といわしめたZOZO前澤友作(42)です。しかし誉めているわけではありません。先達のお2人は「いいよなあ、バカで。アイツは」とおっしゃっているのです。
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たしかにちょっとその気配がないともいえない前澤友作でさえSNSでのバッシングはこたえちゃうんだー、と、ちょっと意外で新鮮な気分になれたのがこのニュース(↓)です。
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◆『スポニチアネックス』2018年10月6日配信
【ZOZO前澤友作社長 批判や嘲笑「屁でもない」アンチ対応でアンケート実施「スルー?POISON?」】
《女優の剛力彩芽(26)との交際も注目されるファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するスタートトゥデイの前澤友作社長(42)が6日夜、自身のツイッターを更新。“アンチ”への対応をめぐり、アンケートを開始した。
(1)は「スルー派」で「前澤さん、あんた一部上場企業の社長で、いい大人なんだから、アンチはスルーしようよ。反応したら負け」。(2)は「POISON派」で「前澤さん、あんた一部上場企業の社長だけど、言いたいことも言えないこんな世の中じゃPOISON、だからもっともっとやれー」。「どっち??」と2択で票を募っている。
この1時間前には「言うわ。批判したい奴も嘲笑したい奴もどうぞどうぞ。そんなの屁でもないわ。何言われようが、昔からギリギリの中で自分確立してきて今があるから。お前らがSNSやテレビの中で人のこと馬鹿にしてこそこそ笑ってる間に、俺は進むわ。月へも行くわ。だから、いつまでもそうやって笑ってればいいよ」「品なんかないけど、夢はあるわ」と感情をあらわにしている。》
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ワタクシTwitterもFacebookもInstagramも一切やっておりませんのでよくわからないのですけれども、いままでSNSでバッシングされて激しく傷ついた、とかいわれても、まったくピンときておりませんでした。
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仲間はずれにされて辛かった、とか自殺にまで追い込まれた、というのはSNSのバッシングの内容が身の回りの現実の人間関係にもとづいているからこそ残酷な凶器たりえるのであって、どこの誰やらわからない人間からのメディアの情報にもとづいた誹謗中傷、論難、批判などどれだけ受けても別にどうってことないじゃん、自分が見なけりゃいいだけじゃん、と思っていました。
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たとえ人気商売で、さらに人さまの目をことさら気にするようなタイプであったとしても、SNS上のバッシングを相対化できる情報——たとえば人気ランキング、最近の作品のマスメディアでの評判、売り上げなど、はたくさんありますし。そーんな、一般人のグチグチネチネチに囚われることはないでしょうに、と。
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しかし、だがしかーし。実際に前澤友作がこうして激しくテンパっているのを見ると、ふうん、やっぱり効くのかなあ〜、と思い直したりしました。たいしたもんだよSNSのバッシング。
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あ、そうね。前澤友作さんも実はそういうのが激しく気になるタイプなのよね、きっと。あらそうだわよ。あらいやだ、いままでどうしてもっとやさしく見てあげられなかったのかしら。まえまえからいっていた認知欲求、承認欲求の度が過ぎるっていうのはつまり、イコールそういうことなのにね。あらいやだわたしったら(by IKKO)。
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この文脈で眺めれば、今回で2回目になるアンケート調査にしても、SNS上のバッシングを相対化できるなにかが欲しい、ワラをも掴みたい、という、一般の印象とはかけ離れた切実な思いでやっていることなのかもしれません。いやそうに違いないでしょう。
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ちなみに8月に行われたアンケート第1回目は「前澤友作を応援したいか?したくないか?」というものでした。結果は寄せられた回答のうち約7割が「応援したい」だったそうです。お疲れさまです。
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で、今回、2回目のアンケートは、まとめると「前澤友作はバッシングに対してスルー派でいくべきか? POISON派でいくべきか?」です。ちょっと待って!! 「POISON派」ってなに? たぶん前澤友作のTwitterをたどればわかるのでしょうけれども、そんなことメンドくさいですぅ。Twitterやってないし。
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といっているあいだに思い出したのが反町隆史(44)の『POISON』です。もしかしてこれでしょ? 1998年に発表になった歌謡ロックみたいなヤツ。反町隆史の作詞がまともにいまの前澤友作ふうです。布袋寅泰(56)の同名異曲(1995年発表)もありますけれどこちらにはスルー派で。
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[POISON]
いつまでも信じていたい 最後まで思い続けたい 自分は生きる意味があるはずと
冷めた目で笑いかけてる
魂を侵された奴
涙を流す痛みはあるのかい?
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON
俺は俺をだますことなく生きてゆく OH OH
まっすぐ向きあう現実に
誇りを持つために
戦う事も必要なのさ
階段にすわりこんで
終わらない夢の話を
夜が明けるまで語り続けてた
さりげなく季節は変わり
無意識に視線を落とし
流される事に慣れてゆくのか
小さな夢も見れないこんな世の中じゃ POISON
自分らしさずっといつでも好きでいたい OH OH
自由に生きてく日々を
大切にしたいから
行きたい道を今歩きだす
汚い嘘や言葉で操られたくない POISON
素直な気持ちから目をそらしたくない
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ POISON
俺は俺をだますことなく生きてゆく OH OH
まっすぐ向きあう現実に
誇りを持つために
戦う事も必要なのさ
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いやいや、熱いじゃないか友作くん。1998年といえば友作くん22歳のときだろ? うん、こりゃ間違いないね。もうみなさんご存じだったのかもしれないけどね。それにしても浦和出身の反町隆史と鎌ヶ谷出身の友作くん、お互いになにかあい通じるものがあるんだろうねえ。やっぱりねえ。(by 平泉成・74)。
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あ、そうそう。今回申し上げたかったことは、言葉のチカラというのはたいへんなものなのですねえ、という寝ぼけたような感想でございました。失礼いたしました。(了)
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