2015年10月18日日曜日

母マリ、娘えみり。辺見ん家はたくらみがいっぱい!!




いまさらの話である。キム兄こと木村祐一(52)と辺見えみり(38)が離婚したのは2008年だが、いまごろその真相が明らかになったというのである。またいつもの正体不明の「関係者の証言によると」である。ネットニュースの『ビジネスジャーナル』である。



辺見えみりの母親、辺見マリ(65)の借金が原因だったというのである。祐一はその一部を肩代わりしたものの、金額が大きかったせいで、えみりとの仲にもヒビが入ってしまった、というのである。



確かに辺見マリが「拝み屋」と呼ばれる人物に洗脳され、5億円を騙し取られたという話は有名である。1988年から2001年にかけてのことである。えみりが祐一と結婚したのは2006年だから、多額の借金が残っていてもおかしくはない状況である。




それにしても当時42歳のマリのヘアヌード写真集『INFINITO』(竹書房)が発売されたのは1993年なのである。マリ、わずか5年で丸裸にされたわけである。タオル代わりにヘビだけ貸してもらえたのである。



結婚当時の祐一は売れっ子だったので、とたんに辺見一家の稼ぎ頭になったのである。マリはといえば、離婚した西郷輝彦(68)との元夫婦ディナーショーで全国営業の旅なんかをしていたようである。



ということは、テルテル(輝彦)もそうとうヤバかったのである。わざわざいうまでもないが、テルテルはえみりの父親である。祐一、とっても重い荷物を背負わされたわけである。




2人が結婚したとき、えみりがどうしてバツ2の木村祐一なんかと? と思ったものである。きっとこれが答えだろう。金である。追証がわりの祐一である。販促イベントなどに呼ばれたおりに、かたくなに夫婦不仲説を否定し続けていたえみりのぎこちなさが、いま切なく蘇ってくるではないか。



しかし、マリの洗脳が固かったころに一時は絶縁までしたのに、その借金返済のために結婚までするとは、実に親孝行な娘と称賛すべきか、それともしたたかに腹黒いヤツと蔑むべきか、難しいところではある。やはりえみりにも借金の火の粉は降りかかっていたはずだから、腹黒のほうだろう。



そういえば、えみりとの結婚は祐一の「5回戦のうちの3回戦目」だといって、お笑いのネタにもされていたのである。そこにはすでに離婚が前提という雰囲気があったのだろうか、と勘繰ってしまうのである。ちなみに祐一は現在まだ4回戦目である。


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また小ネタが出てきた。えみりが2001年の『オールスター感謝祭'01超豪華! クイズ決定版21世紀最初の特大号』(TBS)で初出場初優勝の快挙をなし遂げて得た賞金、303万円も結局は焼け石に水だったのである。



えみりが現在の夫、松田賢二(44)と結婚したのは2011年である。賢二は仮面ライダーシリーズ→昼ドラ、という定番路線で一時人気のあった俳優である。いまは地味な脇役に落ち着いているようだ。推定年収400万円である。つまり2011年時点で、マリの借金問題はほぼ片が付いていたと見るのが妥当だろう。そこまで大げさに語る問題でもないが。



しかしそれにしても、祐一と賢二はルックスからしてほぼ正反対ではないか。
祐一とライダー俳優だよ。また私のロクでもない持論「結婚の少なくとも2割は合法的な売春」説が強化されたではないか。ああ、なんと薄ら寒いことか。


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本論である。「関係者」は、なぜいまごろになってえみりと祐一の離婚の真相、などという話を持ち出したのか? である。最も単純な答えは祐一をプッシュ、である。祐一、9月11日にレシピ本『キム兄&クックパッド つまみ越え』(主婦と生活社)を出版し、今月9日に出版会見を開いたばかりなのである。



ホサれたという噂が出るくらいパッとしない近頃の祐一、再浮上のチャンスなのである。そうか? 税別741円、クックパッドのパブリシティに毛の生えたような本なのである。たいしたものではない。



しかも発売から1ヵ月も経っての会見である。よほど売れ行きが悪く「クックパッド 」側に要請されてしかたなく、という感じがするのである。祐一、これ印税じゃなくてクックパッドとのギャラ契約でしょ。逆にだからこそ、こんなものにもワラにもすがる思いで、といわれて、まあそうかな、な感じなのである。


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しかも吉本の芸人がこういう仕掛けにのっかった例はあまり見たことがないのである。それに祐一、えみりとの離婚の原因については、DVがあったとの噂が流れても、ひとことも発しなかった男なのである。結婚3ヵ月で浮気、というのは事実のようだから仕方ないにしても。いまさらそれをもちだすとも思えないのである。



また脇道である。えみり、2011年に発売したエッセイ集『Emiri Book』(ワニブックス)で、離婚の真相を語ったといわれていたのである。それによると、「真相」というのは、祐一が結婚3ヵ月で浮気、怒ると怖い、くらいものであったのである。しかし2011年といえば賢二と再婚した年なのである。えみりのやることなすこと、一筋縄では行かないのである。



私としては、今回「関係者」は、えみり側の人間だと思うのである。祐一もだが、えみりも賢二と結婚以来あまりパッとしないのである。ママタレの道も開けていない。多少はリスキーな内容でも、なにか話題がほしいところである。しかし、いまさらむかし一度、語ってしまったことになっている離婚の真相、しかも母親のマリの借金が原因など、自分から語れるわけもないのである。




そこにまたノコノコと現れた祐一である。まさに渡りに船、格好の踏み台になったのではないかと疑うのである。「関係者」の話がネットニュースで流れたのは、祐一の出版会見から8日後の17日である。



しかしこれはえみりにとってもマリにとっても決していい話ではない、マイナスイメージになる、と思わるかもしれない。しかしそうではないのである。9月14日に放送された『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP』(テレビ朝日)でマリが語った「拝み屋」による洗脳被害の一部始終が、大反響を呼んでいるらしいのである。



そして、すでにこんなことがマイナスイメージになるような地点に、とりあえずマリは立っていないのである。えみりにしても、祐一との結婚そのものが借金返済目的の計画であったということさえ伏せておけば、ただ母親の不始末で離婚した被害者ですむのである。同情されるかもしれないのである。マリ、さっそく『ノンストップ』(フジテレビ、9月18日放送)に呼ばれたし。




ということで、番組の放送以来、本人のマリばかりでなくえみりにも、さまざまな声が届いているらしいのである。マリもほとんど消えかかっていた人間である。パッとしない娘のえみりのアタマに、母娘ともどもこれに乗っかっていこう!! という考えが浮かんでもおかしくはない、というか、むしろそのほうが自然だと思うのである。ボーッとしているマリに、こんな知恵はない。



『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間SP』では、借金問題がえみりと祐一の結婚、離婚の真相にあったことは語られていないし、今回の「関係者」の発言をきっかけにもうひと押しできれば、実際に仕事、金になるところまで漕ぎつけられるかもしれないのである。



理想的には『しくじり先生 俺みたいになるな!!』でのマリのPart2出演である。「しくじり歌手」としての足もとを盤石なものにするのである。ついでにテルテルとの離婚の真相などという、ジジババ好みのネタもある。もしかしたらもうテレビ局側にアプローチをすませているかもしれない。




最悪でも母娘揃っての「祐一さんごめんなさい」はあるだろう。祐一、また無言を貫くだろうし、好都合な男である。あまり仲がよくないといわれる母娘だが、生活のためには結託するだろう。



しかも、しかもである。有吉弘行(41)の猿岩石時代の相方、森脇和成(41)が、マリの所属する『HENMI プロモーション(辺見プロモーション)』から芸能界復帰するのである。10月17日のネットニュース『週刊女性PRIME』で報じられたのである。



きっかけは『しくじり先生 俺みたいになるな!!&Qさま!z! 合体3時間SP』(テレ朝)への出演である。ここで和成は芸能界復帰を明言こそしなかったものの、勤務していた貿易会社を辞めると宣言していたのである。




特番タイトルなのでややこしいが、和成が出たのはマリが出演したのと同じ番組である。マリの出演回放送日(7月14日)のほぼ1週間後の7月20日に放送されているのである。そして和成はなんとさらに10日後の8月1日付で『HENMI プロモーション』の所属になっているのである。匂うのである。



『HENMI プロモーション』は「辺見プロモーション」であり、もともとは辺見マリの個人事務所である。サイトを見ると20数名のタレントが紹介されている。しかし私が見知っているのは辺見マリ、えみり母娘だけである。



あるいはアニソン好きな方なら高橋洋子(49)に注目されるかもしれない。私の知っている高橋洋子(62)は女優のほうだけである。『北の家族』『サンダカン八番娼館 望郷』である。で、しかし陣容はそんなものである。とにかく『HENMI プロモーション』、かなり細々なのである。事務所としてもここらで一発ほしいわけである。


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であるから、『HENMI プロモーション』はこれから「しくじりプロモーション」として頑張っていくのである。地方の講演会なんか、いい感じである。メニューは「人に騙されない方法、洗脳の怖さ」と「人生の一発屋にならない方法、有吉弘行の秘密」の2本立てである。第2部は歌謡ショーである。もちろん「私生活」と「白い雲のように」が目玉である。



あれ? これでは昔、マリがテルテルと2人で全国を行脚した元夫婦ディナーショーとあまり変わらないのである。でもそれでもいいのである。目標は「しくじり芸能人再生工場」である。しくじり芸能人を集め、和成—有吉ラインを利用して、『有吉反省会』に呼んでいただくのである。とにかく、辺見ん家はたくらみでいっぱいなのである。(了)





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